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第1章 異世界転移
第1話
しおりを挟む「待ってよマクガイン!話が違うわっ!? 」
突入の為に室内の様子を窺うと、聞こえてきたのは予想外の言い争う声だった。
「どうして此処を爆破する必要があるの!? あなた、極力一般人には被害は出さない、標的にするのは、パパ達を死に追いやった、人でなしの政府関係者や実行部隊だけだって言ったじゃない!! 」
そこで俺達が見たものは、目標人物の「アリシア・斎藤 」と「マクガイン・ネルソン 」が言い争っている場面だった…………。
~~~~~~~~~~~~~~~
私は大和政府の奴らが憎かった。
世界を救うことを真剣に考えて頑張っていた立派なパパ、いつも優しかったママ……。私はそんな二人が本当に大好きだった。
パパはいつも「自分の研究で、本当に困っている人達や、貧しい国を助けたいんだ 」って話をしてくれた。パパの【超次元振動理論】というのは難しくてよく分からなかったけど、ママが「とっても素晴らしい、夢のような技術なのよ?パパって本当に凄いわね 」って、ちょっと誇らしげに言っていたのを今でも覚えてる。
だけど、いつもは優しい顔のパパが、少し怖い顔をして「この国にいたままじゃ、私の研究は利用されるだけだ。大和政府は、利益の事しか考えていない。私の考えに賛同してくれる国の人達がいるんだ。 三人で一緒にこの国を出よう! 」って私達に言った。
外国に逃げるって聞いて、本当は不安だったし、友達とお別れするのはイヤだったけど、このままだと大和政府から狙われて、命の危険があるかもしれないって話だったから、私達は急いで逃げるしかなかった。
移動中、怖くて何度も泣きそうになる私に「大丈夫よ、何も怖くないわ。パパを信じて? 」ってママが手を握りしめてくれた。
いつもニコニコしているママの顔も少しだけ青ざめていたけれど、それでもにっこりと元気付けようとしてくれるママを見て、私も頑張らなきゃ、って思った。
何とか空港に着いて、私達三人が搭乗する飛行機に向かう移動カートに乗った時に、それまでずっと厳しい顔だったパパが「ここまで来れば、もう大丈夫だよ 」って、少しだけホッとした顔で初めて微笑んだ。
そんなパパを見て、ママも嬉しそうに、ギュっと私を抱きしめた……。
目が覚めたのは病院のベッドの上。 全身が痛くて、耳も聞こえなかった。そして、右腕までが無くなっていた。
酷い痛みとショックで、初めは何が何だか訳が分からなかった。
痛くて、心細くて、私はパパとママの事を必死に呼んだけれど、パパとママは何処にも見当たらなかった。
お医者さんや看護師の人達に聞いても、誰も、何も教えてくれなくて、不安で涙が止まらなかった……。
しばらくして、私のいた病室に公安の刑事だと名乗る男達が来て、空港で爆破テロがあって、私達の乗ったカートが爆発した事、パパとママが死んでしまった事を聞かされた。
ウソだと思った。悪い冗談だと思った。
絶対この人達が私を騙そうとしてるんだ! と思って、絶対に信じなかった。
でも…………ウソじゃなかった。
TVやネットの報道で、爆破テロだって何度もニュースを繰り返してた。目の前が真っ暗になって、何も考えられなかった。
私は泣いた。泣いて哭いて泣き叫んだ。
刑事達が事情聴取がしたいと言ってきたけれど、私は何も知りませんって、話なんかしてやらなかった。
だって、あの時パパが言っていたから。「命の危険があるかもしれない 」って。だから、私達はテロなんかに巻き込まれたんじゃない。パパとママは、きっと”こいつら”に殺されたんだ!! って……。
幾つものマスコミが私の事を「悲劇のヒロイン 」だと報道した。
私は取材に来た記者の人達に、何度も何度も、あれはテロなんかじゃない、パパとママは大和政府に殺されたんだ!!って訴えたけど、ゴシップとかで面白がられるばかりで、誰もまともに受け止めてくれなかった……。
悔しかった……。何故誰も信じてくれないんだろう?って、悔しくてたまらなかった。
そんな時だった。マクガインが私を訪ねてきたのは。
「初めまして、アリシアさん。私はマクガイン・ネルソンと申します。 お父様達の事、心からお悔み申し上げます。 本当に残念でなりません…… 」
初めは、またマスコミか大和政府の奴かと思って睨みつけてしまった。でも、その後に、すごく真剣な顔で彼はこう言った。
「私は事件の真相を知っています。 斎藤博士は立派な志を持った、本当に尊敬すべき方だった。私は大和政府が許せない……っ! 」
悔しそうに表情を歪めながら、拳を握りしめていた。その姿はとても嘘を言ってるようには見えなくて……。
「本当? ……本当に信じてくれるのっ!? 」
「勿論です。ですが、すいません、ここではまだ連中の監視の目がある為、全てをお話しする事はできません。……ですが、いずれ全ての真相をお伝えすると約束します。 ですから、先ずはしっかりと御身体を治して下さい。博士亡き今、貴女こそが我々の希望なのですから 」
嬉しかった。 周りの大人は、誰一人信じられなくなっていたけれど、初めて味方が出来たと思った。
爆発の影響で、私の身体は右腕がちぎれてしまった他にもそこら中骨折とかもしていて、結構酷い状態だった。 リハビリは本当に苦しかったけれど、あれからもマクガインが度々お見舞いにきてくれて、いっぱい励まして元気づけてくれた。 そして、身体が治って退院出来たら、必ず本当のことを教えてくれると約束してくれたから、どんなに苦しいリハビリでも諦めずに頑張ることが出来た。
……そして半年後、退院した私は、マクガインに連れられて、初めて【自由の灯火】のメンバー達と会ったのだった。
彼等は皆、利益主義の大和政府のやり方に反対したり従わなかったせいで職場を追われたり、立場を失ったりと、それぞれ大和政府に人生を狂わされた人達ばかりだという。
「アリシアさん、よく頑張りましたね、今こそ全てをお話しましょう…… 」
メンバー達を紹介した後、約束通りマクガインは私が聞きたかったことを教えてくれた。
パパの言っていた協力者とはマクガイン達だったこと、パパの研究を大和が独占したいが為にテロに見せかけて暗殺したこと、そして、パパから奪った【超次元振動理論】を基に、秘密裏に【次元振動炉】というものを建造中だということも……。
許せなかった……っ!
私から、パパを、ママを奪っておいて、まだお金が欲しいのか!!
まだパパの研究を穢すのか!!
悔しくて悔しくて、涙が溢れて止まらなかった……。
「私達はテロリストなどではありません、寧ろ人々を大和政府の横暴から解放し、かつての民主主義だった〈日本〉へと、この国を取り戻すべく立ち上がった、言わばレジスタンスなのです! 」
マクガインは、悔しさに震える私の手を取りながら微笑むと私にこう言った。
「どうか、博士のご遺志を継いで、私達に貴女の力を貸して下さい。 絶対に無駄な血は流さないと約束します。 博士の研究を奪い返し、人々を救い、共に大和政府を打ち倒しましょう!! 」
……マクガインのその言葉は、私の心に突き刺さった。
そうだ!パパの研究は、本当に困っている人や、貧しい国の人達の為のものだ。パパの研究を取り戻し、私達家族を引き裂いた奴等を必ずやっつけてやる!
私はそう心に誓った……。
その後、私は失った右腕や、身体の各所の義体化手術を受け【自由の灯火】のメンバーとなった。
作戦の際に、傷ついた人達を見る度に心が締め付けられるようだったけど、標的となっているのは、人々を苦しめ、利益を貪っている政府関係者と、パパ達の命を奪ったような人でなしだけだとマクガインから説明されて我慢した。
そして今日、本当の目的だった、【次元振動炉】のデータの奪取と施設の破壊の為の作戦が実行された。
………でも…………、
~~~~~~~~~~~~~~~
「どうして!? なぜスタッフの人達を殺したの!? それに、この【次元振動炉】を暴走なんかさせたら、どれだけの被害が出るかわからないじゃない!! 」
アリシアは一緒にいた男、マクガインの服を掴みながら叫んでいた。
「アリシアさん、これは必要なことなんです。スタッフ達は皆、貴女のお父様の研究を穢した者達なのですから、裁きを受けて当然だったのです。 それから、普通に施設を破壊しただけでは、データを修復されてしまうかもしれません。 その為には、施設を暴走、爆発させて徹底的に破壊する必要があるのですよ 」
「でもっ!そんなことをしたら、周りは昔の核爆発のように何キロも吹き飛んでしまうわ! 少し離れた所には、町だってあるのよ!? 」
アリシアの必死な問いかけに対して、操作パネルに向かい何らかの入力をしているマクガインは、振り向きもせずに淡々とした口調で答える。
その飄々とした態度に更に語気を強めてアリシアが言い募る。
『何だー?こんなところで痴話ゲンカかー? 』
『あほう、でも、ちょうど良いや、さっさと確保しちまおうぜ 』
ここまで来る間に、何人もの職員らしき遺体が転がっていた。たとえどんな事情があろうと、やっている事は間違いなくテロ行為だ。許されることじゃない。
俺は軽口をたたく大輔をスルーして、次の行動指示を出す。
『大輔、お前が先行してマクガインを確保、《アイ》は大輔の援護、俺はアリシアを押さえる 』
『あいよ、了解 』
『イエス、マスター 』
『よし、……突入するぞ! 』
エネルギー消費を抑える為に
解除していた光学迷彩を再展開し、室内の二人を確保するべく室内に踏み込もうとしたところで状況が変化した。
振り向いたマクガインが、持っていた拳銃の銃口をアリシアに向けていたのだ。
「っ!? 何…!? 何でっ!? 」
驚愕に染まった表情でアリシアが狼狽える。
「ふう……、本当に面倒な小娘ですね、貴女は。もう、いいでしょう、貴女とは此処でお別れなのですから、そろそろその喧しい口を閉じてもらえませんか? 」
「え……っ? 何を言っている……の? 」
言葉は丁寧だが、その視線は氷のように冷たく、声には侮蔑の色が混ざっていた。
「アリシア、貴女は本当に素直でバカな娘でした。 【自由の灯火】は作戦に失敗、リーダーの貴女と共に全員が死亡。その後実験施設は暴走、多くの犠牲を伴って爆発する……いいシナリオでしょう? 」
「騙して…騙していたの? 」
真っ青になったアリシアはその身を震わせ、信じたくない、というふうに首を左右に振りながら後退る。
「予想外でしたよ、まさかあの爆発でデータまで一緒に吹き飛んでしまうとは……。 お陰で時間も金も無駄に使ってしまいました。 ですが、誇りに思いなさい、貴女のお父様の素晴らしい発明は、我が祖国が再び世界の覇権を握るために必ず役立ってくれるでしょう。……ああ、感謝して下さって結構ですよ? ここが破壊された挙げ句にデータまで失われたら、大和政府にとってとんでもない損失でしょうね、貴女の望み通りでしょう? ……ククク 」
「っ!?…まさか……、本当は、大和政府なんかじゃなくて、あなた達が!? 」
マクガインは、返答の代わりにその端正な顔をニヤァっと醜悪に歪めて嗤う。
可笑しくて堪らない、堪え切れない……、そんな完全に人を見下した、厭らしい笑みだ。
「信じて…信じていたのに!この人でなし!殺してやるっ!! 」
咄嗟にマクガインに銃を向けるアリシアだが、マクガインは焦る素振りも見せずその引き金に掛けた指をゆっくりと絞る……。
なんて、やらせる訳がねえっ!!
ビスッ!!ビスッ!!ビスッ!!ビスッ!!
「ぐぁっ……っ!? 」
俺の構えた自動小銃から放たれた弾丸が、マクガインの動きより速くその身体を貫いた。
『大輔!マクガインを確保!《アイ》は俺と一緒にアリシアの”保護”だ! 』
『分かったーっ! 』
『イエス、マスター 』
俺たちはお互いの姿を確認出来るように光学迷彩を解除、同時に飛び出して目標の確保へと走る。
何が起こったか理解出来ていないアリシアから拳銃を取り上げ素早く拘束する。
「何っ!?何なのあなた達はっ!? 」
質問を無視して大輔を見ると、ちょうどマクガインを押さえ込んだところだった。
マクガインは全身を義体化している。俺が撃った弾は正確にヤツの身体を貫いた筈だが、油断は出来ない。
俺は暴れるアリシアを《アイ》に任せ、援護のために大輔の方へ向かおうとしたところで、異変に気付いた。
大輔の背後が陽炎のように揺らめいている?……まさかっ!?
「大輔!! 後ろだっ!! 」
「はぁー? 」
ガガガガガガガガガガガガッッ!!
大輔の背後の空間から滲み出るように現れた黒い【ASD】は、その右腕に装備されたチェーンガンから大量の弾丸を吐き出し、大輔はおろか、マクガインまでも貫いた……。
「大輔ぇーーーーーーっ!! 」
無数の弾丸に貫かれ、操り人形のダンスのようにガクガクと身体を揺らした後、ゆっくりと倒れ込んでいく大輔。
何故だ!なんでこいつらが光学迷彩なんて持っていやがる!
シュカカカカカカカカッ!!
フルオートで連射するも、5.56mmの弾丸ではヤツの装甲に弾かれて大したダメージは与えられない。
黒い【ASD】の銃口がゆっくりとこちらに向く。俺は役立たずの自動小銃を投げ捨て、刹那の間にヤツの下へと到達し、懐に踏み込み、左腕に仕込まれている〈糸〉を展開、銃火器を搭載してある右腕に巻き付け、身体の捻りも加えて引き絞り、肘関節らしき場所から切断して斬り飛ばす。
「やってくれたな!このクソ野郎がっ!! 」
更に回転の勢いをつけて右の掌底を撃ち放つと、黒い【ASD】の胸部装甲が大きくひしゃげて弾け飛ぶ。
衝撃で体勢を崩した隙に、腰のホルスターから拳銃を抜き放ち、
ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!
剥き出しになった箇所に全弾撃ち込んだところで黒い【ASD】はその動きを停めた……。
「大輔っ! 」
すぐさま駆け寄り、その身体を抱き起こすが……、大輔の身体には無数の弾痕が刻まれ、酷い有り様になっていた……。
いくら全身義体といえども、脳を収納してある頭部を破壊されては助からない。 これでは大輔はもう……。
その時だった。 突然けたたましいアラートとともに緊急退避を勧告する館内放送が鳴り響いた。
[ーー緊急事態発生!緊急事態発生!全職員は直ちに施設外へ退去、避難して下さいーー繰り返します、緊急事態発生!……ーー]
『マスター!【次元振動炉】内のエネルギーが臨界値を超えて上昇中です! 』
「なんだとっ!?……まさか! 」
慌てて振り返ると、いつの間にか移動したマクガインが、制御用らしき操作パネルに寄りかかっていた。
「テメエっ! 何しやがった! 」
「【零】の方…ですか……?…フッ、少し……遅かった…ようですね 」
迂闊だった! 大輔の事で動揺してしまい、マクガインから注意を逸らしちまっていた!
見れば息も絶え絶えの状態だが、その手は炉心コントロール用のコンソールの始動キィの上に置かれていた。
『マスター!既に【次元振動炉】内のエネルギーは臨界点を突破、設定限界値を遙かに超えています! 今の状態で施設を稼働されれば、システムが暴走、爆発して甚大な被害がっ!! 』
「クッ!? マクガイン! その手を離せっ!! 」
咄嗟にマクガインに銃口を向けるが、ヤツは引き攣った笑みを浮かべただけだった。
「今さら…、脅しなど、意味がありませんよ……カフッ、クッ…、クハハハ……、はぁ、私まで…捨て駒だったとは、予想外…でしたが……、こうなった以上……は、せめて、派手に散りましょうか…… 」
そして、更に口の端をニィっと吊り上げ、狂気に染まった嗤いを浮かべると、
「お付き合い……下さいねぇ……っ! 」
「クッ!? 」
ドンッッッ!!
ヤツの手が動くと同時に発砲、マクガインの額に風穴が開き、後ろにあった操作ディスプレイに血と脳漿が飛び散った。
歪な笑みを浮かべたまま、ズルズルと崩れ落ちていくマクガイン。だが、その手は最後まで始動キィを押し込んでいた……っ!?
ヴィンヴィンヴィンヴィン……
地から響くような振動と共に、不気味な唸りがだんだんと大きくなっていく。……僅かに間に合わなかったのかっ!?
『マスター!危険です! ただちに避難して下さい!! 』
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