〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

文字の大きさ
241 / 284
第26章 邂逅、帝国の聖女

第238話

しおりを挟む

 ーーー【ASDアーマード サポートドロイド】ーーー

 それは、それぞれ機能、形態は異なれど、様々な場面で人類を補助するべく生み出された人工知能AIを搭載したロボット、【SDサポートドロイド】に装甲を装着し、治安維持または軍事目的の為に火力及び戦闘力に主眼を置き開発された、戦闘特化型SDの総称である。

『……で、そのASDが何でここイオニディアに居るんだ?』

 アリーシャと呼ばれた女性の叫びと共に、建物の上から飛び降りて来たモノ。それは何と地球で開発されたはずのASDだった。
 着地の衝撃を吸収するためのエアサスペンションのプシュプシュという音も俺の耳は拾っている。
 一瞬、ルクスヴィータのような小型ゴーレムかとも思ったんだが、アイに言われてよく見れば、それは確かに俺にとっても非常に見覚えのあるASDだった。

 "車"と一緒でSDにはその用途、目的に応じて様々なタイプが存在する。各メーカーごとに高級機~一般的な汎用機という違いの他、同じタイプであっても使用者の好みで色や外観の違いは当然出てくる。
 これはASDであっても同じで、同タイプであってもその所有する部隊の任務に沿って装備や装甲形状に違いが出てくる。例えば治安維持の方向であれば簡易な"防壁"となるよう大昔の「機動隊」のような大型の盾を装備し、武装も鎮圧用の催涙弾や〈電撃警棒スタンロッド〉のような"非殺傷型リーサルウェポンの装備。俺の所属していた公安特殊部隊のような部署であれば、一応スタンロッドのような鎮圧用の装備はあってもチェーンガンやグレネードなど、鎮圧よりも目的の実弾装備された兵器が主になるという違いが出てくる。

 そういう目で見てみれば、うん、見覚えあるはずだ。この"コタツの上に正座で座っている"かのような四脚に人型の上半身を持つこのASDは、大和の公安部隊や国防軍で正式採用されている〈アルケニー〉というタイプ、それもそのタイプの最新型のようだ。しかもこの形状は……。

『国防軍の治安維持型じゃないな…? 』
『はい、色や装甲形状には若干の差異が認められますが、マスターの所属していた公安庁特殊部隊仕様ですね… 』
『いったいどういう事だ?こいつもに巻き込まれてこっちに来たってのか⁉︎ 』
『データ不足の為、不明です。…⁉︎ マスター‼︎ 』

 正体不明のASDらしきモノの登場に、アイと考察を交わしていたところで、いよいよ謎のASDが動き出す。

 ーーー バシュンッ、バチッ!ヂヂヂヂッ!ーー

 ASDの左腕部の手首に当たる部分から棒状の物が飛び出し、小さくスパークの音を響かせた。さっき言っていた〈電撃警棒スタンロッド〉だ。

『まずは宣言通り"拘束"、確保する選択をしたようですね 』
『だな。まあ、いきなりとかじゃなくて良かったよ 』
『ですねぇ…。この子のタイプは7.62mm口径のチェーンガンを搭載してますからね。大騒ぎじゃ済みません 』
『まったくだ。よ…っとぉ!』

 と、頭の中でアイと呑気に会話をしているようだが、体の方は謎のASDの攻撃を躱したりいなし続けていたりする。この辺りは日々の訓練と義体化手術の際の"脳の増量手術"によって〈多重思考〉のような事が出来るようになったお陰だ。
 これがなかなか大した代物で、試した事はないが理論上はアイの補助があれば、俺ひとりでも小型の艦船を制御する事さえ出来るスペックがある。

 と、言っても普段はひとつの事を行いながらも全然別の事も考えたりすることができる、ってぐらいにしか使ってないんだが。

 そうしてる間にも、謎のASDはスタンロッドを振り回して次々に俺へと攻撃を加えて来る。
 〈電撃警棒スタンロッド〉とは、読んでそのまま高電圧の電気ショックによって、対象の神経網を激しく刺激して相手を強制的に行動不能に陥らせる非殺傷武器だが、生身の人間だけでなく、精密機器を内臓したサイボーグであっても殺傷することなく捕らえる事の出来る有効な方法として広く用いられている手段のひとつだ。
 まあ、俺達特殊部隊に所属していた奴なんかは、電気ショックを食らって動けなくなっちゃいました~。じゃ笑い話にもならないので、絶縁などその辺の対策はバッチリだったりするので、例えスタンロッドの攻撃をくらったとしても実はどうってことはない。アフィーから貰った〈状態異常無効〉もあるしな。
 おまけにその攻撃自体もレベルアップの恩恵もあって、全然余裕で回避は出来るんだが……。やりにくい!

 人相手と違って筋肉の動きや反動などが無かったり違ったりして挙動が読み辛いし、四つ脚なので重心も分かり辛い。人型でなくても魔獣相手なら魔力波動や殺気など"氣"の動きもあるんだが、ASDのような機械相手では"見て躱す"しかない。

 う~~ん…。あっち地球にいた頃は普通にやってたはずなんだが、こっちの戦い方に慣れ過ぎたのか、すっげえやり辛い。

『しかし、ゴーレムならまだ分かるが、こんなASDを使役してるって、あの「アリーシャ」って女、ホントに何者だ?』
『そうですね?《鑑定》はしないんですか、マスター?』
『あっ!そっか、忘れてたわ⁉︎ よっしゃ、んじゃアイはこっちのASDをハッキングしてみてくれ。ゴーレムじゃないASDなら、"強制停止コード"のプログラムもあるだろうからな 』
『そういえばそうですね。では ーー スキャン開始ーー[形式番号ODN-08]対象ASDを"八洲精機"社製軍用ドロイド、タイプ【アルケニー】と確認。 ……でも、あれ? 』

 ASDをスキャンしていたアイが、何か引っかかるモノでもあったのか訝しげな声になる。

『どうしたんだアイ?何か気になることでもあったのか? 』
『あ、はい。おかしいですね?"魔力波動"の数値が検出されたんです 』
『"魔力波動"?ASDから?う~~ん、まあこと自体そもそもおかしいんだし、コイツにもアフィーとかみたいな存在が関わってるのかもしれないな?そのまま続行してみてくれ 』
『イエス、マイマスター 』

 本来なら"此処"に居るはずのないASDだ。もしかしたら本当にアフィーや他の"七柱の最高管理神"とやらが興味本位で関わったのかもしれないしな?

 おっと、いかんいかん。アイにASDの方を任せたんだから、俺はあっちのアイーシャの《鑑定》をしないとな。

 って訳で、《鑑定》さん、お仕事オナシャス!えぇと ………………………………………は?

 
『ーーASDのタイプを確定ーー、プログラム侵入コードーーOKーー。制御AIへのハッキングプログラム ーー 実行。………って、え? 』

 俺はアリーシャへと《鑑定》を。アイはASDへとハッキングを。と、それぞれ実行した俺達だったが、その結果判明した事実に思わず目が点になり絶句してしまった俺とアイ。

 その結果とは………………‼︎

 
 ーー アリシア・斎藤 ーー

 地球人 女 18歳 Lv48
 元 反大和武装組織【自由の灯火】リーダー
 エイングラウド帝国【鋼の聖女】


 ーー タイプ【アルケニー】 ーー

 [形式番号ODN-08]製造番号 004110   
 所属 : 公安庁特殊犯罪対策室 第零課
 特殊部隊仕様機 ※(カスタム)
 マスターコード登録者 / 玖珂 大翔
 現マスター設定 / アリシア・斎藤


『はぁああああああああああああああああっ⁉︎ 』
『えぇええええええええええええええええっ⁉︎ 』


 そのあまりにも予想外過ぎる結果的に、アイと二人で思わず盛大に驚きの声を上げてしまう。いやいや、まさか…、まさかこの結果が出るとは思わなかった。

 

 あの日、このイオニディアへと来ることになった運命のあの事件。
 俺達が所属する公安庁特殊部隊【 零 】は、彼女がリーダーを務める反大和武装組織【自由の灯火】が襲撃、占拠した秘密実験施設、【次元振動炉】の奪還作戦の任務に当たった。だが、そこで判明したのは彼女にとって非常に残酷な事実だった。
 彼女の目的は両親を"殺した"大和政府への復讐だった。なぜなら、【次元振動炉】を完成させる為の基礎理論〈超次元振動理論〉の生みの親こそ、彼女の父親「斎藤宗矩むねのり」博士であるのだが、斎藤博士は"利益絶対主義"である企業連合国家「大和」に研究を利用される事を嫌い、妻と娘を伴い他国へ家族共々亡命することを計画した。しかし、その計画は果たされることは無かった。博士達を乗せた車は空港で突然爆発を起こし、アリシアひとりを残して死亡してしまったのだ。

 病院で目を覚ましたアリシアは、彼女の両親を殺したのは大和政府だと。悲しみに暮れるアリシアにそう教えた男の名は「マクガイン・ネルソン」。彼女はその言葉を信じ、退院後怒りに燃えたアリシアはマクガインが組織した【自由の灯火】に合流。まるでジャンヌダルクのように反大和政府の象徴としてそのリーダーとなり、反政府運動にその身を投じたのだが、それ等は全てマクガインの企みであった。

 マクガインの正体は東アメリカ連合の工作員で、奴の狙いは〈超次元振動理論〉と、【次元振動炉】の実験データを奪う事だったのだ。つまり、大和政府の仕業に見せかけて斎藤博士夫妻を殺したのもマクガインであり、アリシアは本当の仇がマクガインであるとも知らず、当局に対しての目眩し役としてその手先となって踊らされていたのだ。

 実験施設を占拠し、目的を遂げる寸前まで行っていた事でマクガインは笑いながらアリシアに真相を告げ、絶望するアリシアに銃口を向けたところで俺と大輔が間一髪その命を救ったのだが、そこに大和企業の秘匿技術のはずの〈光学迷彩〉で擬装した謎の黒いASDが突如として現れて、大輔が撃たれ倒れてしまう。何と、アリシアどころかマクガインすらもでしかなかったのだ。
 
 何とかその黒いASDを倒したものの、その隙を突いたマクガインが息絶える前の最後の足掻きで【次元振動炉】を暴走させてしまった。

 その後はご存知の通り、暴走の影響で穴の開いた次元の壁を飛び越えて、こうしてイオニディアへと辿り着いた訳だが……。まさか大輔ばかりではなく、こうしてアリシアにまで再会することになるとはさすがに思いも寄らなかった。

『マ、マスター⁉︎ あの子、あの子は私が【 零 】で作戦行動用のボディとして使っていた子ですっ!』
『そうだな、一応あの事故に巻き込まれた時に側に居たから気掛かりではあったが…、まさかこんな所で出会うとはな…… 』


「アリシア・斎藤………!」

「………っ⁉︎ な、なぜあなたがその名をっ? くっ!ココア、"非殺傷制限"の〈限定解除〉、無力化しなさいっ‼︎ 」
 ーー「了解シマシタ、マスター。非殺傷制限ノりみったーヲ解除シテ無力化ヲ実行シマス 」ーー

 ーー ガキンッ!ーー

「…は?ちょっと待て…っ⁉︎ 」

 "非殺傷制限解除"だとっ⁉︎ ヤバい、何で偽名を使っていたのかは知らないが、アリシアの奴、文字通り見知らぬ土地で、誰も知るはずもない本名をいきなり言われた事でテンパりやがった!

『いけませんマスター⁉︎ 今のは安全装置のロック解除の音、あの子撃ってくる気ですっ‼︎ 』
『ヤッベっ!アイ、緊急停止コードだっ‼︎ こんな所で7.56mmのチェーンガンなんぞ撃ったら大惨事になる!』
『イエス、マイマスター!ーー 緊急時強制停止コード入力 ーー Sd66sptp00411……… ‼︎ 』

 アレがアイの使っていた作戦行動用のボディだというなら、例えアリシアがAIの設定を初期化してマスター設定していたとしても、より上位の命令コードとしてアイの緊急停止コードが効くはずだ。って言うか、効いてくれなきゃ困るぞっ⁉︎


 ーー 「上位命令こーどヲ受信シマシタ。機体ヲすりーぷもーどヘト移行シマス 」ーー

 ーーピピッ!ピ…ッ!…シュウゥゥゥゥゥン……… ーーーー

 良し!アイの緊急停止コードは有効だった!………ふう、焦ったぜ…… 。

「え…?なに?何で⁉︎ ココア、何で止まっちゃうのっ?動いて!動きなさい‼︎ もう!こうなったら魔法で…っ‼︎ 」

 アリシアの魔力波動が急激に高まっていく。突然ASDが動きを止めてしまった事で、更に焦り度合いを増してしまったようだ。
 攻撃体勢に入ったアリシアを止めるべく、俺はアイテムボックスからを取り出して慌てて顔に装着する。

「わ~~っ!待て待て待てっ⁉︎ これ!これに見覚えはないかっ? 俺はお前らが【次元振動炉】の実験施設を占拠した時に会った、公安の特殊部隊の人間だよ!」
「え?…あっ!そのゴーグル、あなたあの時の…っ⁉︎ 」

 ふ~~~~っ、やれやれ。 何とかアリシアの暴走も止めることはできたみたいだな……。

 さて、それじゃあ改めて、お互いに自己紹介でもしますかね?



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 いつもお読み下さりありがとうございます!
 大変申し訳ありません、自分で設定しておいて、すっかり忘れてました⁉︎(汗)
 
 白いASDの名前は、『ヴァイス』→改め『ココア』です。よろしくお願いします
しおりを挟む
感想 233

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

さようなら竜生、こんにちは人生

永島ひろあき
ファンタジー
 最強最古の竜が、あまりにも長く生き過ぎた為に生きる事に飽き、自分を討伐しに来た勇者たちに討たれて死んだ。  竜はそのまま冥府で永劫の眠りにつくはずであったが、気づいた時、人間の赤子へと生まれ変わっていた。  竜から人間に生まれ変わり、生きる事への活力を取り戻した竜は、人間として生きてゆくことを選ぶ。  辺境の農民の子供として生を受けた竜は、魂の有する莫大な力を隠して生きてきたが、のちにラミアの少女、黒薔薇の妖精との出会いを経て魔法の力を見いだされて魔法学院へと入学する。  かつて竜であったその人間は、魔法学院で過ごす日々の中、美しく強い学友達やかつての友である大地母神や吸血鬼の女王、龍の女皇達との出会いを経て生きる事の喜びと幸福を知ってゆく。 ※お陰様をもちまして2015年3月に書籍化いたしました。書籍化該当箇所はダイジェストと差し替えております。  このダイジェスト化は書籍の出版をしてくださっているアルファポリスさんとの契約に基づくものです。ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。 ※2016年9月より、ハーメルン様でも合わせて投稿させていただいております。 ※2019年10月28日、完結いたしました。ありがとうございました!

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!! 2巻2月9日電子版解禁です!! 紙は9日に配送開始、12日発売! 【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】 皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました! 12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです! 本当に、本当にありがとうございます! 皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。 市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です! 【作品紹介】 欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。 だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。 彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。 【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc. その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。 欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。 気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる! 【書誌情報】 タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』 著者: よっしぃ イラスト: 市丸きすけ 先生 出版社: アルファポリス ご購入はこちらから: Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/ 楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/ 【作者より、感謝を込めて】 この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。 そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。 本当に、ありがとうございます。 【これまでの主な実績】 アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得 小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得 アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞 復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞 オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)

異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました

黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。 彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。 戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。 現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと! 「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」 ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。 絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。 伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進! 迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る! これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー! 美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。 人生、逆転できないことなんて何もない!

誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!

ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく  高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。  高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。  しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。  召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。 ※カクヨムでも連載しています

おばさんは、ひっそり暮らしたい

蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。 たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。 さて、生きるには働かなければならない。 「仕方がない、ご飯屋にするか」 栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。 「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」 意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。 騎士サイド追加しました。2023/05/23 番外編を不定期ですが始めました。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...