人間不信気味のイケメン作家の担当になりましたが、意外と上手くやれています(でも好かれるのは予想外)

水無月瑠璃

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第一部

24話※ 閲覧注意

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「…そんなわけないです、もしそう見えてるのなら目に問題があるのでは」

すると櫻井は不満な顔をして、大きくため息を吐くと「そう、じゃあ良いよ。こっちに聞くから」と答えると指の動きを激しくし、また口を塞ぎにかかる。咄嗟に目を瞑ったため櫻井の表情は分からないし、見たくもない。やっていることとは裏腹に、自分の口内に侵入してきた舌は荒々しさの欠片もない、労わるようにゆっくりと動き回る。

段々と身体から力が抜け始めるが彼の腕がしっかり支えているので崩れ落ちないギリギリを保っていた。本当にやっていることは乱暴極まりない癖に、キスと触れる手だけは優しいと思うのはおかしいんだろうな、と自嘲した。散々味わって満足した櫻井が唇を解くと同時に目を開く。何故か傷ついたような顔をしていた。

「狭いな…こんだけほぐせば大丈夫かな…」

ぐちゅぐちゅと音を立てて中を弄り突起を指で押し潰す櫻井は、そう呟くと壁に押し付けていた静香の手を引き、優しく床の上に押し倒した。が、おもむろに自分の着ていたパーカーを脱ぐと静香の体の下に敷いた。少しでも背中が痛くないようにだろうか。まただ、やっていることがちぐはぐだ。無理矢理組み敷いている癖に労わっているような真似。静香の中には行き場のない憤りが生まれる。聞いたところで答えてはくれないんだろうけれど。

立ち上がり下駄箱の引き戸を開けるとその中の箱から小さい袋を取り出した。それはどうみてもアレであった。何故玄関に置かれているのか、という疑問に満ちた静香の視線に気づいたのか櫻井がそれを見せつけながら教えてくれた。

「これ?…知り合いが押しつけて来て、面倒だから玄関に置いたままにしてた」

そう言いながら櫻井は性急にベルトをカチャカチャと外すと、すっかり勃ち上がった分身を取り出した。赤黒くヌルヌルとした先走りで濡れている肉棒は腹に届きそうな程反りあがっている。静香は初めて見る男の欲望を目にし喉から変な声が漏れ出た。

(な、なにこれ…)

男のモノを初めて見た静香は他の比較対象を知らないが、それでも櫻井のそれが規格外の大きさだと言うのは何となく分かった。その上興奮しているのかはちきれんばかりに膨張している。これ以上昂ぶったそれを直視できず視線を上へと移動させるが、それもいけなかった。…情欲に濡れ雄としての獰猛な光を宿した黒い瞳を見てしまった。全身に雷を打たれたような衝撃が走り、静香の身体はピクリとも動かなくなった。

頭の片隅では早く逃げなければ、という警鐘が鳴り響いているのに。このまま動かなければ何をされるかなんて経験がなくても予想が出来る。今までの静香なら無理矢理キスをされた時点でがむしゃらに暴れどうにかしてでも逃げ出していただろう。なのに何故か荒々しく櫻井に口内を侵された時点で全身の力が抜けて何も出来なかった。自分の事なのに何も分からなくて混乱する。

呆然とする静香をじっくりと凝視しながら櫻井は口でゴムの袋を切った。その動作ですら腰に響いてしまう自分は本当にどうしてしまったのだ、と絶望した。まるでこれからされることを期待している自分を、もう認めるしかなかった。手慣れた様子でそそり立った欲望にゴムを被せるとふーと大きく息を吐き、妖しく笑った。


それが合図だと悟った静香なけなしのプライドから身を引く。このまま受け入れたら櫻井の言う通り犯されて感じている淫乱女と言うことになってしまう、こんな状況でも静香の負けず嫌いが発揮され最後の抵抗を試みる。が、そんなのは意味をなさず櫻井の両手で腰をガシっと掴まれる。

「なにしてんの、逃がすわけないだろっ…!」

低く欲に掠れた声が耳に響いたと思ったらグイ、と足を大きく開かれすっかりぬかるんだ秘所に熱い肉棒が押し当てられる。そのままズンと屹立した欲望を押し入れられた。指とは比べ物にならない圧倒的な重量感に痛みと快感が同時に押し寄せ、静香の身体は大きく撥ねた。

「きっつ…」

櫻井は形のいい眉をきつく寄せ、何かに耐えるように呻く。男性を受け入れるのは初めてなのできつくて当然だろうと、生理的な痛みでうっすら涙の滲む目で櫻井を睨む。やられっぱなしは性に合わないのだ。すると急に膣内をみちみちと締め付けていた肉棒の圧迫感が更に増した気がする。内側の壁を無理矢理押し広げていく感覚に鈍い痛みと仄かな快楽が襲い掛かる。

「っ…何で…急に…」

「…君が悪い、そんな目で見るからっ…」

不貞腐れた声でそう言われ、咄嗟に反論しようとしたが出来なかった。櫻井が急に腰を押し付け肉棒が静香のより深い場所を突いたのだ。静香の意思なんて関係なく、ただただ静香の中を蹂躙しようとする乱暴な動きなのに蜜口から更にとろりと何かが滴った。痛いのに、こんなことをされて怒りがこみ上げるはずなのに、それを大きく上回る興奮と快楽が自分の身体の奥から生まれていることをこの期に及んで受け入れられない。

「あっ…」

「っ…!」

櫻井の肉棒が静香の内壁を容赦なく擦り、新たな熱を生み出した。ドンドン滴る蜜が肉棒に纏わりつき潤滑油の役割を果たしている。奥まで突かれたと思ったら引き抜かれ、更に強く押し入れられた。ゴリゴリと内壁を抉られ、一番深い場所を容赦なく突かれ続けた静香のだらしなく開いた口の端から涎が垂れ、嬌声がとめどなく漏れる。

暫く何も喋らず荒い呼吸を繰り返し、ただ静香の膣内を強引に犯し続けていた櫻井が口を開いた。

「…最初に言ってたよね、編集者は絶対作家を見捨てない、だから俺の事を見捨てないって。あれもさ結局口先だけでしょ」


「そっ…あっ…」

そんなことない、と叫びたかったが繰り返される強引な挿送によって身体も心もグズグズに溶かされていた静香の口から出たのは甘ったるい喘ぎだけだった。

「君も俺みたいな陰気で我が儘な男より新條みたいな社交的で優しい男の方が良いんでしょ、だからあんな風に笑えるんだ。…君本当は新條に触られたんだろ、アイツも男だし下心がなければ付いて行くわけないしさ。もしかしてそのうち担当変えて欲しいっていうつもりだった?」

「っ…」

静香は憤る。自分を嘲るのは構わないが新條のことを悪く言うのは辞めて欲しい、と。新條は言っていた、最初から人を信じず、傷つけ遠ざけてばかりの櫻井が本当に心配で放っておけない、と。だから邪険にされても関わりに行っているのだと。静香に付いてきたのも考えなしに突っ走ろうとしていた自分を案じたのもあるだろうが、一番は会える保証もない櫻井が心配で一言言ってやろうとしていたのだろう。本人は鬱憤しがられるから言うつもりはないと言っていたが、何も知らず誤解している櫻井にはちゃんと伝えなければいけない。

「新條先生は…そんなこと考えて…っ」

が、辛うじて口に出来た言葉がいけなかった。「新條」の名前を聞いた途端櫻井は血が出るのではと言う程強く唇を噛んだかと思うと力任せに静香の口を手で塞ぐ。「んーんん!」とくぐもった声が手のひらの隙間から漏れる。見上げる櫻井の顔には怒りが滲み出ている。

「っ…あいつの名前は聞きたくないって言ったよね!」

櫻井の内なる怒りをぶつけられていると錯覚するほど、ガツガツと腰を打ち付け最奥を穿る。パチュパチュと性交の時にしか聞こえない腰と腰のぶつかる卑猥な音が玄関先に響く。

「…何も言えなくなるくらいもっと激しくしてやる…っ」

その宣言通り櫻井は容赦なく静香を責め立てた。男を知らなかった身体はすっかり性に従順になった。ぐちゅぐちゅと水音が響くほど何度も肉棒を出し入れされた静香の膣内は、まるで櫻井が出て行くのを拒むかのようにギューギューと締め付ける。櫻井は締め付けられくぐもった声を漏らすと大きく息を吐き、情欲の滲んだ雄の目で静香を見下ろす。額には薄っすらと汗が滲み、その一つとポタりと静香の胸に落ちた。

漆黒の瞳には長めの前髪と睫毛の影が落ちる。男の方がまつ毛が長いというのは本当らしかった、伏せられている今の状態ではそれを如実に感じられる。意識を別のところに持っていこうとしたが、また奥を突かれ意識が引き戻された。

自分の意思を完全に無視し、ひたすらに挿送を繰り返して責め立てる櫻井の行為に止めどない快感が生まれ続ける。無理矢理抑えられている櫻井の手のひらは静香の涎で濡れていた。快楽に溺れ切った嬌声も大きな手のひらで塞がれてくぐもった形でしか聞こえない。しかし、それが櫻井の何かを更に刺激したらしく恍惚した表情で呟いた。

「はは、さっきより興奮してる?だってずっと俺の締め付けてるし…犯されて口塞がれてより感じるって本当どうしようもなく淫乱だね。けど、口塞いだのは間違いだったかな、君の可愛い顔が涙でぐちゃぐちゃになっているのがよく見れないし突かれて啼く声も聞けない…」

気分が良いのかやけに饒舌に語る櫻井の顔が急に苦悶に歪んだ。理由は静香が一番良く分かっていた、今までで1番静香の膣内がぎゅっと締め付けられたのだ。

「っ…何で急に締まる…?」

心底訳が分からないという風に問われるが静香にも分からない、身体が勝手に貫いているものを締め付けるのだ。

「っ…!本当にヤバい…っ」

切羽詰まった櫻井の表情に静香の中に名状しがたい感情が生まれる。…無理矢理犯され貶められ女としての尊厳をズタズタにされているのに、怒りでも恐怖でもなく…自分の言葉を聞こうとせず一方的に怒り、欲望をぶつけられたことに対するどうしようもない悲しみが沸き上がる。何で信じてくれないんだ、自分は櫻井を見捨てたりしないし新條のことも何とも思っていない。急に連絡が取れなくなり後先考えずに探そうとするのも、櫻井だけ…。

(…もしかして先生のことが…)

覚えている限り誰かを好きになった記憶がない静香にはこれがそうなのかは、イマイチ分からない。しかし、そう結論付けないと今の自分の心情に説明が付かない。何とも思っていない相手にこんな真似をされれば、怒り、恐怖、殺意、憎悪、そういった感情を抱いて然るべきなのだ。自分がその感情すら抱くことのない欠落した人間でなければ、の話だが。

今自分の心の中を占めているのは紛れもない悲しみ。自分の事を信じてくれない櫻井に対して、悲しいという気持ちが湧き上がって止まらない。どうでもいい、現在進行形で自分を傷つけようとしている男に対しておおよそ抱く感情ではない。だからといって、こうなるに至った理由が「そう」だと断定するには根拠が薄い。それでも、理性ではなく本能で静香はこれが「そう」なのではと確信に近いものを抱いていた。

自分は櫻井颯真のことを好きなのかもしれない、と。

いつからかは分からない。じっくり、自覚のないまま猛毒のように自分の中に蓄積されていった。その毒が遂に収まり切らなくなり、こんな最悪な形で、タイミングで自覚させたのだ。どうしようもない寂寥感に苛まれる。肉棒が膣内を犯している痛みよりも心の痛みが勝っているのも、そして自分の中が急に締まった理由にも思い至り、ますます自分が情けなくなる。…けど櫻井は自分の事を嫌っているのだろう、そうでなければこんなことはしない。男は欲望を満たせれば嫌いな女を抱くことも可能だと、どこかで読んだことがある。自覚と失恋を同時に経験した静香は、このままやられっぱなしのまま終わるのが殊更嫌になった。だからさっきから優位に立っていると思い込んでいる櫻井に一泡吹かせてやりたくなる。

焦点の合わない目でどうにか櫻井を見据えると、彼は必死に何かに耐えていた。何となくの知識で今の櫻井の状況にも思い至る。だから…。

「…から」

「え?」

「可愛いって言われた…から」

「っ…」

弱々しい声で呟くと櫻井が目を大きく見開き、唸り声を上げる。するとグッと唇を噛み静香の口を塞いでいた手を外すと静香の腰を乱暴に掴み、耐えられないとばかりの激しさで腰をゴツゴツと突き上げる。

「あ…っ…んん……!!」

「っ…何でそんなこと言うんだよっ…!」

その顔には後悔のような罪悪感のような何かが滲んでいる気がした。そして震えた声で唸ったかと思うと結合部がカッと熱くなる。その熱が脳髄にまで届くと全身が激しく跳ねあがり、静香は本日3回目の絶頂を迎え目の前が真っ白になる。櫻井も更に自らを絞り取ろうとする膣内の脈動に耐えきれなくなったのか、肉棒がドクンを大きく脈打った。櫻井も達したのだと分かった静香に今まで責め立てられた疲労が一気に襲い掛かり、ドンドン意識が遠のく。辛うじて薄っすらと開いていた目から見えたのは、今にも泣き出してしまいそうな表情で荒い呼吸を整える櫻井だった。

(なんで先生が泣きそうなの…)

そこで完全に静香は意識を手放した。


「…前に言った時は全く気にも留めてなかったくせに…何であんなこと言うんだよ、期待させるようなこと言わないでくれっ…!」

ぐったりとした静香を見下ろした櫻井は顔を手で覆い、涙の滲んだ声で吐露した。
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