〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第21章 再会 友……よ?

第172話

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 やあ!皆んな久し振りっ!俺、俺、ほら!
 ん?分からない?
 ………………そうそう!俺、ヒロトだよ!

 などと、某詐欺のような手口で登場してみましたが、嘘みたいだが、コレって本当に効くんだそうな。

 あるお父さんは、本物の息子は二階で寝ていたにも関わらず、『事故を起こして、相手にお金を払わなければならない』とかかってきた電話に騙されて、奥さんにその事を指摘されるまで気付かないまま、危うく入金までしてしまう寸前までいったとか。

 以前俺が聞いた、笑い話のような実話である。

 いつでも騙す側の方が一枚上手な事はよくあること、環境が変わった人は特に気を付けなきゃいけない。
 なぜ唐突にこんな話しを始めたかといえば……、

 婆さんのご指名で、テベスという小さな街へと行っていたソニア達が帰って来た。

 その街の外れにある初心者の訓練用ダンジョンで、例の黒い魔獣【異様種】が発見されたとの情報があり、対応に窮したテベスのギルド支部から、判断を仰ぐ旨の報告が王都の冒険者ギルド本部に届いたのだという。
 そこで婆さんはその情報の正否の確認、及び可能ならば討伐したいと考えて、俺達…もっと詳しく言えば修業方々ソニア達四人をテベスの街へと向かわせた、という訳だ。

 結果、情報は正しく、上位種一体を含めた六匹の"黒いゴブリン"が入り込んでいて、ソニア達は共に依頼に当たった他の冒険者達の二パーティと一緒に、是等の殲滅に成功したそうだ。

 その際、ちょっとばかりやり過ぎて、ダンジョン下層を崩落させてしまったらしいが、この程度はご愛嬌の範囲だろう。
 何しろ【異様種】が発見されたのは初心者用のダンジョンである。何しろ相手は〈ランクC】の冒険者すら返り討ちにしてしまう魔獣だ、もしそのまま放置していたら、いったいどれほどの被害が出たか見当もつかない。

 ダンジョンは丸ごと潰されない限り、どれほど破損しようと勝手に修復するらしいので、【異様種】の被害を食い止めたことの方が重要だろう。


 ……まあ、それはいい。

 問題なのは、帰って来たソニア達にということだ。
 いや、こんな言い方だと独占欲で嫉妬してるみたいだな?言い直そう。

 同行者が居る事自体はいい。聞けば今回の依頼を一緒に達成した相手らしいからな。俺が問題としているのは、その相手とやらが、"俺に会いたがっている"ということだ。しかも、理由が『俺が以前知っていた奴に似てるかも?だから、兄貴って人に一度会ってみたい 』というものだからだ。

 これはおかしい。ご存知の通り、俺は天涯孤独の身である。親父を含むあちら地球の知り合いは、で恐らく全員巻き込まれて消滅してしまっただろうし、今でこそ知り合いも沢山出来て、それこそ婚約者まで出来てしまった俺だが、こちらの世界イオニディアは見知らぬ土地どころか見知らぬ"世界"なのだ。

 地球であれば、遠縁であれ探せばの血縁者くらいはいただろうが、こちらには突然存在が出来た状態な訳だから、セイリア達以前の知り合いなど、精々がアフィーちゃんアフィラマゼンダくらいのものだ。

 こうした場合、考えられる事は二通り。何か良からぬ事を考えて、利用しようと近付いてきたか、単純に単なる他人の空似か、だ。

 俺としては後者だと思うが、セイリアの誘拐未遂から始まった事件や、ソニア達への不当雇用疑惑(笑)や喫茶店【御菓子猫】に纏わる諸問題等々………、それなりには悪縁も出来ている。
 陰謀の類いなどはそれこそどういった筋道を辿って来るかなど判別し難い為、アーニャから話を聞いたウッガが、その辺りを不審に思い、屋敷に居た俺の元へと【影疾かげばしり】の者を使いに走らせて報せてきたのだ。

 アーニャからの話だと、その同行者とやらは二人、〈ランクD〉パーティの冒険者で、共に十六歳の少年少女だという。
 ロードベルク王国の割と外れにある小さな街の出身だというので、尚更俺との接点は無いはずだ。
 たが、アーニャの話しでは、私見ではあるがそうした悪企みをするタイプには見えない、との事だそうで、そこも含めて確認してほしいと言われて、こうして出向いてきた訳だ。

 ……何処に、かって?

 いや、それは俺も疑問だったんだが、王都に着いて早々に、"ピザショップ"に向かったらしいんだよな? ……なんでだ?

 理由はよく分からないがソニア達が陣取っているテーブル席の、その同行者君達の、樹木で出来た仕切りを挟んだ斜め後ろの辺りへと背中向きに腰掛け、いつものように後部モニターで


「……うぐっ、ヒックッ!グスン、う、美味ぇー……、モグモグ、グスッ!パクッ。こ、これこそピザだぁー…、……、最…高だぁー……!」


 ……………泣きながらピザを食ってるよ………⁉︎
 
 美味さに感動、というか、感極まってかと思ったが、聞き捨てならない一言を言ったな? だって…⁉︎

 これは…⁉︎ まさかと思い、〈鑑定〉さんを発動してみると、ある意味の項目が表示されていた。



 ダイ 男 十六歳 Lv51
〈ランクD〉冒険者
 所属パーティ【閃光の一撃ライトニングショット
 *地球からの転生者 *勇者(覚醒前Lv100で開放)


 ぶふ…っ⁉︎ 勇者?勇者キターーー!

 …って、何やってんだよアフィーちゃん…。勇者なんてジョブがあるってことは、"魔王"的な存在がいるって事か? おいおい………!

 しかし、やっぱり転生者か……。なるほど、じゃあアレはもう食えないと思っていた地球の味に感激して泣いてるってことか?
 よし、じゃあ、もご馳走してやろう。

 そう思って俺は側にいた店員影疾の一人に合図を出してウッガを呼んでもらう。

「へい、御用ですかい旦那!」
「ああ、ウッガ、忙しいとこ呼び付けちまってすまないな 」
「や、ですよう旦那!あっしと旦那の仲じゃねえですかい、こんな立派な店まで出させてもらったんだ、旦那がお呼びとありゃあ、例え火の中水の中ってね!」
「ははっ、ありがとうよウッガ。で、わざわざ来てもらったのは、後ろで泣きながら食べてくれてるお客さんに、も食べさせてやりたくってな?頼めるか?」

 そう言って、小さく視線だけで指し示しながら、アイテムボックスから皿に乗った山盛りのと、グラスに入った小さな気泡を立てるをした冷たい飲み物を人数分出してやる。

 ウッガはほんの一瞬だけ目線を鋭くした後、いつもの人の良い笑顔に戻ってニッカリと笑う。

「勿論でさあ!…あとで訳は教えてくんなさいよ?」

 そう言うと、ウッガは大きなトレイに乗った"それ"を、わざと大回りしてソニア達のいるテーブルへと持って行った。



「おっ⁉︎ どうしたんだい兄さん、もしかして口に合わなかったのかい?」
「ち、違…っ⁉︎ 違うんだー! ………美味くて…グスッ、本っ当~~に嬉しくてー………!」
「嬉しいこと言ってくれるじゃねえか兄さん!ああ、紹介が遅れてすまねえな、オイラぁここの店長でウッガって者だ、よろしくな兄さん 」
「あっ!お、俺ー、冒険者のダイですー!」

 感度を上げた聴覚デバイスに、ウッガとダイ、と名乗った少年の会話が聞こえてくる。さぁて、ダイ少年、アレを見てどんな反応をするかな?

「そうかい、ダイって言うのかい。良い名前だねぇ。いや実はね、兄さんがあんまりにも美味そうに食ってくれてる、っつうんでね?この店のオーナー様が特別に別の料理もご馳走したいってんで持ってきたんだよ。是非食っちゃあくんねぇかい?」
「えっ!良いんですかー⁉︎ 」
「いいってことよ!この店のオーナー様は太っ腹なお人なんだ。ほら、これだ!食いねえ食いねえ!」
「こ、これはー………っ‼︎⁉︎ 」

 驚いてる驚いてる!

 背中合わせなのでその表情は見えないが、ダイ少年の全身が細かく震えてるのが分かる。

「わぁ~~い!これ、パリパリして美味しいんだよねぇ~~♪あ痛ぁっ⁉︎」
「てやんでぃ!こらマーニャ!こいつはなぁ、この兄さんにお出しした物なんだ。ご相伴にあずかるにしても、まずは兄さんが食べてからだろう!」
「はぁい、ごめんなさいウッガさん…… 」

 出されたを目の前にして、はんば呆然となっていたダイ少年より先に、手を出そうとしたマーニャがウッガにペシッと手を叩かれてシュンとする。ま、マーニャが悪い。当然だし仕方ないわな。

 そんなやり取りなどまるで気付かぬまま、ダイ少年は震える手で皿の一枚をつまみ取り、そっと口に運ぶ。

 ーーーー パリッ。

「………くっ! う、ううっ!これだー。これだよー………。ー………!」

 感動の涙を流しながら、二枚、三枚とゆっくりと噛みしめて味わっているダイ少年。
 
「ね、ねえダイ?ボクも食べてもいい?」
「あっ!わ、悪いー、俺ひとりで食べちゃってー!皆んな、た、食べてくれー!」
「あら本当、マーニャの言った通り、これパリパリして美味しいわね 」
「でっしょ~!これボクも大好きなんだ~~♪ ねねね、ダイ、これこれ!これもんだよぉ~~!」

「え?……っ⁉︎ 」

 魔法という便利な力があるため、文明の進歩具合がやや歪ではあるが、この世界の基本的な文化水準は、かつての地球の歴史に当て嵌めればまだ中世ぐらいの辺りだろうか?
 俺自身もこちらに来てウッガ達と初めて外食した時に思ったが、まだ"油で揚げる"という調理方法はあまり普及していない。これは砂糖などと同じく油という物が割と高価である為だと思うが、そんな高価な油を大量に使用しなければならない調理法の所為か、まだまだメニューに出している店自体が殆んど無いのだ。
 そんな食文化であるから、"在る筈の無い"ポテトチップスに目を奪われてに気付かなかったダイ少年は、本日二度目のフリーズ状態になってしまった。

 たっぷり一分ほど動きを止めていたダイ少年が再起動してグラスを掴み…?

「お、お、おおおぉぉぉぉぉ………っ!」

 感嘆の声を漏らしながら、まるで"聖杯"の如くグラスを捧げ持つ。そしてゆっくりと口へと持って行き… ゴクリ と一口飲んだ。

「………………………………っ!」

 今度は無言。だが、ダイ少年の目からは滂沱と流れる歓喜の涙……。

 俺が出した、今ダイ少年の心を鷲掴みにしている飲み物。わざわざ説明などしなくても、もうお分かりだろう。

 そう、ジャンクな食べ物のキング・オブ・パートナー、【コーラ】である。と、言ってもよく似た味をなんとか再現しただけの"モドキ"でしかないのだが、今はそれでも充分だろう。

「ケホッ!なにこのピリピリするのは⁉︎ 」

「………………(ゴクリ)」

「ティーリ、びっくりしたかい?アタイも最初は苦手だったんだけどさ、飲み慣れてくると、こう…ピリピリがクセになるんだよねぇ?」

「………………パリッ(ゴクッ)」

「味はともかく、俺ぁまだ苦手だなぁ」

「……………… ハふぅ…!」

「………ちょっとダイ、アンタいい加減気持ち悪いんだけど………っ⁉︎」

「………ジィ~~ン(プルプル)」

 もはやダイ少年は無言。一緒に居る少女に何を言われようとも無言でポテトチップスを食べ、コーラを味わうことに集中していた。

 ーーーー ややあって………。

「………美味かったー…!」
「そ、そう?……良かったじゃないダイ……… 」
「うん、良かったー!」

 パアッと効果音すらしそうなほどダイ少年のあまりにも喜色満面な笑顔に、完全に引き気味の少女。気持ちは分かるが勘弁してやってほしい。

 今の様子を見る限り、ダイ少年は前世、地球の記憶を残したまま転生してきているのは確実だろう。そんな彼が十六年ぶりに再会した故郷地球の味なのだ。こうなってしまうのも致し方無い事だろう。

 ………と、ダイ少年のことを好意的に見ていられたのはそこまでだった。この少年ガキを言い始めるまでは……っ⁉︎

「いや~~、俺、ー、謝んなきゃいけないなー 」
「誤解?いったいどうしたのさ?」
「だって、この店のオーナーって、ソニア達の"兄貴"って奴だろ?俺ー、ソニア達の話しを聞いた時はー、色々な女に手を出す最低野郎だと思ってたんだよなー、ここだけの話ー 」

 ……何だと………っ⁉︎

「ちょっとダイ、いくらアンタでも、アタイの兄貴を悪く言うのは承知しないよ?」
「怒るなよー、だって仕方ないだろー? ソニアだろ?貴族のお嬢様だろ?あと誰だっけ、狐の女性ひと?ハーレムじゃんー?普通は思うだろー、うわぁー屑だぁーって?」


 こ、こ、こ、この野郎~~っ!人が親切でポテトチップスやコーラまでご馳走してやったっていうのに、めちゃめちゃ仇で返しやがった⁉︎ 
 こういう悪い子には、礼儀ってもんを教えてやらないといけないな!
 あのも、何故か知らないが癇に障るし!

『あのー、マスター?この人って、もしかして……?』
『ちょっと待ってろアイ。俺は今から忙しい 』
『いえ、でも… 』
『待ってろ…!』

 アイの話しを半分強引に打ち切ると、席を立ってダイ少年の真後ろに移動して、おもむろに後頭部を掴むとギリギリと力を入れてやる。

「あ痛ぁーーっ!な、何だ?何だぁーっ⁉︎ 」
「やあ、初めまして、最低のハーレム野郎です。礼儀知らず君?」
「痛ぁ!痛いってば!アンタが兄貴かー⁉︎ だから悪かったってー!大人気ねえなーアンタっ!」
「ほお…?まだ言うか」
「ぐおお⁉︎ こぉんのお…っ‼︎」

 ダイ少年の身体から魔力波動が迸り、俺の手を強引に振り解くと一気に立ち上がる。
 ほぉう、ヤル気か?「良かろう、ならば戦争だ」ってか?ならやってやろうじゃねぇか!

「ぁあ"んっ!何だこのサル面!」
「うるせー!ー!」

『待って下さいマスター!この人ってやっぱり…っ!』

「「ンのか?ゴラアアァァァァァッ‼︎ 」」

 と、振り返ったダイ少年と、お互いの襟首を掴み合ったところで、ダイ少年の目が驚愕に見開かれる。

 何だ?何をそんなに驚いている?いや………?実はそれは俺もだ。

 知らない顔、知らない声だ。だが、何だこの懐かしい感覚は⁉︎

「『お、お前、大翔ひろと、玖珂大翔なのか……っ?』」

 ダイ少年の口から漏れ出たのは日本語。その名前を知っている、そしてあのやり取りは………っ⁉︎

「『……っ⁉︎お前………、大輔なの…か?』」

 あの時、光学迷彩で擬装した黒いASDアーマードサポートドロイドに頭を撃ち抜かれ、もう二度と会えないと思っていた俺の相棒。転生、まさか生まれ変わったコイツと再会することが出来るなんて…!

「ハ、ハハ…ッ!」

 ーー ゴスッ!

「あ、兄貴⁉︎ 待ってくれ、なにもいきなり殴らなくてもっ?」

「ク、クククッ!」

 ーーバキッ!

「ちょっとダイ⁉︎ アンタ何をやり返してるのよっ!ごめんなさい、私からも謝りますから!」

 一発ずつ、"挨拶代わり"に殴り合った俺達を見て、周りが焦っているようだが、止まらない。止まるはずが無い!


「「…は、はは…!…わははははははははははははははははははははははははははははははははははははははっ‼︎‼︎ 」」


 ーー "俺"も"アイツ"も、万感の想いを込めて拳を繰り出し………、

 ーーー ドゴムッ‼︎‼︎ ーーー

「「 う………っ⁉︎ 」」

 二人仲良く、床へと崩れ落ちたのだった ーーーー 。





~~~~~~~~~~~~~~

いつもお読み頂きありがとうございます。

 冒頭のお話は本当に実話です。しかも、事故を起こしたはずの車とは本来お父さんが息子さんに貸してる車で、お父さんはお金を振り込みに向かっていたという………。

 後から聞けば笑い話なのでしょうが、焦るとそんなものなんでしょう。怖い話です。

 皆様、お互いに気をつけましょう。
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