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18話…※
セレナは一転して積極的になってしまったルークに戸惑っていたが、何も言えずされるがままになっていた。ルークはセレナの全身を味わう勢いで舐めている。胸や鎖骨、そこから徐々に下へと身体をずらしていく。彼が固く閉じられていた脚を広げた時は流石に抵抗した。そういうことに興味のある同僚達との会話で、未経験なのに知識だけはそれなりにあるセレナはルークが何をしようとしているか察したからだ。
「っ!!駄目ですっ」
顔を秘部に近づけようとしたルークは動きを一旦止め、顔を上げる。そのまま強行すると思われたが、こちらの意見は聞いてくれるようだ。しかし、ルークは何故セレナが拒否してるのか分からないらしく怪訝な顔をしていた。
「?何で」
「何で……汚いからですっ」
「大丈夫、汚くないから」
セレナの主張は完全に無視され、一応話は聞いたとルークはすぐに顔を脚の間に埋めた。今度は制止する間もなく秘部にぬるりとした感触がして、セレナは仰け反った。まさか本当にするとは思わなかったからだ。
「あ……やっ……だめ、ああっ!」
ルークの美しい顔が秘部に埋まり、あまつさえ舐めているなんて。恥ずかしい、耐えられないとセレナはルークの黒髪を掴み引き剥がそうとするが、碌に力が入らないため叶わない。そんな心と裏腹にセレナの身体は、この背徳的な行為を受け入れているようで奥から蜜が滴る。ルークは蜜をやはり何の躊躇いもなく舐め取り啜った。ジュ……ジュル……という音が秘部から聞こえるとセレナはもう泣きたくなった。
「舐めても溢れてくる……すご」
ルークはオアシスを見つけた旅人のように蜜を啜る。実際セレナの瞳には薄っすらと生理的な涙が浮かんでいる。決して嫌なわけではないが、恥ずかしさだけはどうにもならない。
「……赤く腫れてるこれがアレか……」
蜜を啜っていたルークが顔を上げ何やら呟く。喘ぎ過ぎて呼吸が乱れているセレナが視線を下にやると、ルークが秘部を注意深く観察していた。セレナの脳裏に嫌な予感が過り、掠れた声で懇願した。
「だ、旦那様、あの、これ以上は」
「ここ弄られると気持ち良いんだよね?」
「いえ、あの……あああぁぁん!!」
ベロリと膨れたそこを舐められた瞬間、全身を凄まじい快楽が駆け抜ける。びりびりと痺れて腰が浮き上がって、ルークの顔面に秘部を押し付けてしまう。訳が分からなくなりつつあるセレナは、自分の行動にもルークがほくそ笑んでいることにも気づいていない。
「気持ち良いんだ、舐めるだけでここまで乱れるのなら……噛んだらどうなるんだろう」
恐ろしい疑問を口にしたルークにセレナはひっ、と悲鳴を上げたが、次の瞬間カリと甘噛みされて視界が点滅した。髪を振り乱すセレナは快楽と同時に、蜜口に異物を感じた。ルークが中に指を挿れたのだ。しかし、指は慎重にセレナの中を探るように動いている。舌と違い、指だと傷つける恐れがあるからだろうか。ルークの舌が陰核から離れ、指で中を解すことに専念することにしたようでセレナは心の底からホッとした。これ以上痴態を晒さずに済むからだ。既に色々見られた後では遅いだろうが。
だが、セレナはこの安堵は間違いだったとすぐに気づいた。ルークの指がセレナの中を奥まで暴くと、また顔を埋め陰核を舌先でつついたのだ。油断していたセレナの身体は大きく跳ねた。
「やぁぁぁっっ!だめ、それっ!あああぁっ!」
「ああ、やっぱり良いんだ……声がさっきより甘くなった」
泣き喘ぐセレナにルークは恍惚とした笑みを浮かべる。上目遣いでセレナの様子を窺う彼はゾクリとするほど美しかった。見惚れているセレナをルークは容赦なく追い詰める。指で気持ち良いところを擦られ、陰核を舐め吸われるとセレナは何か大きな波がせり上がって来るのを感じた。今までの比ではない、とんでもない姿を晒す予感がしていたが、もう声も碌に出ない。ルークが陰核を執拗に虐め、襞を指で擦られ続けるとセレナの視界は遂に真っ白に弾けた。セレナは甲高い嬌声を上げ、全身を波立たせて達してしまった。シーツの上でビクビク震えるセレナの顔は涙でぐちゃぐちゃで、必死で息を整えている。ルークは舌を中に差し挿れ、奥から溢れる蜜をゴクリと喉を鳴らして飲むと、顔を上げた。セレナの蜜でべっとりと濡れた口元を手の甲で拭うと暑くなったのかシャツを脱ぎ捨てて、ベッドの下に放り投げる。ルークの上半身は細身ながらバランス良く筋肉がついていたが、絶頂から中々戻って来られないセレナは気にする余裕すらなかった。
「泣いてる顔も可愛い……」
セレナの耳にルークの言葉は届かなかった。セレナが現実に引き戻されたのは、秘部に熱いものが押し当てられた時だ。視線を下にやると、ルークがトラウザーズの前を寛げ、そそり勃った男の象徴が宛てがわれていた。セレナは初めて見るものの大きさに慄き、腰を引きそうになったがルークが許してはくれない。がしり、と腰を掴まれる。
「怖い?言っとくけど、こうなったのあんたのせいだから。あれだけエロい姿見せつけられたら勃つよ」
何故かセレナが責められた。好き勝手されて文句を言いたいのはセレナの方なのに。ルークはふー、と息を吐くとじっとセレナを見つめた。
「……そろそろ限界だから、挿れるよ?」
ルークはこちらの意思を確認してきたが、声音には「逃げるな」と懇願する響きがあった。彼のブルーグレーの瞳は情欲に濡れ、確実にセレナを求めていた。セレナは心の何処かでルークが自分でその気になれるのか、不安だった。けど杞憂だった。彼はセレナで興奮してくれていた。その事実が、遠い昔に負ったセレナの心の傷を少し癒してくれる。ここが引き返す最後のチャンスだが、セレナは逃げるつもりはなかった。
セレナが小さく頷くと、ルークはゆっくりと腰を進めてきた。先端が濡れた音を立てて蜜口に沈められ、ヌチ……ヌチと粘膜同士が擦れ合う音を立てセレナの中を暴いていく。
「……きつ」
(いっ……たっ……)
ルークのものは目で見るよりも遥かに硬く大きかった。圧迫感が凄まじく、遅れて痛みも襲ってくる。セレナは思わず顔を顰め、痛みに耐える。ルークもセレナが痛がっているのを悟りゆっくりと動いている。しかし、セレナの苦痛の表情が変わらないため視線を彷徨わせ戸惑っていた。するとルークは徐にセレナに口付け、舌を差し込んだ。
「んっ……ふっ……んんっ」
気を紛らわせるためだろう。口腔内を甘い痺れが支配し、セレナの意識は痛みから逸れていく。それでもジンジンとした痛みは感じるものの、我慢出来ないものではなかった。セレナの表情から強張りが消え、蕩けたものに変わるとルークはいっそう口付けを激しくした。舌を絡め、唾液を啜る淫靡な音が響く。セレナも痛みを忘れるため、縋るようにルークの背中に腕を回して口付けに応えた。グッと爪の先がルークの背中に食い込んでしまう。痛かったのか眉がピクリ、と動くがルークは何も言わない。寧ろ、痛みを与えられていることに喜んでいる節があった。
やがてコツン、とルークのものが奥に当たる感覚がした。唇を解き下腹部に視線をやると、臍の下までぽっこりと膨らんでいた。ルークのものが全て収まった、あまりに卑猥な光景にセレナの顔はいちごのように真っ赤に染まる。ルークは膨らんだセレナの下腹部をそっと撫でる。彼はじっと動かず、荒い呼吸を繰り返していた。
「……あんたの中、熱い……動いてないのに絡みついてくる……」
掠れた色っぽい声で囁かれる。眉間に皺が寄り、とても苦しそうに見えた。痛みが薄れてきたセレナが心配して頬に手を添えると、ルークは困ったように笑う。
「俺の心配してる?……そっちの方がきついのに、優しいな」
「……そんなことは……」
突然褒められてセレナは戸惑う。そう言うルークがセレナを優しい目で見つめている。そんなセレナにルークは軽くキスをして、耳元に口を寄せた。
「……そろそろ動いて良い?」
セレナはか細い声で「はい……」と答えるとルークがゆっくりと動き始める。さっきまで散々セレナを虐めたとは思えないほど、こちらを労ってくれた。始めは引き攣ったような痛みが残っていたが、段々と薄れ少しずつ気持ちよさを感じられるようになっていた。甘やかな声がセレナの口から溢れ、ルークは深く息を吐き腰を動かしている。ポタリ、とルークの額から汗が落ちてきた。
ルークのものがセレナの奥を突く。その度にセレナの腰は揺れ、襞はもっと奥にと強請るように彼のものに絡み吸いついている。そのせいか、ルークは奥歯を噛み締め何かに耐えているように見えた。
「……締め付けないで、すぐ出る……」
せつなげな表情で乞われても、セレナにはどうしようもない。ただ、ルークに求められるまま揺さぶられているだけだ。ルークはやがて、締め付けるセレナの中に耐えられなくなったらしい。腰の動きが段々と速くなってくる。グチュ、グチュンといやらしい水音がひっきりなしに聞こえてきた。一突き一突きがズン、と重くなり先端が子宮口にめり込む。セレナの脳に止めどない快楽が送られ、だらしなく口は開きっぱなしになる。
「あ、あ、あ、んんんっ!」
セレナはどんどん追い詰められ、ルークの奥を穿つ動きも激しくなっていく。そんな時にルークの右手が膨れた陰核を思い切り摘む。
「ああぁっっ!だめっ……!」
セレナの中は突然の刺激にギリギリと咥え込んだ男根を食い締めて、射精を促す。ルークは陰核を虐める手を緩めない。彼は込み上げる射精感に耐えながら、感じ入った声で呟く。
「気持ち良い……クセになりそう……」
同時にルークのものが奥までねじ込まれ、目の前がチカチカと点滅する。セレナはガクガクと震えながら絶頂し、白い喉を晒してのけ反った。
そしてルークが強く奥歯を噛み締めるとうっ、と唸り声を上げた。陰茎が大きく膨張し、熱いものが迸り胎の奥に注がれていく。あまりの熱さと量にセレナの腰が引けそうになるが、ルークに腰を強く掴まれる。
「……逃げるな、まだ出てるから……」
掠れた声で命じるルークはグイグイと腰を押し付けてくる。セレナの奥はルークの子種を求めるように蠕動していた。あまりに白濁液の量が多く、結合部から溢れてしまう。ボタボタ、とシーツとルークのトラウザーズが白く汚れていく。
(あつい……きもちいい……)
セレナの頭にはそれ以外のことが抜け落ちていた。男を知らなかったセレナはルークの手によって、女としての歓びを知ってしまった。この後、何が待ち受けているのか気づいていないセレナは、注がれる白濁液の熱さに酔いしれながら、ゆっくりと意識を手放していった。
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