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「どうしてここに……?」

「置いてった機体が直ったぞ。あれを使って来た。俺たちも助太刀しよう」

「それに、私たちも協力したんだからね」

 彼らの隣には、シムカもいた。どうやら六人のために助力をしていたようだ。

「シムカ。大変なときにありがとな」

「それはいいわ。今は、目の前の敵をどうにかすることが先決よ」

 シムカがそう言い放つと、全員が玉座へと注目した。

 一気に二人の味方が増え、それを脅威と認識したようで、苦い表情が浮かび上がる。

「お、おのれ……」

「さぁ、そこからどいてもらおう」

 ルージュとリージュを先頭にし、レン、ポール、キール、ディオンと共に武器を構えながらそこへと向かっていく。
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