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第104話 真実を伏せて
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王城の最奥、重厚な扉の向こう──玉座の間のさらに奥に設けられた私室。そこは王アルヴァン四世と宰相レオナードだけが足を踏み入れる、王国随一の密談の間だった。
その晩、二人はレオンからの極秘報告を受けていた。魔道具による厳重な遮音結界を張り巡らせ、人払いも済ませた完全な密室で、ようやくレオンは重く口を開いた。
「……俺が追っていた〈黒翼〉の動向ですが、王・帝国境にある旧鉱山跡で、連中は何か儀式を行おうとしていました」
その声は冷静だった。淡々とした口調に、逆に重みがあった。
「鉱山跡の地下には、古代の遺跡が隠されていました。どうやらかつての祭場だったようです。そこを利用し、〈黒翼〉は闇の力を高めるための儀式を進めていたようです」
王も宰相も一言も発さず、じっと耳を傾けている。レオンの報告には一切の虚飾がなく、どこまでも現実を見据えたものだった。そう思わせるほど、レオンによって真実味を帯びさせられていた。
「そして、儀式の中心にいたのは──エリオットでした」
その名を聞いた瞬間、王と宰相の眉がぴくりと動く。だが口は挟まない。
「元は王国の〈聖騎士〉、しかし今や完全に〈黒翼〉と結託し、王国に牙を剥こうとしていました。闇の力を利用して復讐しようというつもりだったのでしょう。ですが、儀式は俺の介入によって未遂に終わり、最悪の事態は回避されました」
そこまで話すと、レオンは一瞬だけ沈黙する。その内心では、語らなかった真実──〈黒翼〉の狙い、オーソンの記憶にある〈門〉の存在、ベリアナの名、地下深くの封印──それらすべては敢えて意図的に伏せている。
(……この情報は、王国はおろか帝国、聖教国にも絶対に洩らすべきではない。知ったところで、こいつらは己の欲望のために利用しようとするだけだ、いや、必ずそうする)
王と宰相は、レオンの報告に微塵の疑念も挟まなかった。それだけ〈黒翼〉とエリオットが企んでいた陰謀が、王国にとって非常に脅威だと感じていたのである。また、レオンの的確な分析には、それだけの説得力があった。
「よくやった、レオン。……エリオットが〈黒翼〉と通じていたことは先の討伐戦で明らかだったが……無念だが、これが現実か」
王の低く沈んだ声に、宰相も深く頷く。
「追放されたとはいえ、かつては〈聖騎士〉のスキルを授かった者。その衝撃は大きいでしょうな。ましてや、儀式の中心にいたとなれば、王国の威信にも関わります」
レオンはただ黙して頭を垂れる。感傷も、同情も、そこには微塵もない。
(……結局、こいつらの頭の中にあるのは“王国の威信”ばかりだ。国を護るとか言いながら、守りたいのは自分たちの面子と権威。そのためなら、どんな真実も隠すし、利用もするだろう)
宰相が静かに言葉を継ぐ。
「ご苦労でしたな、レオン殿」
王も小さく頷き、レオンに向けて告げた。
「お前の報告は、王国の威信に関わる重みを持つ。……よくぞ冷静に対処した。今後も、この件はお前と我ら三人だけの胸に留めよ。他言無用だ」
「御意」
短く、低く──レオンはそれだけ答えると、静かに立ち上がった。
椅子を引く音すら抑えるように、無駄な動きを一切見せず、一礼してその場を後にする。
重厚な扉の向こうへと消える直前、彼はちらりと王と宰相を一瞥したが、既に話題は別のことに移っていた。
(……まあ、こいつらの思惑は読めてる。俺を“駒”として使い続けたいんだろうよ。都合のいい道具が手に入ったって面をしてやがる)
扉が静かに閉ざされ、再び私室は重苦しい静寂に包まれる。
──レオンが去った後も、二人の胸にはその報告が、まるで鋼のように重く、沈み続けていた。
「レオン殿によって捕縛した〈黒翼〉の幹部から、情報を引き出します。何としても連中を抑えねばなりません」
「うむ、王都に到着次第尋問を開始せよ。……ところで、帝国と聖教国にはどう説明するか、だが……」
「……そこまで事が大きくない以上、ある程度そのまま伝えればよいかと……」
そう言って、宰相は卓上の地図に視線を落とし、指で封印のあった鉱山跡を示した。
「〈黒翼〉の動向を追っていたレオンが、鉱山跡に潜入した。そこは古代の地下遺跡で、儀式施設が存在し、エリオットらはそれを利用し、〈黒翼〉の力を高め、王国に復讐しようとしていた。しかし、レオンの邪魔で儀式は未遂に終わり、危機は回避された。──それでよろしいでしょう」
「……事がこれ以上大きくならなかったのは、不幸中の幸いといえよう。“古代の祭場”とやらが何かはわからぬが、帝国にも聖教国にも、その辺は適当に伝えればいい」
「当然です。外交で騒ぎ立てられても、情報が得られぬのでは教えようがないと、適当にあしらえば済むことです。追加で情報が得られれば教えると伝えておけば十分です」
宰相はふっと息を吐き、視線を地図から離すと、低い声で続けた。
「……ただし、外交姿勢は慎重に見極めねばなりません。特に聖教国に対しては、先の会談における裏切りまがいの行動──勝手な聖騎士団派遣を見過ごすわけにはいかないでしょう。鉱山跡での戦闘による被害も小さくはありません。今後、聖教国には厳しく当たるべきだと思われます」
「ふむ、帝国はどうする?」
「帝国とは、引き続き二国間での協議を進めるべきです。幸い、あちらも聖教国の横暴には辟易している。利害は一致しています。まずは王国と帝国の連携を強め、聖教国の出方を牽制するのが得策かと」
「……聖教国には、こちらの態度を明確に示す好機だな」
「ええ。むしろ聖教国の方が焦るでしょう。“祭場”の情報も一切渡す必要はありません。こちらの意向に従わねば、ますます孤立するだけです」
「その通りよな」
「レオン殿が帝国や聖教国を抑えて我が国だけに報告したのも、この状況を見越してのことでしょうな。正直、我々よりよほど外交的です」
王はふっと満足げに笑みを浮かべた。
「……あやつは実に頼もしい。きっと今後も王国のために働いてくれるはずだ。──いや、働かせねばなるまい」
宰相もまた、同じように薄ら笑いを浮かべ、静かに頷く。
「間違いありません。我らの“最良の駒”として、存分に役立ってもらいましょう」
──王と宰相は、まるで確信したように頷き合う。
だが、その目の届かぬ扉の向こうで、既に去ったレオンの背は、静かに笑っていた。
(……そう思ってるうちは、まだまだ甘いな。むしろこちらが利用させてもらうとしよう。ま、お前らに利用する価値があるかどうかは知らんが)
その晩、二人はレオンからの極秘報告を受けていた。魔道具による厳重な遮音結界を張り巡らせ、人払いも済ませた完全な密室で、ようやくレオンは重く口を開いた。
「……俺が追っていた〈黒翼〉の動向ですが、王・帝国境にある旧鉱山跡で、連中は何か儀式を行おうとしていました」
その声は冷静だった。淡々とした口調に、逆に重みがあった。
「鉱山跡の地下には、古代の遺跡が隠されていました。どうやらかつての祭場だったようです。そこを利用し、〈黒翼〉は闇の力を高めるための儀式を進めていたようです」
王も宰相も一言も発さず、じっと耳を傾けている。レオンの報告には一切の虚飾がなく、どこまでも現実を見据えたものだった。そう思わせるほど、レオンによって真実味を帯びさせられていた。
「そして、儀式の中心にいたのは──エリオットでした」
その名を聞いた瞬間、王と宰相の眉がぴくりと動く。だが口は挟まない。
「元は王国の〈聖騎士〉、しかし今や完全に〈黒翼〉と結託し、王国に牙を剥こうとしていました。闇の力を利用して復讐しようというつもりだったのでしょう。ですが、儀式は俺の介入によって未遂に終わり、最悪の事態は回避されました」
そこまで話すと、レオンは一瞬だけ沈黙する。その内心では、語らなかった真実──〈黒翼〉の狙い、オーソンの記憶にある〈門〉の存在、ベリアナの名、地下深くの封印──それらすべては敢えて意図的に伏せている。
(……この情報は、王国はおろか帝国、聖教国にも絶対に洩らすべきではない。知ったところで、こいつらは己の欲望のために利用しようとするだけだ、いや、必ずそうする)
王と宰相は、レオンの報告に微塵の疑念も挟まなかった。それだけ〈黒翼〉とエリオットが企んでいた陰謀が、王国にとって非常に脅威だと感じていたのである。また、レオンの的確な分析には、それだけの説得力があった。
「よくやった、レオン。……エリオットが〈黒翼〉と通じていたことは先の討伐戦で明らかだったが……無念だが、これが現実か」
王の低く沈んだ声に、宰相も深く頷く。
「追放されたとはいえ、かつては〈聖騎士〉のスキルを授かった者。その衝撃は大きいでしょうな。ましてや、儀式の中心にいたとなれば、王国の威信にも関わります」
レオンはただ黙して頭を垂れる。感傷も、同情も、そこには微塵もない。
(……結局、こいつらの頭の中にあるのは“王国の威信”ばかりだ。国を護るとか言いながら、守りたいのは自分たちの面子と権威。そのためなら、どんな真実も隠すし、利用もするだろう)
宰相が静かに言葉を継ぐ。
「ご苦労でしたな、レオン殿」
王も小さく頷き、レオンに向けて告げた。
「お前の報告は、王国の威信に関わる重みを持つ。……よくぞ冷静に対処した。今後も、この件はお前と我ら三人だけの胸に留めよ。他言無用だ」
「御意」
短く、低く──レオンはそれだけ答えると、静かに立ち上がった。
椅子を引く音すら抑えるように、無駄な動きを一切見せず、一礼してその場を後にする。
重厚な扉の向こうへと消える直前、彼はちらりと王と宰相を一瞥したが、既に話題は別のことに移っていた。
(……まあ、こいつらの思惑は読めてる。俺を“駒”として使い続けたいんだろうよ。都合のいい道具が手に入ったって面をしてやがる)
扉が静かに閉ざされ、再び私室は重苦しい静寂に包まれる。
──レオンが去った後も、二人の胸にはその報告が、まるで鋼のように重く、沈み続けていた。
「レオン殿によって捕縛した〈黒翼〉の幹部から、情報を引き出します。何としても連中を抑えねばなりません」
「うむ、王都に到着次第尋問を開始せよ。……ところで、帝国と聖教国にはどう説明するか、だが……」
「……そこまで事が大きくない以上、ある程度そのまま伝えればよいかと……」
そう言って、宰相は卓上の地図に視線を落とし、指で封印のあった鉱山跡を示した。
「〈黒翼〉の動向を追っていたレオンが、鉱山跡に潜入した。そこは古代の地下遺跡で、儀式施設が存在し、エリオットらはそれを利用し、〈黒翼〉の力を高め、王国に復讐しようとしていた。しかし、レオンの邪魔で儀式は未遂に終わり、危機は回避された。──それでよろしいでしょう」
「……事がこれ以上大きくならなかったのは、不幸中の幸いといえよう。“古代の祭場”とやらが何かはわからぬが、帝国にも聖教国にも、その辺は適当に伝えればいい」
「当然です。外交で騒ぎ立てられても、情報が得られぬのでは教えようがないと、適当にあしらえば済むことです。追加で情報が得られれば教えると伝えておけば十分です」
宰相はふっと息を吐き、視線を地図から離すと、低い声で続けた。
「……ただし、外交姿勢は慎重に見極めねばなりません。特に聖教国に対しては、先の会談における裏切りまがいの行動──勝手な聖騎士団派遣を見過ごすわけにはいかないでしょう。鉱山跡での戦闘による被害も小さくはありません。今後、聖教国には厳しく当たるべきだと思われます」
「ふむ、帝国はどうする?」
「帝国とは、引き続き二国間での協議を進めるべきです。幸い、あちらも聖教国の横暴には辟易している。利害は一致しています。まずは王国と帝国の連携を強め、聖教国の出方を牽制するのが得策かと」
「……聖教国には、こちらの態度を明確に示す好機だな」
「ええ。むしろ聖教国の方が焦るでしょう。“祭場”の情報も一切渡す必要はありません。こちらの意向に従わねば、ますます孤立するだけです」
「その通りよな」
「レオン殿が帝国や聖教国を抑えて我が国だけに報告したのも、この状況を見越してのことでしょうな。正直、我々よりよほど外交的です」
王はふっと満足げに笑みを浮かべた。
「……あやつは実に頼もしい。きっと今後も王国のために働いてくれるはずだ。──いや、働かせねばなるまい」
宰相もまた、同じように薄ら笑いを浮かべ、静かに頷く。
「間違いありません。我らの“最良の駒”として、存分に役立ってもらいましょう」
──王と宰相は、まるで確信したように頷き合う。
だが、その目の届かぬ扉の向こうで、既に去ったレオンの背は、静かに笑っていた。
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