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__19時を過ぎた頃。
いくらオープンがアフター5に合わせた17時からと言っても、すぐすぐお客が来るわけじゃない。
半を過ぎた辺りからポツリ またポツリと来るかどうか。
そして夜も遅くなれば遅くなるほど、お客の入りが増えるのだ。
「いらっしゃぁい。
徹ちゃんの事、待ってたわよ」
「愛ちゃ~ん、早く会いたかったよ~。
もう課長がなかなか解放してくれないから~」
脂汗を額に滲ませた中年の男が、店に入って来るなりあたしの両腕を握って笑顔を見せた。
「今日はいっぱい愛ちゃんに癒されたいな~」
「お疲れさまぁ。
でもまずは、ビールにする?
その後、上に行こっか」
1階は普通に営業しているパブなんだけど、2階は追加料金でサービスする時に使う特別な部屋がある。
あたしはいつもの仕事用の甘ったるい声で、徹という常連客を中へ誘導した。
下では晩酌をして会社の愚痴を散々聞かされると、その後は上へ行って一緒に個室に入る。
下にいる間は他のお客やスタッフたちの目があるけども、この個室に入ってしまうともう2人だけの世界になってしまうのだ。
最初の制限時間は1時間。
延長は追加料金。
「愛ちゃ~ん」
個室のドアを閉めた途端、徹はあたしの身体に抱きついてきた。
「あんっ、徹ちゃんったらぁ。
お風呂先に入ろ?」
うちの個室の中には、狭くてもダブルベッドの他にトイレやバスルームもある。
この1時間で出来る事は、本当は会話と軽いタッチだけ。
一緒にお風呂に入れば別料金。
ヘルスも加われば追加料金。
キスだってタダじゃない。
もちろんその先だって…。
だってこれは“ビジネス”なんだもの。
うちの料金制度については、予めお客の了解は得ている。
しかし、たとえ相手が望まなくても、こちらが誘ってそれに乗ってくれば、もちろん了解したものとして商談は成立した事になる。
つまり…
お客から少しでも多くお金を取ろうと思ったら、あたしらもただ言われるままになるのではなく、あれこれ工夫しなければならない。
お金の為ってのもあるんだけど、仕事上がりの汚い身体を洗わせたいあたしは、徹をお風呂に誘ったのだけどもなかなか乗って来ない。
徹はあたしの身体を抱きしめながら手は至る所を弄り、首筋や開いた胸元に唇をあてていた。
「ぁんっ、徹ちゃんっ
先にお風呂に行こうよぉ」
「行くよ…風呂でも愛ちゃんに洗ってもらうんだ…。
でも先に、まず1回ヤらせて…っ」
「あぁんっ
もぉ、せっかちなんだからぁ」
あたしはせっかくキレイに着こなした真っ赤なドレスを徹に剥がされていった。
服を脱がせるのも、オプションで別料金。
こうしてあたしは仕事の為に身体を張り、愛のこもっていない行為をする。
穢くて、醜い…
でもこれが、生きていく為にあたしが見つけた天職なんだ___。
いくらオープンがアフター5に合わせた17時からと言っても、すぐすぐお客が来るわけじゃない。
半を過ぎた辺りからポツリ またポツリと来るかどうか。
そして夜も遅くなれば遅くなるほど、お客の入りが増えるのだ。
「いらっしゃぁい。
徹ちゃんの事、待ってたわよ」
「愛ちゃ~ん、早く会いたかったよ~。
もう課長がなかなか解放してくれないから~」
脂汗を額に滲ませた中年の男が、店に入って来るなりあたしの両腕を握って笑顔を見せた。
「今日はいっぱい愛ちゃんに癒されたいな~」
「お疲れさまぁ。
でもまずは、ビールにする?
その後、上に行こっか」
1階は普通に営業しているパブなんだけど、2階は追加料金でサービスする時に使う特別な部屋がある。
あたしはいつもの仕事用の甘ったるい声で、徹という常連客を中へ誘導した。
下では晩酌をして会社の愚痴を散々聞かされると、その後は上へ行って一緒に個室に入る。
下にいる間は他のお客やスタッフたちの目があるけども、この個室に入ってしまうともう2人だけの世界になってしまうのだ。
最初の制限時間は1時間。
延長は追加料金。
「愛ちゃ~ん」
個室のドアを閉めた途端、徹はあたしの身体に抱きついてきた。
「あんっ、徹ちゃんったらぁ。
お風呂先に入ろ?」
うちの個室の中には、狭くてもダブルベッドの他にトイレやバスルームもある。
この1時間で出来る事は、本当は会話と軽いタッチだけ。
一緒にお風呂に入れば別料金。
ヘルスも加われば追加料金。
キスだってタダじゃない。
もちろんその先だって…。
だってこれは“ビジネス”なんだもの。
うちの料金制度については、予めお客の了解は得ている。
しかし、たとえ相手が望まなくても、こちらが誘ってそれに乗ってくれば、もちろん了解したものとして商談は成立した事になる。
つまり…
お客から少しでも多くお金を取ろうと思ったら、あたしらもただ言われるままになるのではなく、あれこれ工夫しなければならない。
お金の為ってのもあるんだけど、仕事上がりの汚い身体を洗わせたいあたしは、徹をお風呂に誘ったのだけどもなかなか乗って来ない。
徹はあたしの身体を抱きしめながら手は至る所を弄り、首筋や開いた胸元に唇をあてていた。
「ぁんっ、徹ちゃんっ
先にお風呂に行こうよぉ」
「行くよ…風呂でも愛ちゃんに洗ってもらうんだ…。
でも先に、まず1回ヤらせて…っ」
「あぁんっ
もぉ、せっかちなんだからぁ」
あたしはせっかくキレイに着こなした真っ赤なドレスを徹に剥がされていった。
服を脱がせるのも、オプションで別料金。
こうしてあたしは仕事の為に身体を張り、愛のこもっていない行為をする。
穢くて、醜い…
でもこれが、生きていく為にあたしが見つけた天職なんだ___。
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