〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第25章 対決‼︎ 元祖ゴーレム研究会

第217話

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「おい、聞いたかっ?」
「聞いた聞いた!ゼルド王子やクローレシア王女が、ボージャック公爵のバカ息子達と"ゴーレム対決"するって話だろ⁉︎ 」
「そうそう!あンのクソ公爵、根っから俺達庶民を馬鹿にしてるからよォ、ぜひ王子様達には奴をギャフンと言わせて欲しいよなぁ!」
「まったくだ!よし、俺ァ今日から軍神様に王子様達の勝利をお祈りするぜ!」
「そりゃあ良い!よっしゃ、俺ッチもそうするぜ!」

「「軍神様、どーか王子様達に大勝利をお願いしますっ‼︎ 」」

 ここはロードベルク王国の首都である王都グランベルクの"新市街"。一般庶民が多く暮らすエリアだ。
 
 今、このグランベルクでは、何処もかしこもこの男達が話していたような『ゴーレム研究会 VS 第二ゴーレム研究会』の話題で持ち切りだった。
 娯楽が少なく噂話が大好きな庶民達は、寄ると触ると"ゴーレム対決"の話題で盛り上がっているのだ。

 また、ボージャック公爵を始めとした〈回帰主義派〉の貴族達の横暴さは有名で、蔑まれる立場の庶民からの評判はすこぶる悪かった。そんな訳で、新市街などでは観覧出来る訳ではないのに、"ゼルド王子、クローレシア王女頑張れ、ボージャックのアホはコテンパンにされてしまえ‼︎"と、半分お祭り騒ぎのように庶民達は大いに盛り上がっているのだった。


 ーーーー 対してこちらは"旧市街"。

「困った事になったものだ……… 」
「ええ、本当に… 」

 大商人や貴族など、裕福な者達が住まうエリア。無邪気にゼルドやクローレシアの勝利を願い、盛り上がる庶民達とは違い、特に貴族街などではその様子が二分されていた。

 〈回帰主義派〉に対して、現王家、現政権を支持する者達を称して〈国王派〉と呼ぶ。 
 今回の事で、あからさまに勢い付いているのはボージャック公爵におもねる〈回帰主義派〉に所属する貴族達である。対して〈国王派〉に所属する貴族達といえば………。

「クローレシア王女が王国随一のゴーレム操者であることは間違いないが…… 」
「ボージャック公爵家の息子もまた天才。聞けば既に十五ルグメートルクラスのゴーレムを《創造クリエイト》出来るそうです 」
「十五…っ⁉︎ 如何に王女の【ルクスヴィータ】が稀有なゴーレムであろうと、それはあまりにも厳しい………!」
「左様。もしこれで公爵側が王族の方々に"勝った"などという実績を作られでもすれば、益々《土属性》連中の、いや〈回帰主義派〉が勢い付いてしまいますからな……… 」

 苦々しい表情で語り合う〈国王派〉の貴族達。
 そう、例え『競技会』という形を取っていたとしても勝負は勝負。そこには明確な形で"勝者と敗者"が出来てしまう。
 もともと現王家に否定的で、一歩間違えば不敬に当たるような態度ばかりを取っている公爵家だ。それがゼルド達王族側の勝利ならば何も問題はないが、もしも公爵側が勝利してしまえば、『自分達の方が能力が上』と、益々図に乗って発言力を増してしまうだろう。対して王家側は敗北したことが引け目となり、今以上に公爵家を諫めることが出来なくなってしまう事になりかねない。

 "ゴーレムの強さ"とは、そのパワー、即ち単純にして明快なる"質量の差"によるところが大きい。いくら高性能であろうとも、ほぼ人間サイズの【ルクスヴィータ】では、全高十五メートルに及ぶゴーレムには敵わないのが道理である。だからこそ〈国王派〉に所属する彼等であっても、その勝利を信じることが出来ないのだ。

「まったく…。イラヤ様も何を考えて"競技会"など…。頭の痛いことだ………!」
「この上はゼルド王子とクローレシア王女の勝利を祈るしかありませんな……… 」

 いくら話そうとも、結局はに行き着くしかないのだ。諦観の滲む溜め息をこぼしながら、望みの薄い(と思っている)ゼルド達の勝利を祈るしかない〈国王派〉の貴族達なのだった。
 

 歓迎する者。
 一笑に付す者。
 我関せずと無関心を決め込む者……。

 周囲の反応は様々だったが、事件の発端となった翌日には学院において職員会議がなされ、"競技会"の期日は一ヶ月後、方式は互いに五名の代表者を選出し、一対一で闘う事。武装や魔法、ゴーレムのサイズ等の制限は設けず、日頃の研究成果を存分に発揮し、正々堂々、全力で闘う事等の旨が発表され、ゴーレム研究会、第二ゴーレム研究会双方に通達された。

 そして周囲の盛り上がりを余所に一ヶ月の時間は流れ、いよいよ対決の日がやって来る。



 ーーー ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ‼︎‼︎ ーーーー


 その日、王都グランベルクの王立高等魔術学院の修練場………、王都の外周を守る防御壁の外に作られていた競技場スタジアムは相当な熱気に包まれていた。

 競技場の規模は巨大なゴーレム同士が一度に何体も戦える充分な広さを持っており、およそ三万人を収容出来る程の巨大さであった。

 観覧席には貴賓席を取り巻くように貴族席、少し離れて両側に学生達の席が設けられ、それ以外は幸運にも抽選でを引き、観覧券をゲットした一般人で埋められていた。

 当初、この対決は学生同士の対決であり、一般には公開せず学院内にある修練場で行う予定であった。
 ところが噂が噂を呼び、貴族どころか一般からも観覧を望む声が殺到した為、急遽王国政府が運営を代行してこのような運びとなったのだ。
 だが、王都グランベルクの総人口はおよそ九十万人。貴族達はともかくその全てに公開するわけにはいかなかった。そこで貴族達には当主及びその代行一名のみに観覧権を与え、一般庶民には観覧を望む者一人ひとりに整理券を配布して、街のあちこちで抽選を実施。そこで運良く当選を引き当てた者だけが本日ここに集まっているという訳だ。

 日程も当初は二週間を見ていたのを一ヶ月に延ばしたのも、遠方に領地を持つ貴族の移動時間と、一般の抽選期間を取る為であった。

 となると、残る問題は競技会を開催する施設のみという事になるのだが、王都にそれほどの人員を収容できる巨大施設などは無く、仕方なく当初はグランベルクの防御壁の外で、軍事演習に使う平原で行われる案が出されていた。
 しかし、この世界イオニディアには地球と違い"魔獣"というものが存在する。王都のすぐ側であろうと絶対に安全とは言えないのだ。
 そこで王国政府は秘密裏にに工事の依頼を発注。その人物は【国家錬金術師】達の全面協力の元、会場に決定した土地を結界にて隔離し、この巨大な競技場スタジアムを完成させてしまったのだ。

 当然、お披露目の際には人々の度肝を抜いたのは言うまでもない。何しろいつの間にか巨大な競技場が出来上がっていたのだから。

 尚、完成披露の際に視察に来たジオンが ーー『…ったく、頼んだのはこっちだが、相変わらずめちゃくちゃだなアイツ……⁉︎』ーー と、遠い目をして渇いた笑いを漏らしていたとかいなかったとか……… 。

 だが、人々が驚いたのはそれだけではない。巨大な競技場の威容に驚いていた人々は、内部に通され更なる驚愕を知ることになる。

 楕円の形状に造られた競技場内の観客席は、擂鉢状に造られた内部に全て計算されたように理路整然と設けられており、これだけ巨大な施設であるにも関わらず、開閉式屋根を備えた全天候型の施設であったのだ。
 また、会場内に流れる音楽や注意事項を伝えるアナウンス、会場中央の天井部分に吊られた四枚の大型スクリーンには、会場を埋め尽くす観客の姿がランダムに映し出されていた。

 これ等は全て、貴族も一般庶民も含めたここに集まる人々が見た事も聞いたこともない技術ばかりであり、事前に知らされた情報ではその全てが【国家錬金術師】達が開発した最新技術だとは聞いていたものの、それがいったいどういう仕組みであるのかなど、さっぱり見当もつかないものばかりであったからだ。

 まあ、そんなことを考えていたのは技術者や研究者、これ等の技術を何とか手に入れて、自分の利益に出来ないか?と目論む貴族や商人達ばかりである。一般の入場者達は"凄いものは凄い。さすがは【国家錬金術師】だ!"と早々に割り切って、スクリーンに自分の姿が映ってるのを見ては大はしゃぎしていたのだが。

 そんなこんなで時間は過ぎ、いよいよ開催時刻が迫って来たことを場内アナウンスが伝え、最大の来賓である国王夫妻の入場となった。

 ーー『御来場の皆様にお知らせ致します。只今よりジオン・リグロス・ロードベルク国王陛下、レイラ王妃様が御入場されます。皆様御起立の上、最敬礼、または盛大な拍手を以ってお出迎え下さい…‼︎ 』ーー

 会場に流れていた音楽が一旦止まり、会場の一部に控えていた楽団が勇壮な"ロードベルク国家"の演奏を奏で始める。貴族達は最敬礼の姿勢を取り、万雷の拍手に出迎えられた国王夫妻が入場し、貴賓席に到着したジオンがさっと手で会場を制した所で拍手は止み、国王夫妻の着席を待って改めて全員が着席をする。

 ーー『それでは、本日の主催であるグランベルク王立高等魔術学院学院長イラヤ・マスコーニより、皆様にご挨拶を申し上げます 』ーー

『国王陛下を始めとして皆様方、本日はようこそおいで下さいました。私は只今御紹介に預かりましたグランベルク王立高等魔術学院学院長イラヤ・マスコーニです。本日は、この国の将来を担うであろう我が学院が誇る優秀な学生達が、持てる力と技術の全てを尽くしてお互い競い合います。本来なら学院内のみで行われる予定でしたが、国王陛下、並びに王国政府の御厚意により、こうして多くの皆様方の前で日頃学んだ成果をご披露させて頂く機会を得ましたことを、心より御礼申し上げます。…………それでは、ご挨拶はこれくらいにして早速始めると致しましょう。私の可愛い生徒達、お入りなさい…っ‼︎ 』


 ーー 『それでは両チームの入場ですっ‼︎ 』ーー

 イラヤの挨拶と開始宣言を受けて、アナウンス役の女性が生徒達の入場を大きな声で告げる。


 重層でありながら勇ましい音楽が鳴り響き、巻き起こる大歓声の中「ゴーレム研究会」と「第二ゴーレム研究会」の代表者五人ずつ競技場に姿を現し、サッカーの試合のように案内役の者に先導されながら競技場の中央へと進んでいく。
 あまりに離れ過ぎていてその表情が見えない、と両端や最上段付近の観客席の者達が不満を覚えかけた時だった。中央に吊られた大型スクリーンに、入場してくる生徒達の姿が大きく映し出され、そのことにまた「おおっ⁉︎」と会場中がどよめく。そんな中、中央に到着した生徒たちは左右に別れ、競技場正面、つまり貴賓席のある側を向いて横一列に整列を完了した。

 整列を完了すると同時に音楽が鳴り止むと、自然に拍手も歓声も収まり、会場全体が静寂に包まれる。そこでタイミングを見計らったように再びイラヤが口を開いた。

『「ゴーレム研究会」並びに「第二ゴーレム研究会」の皆さん。いよいよ今日という日がやって来ました。本日は代表者五人による先鋒から大将までの一対一、一騎討ちの試合形式で競技を行って頂きます。ルールはひとつ。ゴーレム操者を直接攻撃しないことのみ。それ以外は事前に連絡した通り、使用するゴーレムのサイズ、また武装、魔法等に制限は設けません。日頃磨き上げた技術、力の限りを尽くして、全力で戦って下さい。……最後に。勝負という形は取りますが、今日の勝敗に囚われること無く、お互いに力を認め合い、王国の未来に貢献できるように今後とも切磋琢磨してくれる事を望んで止みません 」

 イラヤの言葉に会場が拍手と歓声に包まれる中、まるで空気を読まぬように、生徒のひとりが大声を張り上げた。

「学院長!勝負にあたり、御提案があります!」

 声の主はオーヘィン・ボージャックであった。

「国王陛下の御前で不敬ですよオーヘィン・ボージャック四回生!場を弁えなさい!」

「よい!」

 イラヤは眉を顰め、オーヘィンを叱りつけたが、貴賓席中央からそう声が上がる。驚いたイラヤが慌てて後ろを振り向くと、ジオンが立ち上がり、会場中に響き渡るほどの大きな声でオーヘィンに声をかけた。

「本日は祭りだ!勝負を盛り上げる何か考えがあるのだろう?申してみよ‼︎ 」

 さすがに突然のジオンの言葉には面食らったものの、ニヤリと笑みを浮かべたオーヘィンは、此れ幸いと声を張り上げた。

「光栄にございます国王陛下!今回の競技会の発端は、元を正せば双方の主張のぶつかり合いに因るもの。そこで、今回敗けた方は、その誤りを認め、勝者側の主張こそが正しかったとこの大観衆の中で宣言する。というのは如何でしょうかっ‼︎ 」

 オーヘィンの提案に、ざわりっ!と会場全体がどよめく。今回の事の発端は、〈回帰主義派〉の主張が原因だとは全ての者が知っている。この提案を呑んだならば、もし「第二ゴーレム研究会」の面々、即ちゼルドやクローレシアが敗けたならば、これだけの大観衆の面前で〈回帰主義派〉の言い分こそが正しいと、認め宣言しなければならなくなるのだ。

 さすがにこの提案は国王は認めないだろうと観衆は思っていたが、〈回帰主義派〉に所属する貴族達は"してやったり"と厭らしい笑みを浮かべた。何故ならば、ジオンかオーヘィンに発言を許した時点で、のだ。却下などすれば、国王としての器が狭量であると言うに等しい行いだからだ。だからこそ、国王はこの提案を呑まざるをえない、と、苦悩する国王の姿を期待してニヤニヤと国王の方を見ていたのだが、その期待はアッサリと覆された。

「あい分かった。その提案!敗けた方は観衆に向かい、宣言致せ!これは"王命"である‼︎ ………で、他には良いのか?」

「え?…あ、ああ、それと叶うならば私が勝利した暁には、セイリア・キサラギの今現在の婚約を破棄し、際婚約を御認め頂ければ……… 」

「なるほど。………良いかセイリア?」

「……全て陛下の御心のままに 」

「うむ、ならば良し!双方力の限りを尽くして戦えぃ!良き戦いを期待しておるぞっ‼︎ 」

 全くの躊躇もせず、オーヘィンの提案を受け入れたばかりか、"王命"として宣言することを厳命までしてみせたジオン。更にはオーヘィンの勝手な要求まで受け入れてしまったジオンの姿に、〈回帰主義派〉の面々は驚くより呆気に取られてしまう。

 だが、親バカか、本当にか、それとも自棄になったのか?と考え直し、これは面白いことになった!と、益々笑みを深めるのであった。




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