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砂糖を与えておけば良し
結局好きなものは甘いもの、嫌いなものは苦いものと言うざっくりした答えが返ってきた
「砂糖を与えておけば良いのではないか?甘いだろう、素材の味だ」
「…お兄様ったら」
「それで、茶会はいつだ?」
カインとリージアの作戦会議が始まった
「来週末ですって」
茶会で出すお菓子を真剣に考えるリージア
ざっくり甘いものと言って、普通に出してもそれまでだが、さすがフェリクス!と言うものを出さねば意味がないだろう。
甘いものは家でも食べているのだから!
「お兄様、街へ出ましょう」
すくっと立ち上がるリージア
「着替えてまいります」
「あ、あぁ、分かった」
突然のことに驚くカインだが、何かあっての事だろうとリージアに従う。
せっかくの休みだったが妹の為だ、大人しく地味な服装に着替えることにした
王都の街は賑わっている。人の行き来が激しい為、人攫いの話もよくあると聞く
リージアは美しい娘で地味な服を着ようが三つ編みにしようが、隠しようがない。
一緒にいるカインも整った顔立ちをしている、地味な服を着ようが細マッチョな体つきは何を着ても似合うので、こちらも明らかに只者ではない雰囲気、明らかに貴族の散策だ。お忍びとよく言われるがバレバレである。
「最近この辺りに隣国の流行りのスイーツが食べられるお店が出来たはずなのよ…あ!あった」
グリーンを基調とした洗練された女性好みの店構えだ
「えぇ?中に入るのか…」
甘いものがあまり得意ではないカインが匂いだけでお腹が一杯という感じで顔を顰めている
「買って帰りましょう」
いつも世話になっているメイド達へのお土産を購入した
「お茶会はその菓子にするのか?」
目を瞑り首をううんと左右に振るリージア
「なんか違うのよ…これは洗練された女性が好みそうでしょう?あの子の趣味とは違う」
言いたい放題だが、甘くてインパクトのあるお菓子が必要なのだ
メイン通りを品定めする様に歩くリージア
「あれはっ!!」
目を見開き立ち止まる
「なんだ?」
足早に店に駆け寄るリージア
「おい待て、危ないだろう」
人をかけ分けるようにリージアを追いかけるカイン
「お兄様!これよこれ!」
カラフルな色をしたミルクレープやカラフルすぎる飲み物が店頭に並ぶ
「え!本気か?」
思考が止まるカイン
うんうんと頷くリージア
「すいませーん、ちょっとお伺いしたいのですけどー」
リージアが声をかける
「はい、御用ですか?」
パティシエ服を着たすらっとしたイケメンが出てきた
「このケーキは持ち帰り出来ますか?」
持ち帰りが出来るのならこれで決まりだ!この店のものを出しておけばインパクトがあるだろう、変わったものが好きなのだ
「申し訳ございません…崩れやすいので店内の飲食のみで持ち帰りはお断りしております」
頭を下げられた
そうなると答えは一つ
「お願いします!作り方を教えてください、そのかわり他言は致しませんので」
頭を下げるリージア
困惑するイケメンパティシエ
「えぇっと、困りましたね…」
「お願いします、どうしてもお茶会で出したいのです、ある人を驚かせたくて…」
お茶会…貴族です!と言っているものだが、素直に説明する
「はぁ…分かりました、僕がこの店の店主です。他言はしないと言うお約束と、どこかで貴女が僕のケーキを出すたびにお金を支払ってもらいます、契約という形にしてくださるのであれば、お教えしますけど?」
腕を組んでリージアを見る
「えぇ、それでお願いします!契約書を早速作りましょう、お兄様監修お願いしますね、こちらの方の不利にならないように契約書を作って差し上げて下さい」
「砂糖を与えておけば良いのではないか?甘いだろう、素材の味だ」
「…お兄様ったら」
「それで、茶会はいつだ?」
カインとリージアの作戦会議が始まった
「来週末ですって」
茶会で出すお菓子を真剣に考えるリージア
ざっくり甘いものと言って、普通に出してもそれまでだが、さすがフェリクス!と言うものを出さねば意味がないだろう。
甘いものは家でも食べているのだから!
「お兄様、街へ出ましょう」
すくっと立ち上がるリージア
「着替えてまいります」
「あ、あぁ、分かった」
突然のことに驚くカインだが、何かあっての事だろうとリージアに従う。
せっかくの休みだったが妹の為だ、大人しく地味な服装に着替えることにした
王都の街は賑わっている。人の行き来が激しい為、人攫いの話もよくあると聞く
リージアは美しい娘で地味な服を着ようが三つ編みにしようが、隠しようがない。
一緒にいるカインも整った顔立ちをしている、地味な服を着ようが細マッチョな体つきは何を着ても似合うので、こちらも明らかに只者ではない雰囲気、明らかに貴族の散策だ。お忍びとよく言われるがバレバレである。
「最近この辺りに隣国の流行りのスイーツが食べられるお店が出来たはずなのよ…あ!あった」
グリーンを基調とした洗練された女性好みの店構えだ
「えぇ?中に入るのか…」
甘いものがあまり得意ではないカインが匂いだけでお腹が一杯という感じで顔を顰めている
「買って帰りましょう」
いつも世話になっているメイド達へのお土産を購入した
「お茶会はその菓子にするのか?」
目を瞑り首をううんと左右に振るリージア
「なんか違うのよ…これは洗練された女性が好みそうでしょう?あの子の趣味とは違う」
言いたい放題だが、甘くてインパクトのあるお菓子が必要なのだ
メイン通りを品定めする様に歩くリージア
「あれはっ!!」
目を見開き立ち止まる
「なんだ?」
足早に店に駆け寄るリージア
「おい待て、危ないだろう」
人をかけ分けるようにリージアを追いかけるカイン
「お兄様!これよこれ!」
カラフルな色をしたミルクレープやカラフルすぎる飲み物が店頭に並ぶ
「え!本気か?」
思考が止まるカイン
うんうんと頷くリージア
「すいませーん、ちょっとお伺いしたいのですけどー」
リージアが声をかける
「はい、御用ですか?」
パティシエ服を着たすらっとしたイケメンが出てきた
「このケーキは持ち帰り出来ますか?」
持ち帰りが出来るのならこれで決まりだ!この店のものを出しておけばインパクトがあるだろう、変わったものが好きなのだ
「申し訳ございません…崩れやすいので店内の飲食のみで持ち帰りはお断りしております」
頭を下げられた
そうなると答えは一つ
「お願いします!作り方を教えてください、そのかわり他言は致しませんので」
頭を下げるリージア
困惑するイケメンパティシエ
「えぇっと、困りましたね…」
「お願いします、どうしてもお茶会で出したいのです、ある人を驚かせたくて…」
お茶会…貴族です!と言っているものだが、素直に説明する
「はぁ…分かりました、僕がこの店の店主です。他言はしないと言うお約束と、どこかで貴女が僕のケーキを出すたびにお金を支払ってもらいます、契約という形にしてくださるのであれば、お教えしますけど?」
腕を組んでリージアを見る
「えぇ、それでお願いします!契約書を早速作りましょう、お兄様監修お願いしますね、こちらの方の不利にならないように契約書を作って差し上げて下さい」
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