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第26章 邂逅、帝国の聖女
第236話
しおりを挟むさて、バカップルの相手をクレアさんに押し付けて、街へと繰り出した俺達だが。
「飯を食うと言ってもなぁ、せっかくなら名物の美味いもんとかを食いたいよな。ソニア、"帝国"の名物とかって何か聞いたことあるか?」
地球でのことならば、アイに聞けば電脳のデータペースから検索してもらえばいいんだが、さすがのアイでも接続するネットも無く、その基となるデータも何も無い状態ではどうしようもない。
そこで、元々この世界の住人であり、冒険者としても活動していたソニア達へと話題を振ってみた訳なんだが…?
「う~~ん? ごめんよ兄貴、アタイは特に知らないよ 」
「俺も姉貴と一緒だな。って言うか、飯なんて兄貴と会うまでは腹が膨れて不味くなきゃいい、って感じだったからなぁ 」
「そうですね、ヒロト兄さんのお陰で私達もすっかり舌が肥えてしまいましたけど 」
ソニアに続いてゴウナム、アーニャがすまなさそうに答えるなか、自信たっぷりな様子でマーニャが手を挙げた。
「はいはいはいは~~い!ボク知ってるよ!帝国はね~、"燻製"が名物で美味しいんだよ!」
「あら、いつの間に?どうしたのマーニャ、そんなこと誰から聞いたの?」
「えっとねー、前にヒーツやマブーシ達に聞いたんだ~。ほら、ヒロト兄ィが前に作ってくれた"ジャーキー"があったでしょ?アレをチョッピリ分けてあげた時にそう言ってたの。前に護衛の依頼で来たことがあるんだて 」
「へぇ……!」
ほぉ…!そうか、燻製ね。そいつは美味そうだ。
しかし、燻製…、燻製ね。この"帝国"という国の成り立ちを考えると、まあ当然といえる名物かもしれないな。
この国、「エイングラウド帝国」は、鉱物資源や森林資源は豊富だが、あまり農業には適さない土地であったが為に、他に豊かさを求めて次々と他所の土地を征服していった結果として、軍事国家として成立していった歴史があるらしい。
【燻製】(スモーク)とは、簡単に言えば肉や魚などの食材を木材などを燃やして熱と煙りによって燻し、保存性を高め、独特の薫りや風味を付加した保存食、またその調理法の事だ。今ではスーパーなどで袋入りやパック入りで売られている為にピンと来ないかもしれないが、ソーセージやベーコン、ハムなんかも元々は燻製された保存食だった。
一般的によく知られるな燻製食品としてはビーフジャーキーやスモークサーモン、スモークチーズなど、実際に食べたことはなくともよく聞く名前だと思うが、現代においては酒の肴としか思われていないだろう。しかし、そもそも燻製とは立派な保存食だ。軍事国家である帝国の中で、長期に携帯出来る糧食として、燻製技術が発達していったとしても頷ける話だ。
燻製の歴史は非常に古く、地球の歴史に於いても驚いたことに既に一三〇〇〇年前の石器時代には登場していたらしい。だが、その当時は本当に燻すだけで、とても美味いなどと言えたものではなかっただろう。
現在のようにスパイスなどを使用した燻製が現れたのは、およそ二〇〇〇年前、古代ローマ帝国時代だと言われている。
ちなみに日本に燻製の技術が伝わったのは江戸時代頃と言われている。日本で燻製?と思うかもしれないが、''鰹節"や"燻りがっこ(漬物)"などは立派な燻製品の一種だ。
魔法のあるこの世界でも一般的な食材の保存方法は"塩漬け"、またはそれらを塩抜きして天日干しにした干し肉などの乾物だが、更にそこに一手間かけた保存方法が燻製という訳だ。
燻製の仕組みとしては燻煙に含まれる殺菌成分が食材に浸透すると共に、長時間燻煙に燻される事によって食材中の水分量が減少することで雑菌の繁殖を抑制し、腐蝕を防ぐというものだ。
かつて食料の確保とは、そのまま生死に直結する重要な問題だった。つまり"燻製"とは、現代のように電力による冷凍保存などの保存方法がまだ無かった時代、貴重な食糧を少しでも無駄にすることがないよう、先人達が長い時をかけて創意工夫を重ねた偉大な知恵の結晶なのだ。
あとは燻製法の種類として熱燻、温燻、冷燻とかあったり、燻煙材やら燻煙液、燻煙に含まれる何たらの成分が~など話し始めたらキリが無いので割愛するが、興味のある人は燻製キットなども売られているし、意外と簡単に楽しめるのでオススメである。
まあ、色々うんちくを宣ったが、大事なことは先人の弛まぬ努力のお陰で俺達は今美味いものを楽しめるということだな。
しかしそうなると、どこで食うか?が問題だよなぁ? 【金の若木亭】のバーも気になるんだが…?
「そう言えばねー、その時にエールも美味しいって言ってたよ。『ソーセージと一緒に飲むのが最高!』って!」
………なにっ?エールだと⁉︎ よし、決定だ!一週間は滞在する予定だし、宿泊してる宿だ、バーは後からでも行ける。バイクで移動とはいえそれなりの長旅だったし、今日は良さげな酒場を探してガッツリ行こう!
『よし、アイ。今夜の晩飯は美味いソーセージやハムを食べに行こう 』
『本当ですかマスター!やったーー!おっにく♪おっ肉♪ 』
おぉ…、アイちゃん久々のお肉ソング!よっぽど楽しみなんだな。まあ、俺も楽しみなんだけどね。とはいえ……?
「けど、昼飯の為にどこかの店に入るにしても、ちょっと中途半端な時間だよなぁ?どうする、ガッツリ食べるのは夜ってことにして、良さげな酒場を探しながら屋台の食べ歩きでもするか?」
「さんせ~~い‼︎ お店もいいけど、ボク屋台って大好き!」
俺の提案に、即座に賛成の言葉を返したのはマーニャ。うん、目をキラキラさせて、何だかまるでお祭りの屋台を目の前にした小学生みたいだぞ。
「おっ!いいねぇ、さっすが兄貴。さっきから美味そうな匂いがあっちこっちからプンプンしてよォ、腹が減って仕方がなかったんだよ!早く行こうぜ兄貴!」
続いて答えたのはゴウナム。獣人族は鼻がいいからな、通りのあちこちにある屋台から漂ってくるいい匂いに我慢が出来なくなってきたようだ。見れば、特に口には出さないが、ソニアとアーニャもソワソワしながら期待に満ちた目で俺の方を見ている。
ま、腹が減っているのは俺も同じ。さっそく美味いもん探しに出発しましょうかね?
「ヒロト兄ィ!このソーセージ、パリパリジュワッで美味しいっ!」
「これも美味えぜ兄貴!何だか旨味がギュッて詰まってる感じで最高だ!」
「いいねぇ…!いくらでもイケちまう感じだよ。ああ、冷たいビールが欲しいよ…!」
「本当ですね。ヒロト兄さんが作ってくれたソーセージも美味しかったですが、中に入ってるハーブとかでしょうか?また違った風味で美味しいです 」
『美味し~~~~いっ!』
あれから俺達は色々な屋台を巡り、牛肉だけでなくチキンや豚、果ては魔獣肉などのソーセージやハムを使った屋台料理を楽しんでいたのだが、その内の一軒の屋台のソーセージに釘付けになっていた。
確かにこりゃ美味い!こうした食材は、地方によって、または調理をする人間によって味が変化するのは当然なのだが、ここのソーセージはとびきり美味い。特に手の込んだ物ではなく、ボイルしたソーセージに辛子が付いているだけだ。だが、他の屋台のも美味かったんだが、アーニャの言う通り中に混ぜてあるハーブなどの調味料が絶妙で、いくらでもイケてしまう。
「兄ちゃん達、冒険者かい?いい食いっぷりだねぇ、そんなに美味そうに食ってくれると、こっちまで嬉しくなっちまうよ 」
屋台の親父、というよりはベテラン冒険者といった表現が似合いそうなおっちゃんが、嬉しそうにニカリと笑う。
「悪りィなおっちゃん、騒がしくして。いや、でも本当に美味いよコレ。もしかしておっちゃんの自家製かい?」
「はい、ありがとうよ!…いやいやいいってことよ。お前さん達があんまり美味そうに食ってくれるもんだから、お陰でお客が次々に来てくれて、返ってありがたいくらいさ。けど、よく分かったな?自慢のブレンドだぜ!美味えだろ‼︎ 」
おっちゃんが言う通り、屋台の前で美味い美味いと騒ぎながら食べてるゴウナムやマーニャの様子を見て、ゴクリと喉を鳴らした者達が釣られるようにおっちゃんの屋台でソーセージを買って行く。お陰でおっちゃんも満面の笑みを浮かべている。
「うん、美味しい!おっちゃん、もう一本ちょうだい!」
「俺も!それそれ、その右のやつな!」
「あいよ、そら、売り上げに貢献してくれたサービスだ、食いな食いな 」
「わっ!いいの⁉︎ありがと~~~~‼︎ 」
「わっはっは!いいってことよ!」
けど本当に美味いな~、できれば大量にストックさせて欲しい。
「なあ、おっちゃん。コレ自家製ってことはおっちゃんがひとりで作ってるのか?」
「いや?家でカミさんと、二人でやってるよ。実は俺ぁこの街で燻製肉の店をやっててな、この屋台はその店の宣伝も兼ねて出してるのさ。夫婦二人で研究に研究を重ねた自慢の一品よ!言っちゃあ悪いがそんじょそこらのソーセージとはこだわりが違うぜ!」
をぉ…っ⁉︎ おっちゃんの本業は燻製肉専門の肉屋らしい。これは好都合だ!
「そうか、それなら話しは早い。実は俺達、依頼でロードベルクから来たんだけどな、一口食っておっちゃんのソーセージを気に入っちまったんだ。それで、帰る前に大量買いしたかったんだよ 」
「ほう、ロードベルクから!しかし、そんなに気に入ってくれたとは嬉しいねぇ、いいぜ、是非店に来てくれや、遥々ロードベルクからのお客さんだ、サービスするぜ?俺の名前はメイホー、【メイホーの肉屋】って言えば分かる。この通りをまっすぐに行った所に店はあるからよ、いつでも来てくんな!」
そう言ってまた快活な笑い声を上げるおっちゃん。しかし気持ちのいい笑いだ。どっかの歳を食った悪戯小僧共とは大違いだ。
「そうか、俺はヒロトだ。まだ一週間はこの街に滞在する予定だから、必ず行くよ 」
「おう!俺はこの屋台をやるのは三日に一度だからよ、明日か明後日だったら俺も店の方にいるからな 」
「ん、分かった。買う時に色々と話しも聞きたいし、明日か明後日のどちらかで必ず行くよ 」
そうおっちゃんと話していると、マーニャがモグモグと口を動かしながら俺達の話に入って来た。
「ヒロト兄ィ、おっちゃんのお店に行くの?」
「ああ、これだけ美味いからな、セイリアやゼルド達にも食わせてやりたいと思ってな。マーニャだってまだ食べたいだろ?」
「うん、食べたい食べたい!兄貴の作ってくれたソーセージも美味しかったけど、おっちゃんのソーセージもすごく美味しい!」
「だよな、いっぱい買って帰ろうな 」
「うん!」
「わははっ!嬉しいねぇ、とうとうこのメイホーにも外国の御贔屓さんが出来ちまったよ。こりゃもっと精進しねえとな!」
そう朗らかに笑うおっちゃんの笑顔を見ながら、アーンと口を開けて俺の分だと手渡してくれたソーセージにかぶりつこうとした時だった。
ーーーーコクンッ…!
俺の耳に、小さく唾を飲み込む音が聞こえてくる。
……っていうか、実はさっきからジーーーーっとこちらを…、というか美味そうにソーセージを食べるソニアやマーニャ達の方を羨ましそうに見つめる視線には気がついていた。
「………えっと、そんなにジィ~っと見てられると食べにくいんだが、食べたいか?食べたけりゃ一本くらいご馳走してやるぞ?」
「………っはっ!えっ?いや、私は…っ⁉︎ 」
斜め下からジィ~~っとこちらを見ていた視線に顔を向けてそう話しかけると、まさか話しかけられるとは思っていなかったのか、視線の主は途端に焦った声を出して狼狽えだした。
そこに居たのは十歳前後と思われる女の子だ。最初、俺はその辺りでも見かける普通の街の子供とかかと思ったんだが、この子の着ている服?いや、もうこれドレスだよな?どう見たってかなり上等な部類の服だろう。
この街に居を構える大店の商人の子供か、貴族のご令嬢とかか?いや、しかし貴族のご令嬢が今にもヨダレを垂らしそうな顔で、こんな如何にも庶民の食べ物を見詰めるだろうか?
ピアスに擬装してあるサブモニターで見ていたら、あまりにマーニャか美味しそうに食べるのを見て、マーニャが大きな口を開ける度に無意識なんだろうが自分の口までア~ンと口を動かしていた。
「このおっちゃんのソーセージは美味いぞ?俺は今、美味いもんに巡り会えて気分が良いんだ。俺のこの感動をお嬢さんにも分けてあげたいんだが、良かったら一緒に食べてくれないか?」
「え…っ⁉︎ い、いいのですか?」
「何処のお嬢様か知らないが、子供が遠慮するな。美味そうな物を食べたい時に食べれるのは幸せなことだぞ?おっちゃん、この子にも一本あげてくれ 」
「おう!兄ちゃんは優しいなあ。ほらよ、お嬢ちゃん、熱いから気をつけてな!」
「あ、ありがとうございます…!」
やや遠慮がちな様子ではあるが、差し出されたソーセージをキラキラとした目で見ながらお礼を言う少女。
「ああ、遠慮しないで食べな 」
「ハイ………!」
もう一度コクリと可愛く喉を鳴らす少女の姿にチェヂミの事を思い出し、ホッコリとした気分で何気なく少女の頭を撫でようとしたその時だった。
「貴様っ!その御方に何をするつもりだ!その手を離せぇっ‼︎ 」
昼下がりの通りに、突然の怒声が響き渡ったのだった ーーーー 。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
いつもお読み下さりありがとうございます!
凝りだすと深いのですが、燻製については本当に割と簡単です。
今時はキャンプ用の物だけでなく、自宅のコンロで簡単に短時間で燻製を楽しめるキットなどもありますので、ビール好きの方とかには特にオススメですよ~♪
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【作者より、感謝を込めて】
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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