発達障害の長男と母としての私

遥彼方

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長男の知能の高さ

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長男は、とても頭のいい子でした。教えたことは面白いくらいに覚える。言葉を覚えるのも早く、好きな絵本の内容は一字一句覚えていて、私が間違うとすかさず指摘してくるほど。

文字は教えないでも覚えてしまって、一歳半にはカレンダーの数字を、勝手に読み上げていました。

しかし、私は母親初心者。赤ちゃんの記憶力って半端ないわー。若いって凄い!などと的外れなことを思っていました。普通だと思っていたんです。

ただ、おかしいなと思ったのは、数字へのこだわり。ある日ブロック遊びをしていると、癇癪を起こして投げ始めた。どうしたのかと聞いてみると、これで数字を作りたいと言い出した。
ちなみに、2歳すぎくらいの時です。

ブロックで数字なんて作れないよと私が言うと、いいや作れる。ちょっとこれを見ろと私を引っ張る。付いていくと、CDプレイヤーを指差して、この画面に出てくるように作ればいいと言う。

……成る程、ドット表示か!!

幸い、私は情報処理の学校へ行っていたので、ドット表示で文字やアイコンを作ったこともあります。
そうでなければ、なんのことを言っているのか、分からなかったと思います。

私はショックを受けました。

一歳をすぎた頃から長男はCDプレイヤーにかじりついて音楽を聴いていました。延々一時間くらい動かないときもあった。てっきり音楽が好きなんだと、微笑ましく見ていたんです。

なのに、真実はCDプレイヤーの画面を見ていただけ。それも延々ドット表示の数字を見ていたとは。
道理で歌を題名ではなく、番号で呼ぶと思ったよ。

それから毎日のようにブロックで1から10までの数字を作り続けました。半年くらい毎日ね。

ちなみに、延々と同じことをする、という行動はとても多かった。この辺も発達障害や自閉症の症状にも関係しますが、まあそれはまた今度。

他にも昨日のことや、この間のことを言うとき、長男は何年何月何日何時何分何秒のこと、と言う。つまり数字の羅列で覚える。
一時間前とか言うときに、いちいち何年何月何日何時何分何秒と言わなければ怒るもんだから、ちょっとどうしようかと思った。

我が子ながら、意味が分からん。
テレビでサヴァン症候群を見た時、これじゃないだろうなと、旦那と二人で焦った。
違ってて良かった。あれは大変そうだもの。

ちなみに、これは一時期で済んだので良かったです。しばらくして昨日とか明日とかで理解してくれるようになりました。

また話が逸れた。

私がこれらのことで思ったのは、
「なんかこの子、普通の子と違う。宇宙人みたい」
でした。

早い話が、ぞっとしたんですよ。
2歳児が、よその子なんてまだ言葉だってはっきり喋らないくらいなのに、勝手に数字を覚えて、なおかつドット表示で数字を作ろうとする。

おかしい!絶対!

でも、ここでも私の能天気が出ます。

確かになんかおかしいけど、悪いこと?別に知能が遅れている訳じゃなく、進みすぎてるってどっちかというと良いことじゃない?

考えすぎ、考えすぎ。

とまあ、流したわけです。
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