178 / 284
第21章 再会 友……よ?
第175話
しおりを挟むテーブルの上にチョコンと立つ約三十センチほどの小さな存在に、注目していた俺(と大輔)以外の全員の目が、今日何度目かの驚きに見開かれる。
「え…っ?ゴ、ゴーレムが喋っ……た⁉︎ 」
「なっ!何コレ!何っ⁉︎ か、か、か、可愛い!ヒロトこの子は何っ⁉︎ 」
いや~、クローレシアはブレないな~。他の皆んなとは"驚き"の方向が違う。
他の皆んなは"アングリ"と口を開けるとかして、ただただ驚いている。
クローレシアの『ルクスヴィータ』は別として、普通ゴーレムは喋りはしない。その特別製であるルクスヴィータでさえ、人間と比べればどこかイントネーションがおかしいなど、今みたいに流暢な話し方は出来ないのだ。たった今即席で《創造》されたようなゴーレムならば尚更のこと。
「紹介するよ、こいつは『アイ』。大輔とは違うもうひとりの俺の相棒だが、ご覧の通りコレは《ミニチュアクリエイト》で作った仮の身体にすぎない。アイの"本体"は…ここにある 」
人差し指でトントンと頭を叩く。が、その説明は当然ながら皆んなの混乱を収めるどころか、ますます困惑度合いを深めるだけになる。
「は?頭…の中?………何言ってんだ教官………?」
「ヒロトさん?私達は真面目にお聞きしているのですが……?」
ゼルドのようにさっぱり訳の分からない者、イラヤ学院長みたいに俺が揶揄っていると思っている者とその反応は様々だが、その中でただひとり平然としている少年に気付いたティーリちゃんが、怪訝な顔でその少年に尋ねた。
「ねえダイ、アンタえらく平然としてるわね?ちっとも驚いてるようには見えないんだけど?」
「あー、まあなー。ヒロトの奴が義体のままだってんなら、そりゃあアイだって居るよなーってさー 」
「え…っ⁉︎ アンタもあの小ちゃなゴーレムのこと知ってるの!」
「んん~~~~~~~~~~~~~~~ンんっ⁉︎ ゴーレムってーかなぁ?……何て説明すりゃいいんだー、ヒロト~?」
何とか説明しようと試みたものの、上手い説明を思い付かなかったのか、結局俺に話を振る大す…いや、ダイ。
「あ~まぁ、その辺りも含めて説明するよ 」
俺はセイリアとソニアを見詰め、もう一度だけ心の中で意を決してから口を開く。
「まず、ここに居る皆んな…、特にセイリアとソニアに謝らなきゃいけないことがある 」
「謝る…ですか?いったい何についてでしょうか?私はヒロト様に感謝こそありはすれ、謝られることなど何ひとつ無いと思うのですが?」
「そうだよ兄貴、姐さんの言う通り、アタイらが謝ることはあったとしても、兄貴が謝ることなんてありゃあしないよ?」
二人は、キョトンとした顔で、俺が謝ることはまったく無いと言ってくれるが……。そんな風に俺に好意を持ってくれているからこそ、俺はしっかりと秘密にしていたことを伝えて謝らなきゃいけない。
………たとえ、その結果が二人に嫌われることになったとしても………。
「いや、そんな二人だからこそ、打ち明けなけりゃいけないんだ。"義体"ってのは"作り物の身体"って意味だ。つまり俺の身体は……、信じられないかもしれないが、俺の身体はその約八割近くが生身じゃない、錬金術で言う魔道具のようなモノで作られた、作り物の躯体だ、ってことなんだ… 」
『『『『『 っ‼︎‼︎⁇⁇ 』』』』』
「………え、…嘘?…じ、冗談ですよね、ヒロト様?」
「そ、そうだよ兄貴!兄貴の体の何処が"作り物"だってんだい?も、もう!アタイらを担ごうなんて、人が悪いよ!」
「いや、本当だ。この皮膚も、その皮下にある筋肉も…、脳と脊髄、それと内臓器官の一部以外は全部人工的に造られたモノだ。その証拠に、俺は汗をかかない 」
「「………っ!」」
それから俺は、地球では魔素が極めて希薄な為、魔術・魔法とは現実には存在せず、物語などの空想の中にしか存在していないこと、魔法に代わり、錬金術から発展した科学という技術によって文明が進歩した世界であることを説明して行く。
「まさか…、魔法が存在していない世界があるなんて…⁉︎ 」
「俺達からすると、『まさか本当に魔法が存在するなんて!』なんだけどな?」
それから俺は俺の義体のこと、科学についてなどを理解し易いように、こちらの世界の物に置き換えたりしながら簡単に説明していった。
「なるほど…、魔法という力の恩恵が無いからこそ、知恵と技術のみで発展した学問なのですね…… 」
「ああ。『なぜ火は燃えるのか?』『なぜ鳥は空を飛べるのか?』そんな疑問を丁寧にひとつずつ、長い長い時間をかけて突き詰め解き明かし、多くの知恵を結集していったんだ。結果、"音よりも速く空を飛ぶ乗り物"や、この王都を"丸ごと消し去る威力を持った兵器"なんて物すらあったよ 」
「………っ⁉︎ とても…、とても信じられませんが……。なるほど、そうした数々の技術の蓄積によってヒロトさんの身体も造られている…と?」
「そうだ。俺の義体は、《強化魔法》なんて使えない地球で常人以上の力を発揮する為に調整された"戦闘用"の身体なんだ。そしてアイは、ゴーレムを制御する魔晶石のように、俺の機械で出来た躯体を制御、補助する為に内蔵された人工知能だぅた。 」
この場に集まる人間の目が、もう何度驚きに見開かれたことだろう。ただ"作り物の身体"というだけでも衝撃的なことであったろうが、その身体が"戦闘用"ということに皆んなはショックを受けたようだった。
「ヒロト…、戦闘用ってこたぁ、お前ェは軍属だった、って事か?」
「そうだな。おっさんの言う通り、俺も大輔も治安を目的とした部隊の一員だったよ。もっとも主任務は治安を乱そうとする奴等の排除だったけどな 」
「お前が妙に訓練教導が上手かった訳の合点がいったぜ。まあ、おかげで近衛騎士団の連中、少々ガラが悪くなっちまったがな! わはははっ!」
どうしても雰囲気が重たくなってしまうのを気遣ってか、陛下がワザと話題を変えて場の空気を軽くしてくれた。こういうところは流石だな。
「なーなー大翔ー。そういえば思ったんだけどさー、アイの様子がすっごい自然な気がするんだけどさー、もうなってるんだー? 」
「そりゃそうさ。さっきアイがいったろ?アイは今や生きてるんだぜ?」
「いや、そんなドヤ顔で言われてもー、全然訳がわからんってーの…… 」
「ああ、そうか!元々のアイがどういった存在か知ってるだけに、逆にお前の方が訳が分からん状況になってるのか…。え~~とな……?」
ダイの中にある"大輔"の記憶の中では、アイはあくまで〈補助電脳AI〉に過ぎない。
感情プログラムをインストールしてはいたものの、それは所詮感情があるように振舞っていたに過ぎないのだ。………あの時点では。
ダイの疑問に対して、俺はなぜアイが生命へと至ることが出来たか?という経緯を、電脳空間でのアフィーとの対話を掻い摘んで説明していった。
当然、話がややこしくなるのを防ぐ為と、一応アフィーの名誉の為に"アダルト風冒頭インタビュー"の部分は割愛しながら、だが。
「そんなことが…⁉︎ "気"の正体が"魔力"だってのは薄々気付いちゃあいたけどー、………。大翔の"願い"とー、それが影響して『アイ』が本物の生命になってー、そのお陰でこちらに"転移"出来たってのかー…。奇跡中の奇跡だなぁー……… 」
「何だ?『気=魔力』ってのには気付いてたのか?」
「まあなー。【玖珂流闘気術】の呼吸法を使ったらー、魔力がめちゃくちゃ溜まったからなー 」
「あ、そうか!身体は違っても記憶はあるんだから、玖珂流の呼吸法は使えたのか 」
「そのお陰で、ロクに戦闘訓練も積んでいなかった十歳のガキの身で、オークの群れを潰せたんだけどな?」
存在の"核"となる魂が〈転生者〉である以上、俺と同じようにダイの基本スペックは当初からLv20相当はあったはずだ。
たが、それはあくまで基本性能が高いだけで、訓練しなければ宝の持ち腐れ、前にも言った通り素人ではF1を乗りこなすことは出来ないからだ。
しかし、ダイ少年には"大輔の戦闘経験"という、他には有り得ない武器があった。
結果、大輔の記憶を取り戻したダイ少年はその高い基本スペックを十全に使いこなしてオークの群れを殲滅し、「泣き虫ダイ」から一躍街のヒーローと成った訳か。
ちなみに、レベルはオークを倒すうちにどんどん上がっていったらしい。
「…っかしー、人工知能が生命であることを主張するなんてー、どー考えてもSFだろー?ジャンル間違えてんじゃねー?」
「うるせーよ、いいだろ別に。俺にとっちゃ喜ぶべきことだったんだよ!」
ダイがやれやれと言った感じで見てくるが、アイのことに関しては本当に望むべくもないことだったんだ。
と、そんな俺達の会話に新たに入って来た者がいた。ゴウナムだ。
「で、でもよ兄貴、アイ…だっけ?肉体が無いのに、"生きてる"って言えるのか?」
「愚問だな小僧。"肉体が無ければ生きておらぬ"と言うならば、我等精霊はどうするのだ?」
そんなゴウナムの問いに答えたのはノアだった。ノアはセイリアの膝上に乗ったまま小さな前脚でクッキーを持ち、ポリポリと美味しそうに齧っている。
「「ね、猫が喋った⁉︎ 」」
「おお、これはダイ殿失礼致した。お初にお目にかかる。我はヒロト様に契約して頂いた〈上級闇精霊〉のノアと申す者。以後お見知り置きを。さて…小僧、我等精霊は基本魔力体であり肉体は持っておらぬ。今こうして顕現している姿も我が主より頂いた魔力で仮初めの体を構築しているに過ぎぬのだが…、我は生きてはおらぬのか?まさか死霊共と同じとでも?」
「い、いえ!そそ、そんな訳では…っ⁉︎ 」
ニタリ、とゴウナムへと意地悪気に笑いかけるノア。凄みのある笑みを向けられたゴウナムはタジタジだ。
「で、あろう?"生命"と呼ぶに重要なのは肉体の有無では無い。その心、そして"力ある意思"の有りや無しやが大事なのだ。況してやアイ様は生命へと至ったその時に、アフィラマゼンダ様から直接祝福と加護を贈られた御方、その存在は我等〈上級精霊〉を超え、〈最上級精霊〉の皆様方にも匹敵すると言っても過言では無いのだぞ?そして、そんなアイ様を形作られたヒロト様もまた、"神の座"にも届く"至高の御方"であると言えるのだ!」
『『『『『最上級精霊…っ⁉︎ 神の座……っ‼︎⁉︎ 』』』』』
いやいや、過言です。何だか物凄く"ドヤ顔"をしてるノアだが、必要以上に話を大きくするなよなぁ……。
ほら見ろ~~!皆んなが俺達の方をチラチラ見ながらわちゃわちゃし出したじゃないか⁉︎
俺とアイは気儘に生きて行きたいだけなんだぞ?変に堅っ苦しい肩書きを引っ付けるなっつーの!
まあいいか……。ケジメは付けなきゃいけないし、結果はどうなろうともこの際しっかりとセイリア達には伝えておこう。
「まあ、………そんな訳でな?最初にセイリアとの婚約を渋ったのは、俺の身体が"作り物"のニセモノであった事、それから既に俺の中に大事な存在…、アイが居たからなんだ。俺の…いや、俺達の目的のひとつが『アイの身体を手に入れること』なんだ…。黙っていて…、騙していてすまない…… 」
セイリアは眉根を寄せて困ったような、難しい顔で俯いたまま、俺と目を合わせようとしない。今、彼女は俺のことを得体の知れない"異様な何か"にでも感じて、気味が悪いとか思われているんだろうか?覚悟はしていたつもりだったが………、なかなかにキツいな。
「ヒロト殿……… 」
「ランドさん、騙したような形になってしまって申し訳ありませんでした。こうなった以上、婚約は解消して頂いて構いませんので……… 」
ランドさんも、何とも言えないような難しい表情を浮かべている。爺さんが面白がって進めただけで、元々ランドさんは婚約には反対だった。大事な娘のことなんだから、今のような話しを聞かされれば余計に心配だろう。
「クッ!……クククッ、ククッ……!」
「な、何だよ爺さん。何が可笑しいんだ? ………いや、作り物の身体なんて、薄気味悪くて笑いたくもなるか…。色々してくれたのに悪かったな 」
「ふん!卑屈になるでないわ馬鹿者が。お主らしくも無い。そのような瑣末なことでは無いわ。儂が笑ったのはな、お主が柄にもなくビクビクと怯えておったからよ。そしてな、儂等を、儂の孫を見くびるでない、ということじゃわ。ほぅれ! 」
「………?」
孫を叱る祖父のような顔から、最後にいつもの悪戯っ子のような表情てでニカッと笑う爺さん。"瑣末なこと"…。そうか、そう言ってくれるのか爺さん。………しかし、セイリアは………。
爺さんに促されてセイリアの方を見れば、やっと顔を上げたセイリアが、その美貌を不安で曇らせ、酷く思い詰めたような表情になって、それでも意を決したように俺に問いかけて来た………!
「………ヒ、ヒロト様!あ、あの、ひとつだけお聞かせ下さいっ!」
「…何だ?何でも聞いてくれ 」
セイリアはスゥッと息を吸いこみ、部屋中に響くほどの大きな声で言い放った。
「わ、わ、わ、わたしぇは、ヒ、ヒロト様の御子を、しゃ、授かれるのでしょうかぁ………っ‼︎ 」
「………………………えっ?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
更新が遅くなって申し訳ありませんでした。
物凄く難産でした。自分の回りくどさが恨めしい………!
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
さようなら竜生、こんにちは人生
永島ひろあき
ファンタジー
最強最古の竜が、あまりにも長く生き過ぎた為に生きる事に飽き、自分を討伐しに来た勇者たちに討たれて死んだ。
竜はそのまま冥府で永劫の眠りにつくはずであったが、気づいた時、人間の赤子へと生まれ変わっていた。
竜から人間に生まれ変わり、生きる事への活力を取り戻した竜は、人間として生きてゆくことを選ぶ。
辺境の農民の子供として生を受けた竜は、魂の有する莫大な力を隠して生きてきたが、のちにラミアの少女、黒薔薇の妖精との出会いを経て魔法の力を見いだされて魔法学院へと入学する。
かつて竜であったその人間は、魔法学院で過ごす日々の中、美しく強い学友達やかつての友である大地母神や吸血鬼の女王、龍の女皇達との出会いを経て生きる事の喜びと幸福を知ってゆく。
※お陰様をもちまして2015年3月に書籍化いたしました。書籍化該当箇所はダイジェストと差し替えております。
このダイジェスト化は書籍の出版をしてくださっているアルファポリスさんとの契約に基づくものです。ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。
※2016年9月より、ハーメルン様でも合わせて投稿させていただいております。
※2019年10月28日、完結いたしました。ありがとうございました!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる