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第五章 コジローの恋
第91話 新たな依頼ー初心者用ダンジョンで薬草採取の護衛2
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始めて行くダンジョンなので、コジローの転移は使えない。使えたとしても、コジローが転移魔法を使える事は 一応 秘密という事になっているので、ジョニーやミロが居る前では使いたくない。
コジローが転移を使える事は、ギルマスのリエや、領主の関係者など何人か知っている者は居るのだが、領主が口止めしていえるのでそれほど広まっていない。
しかし、コジローも緊急時には人前で使ってしまう事も割とあるので、じわじわと秘密は広がりつつはあった。コジロー自身も絶対に秘密を守りたいという強い気持ちでもなかったので、中途半端な感じになっているのであった。便利な能力であり、領主の移動の足としてや、マドリー&ネリーの家の出店への移動などで転移魔法陣を提供したりもしているので、宣伝してまわる事もないが、公然の秘密と言う程度の扱いになっていた。コジローも、必要であれば転移を使うことは吝かではないのだが・・・
今回はマルス達の勉強も兼ねていたので、馬車を借り、準備をして皆で移動ということになった。
馬車を使って移動に一日、ダンジョンの近くにはちょっとした村ができているそうなので、そこで一泊して翌朝からダンジョンに挑戦することとした。
村があるのは、初心者用ダンジョンということで、初心者の冒険者や、冒険に憧れるような商人や貴族が護衛を雇って挑戦したりするので、そこそこ需要があるためである。
実はこのダンジョンには、ダンジョン内にいまだ攻略されていない隠しダンジョンがあるという噂もあるのだが、何度も調査されたが発見されておらず、ただのデマだろうと言う話になっていた。
馬車での移動となれば、道中魔物に襲われる可能性がある。商人や旅人の移動であれば、馬車には護衛を雇う必要がある。冒険者のパーティが移動するための馬車であれば、乗員全員が護衛を兼ねているので必要ないが。
コジロー達は一応冒険者パーティと言う事になるのだが、いかんせん戦闘力が心もとない。
メンバーはコジロー・マロ・ミル・モニカ・マルス・ジョニー、そしてジョニーの使役するゴーレムである。この面子だと、戦闘員として期待できるのはコジローとマロ、そしてジョニーのゴーレムとなる。ジョニーはゴーレムは使えるが正式に冒険者に登録して活動していた経験はなく、戦闘はいまひとつ当てにならないと言う事であった。
ただ、今回は、マロが自分の子供たちを連れて行きたいと言うので動向することになった。マロの子供は、フェンリル(マロ)とディザスターウルフのハーフで、カラミティウルフという種類になる。ディザスターウルフよりもさらに能力がフェンリルに近い。まだ子供であるが、十分頼りになるだろう。
馬車に揺られて10時間。早朝に出たので夕方にはダンジョン近くの村についた。
人間は馬車にのり、狼達は馬車の回りを歩いての移動となったが、魔狼が随行しているので、結局魔物に襲われると言う事はなかった。慣れない馬は魔狼を恐れたりするが、アルテミルとマドネリ村周辺には魔狼が多く居るので、馬車馬も最近は慣れたようである。
マルスは御者台に乗って、馬車を走らせる勉強をしていた。何事にも勉強熱心な子である。素直で人懐こいマルスは、誰にでも好かれ、御者も馬車の操り方を教え、最後にはマルスに御者をやらせたりすらもしていた。どこに行っても人に可愛がられる人柄が、マルスの特技と言えるかも知れない。
村には宿屋もあり、部屋が空いているということで一泊することとなった。マロの子供たちは従魔登録をすれば村に入れるが、今回はしないで村の外で野宿するとマロが言う。どうやら、子供たちがやんちゃで大人しくしていないので、村の中で迷惑になると心配しているようであった。魔狼達の食事も、子供たちに狩りの仕方を教えながら調達するということで、翌朝合流すると言うことでマロとは別れた。
最近はダンジョンに挑戦する者は減っているそうで、村は閑散としており、宿の部屋はたくさん空いていたので一人一部屋に泊まる事ができた。
実は、プレイボーイのジョニーはモニカやミルと夜に楽しいことでもあるかなという下心もあったのだが・・・宿の食事が終わった後、もう少し酒でも飲まないかとモニカを誘いに行ったのだが、モニカは返事をしなかった。モニカはもう寝てしまったのだろうか?ジョニーは素直に諦め、ミルを誘って宿の食堂で酒を飲んだのであった。あまり執着しないのもプレイボーイならではなのであろう。
実は、モニカは家に帰っていた。コジローに頼んで、宿の部屋と自分の部屋を結ぶ転移魔法陣を作ってもらったのである。基本、引きこもりな性格のモニカは、自分の部屋で寝たいとコジローにわがままを言ったのである。
そこで、翌朝までにしか使えない時限式の転移魔法陣をモニカの泊まる部屋に設置した。それだったら宿を取る必要もなかったのだがもう金を払ってしまったので仕方がない。コジロー自身も風呂に入りたかったので、自分の家に転移で帰ってひと風呂浴びるのであった。コジローは風呂が終わったら宿に戻って宿のベッドで寝たのであるが。
いよいよ、翌朝からダンジョンに挑戦である。コジロー自身もダンジョンに潜る経験は豊富とは言えないので、楽しみではあった。
翌朝、村の北側の門の前に集合したコジロー達。
ダンジョンの中には魔物が居るが、所詮は初心者向けダンジョンである。
コジローの加速の魔法は既に40倍速に達している。さらに、マロとその子供たちも居る。ミルやモニカを守りながらダンジョンに潜るのも余裕であろう。
そう思っていたのだが・・・
コジローが転移を使える事は、ギルマスのリエや、領主の関係者など何人か知っている者は居るのだが、領主が口止めしていえるのでそれほど広まっていない。
しかし、コジローも緊急時には人前で使ってしまう事も割とあるので、じわじわと秘密は広がりつつはあった。コジロー自身も絶対に秘密を守りたいという強い気持ちでもなかったので、中途半端な感じになっているのであった。便利な能力であり、領主の移動の足としてや、マドリー&ネリーの家の出店への移動などで転移魔法陣を提供したりもしているので、宣伝してまわる事もないが、公然の秘密と言う程度の扱いになっていた。コジローも、必要であれば転移を使うことは吝かではないのだが・・・
今回はマルス達の勉強も兼ねていたので、馬車を借り、準備をして皆で移動ということになった。
馬車を使って移動に一日、ダンジョンの近くにはちょっとした村ができているそうなので、そこで一泊して翌朝からダンジョンに挑戦することとした。
村があるのは、初心者用ダンジョンということで、初心者の冒険者や、冒険に憧れるような商人や貴族が護衛を雇って挑戦したりするので、そこそこ需要があるためである。
実はこのダンジョンには、ダンジョン内にいまだ攻略されていない隠しダンジョンがあるという噂もあるのだが、何度も調査されたが発見されておらず、ただのデマだろうと言う話になっていた。
馬車での移動となれば、道中魔物に襲われる可能性がある。商人や旅人の移動であれば、馬車には護衛を雇う必要がある。冒険者のパーティが移動するための馬車であれば、乗員全員が護衛を兼ねているので必要ないが。
コジロー達は一応冒険者パーティと言う事になるのだが、いかんせん戦闘力が心もとない。
メンバーはコジロー・マロ・ミル・モニカ・マルス・ジョニー、そしてジョニーの使役するゴーレムである。この面子だと、戦闘員として期待できるのはコジローとマロ、そしてジョニーのゴーレムとなる。ジョニーはゴーレムは使えるが正式に冒険者に登録して活動していた経験はなく、戦闘はいまひとつ当てにならないと言う事であった。
ただ、今回は、マロが自分の子供たちを連れて行きたいと言うので動向することになった。マロの子供は、フェンリル(マロ)とディザスターウルフのハーフで、カラミティウルフという種類になる。ディザスターウルフよりもさらに能力がフェンリルに近い。まだ子供であるが、十分頼りになるだろう。
馬車に揺られて10時間。早朝に出たので夕方にはダンジョン近くの村についた。
人間は馬車にのり、狼達は馬車の回りを歩いての移動となったが、魔狼が随行しているので、結局魔物に襲われると言う事はなかった。慣れない馬は魔狼を恐れたりするが、アルテミルとマドネリ村周辺には魔狼が多く居るので、馬車馬も最近は慣れたようである。
マルスは御者台に乗って、馬車を走らせる勉強をしていた。何事にも勉強熱心な子である。素直で人懐こいマルスは、誰にでも好かれ、御者も馬車の操り方を教え、最後にはマルスに御者をやらせたりすらもしていた。どこに行っても人に可愛がられる人柄が、マルスの特技と言えるかも知れない。
村には宿屋もあり、部屋が空いているということで一泊することとなった。マロの子供たちは従魔登録をすれば村に入れるが、今回はしないで村の外で野宿するとマロが言う。どうやら、子供たちがやんちゃで大人しくしていないので、村の中で迷惑になると心配しているようであった。魔狼達の食事も、子供たちに狩りの仕方を教えながら調達するということで、翌朝合流すると言うことでマロとは別れた。
最近はダンジョンに挑戦する者は減っているそうで、村は閑散としており、宿の部屋はたくさん空いていたので一人一部屋に泊まる事ができた。
実は、プレイボーイのジョニーはモニカやミルと夜に楽しいことでもあるかなという下心もあったのだが・・・宿の食事が終わった後、もう少し酒でも飲まないかとモニカを誘いに行ったのだが、モニカは返事をしなかった。モニカはもう寝てしまったのだろうか?ジョニーは素直に諦め、ミルを誘って宿の食堂で酒を飲んだのであった。あまり執着しないのもプレイボーイならではなのであろう。
実は、モニカは家に帰っていた。コジローに頼んで、宿の部屋と自分の部屋を結ぶ転移魔法陣を作ってもらったのである。基本、引きこもりな性格のモニカは、自分の部屋で寝たいとコジローにわがままを言ったのである。
そこで、翌朝までにしか使えない時限式の転移魔法陣をモニカの泊まる部屋に設置した。それだったら宿を取る必要もなかったのだがもう金を払ってしまったので仕方がない。コジロー自身も風呂に入りたかったので、自分の家に転移で帰ってひと風呂浴びるのであった。コジローは風呂が終わったら宿に戻って宿のベッドで寝たのであるが。
いよいよ、翌朝からダンジョンに挑戦である。コジロー自身もダンジョンに潜る経験は豊富とは言えないので、楽しみではあった。
翌朝、村の北側の門の前に集合したコジロー達。
ダンジョンの中には魔物が居るが、所詮は初心者向けダンジョンである。
コジローの加速の魔法は既に40倍速に達している。さらに、マロとその子供たちも居る。ミルやモニカを守りながらダンジョンに潜るのも余裕であろう。
そう思っていたのだが・・・
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