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第22章 ヒロト先生の新型ゴーレム開発日誌2
第187話 閑話 国家錬金術師というモノ
しおりを挟む「よし、遊動輪の調整はこんなモンだろう。火器管制の制御の方はどうだ?」
「問題ありません。射出時の威力変更の出力調整にまだ若干のムラはありますが、想定の範囲内でしょう 」
「うむ。まずまずといったところだな……… 」
分厚く、頑丈に造られた鉄の台座の上に乗せられた、巨大な鉄の箱のような物体の前で話し合う男達。
ここは王城内部にある【国家錬金術師】達の工房、いや、ここはもう工廠とでも呼ぶべきか。
この二人は、ヒロトよりもたらされた新型ゴーレムプロジェクトにおいて、人型、とはまた別のラインの開発を任された主任と班長クラスの二人だった。
体育館ほどの広さに作られたそこは、太い鉄骨で支えられた梁や壁に打ち付けられた鋼板など、先程の台座に負けず劣らず頑丈そうだ。
これならば如何なる攻撃、襲撃にも耐えられそうだ。さすがは大国ロードベルクを支える【国家錬金術師】の研究室だと、見た者は思うかもしれないが、その評価は間違っている。
ここまで頑丈な造りになっているのには当然ながらわ理由がある。だがそれは、他ならぬ【国家錬金術師】達の方にこそ"理由"があるのだ。
世の一般の人々や魔術・魔道具に携わる者達、特に魔術学院に通う者達から尊敬と憧れの目で見られている【国家錬金術師】。その名を冠するには"最難関"とも言われる国家試験があり、その狭き門を通過する事は、世間で優秀と呼ばれる者であっても容易な事ではない ーーー 。
と、言われているが、実際には少し違う。それは他ならぬ彼等自身がしばしば自らを称する言葉に実によく表されている。即ち ーー『国家公認の趣味人間の集まり』ーー と 。
つまりは彼等にとって"国家の為に~"云々は二の次三の次で、面白いと思ったこと、興味のあることに全力で取り組んでいるだけなのだ。
確かに彼等の先進的かつ柔軟な発想によって、魔道具や魔法術式の改良、各種新薬や魔法薬の開発など、国益となる物は多岐に渡る。
だが、その開発の過程には魔法術式の暴走や暴発、異臭騒ぎなど、"あわや大惨事"となりかけたことも枚挙に暇が無い。
ここまで言えばもうお判りだろう。この場所がこれ程までに頑丈な造りになっている理由とは、外部からの攻撃に耐える為ではなく、むしろ彼等【国家錬金術師】達によって引き起こされるかもしれないアレやコレやの被害を、出来得る限り最小限に抑える為であるのだ。
超メジャーな、「鋼~」だの「炎~」だのが頭に着く"某国家錬金術師"と違って、彼等はまず戦闘を行うことはない。何故なら彼等は戦闘職ではないし、根っからの研究者であるからだ。だが、その研究が物騒極まりないモノであることが非常に多いので、研究者というよりは、「困った科学者」と言った方がしっくりくるのかもしれないが。
矛盾しているようだが、それでいてどうしようもない程の性格破綻者がいないというのは、偏にロードベルク全土に根付いた教育の成果によって、子供の頃からきちんとした道徳観念が育てられているから、というのは面白い事実だ。
教育などの成果が出るのは時間がかかる大事業だ。だが、今のロードベルク王国の姿を見れば、時のジークランス王に如何に先見の明があったかがよく分かるというものだろう。
最難関、と呼ばれるほどの国家試験が課せられる【国家錬金術師】であるが、実は、必ずしもそうではなく、メイガネーノがそうだったように、場合によっては無試験でも任命される場合がある。
その研究もしくは発明によって、多大な国益をもたらすであろうと思われる反面、もし放置した場合、それが悪用されればとんでもない参事を引き起こすかもしれない。というケースだ。
まあ、大概の場合においては開発者にそのような意図は無く、熱意の赴くままに猛進した結果にやらかしてしまうのが殆んどだ。なのだが、いざ"事故"が起こってしまってからでは遅いし、万が一悪意ある者の手に渡ってしまってからでは手遅れになってしまう。
その為、そうなってしまう前にそうした者達をさっさと国に取り込んでしまって保護する訳だが、言い方を変えれば【国家錬金術師】とは、"放っておいたら何をするか分からない"者達を、国家の名の下にいつでも目の届く範囲で管理できるよう、その首に鈴というか縄をつけるようになったのが【国家錬金術師】の始まりだとも言えよう。
つまり、【国家錬金術師】になれるかどうか?その線引きとは、一般とは明らかに異なる独自の発想やセンスが問題であって、真面目に目指している者には可哀そうな話になるが、如何に成績が優秀で有能な者であろうと、その思考が常識の範疇に収まってしまっている者では絶対になる事は出来ないということになる。
……やっぱりマッドサイエンティストでいいんじゃないだろうか…。
まあ、救いというか何と言うか幸いなことに、こういった連中は富や名声権力といった一般で言うような欲望や欲求は殆んど無い。"趣味人間"の名に相応しく、食うに困らずやりたい事をやりたいようにやれるならまず不満など無く、「国の金で好き放題やれる!」と喜んでいる者ばかりというのが幸いと言えば幸いだろうか。
だが、そんな柔軟な思考を持つ【国家錬金術師】の彼等であっても、この世界を通しての概念的な常識の壁は高かったようだ。
「しかし……、固定観念や先入観というのは厄介なモノですね。よりにもよって我々【国家錬金術師】が固定観念や先入観に囚われていたとは…。まったく笑えない 」
「うむ、まったくだ。ヒロト様に『ゴーレムは人型じゃないといけない決まりでもあるのか?』と聞かれた時には、一瞬言葉に詰まってしまった 」
実は長い歴史の中で、まったくそういった所謂"非人間型"のゴーレムが存在しなかった訳では無い。
術者の中には、魔獣型のゴーレムを作ってみた者も少なからずいたのだが、例えば"尻尾"などのヒト族には存在しない部位を、上手く操作出来なかったのだ。
生物の持つ器官には必ず意味があり、それに応じた機能があるのだ。考えてみれば当たり前の話で、両手をパタパタとしながら走り回っても、鳥の空を飛ぶ感覚など解らない。
尻尾とはバランスを取る為の器官であるため、完全二足歩行でバランスを取る人間では感覚が分からなくて当然で、仮にファンタジーによくあるような、身体だけ人間に竜の尻尾だけを付けた場合、バランスを取るには引き摺って歩くしかなく、デッドウェイトにしかならないだろう。
余談ではあるが、誰もが知る恐竜の王者ティラノサウルスは、今でこそかの有名な"恐竜テーマパーク映画"に代表されるように、頭は低く、尻尾をピンと伸ばした状態で描かれているが、20世紀末までの古い図鑑や映像作品などでは、某怪獣王ゴ○ラのような直立した姿勢、ベタ足で尻尾を引き摺って歩く姿で描かれていた。
つまり尻尾とは、バランサーではなく"第三の足"として、身体を安定させる為にカメラなどの三脚のように使って、三点で立っていたと考えられていたのが通説、という時代があったのだ。
今では笑い話のような話だが、当時は大人から子供まで、誰もおかしいなどとは思わなかった。
一旦社会に定着してしまった固定観念とはまことに恐ろしい?という一例である。
つまりゴーレムが人型であった理由とは、その"操作性"によるところに他ならない。と、いうか、それしか理由は無く、後は"ゴーレムは人型"という固定観念が一般常識化してしまった結果だろう。
「ですが、『ゴーレム馬車』と言われて私が真っ先に思い浮かべたのは"馬型ゴーレム"に引かせた馬車でした…… 」
「私もだ。だがヒロト様が仰っていたのは"馬車そのもの、それ自体のゴーレム化"であったな… 」
「はい。言われてみれば実にごもっともな話です。馬車そのものをゴーレム化すれば、馬をゴーレム化して引かせるよりも、よっぽど術者の思い通りに動かすことが出来ます 」
「まったくだ。こんな簡単なことを、言われなければ気付かなかったとは…、【国家錬金術師】が聞いて呆れるな 」
彼等二人はしきりに自分達の頭の硬さを悔やんでいるが、そもそも地球生まれのヒロトとでは、情報量という点だけでも相当に違う。ヒロトにしてみれば"自動車"を例に挙げただけなのだが、彼等はその自動車の存在自体を知らないのだから、本来は悔やむ必要すら無い話しなのだ。
何よりどこまで行ってもこの世界という枠の中で生まれ育った彼等には、これは半分仕方のないことであろう。
「しかも車体は別にして、足回りのみをゴーレム化するとは…!まったく思い付きませんでした 」
「うむ。足回りだけならば、比較的低位の《土人形創造》による制御でも事足りる。しかも予め設定さえしておけば路面の状況に合わせて車輪の形状を変化させることができるなどとは考えもしなかったぞ 」
「おまけに車輪自体がゴーレムなのですから、破損した端から修復可能、とは、画期的などという言葉ではとても足りませんね… 」
なまじ魔法という便利な力がある為か、イオニディア世界の文化レベルは今だ中世ヨーロッパ辺りの水準であり、大量の人や荷物の移動の主力は馬車が担っている。
しかしこの馬車も、高級な貴族が乗るような物以外は箱型の車体に車輪を直付けしたような物ばかりで、乗り心地などは殆んど考慮されていないようなものばかりである。
その車輪も強度を得るために車軸は鉄などの金属製であるが、車輪自体は木製の物に、精々が耐久性を上げる為に外周部に薄い鉄板を巻き付けてある程度だ。
《構造強化》の魔法があるため、地球で使用されていた物に比べればある程度の強度や耐久性はあるものの、街中以外はほぼ未舗装の道路ばかりの為に、衝撃がダイレクトに車輪に伝わってしまい、どうしても車輪が破損するなどの事故や故障が多かった。
だが、車輪そのものがゴーレムであるならば、四輪独立駆動で車軸すらいらず、破損しようともすぐさま修復させることが可能な上、泥濘みならば沈まないように幅を広げるなど、路面状況にあまり影響されることなく走行ができる。
また、それでも轍や泥濘みにハマってしまったとしても、その時だけ車輪を脚に変形させれば容易に脱出することまでできるのだ。これは彼等の言う通り、"画期的"の一言では済ませられないほどの新技術だろう。
「それに、エドワルド様が手を加えて手伝ったという、例の少女が開発した【魔導ジェネレーター】に、新たに加わった少年が開発したという"新型制御術式"を刻んだ魔晶石。これらを搭載したことで、途轍もなく性能がアップしました 」
「無限に等しく供給される魔力で〈魔力枯渇〉の心配は無くなり、新型の制御技術によって、操作性は格段に向上…か。これは本気で魔術学院に行った「魔道具式新型ゴーレム組」の四人が妬ましいな 」
「そうですね、新しく生まれ続けている新技術、それも見たことも聞いたことも無い物ばかり。正直私も今すぐ押しかけたいくらいですが……。仕方ありません。厳正なクジの結果なのですから 」
「だが、あの瞬間だけは運命の女神を心底恨んだぞ?いっそのこと【国家錬金術師】の名を返上して、もう一度魔術学院に入学し直そうかと思ったくらいだ 」
「主任もですか⁉︎ 実は私もです!」
ヒロト達「第二ゴーレム研究会」の元に、補助要員として派遣されている四人に対し、心底羨ましそうな顔で呟きながら、顔を見合わせて笑い合う二人。
冗談だと思ってはいけない。この二人に限らず、【国家錬金術師】全員に『今一番興味を惹かれる場所は?』と聞けば、一斉に『第二ゴーレム研究会!』という答えが返ってくるだろう。"『車輌型ゴーレム』その他の開発"というエサがなければ、何人もの【国家錬金術師】達は本当に職を辞め、学院へと突撃していたかもしれない。
『こちとら義理や仕事でやってんじゃねえんだよっ‼︎』とは、数代前の筆頭国家錬金術師の名(迷)言である。
良くも悪くも興味を惹かれた事には一直線。それが彼等【国家錬金術師】という人種なのだ。
「まあ、あちらも実用化の段階に入ったと報告は聞いているし、そうなれば近衛騎士団用の機体製作を行うのはここだ。その日を待とう 」
「はい。そうなる前に、我々もこの『車輌型ゴーレム』を完成させなければなりませんしね 」
「そういうことだ。さて、あと一息。我々独自の解釈も大いに盛り込んで構わないと言われていることだし、我々も他の開発チームを驚かしてやれるよう頑張ろうじゃないか 」
「はっはっはっ!そうですね、我々も是非驚かしてやりたいですな。……そういえば主任、話しは変わるのですが、少々小耳に挟んだ事で、お聞きしたいと思っていたことが……… 」
班長クラスの男の方が、主任へと違う話題を振る。
「ああ、もしかして君が言いたいのは"帝国の聖女"の事かね?」
「やはり分かりますか。聞けば例の黒い魔獣騒ぎに帝国が見舞われた際、その聖女の主導で開発された"魔道具"によって参事が最小限で済んだ。と聞きます。………が、伝え聞くその魔道具の特徴が、聞けば聞くほど我々がヒロト様から委託された『銃』なる魔道具にそっくりなのが気になるのです。名称までも、そのまま"銃"であるとか 」
ヒロトからもたらされた発想は、いつもは常識を覆す【国家錬金術師】をしても驚くべきものばかりだった。そのヒロトが考えたものと、全くと言っていいほど同じ特徴を持った魔道具を、帝国の聖女はこちらに一歩先んじて開発したという。
これは偶然か?しかし、遠く離れた帝国とロードベルク王国で、同じような魔道具がまったく同時期に開発されるなど在り得るのだろうか?それとも"帝国の聖女"とヒロトには何か接点があるのだろうか? 彼の疑問は尽きない。
「ふむ?偶然、と言ってしまえばそれまでだが、生物界でも全く別の地域なのに同じような進化を果たす収斂進化のようなケースもある。詳しくは私にも分からんが、絶対に無いとは言えないだろう。しかし、まあ、私にとってはどうでもいいことだな 」
「『どうでもいい』ですか?」
主任の答えに納得がいかないのか、微妙に訝しんだ表情になる男 。それもそのはず、未知なるモノに対する興味を否定するような今の主任の答えは、彼等にとって、もっとも相応しくない言葉だからだ。
「"興味が無い"と言えば嘘になってしまうが、今の私はコイツに夢中なのでな?」
コンコン、と目の前に置かれた台座の上で鎮座する車輌型ゴーレムを拳で小突き、ニヤリと悪戯っぽい笑みを浮かべる主任の男。
その表情を見て、班長の男がようやく、ああ!と納得した表情に変わる。
「なるほど。そうですね 」
「だろ?今一番私達にとって重要なのは、コイツを最高に仕上げることだ。色々疑問に感じることはあるが、もしも帝国の開発した"銃"が同じようなモノであったとしても、私達がそれ以上のモノを作ってやればいいだけの話さ 」
「クククっ!そうですね、そうでした。私としたことが瑣末なことに気を取られていたようです 」
「なに、それもまた我々の一面さ。さて、いい加減腹が減ったな。我々も飯を食いに行こう 」
「はい、一旦休憩した後に、他の連中と最終チェック。その後はいよいよ起動実験ですね 」
「ああ、楽しみだ 」
そんな会話を交わしながら去っていく二人。
数ヶ月後、彼等の開発した『車輌型ゴーレム』は、彼等の目論見通りイオニディア中を震撼させることになるのだが、それはまた今少し後の話である。
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