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サンドイッチの特訓です
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「すみません…お休みの日に」
申し訳なさそうな顔をするリージア
「乗りかかった船だからね…さ、やりますか、お嬢様」
休みの日なのでラフな格好にギャルソンエプロンのようなものを付けているルイス
スタイル良いなぁ…筋肉質で兄と同じく細マッチョと言う感じだ
鍛えているのかなぁ
そんなことを考えながらエプロンをつけ、腕まくりをするリージア
「はい、お願いします」
パンの生地から作る事になる
こねこね…バンバンっとパンを作る工程は、力仕事だった
生地を寝かす事になりその間は休憩を兼ねてのティータイムだ
「お嬢様はなんでこんなに一生懸命なの?令嬢がケーキを作ったりパンを作るなんて聞いた事ないよ」
話をしながらも紅茶を出された
「婚約を解消する為に…」
ポツリと呟く
「へ?婚約解消…」
「婚約者がいるの、その人は私のことが好きではなくて、惚れっぽくて冷めやすくて、今度こそ真実の愛なんですって、私も彼のことが好きではないから、その真実の愛のお相手にくれてやろうかと思って…デートがうまく行ったら解消してくれるって言うから、成功させなきゃいけないの」
ポツリポツリと言葉を紡ぐリージアの話を一生懸命聞くルイス
「そうか、それは成功させなきゃね」
「はい」
その後沈黙が訪れるが、嫌な空気ではない
そろそろ良いかな…とルイスが立ち上がる
オーブンにパンの生地を入れて焼く
「パンが焼ける間に、クリームを作ろう、これは力仕事だから、お嬢様はフルーツを切ってくれる?」
「はい」
カチャカチャとボールと泡立て器の擦れる音が響く。慣れた手付きだ
パンも焼け粗熱をとり、スライスしてクリームを塗りフルーツを挟んで切る
断面萌えだ!!
「わぁ!色も綺麗」
パン自体が豹柄だ。これは見たことがない
もう一つはネコの形のパンだ
「可愛いですね…さすが魔法使いですね、ルイスさん」
リージアの宝石に例えられる瞳はキラキラと輝く
「ふふふ、褒め上手だよね、まぁ試食会としましょうか?」
「美味しいですっ!これなら喜ぶこと間違いなしです」
満足そうなリージア
「お嬢様も美味しいものを食べてのんびりすると良いよ、忙しそうだもんね、疲れてるんだって」
心配そうな顔をするルイス
「もう少しで解消できるんです…だから頑張ります」
にこっと笑う、ルイスの店は居心地が良い
「余っちゃったね…」
「あっ!そうだ差し入れに行きませんか?アベルさんのところ、チケットのお代を取ってくれないんだもの」
アベルの楽屋に差し入れに行き、楽しい時間を過ごしていたら、また帰りが遅くなってしまった
「リージア、ちょっと良い?」
母が部屋に来た、珍しい事があるもんだ…
「はい何か御用ですか?」
ソファに移動し腰掛ける
「何か隠し事してない?言いたい事があるなら相談に乗るわよ」
最近帰りも遅く心配をかけているようだ…
心配そうな顔をしている母だがまだ言えない
「もう少し、時間をください。その時はお父様とお母様に話を聞いてもらいたい事があります」
頭を下げる
「…分かりました」
母は名残惜しそうに部屋を出て行った
申し訳なさそうな顔をするリージア
「乗りかかった船だからね…さ、やりますか、お嬢様」
休みの日なのでラフな格好にギャルソンエプロンのようなものを付けているルイス
スタイル良いなぁ…筋肉質で兄と同じく細マッチョと言う感じだ
鍛えているのかなぁ
そんなことを考えながらエプロンをつけ、腕まくりをするリージア
「はい、お願いします」
パンの生地から作る事になる
こねこね…バンバンっとパンを作る工程は、力仕事だった
生地を寝かす事になりその間は休憩を兼ねてのティータイムだ
「お嬢様はなんでこんなに一生懸命なの?令嬢がケーキを作ったりパンを作るなんて聞いた事ないよ」
話をしながらも紅茶を出された
「婚約を解消する為に…」
ポツリと呟く
「へ?婚約解消…」
「婚約者がいるの、その人は私のことが好きではなくて、惚れっぽくて冷めやすくて、今度こそ真実の愛なんですって、私も彼のことが好きではないから、その真実の愛のお相手にくれてやろうかと思って…デートがうまく行ったら解消してくれるって言うから、成功させなきゃいけないの」
ポツリポツリと言葉を紡ぐリージアの話を一生懸命聞くルイス
「そうか、それは成功させなきゃね」
「はい」
その後沈黙が訪れるが、嫌な空気ではない
そろそろ良いかな…とルイスが立ち上がる
オーブンにパンの生地を入れて焼く
「パンが焼ける間に、クリームを作ろう、これは力仕事だから、お嬢様はフルーツを切ってくれる?」
「はい」
カチャカチャとボールと泡立て器の擦れる音が響く。慣れた手付きだ
パンも焼け粗熱をとり、スライスしてクリームを塗りフルーツを挟んで切る
断面萌えだ!!
「わぁ!色も綺麗」
パン自体が豹柄だ。これは見たことがない
もう一つはネコの形のパンだ
「可愛いですね…さすが魔法使いですね、ルイスさん」
リージアの宝石に例えられる瞳はキラキラと輝く
「ふふふ、褒め上手だよね、まぁ試食会としましょうか?」
「美味しいですっ!これなら喜ぶこと間違いなしです」
満足そうなリージア
「お嬢様も美味しいものを食べてのんびりすると良いよ、忙しそうだもんね、疲れてるんだって」
心配そうな顔をするルイス
「もう少しで解消できるんです…だから頑張ります」
にこっと笑う、ルイスの店は居心地が良い
「余っちゃったね…」
「あっ!そうだ差し入れに行きませんか?アベルさんのところ、チケットのお代を取ってくれないんだもの」
アベルの楽屋に差し入れに行き、楽しい時間を過ごしていたら、また帰りが遅くなってしまった
「リージア、ちょっと良い?」
母が部屋に来た、珍しい事があるもんだ…
「はい何か御用ですか?」
ソファに移動し腰掛ける
「何か隠し事してない?言いたい事があるなら相談に乗るわよ」
最近帰りも遅く心配をかけているようだ…
心配そうな顔をしている母だがまだ言えない
「もう少し、時間をください。その時はお父様とお母様に話を聞いてもらいたい事があります」
頭を下げる
「…分かりました」
母は名残惜しそうに部屋を出て行った
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