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第24章 混沌の序曲
第210話 閑話 勇者パーティ結成⁉︎ 2
しおりを挟む空を飛ぶ為には軽量でなければならず、その為にスリムではあるものの、同時に"貧乳"という呪縛を背負わなければならなくなった鳥系獣人族の少女達。どれほど嘆こうと、こればかりは生物学上の問題である為どうしようもない。
多種族女性に比べれば、決して大きいと呼べるほどのサイズではないものの、同族女子限定であるならば、かなりのバストサイズを誇るバーニャのある種族特徴とは、その体に母親の牛族の血が流れているということであったのである!
牛と鷹のハーフ。そんなことがあり得るのか⁉︎と驚くダイの後ろから、妙に艶のある声がかかった。
「おや、あちしをお呼びでござんすかえ?」
その声にダイが振り向けば、目の前には"どおおぉぉぉぉぉぉぉぉおんっ‼︎"と擬音が付きそうな程の圧倒的ボリュームを誇る胸が。
「うおっ⁉︎ 」
「お母さんっ⁉︎ 」
思わず顔を赤くしてのけ反るダイを、微笑ましげに見ながら、ニコリと微笑む女性こそ、バーニャの母親、ロースゥであった。
「おやおや、闘いは一丁前でも、これはまた初心な坊やでござんすなぁ?」
その頭部に暴牛族の証しともいうべき大きな角を生やしているものの、ロースゥは秀真服の着物を肩から羽織り、その圧倒的なバストサイズのせいで閉める事が出来ない為か、王国戦士団の女性士官用の制服を着崩して、前を大きく開いた胸の部分は"これでもか!"というほど谷間を強調した服装である。
「お、おおお俺は"ダイ"だー!坊やなんかじゃねえやいーーっ‼︎ 」
顔を真っ赤にしながらも、「坊や」と呼ばれた事に猛抗議するダイ。
だが、これは仕方がないだろう。白間 大輔という前世の記憶を持っているとはいえ、今のダイは十六歳。
成人男性であった大輔の頃なら、さすがにひとりや二人の女性経験はあったものの、今のダイはその年齢通り真っ新ド新品の童貞君である。そんな初心な少年の目の前に、いきなり殆んど半分露出している巨乳を突き付けられたのだ。その精神年齢も今の年齢に引っ張られているダイにはとてもではないが刺激が強すぎた。
おまけにロースゥのその雰囲気たるや、やや垂れ気味の目許の泣きボクロやポッテリとした唇など、淫靡というか妖艶というか、とにかく"人妻のお色気"全開!といった風態の女性なのだから、その破壊力は絶大である。
「ふふ…っ、そんな真っ赤な顔をしていては説得力もありやしませんが、確かに一端の戦士たる男子に『坊や』は失礼でござんしたね。ご無礼致しました、この通り堪忍しておくんなさいませ 」
そう言って、ロースゥは"シャナリ"と頭を下げる。
頭を下げた事で、その大きな胸が重力に引っ張られ『何かもう、この女性ワザとやってんじゃねーの⁉︎ 』と思うほど今にも零れ落ちそうな際どい状態となり、ダイだけではなく周りの男性戦士達の目までがその光景に釘づけとなり、誰知らず おおぉ…っ⁉︎と声が漏れる。
「ちょっと馬鹿ダイ!アンタ何処見てんのよ、この変態っ‼︎ 」
「み、みみみ見てなんかいないですし…っ⁉︎ 」
俗に『男のチラ見は女のガン見』という。
慌ててティーリの言葉を否定するダイだが、その慌てっぷりから何処を見ていたか?は明白。苦しい言い訳だ。
それが分かっているからか、ティーリの追撃を逃れる為にロースゥへと向き直るダイ。
「い、いやぁー、分かってくれればいーんだよ、うん 」
しかし、ティーリは分かっていないようだが、ダイが焦っていたのは単に凄まじき乳圧にだけではなかった。
(「このロースゥさん、強えぇ! この俺が真後ろに付かれながら、声をかけられるまでまったく気配に気がつかなかった…⁉︎ 」)
そんなダイの内心に気付いてか、感心した様子で小さくニヤリと笑うロースゥ。
(「ほう…、 呆けたのは僅かの間だけ。すぐ様意識を臨戦体勢に戻すとは、さすがは【黒き武神】様のお弟子…いや、バーニャが見込んだ男という訳でござんしょうかね?ふふふ、益々気に入りました 」)
「おやまあ、バーニャ。その様子だと、勝負の方はかっちり白黒着いたようでござんすねぇ?」
「あ…!………うん、負けちゃった…。
ゴメンね、お母さんに教えてもらった〈烈渦暴風角〉まで使ったのに…… 」
「それは致し方ござんせん。元々アレは暴牛族の突進技を、わちしが独自に改良させたもの。大柄な暴牛族の体格があってこその技でござんすからねぇ。小柄軽量の主には元々合わぬ技。ですが、あの無理な体勢から速度と《風属性》を使い、純粋に"技のみ"であそこまでカチ上げたんですから、むしろ主は良くやったと思いますよ?負けたのは……、ただ、こちらのダイ殿が強かった。そういうことでござんしょう 」
ふらつきながらも立ち上がろうとするバーニャに手を貸しながら、ニッコリと微笑むロースゥ。ここだけはさすがのロースゥも"人妻"ではなく"母親"の顔になっていた。
「けれど、仕来りは仕来り。分かっておりやすね?」
「………………………うん… 」
その途端、耳まで真っ赤に染めながら、小さく返事をして俯くバーニャ。
「何だー?どうしたんだー?どうして真っ赤になってんだー、バーニャ?」
俯き、湯気すら出そうなほど真っ赤になっているバーニャに代わり、ニッコリと笑ったロースゥが口を開く。
「当家にはある仕来りがございましてねぇ、それに関する事でござんすよ 」
「仕来り?」
「はい、その通りにござんすえ 」
首を傾げるダイに、一層ニンマリと艶やかな笑みを深めてロースゥは頷く。
その笑みを見た途端、なぜかダイとティーリの二人は"ゾクリ"と寒気のようなモノを感じたのだが、それが何なのかは分からない。
「当家の"仕来り"とは、『全力を持って闘った相手に敗北し、もし心から敗けを認めてしまったのならば同性なら舎弟に。異性であればその者に嫁がなければならない』というものでござんすよ 」
「「………は?」」
ロースゥの口から語られた"仕来り"を聞いて、すぐには理解出来ずにフリーズするダイとティーリ。
やがて染み込むようにその話しが脳へと入っていき………。
「「はあああああああああああああああああああああああああああああああああっっ‼︎⁉︎ 」」
………盛大な声を上げる二人。
「御理解頂けやしたかね?それでは婿様、不束な娘でござんすが、末永くよろしゅうお頼申しますえ?」
「ちょっ、ちょっ⁉︎ ちょっと待てぇぇぇぇぇぇっ⁉︎ んなっ?いきなりそんなバカな話しがあるかあああああああああっ‼︎ 」
嘘か本当か知らないが、当然ながら、そんな話しがあるかと拒否するダイ。
「おや、ご承服頂けないのでござんすかえ?」
「当たり前だー!勝負に負けたから嫁って、どこの少年マンガなんだよっ⁉︎ 」
「ショウネンマンガが何かは分かりやせんが、婿様にはバーニャを娶っては頂けない…という事で、よござんすかえ?」
「その通りだーっ!」
腕を組んで、絶対拒否の姿勢を見せるダイだったが、次にロースゥの口から出た言葉は、更に驚くべきものだった。
「………そう、でござんすか…。残念ですが、そういう事なら仕方がごさいません。……バーニャ、今日より主はわちし等とは縁を切り、旅に出てもらうしかないようでござんすよ 」
「うん、覚悟は済んでるわお母さん…いえ、「ロースゥ様」。今迄お世話になりました。どうかお達者で… 」
ク…ッ!と苦いものを堪えるような表情のロースゥに、覚悟完了!とでもいうような儚げな笑顔で応えるバーニャ。そんな二人に、慌ててダイが口を出す。
「ちょっと待てっ?何でそんな話しになるんだよっ⁉︎ 」
「何、と申されましても、それも仕来りの内なんでござんすよ。当家は【獣王闘国】でも猛者で知られる御家。そんな家の者が敗北し、その身をもってお仕えしようとした方に拒否されたとあっちゃあ、立つ瀬がござんせん。そのような生き恥を晒して笑い者になるよりは、旅に出す事の方が、よっぽど温情なんでございますよ………!」
「お母さん…っ!」
「ああ…っ、バーニャ…!」
"今生の別れ"とでも言うように、涙ながらにヒシと固く抱き合うバーニャとロースゥの母娘二人。
そんな居た堪れない姿を見せられてはどうしようもない。ダイに取れる手段などたったひとつであった。
「分かった!分ーかったよっ!バーニャは俺がーー!」
「ちょっと待ちなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ‼︎ 」
「貰う… !」とダイが言葉を続けようとしたところにティーリが待ったをかけた。
「馬鹿ダイ!アンタもうちょっとよく考えなさい!こんな出来すぎた話ある訳ないでしょう!」
「え?あ、いや。だってさー…」
つかつかとダイと母娘の間に入り、顔の前に指を突き付けながらダイの迂闊さを注意するティーリ。
だが、その背後、ダイにもティーリにも見えない角度でロースゥが小さく唇の端を持ち上げていたことには気付いていない。
「おやまあ。"出来すぎた話"とは、えらい言われ方でござんすなぁ?」
"そんな話しは有り得ない"と真っ向から否定されたにも関わらず、まったく気を悪くした素振りもないロースゥの声に、ティーリは振り向いてキッとロースゥを睨む。
「ずっと横で聞いてましたけど、そんな話しは今まで聞いたコトもありませんし、そんなメチャクチャな話しが通る筈がありません!」
「ふむ。そうは仰られても当家の仕来りは本当の事。この【獣王闘国】で戦士として生きていく気構えから生まれた仕来りなのでござんすよ。それにお嬢さん?今まで聞いたコトがなくても世界は広うございますよ?生まれた国、育った場所が違えばそれだけ文化の違いがございましょう。それを頭ごなしに"有り得ない"と言われちゃあ私共の立つ瀬がござんせん 」
「そ、それはっ⁉︎ で、でもっ!」
確かにロースゥの言う通り。国や地域が違えば、文化や常識はその数だけあると言っていいだろう。
県民愛に溢れた"某番組"でもある通り、狭い日本の中でさえ、北と南では一八〇度常識が変わることすらあるのだ。
それがまったく違う国ともなれば、『そんな非常識な⁉︎」と言うことが堂々と罷り通る事だって"絶対に無い"とは言い切れない。
現在では人権などの観点から犯罪指定されているし日本では考えられない事だが、某国では今だに『誘拐婚』なるものが陰では存在しているなどがいい例だろう。
「ところで….まだご紹介頂いておりませんが、お嬢さんは何処のどちら様で?これはうちの娘と婿様のお話し。関係が無いようでござんしたら、引っ込んでて欲しいんでござんすがねぇ?あっ!もしかして、お嬢さんも婿様の"好い人"なんでござんしょうか?」
「ち、ちちち違いますっ!わ、私はティーリ。この馬鹿の幼馴染みで、何と言うか…、そう!あ、相棒です!ですが、こ、コイツの事をオバさんから面倒を見るよう頼まれているので、そんな勝手な話しは受け入れられませんっ‼︎ 」
慌てて首を横に振るティーリだが、周りに言わせれば「何をいまさら…」である。認めたがらないのは本人達ばかり、何よりそんな真っ赤な顔をしていてはまったく説得力が無いと言う事に気付いていないティーリだった。
「なるほど、ではお嬢さん…ティーリさんは婿様のお身内ということでよござんすかえ?」
「え?あ、はい!そんな感じです 」
「そうでござんすか…。それならこちらの言い分ばかりを押し付けてもいけやせんねぇ。……よござんす。この場はティーリさんの顔を立てて、この話しは一旦収めさせて頂きましょう 」
「「本当ですかっ⁉︎ 」」
ロースゥの言葉に、目を輝かせるダイとティーリ。だが二人は気付いていなかった。ここからがロースゥの策略の本番なのだということを………!
「その代わりと言っちゃあなんですが、こちらも勝手に仕来りを変える訳にも参りません。先程のお話しを伺う限り、婿様…ダイさんについてはティーリさんが任されている、ということでごさんしたね?」
「はい、そんな感じですけど… 」
「ならばそのティーリさんにさえ御納得頂ければ万事問題無し、ということでござんすね?ならばどうでしょう、ここは【獣王闘国】。お互いに納得いかないことは勝負で白黒着けるのが決まりにござんす。ティーリさんには後日、日を改めてバーニャと勝負して頂き、ティーリさんが勝てばこの話しは無かった事に。我が娘が勝ったらそのままダイさんに貰って頂くとしませんかぇ?」
「そ、そんな勝手な……っ⁉︎ 」
「勝負をお受け頂けないということであれば、こちらとしても当家の大切な仕来り、曲げる訳にはまいりやせんが…。さて、御返答は如何に?」
ニンマリと、もはや隠すことなく笑みを浮かべるロースゥ。
(「やられたっ!この女性、最初からこれが狙いで………っ⁉︎」)
これがロースゥの本当の狙いであったと気がついても、ここまで畳み掛けられては何も言い返せず、黙り込むしかないティーリ。
そんなティーリの様子に満足そうな笑みを浮かべるロースゥ。
「~~~~~~~~っ‼︎ 」
「御同意頂けたようでござんすね?では勝負は明後日、場所はここで行うと致しましょう。それでは、あちし等はこれでお暇させて頂くと致しましょう 」
そう言って流し目だけを残して立ち去っていくロースゥだったが、バーニャだけはティーリに近寄り、ティーリにだけ聞こえる大きさで言葉をかけた。
「ゴメンねティーリ。でも、私も本気なの。だから、必ずあなたに勝つわ。それじゃあね 」
「あ…っ!」
ティーリが何かを言う前に、バサリ、と大空へと飛び立っていってしまうバーニャ。色々と言いたい事は沢山あるのに、言われっ放しで終わってしまったティーリのモヤモヤは限界寸前だ。
「………お、おい、ティーリー…?」
「もうっ!馬鹿ダイ、アンタが悪いんだからねっ‼︎ このバカバカバカバカバカバカ~~~~~~~~~~っ‼︎ 」
そう言って、修練場から走り去っていってしまうティーリ。後に残されたのは、何も悪くないはずなのに騒動の原因となってしまった馬鹿と、そんな彼を気の毒そうな目で見る戦士達だけであった ーーーー 。
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いつもお読み頂きありがとうございます。
大賞もいよいよラストスパート!よろしくお願い致します。
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