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第27章 幼い皇女と帝国に立ち込める暗雲
第241話
しおりを挟む「い、い、い、いったい、どどどどどういう事だクーガどにょっ?本っ気で訳が分からんぞっ⁉︎」
「そそそ、そうだよヒロト君!な、何で?何でこんなところにエ、エ、エ、エリアシュード殿下がいるにょさっ⁉︎ 」
吃りまくりに噛みまくり、動揺しまくりで俺に詰め寄ってくるザインとトーレス。
「えーい、落ち着け!お前等一応、国やら大組織の重鎮だろうが!」
「ク、ク、ク、クーガ様!にゃ、にゃぜここにザイン殿下とトーレスしゃまがいらっしゃるでしゅかっ⁉︎ 」
「….エリアスちゃんもか~~い!って、まあエリアスちゃんはしょうがねえか、いくら皇女様って言ってもまだ子供だもんなぁ… 」
こういった突発的な出来事への対応力をつけるには、結局のところ場数を踏むしかない。どれほど才気煥発であろうと、まだまだ年齢=人生経験でしかないエリアスちゃんでは対応しきれなくても仕方のないことだろう。そしてそれはアリシアでも同じことのようで、ひとつの組織のリーダーだったとはいえお飾りでしかなかった彼女もあんぐりと口を開けてポカンとしたままだ。
そんな中で、約一名すぐ様考えを切り替えることが出来ていたのは何とビューク君だった。
「ザイン王子っ⁉︎…という事は、貴様の正体はロードベルク王国の間者だったのか!」
「おっ⁉︎ やるなぁビューク君。すぐに立ち直っただけじゃなくて、情報から自己判断まで持って行ったか。よし、+10ポイントだ!」
「何のポイントだっ!」
それが正解かどうかは別として、混乱から早々に立ち直り、与えられた情報から推論を立ててすぐに行動に移せる、ということは大事なことだ。俺達のような命をチップにした鉄火場で生きる人間には、特に。
戦場では突発的な出来事などあって当たり前。想定外の事だとオロオロするばかりでは役に立たないし、戦場ではそんな奴から真っ先に死んで行く。もし間違っていたとしても動き出す事さえ出来ればすぐに修正など可能だし、そうでなければ戦場で生き残ることなど到底できはしない。
そんな得難い資質を持ったビューク君であるが、彼は今"やっと尻尾を掴んでやったぞ!"と言わんばかりのドヤ顔をキメている。
しかし、その姿勢は今だアーニャに床へと押さえ付けられてジタバタしているという、やや間抜けな格好のままだったりするのだが、そこまで完全に押さえ込まれているのにドヤ顔をキメられるって、どんだけ心が強いんだよ?
「さてはアリーシャ様が開発した"銃"の情報を探りに近づいたんだなっ?はははっ!残念だったな、アレは我が国の機密…あ痛だだだだだ………っ⁉︎」
「うるさいですよ?高貴な方々の御前なのです。いい加減静かにしないと捻じ切りますよ? 」
「痛だだだ…っ!す、すいませんでしたぁっ!」
あ、とうとう泣きが入った…。押さえ込んだビューク君の腕を更に捻り上げながら、怖い笑顔を浮かべるアーニャに、とうとうビューク君の心と関節は屈してしまったようだ。
「いいね!そのブレない残念さ。+10ポイント追加だ!」
「だから何のポイント…!すいません、すいません!もう騒がないからこの娘を何とかして下さい…っ!」
あっはっはっ!何のポイントかって?そりゃ勿論俺の好感度ポイントだよ。面白いから!
「申し訳ありませんクーガ様。ビュークも普段はもっと落ち着いているんですが……!」
「いいよ、エリアスちゃん気にしなくて。それより、そろそろお互いに挨拶とかしなくていいのか?」
「あっ‼︎ そ、そうですね⁉︎ 」
ビューク君のあまりの残念さに、真っ赤になった顔でうつむき気味に謝って来るエリアスちゃん。恥ずかしいんだろうなあ。本当に気にしなくていいよ、割と楽しんでるから。それよりも、と、非公式とはいえ二国の王子、皇女が顔を合わせた訳だから、挨拶をしたら?と促してやる。
「そ、そうだな!取り乱して見っともない真似をしました。ロードベルク王国の第一王子、ザイン・リグロス・ロードベルクです。この様な場ではありますが、殿下にお目にかかれて光栄に存じます 」
「冒険者ギルド本部、魔導具研究室長のトーレス・キマリスよ。よろしくね皇女様 」
それを聞いていたザインが慌てて居住まいを正して挨拶をするが、トーレスよ、お前は仮にも一国の皇女に向かってそんなフランクでいいのか?
見た目や背丈は同じくらいなのに、エリアスちゃんの方がよっぽど落ち着いてて歳上に見えてくるんだけど⁉︎
「ご丁寧にありがとうございます。初めまして、ザイン殿下。エイングラウド王国第一王女にして、エイングラウド帝国第一皇女、エリアシュード・ルガルス・エイングラウドでございます。トーレス様、お初にお目に掛かります。私こそ突然ではございましたが、お会いできて光栄です。お二人のご高名はかねがね。宜しくお願い致します 」
うん、さすがは大陸でも有数の大国のお姫様。挨拶や所作が堂に入っている。でも、今何か変なこと言ってたな?"王女にして皇女"?いったい何のことだ?
「ですが少し驚きました。マリー様にお聞きしていたよりもずっとお優しそうな方でしたのね 」
「マリー姉上ですか…? どうせ私の事など碌なことを言っていないのでしょう……… 」
お互いの挨拶も終わり、話しは既に社交辞令というか、世間話に移りつつあるが……。
「ちょっと待ってくれるか?そういやそうだよ!ザイン、お前の姉ちゃんは帝国のベルファスト皇太子に嫁入りしたんだよな?なのに、何でエリアスちゃんが"次期女皇帝第一候補"になるんだ?」
おかしいよな?普通なら皇太子の方が第一候補になるはずだよな?何となくスルーしてしまっていたが、それだと皇帝候補が二人いる事になっちまうぞ?
「意外だな?ヒロト殿なら何でも知っているかと思っていたが、何だ、意外と知らないこともあるのだな?」
『何でもは知らないよ!知ってることだk…!』
アイちゃん、それダメーっ⁉︎ それを言っていいのは眼鏡で巨乳で猫な、属性盛り盛りの委員長さんだけだからっ!アブナイからっ⁉︎
「いやいや、こっちに来る事になったのはたまたまだし、俺はまだそんなに世の中のことは知らないぞ?」
「そうか、ならば簡単に説明させてもらおう。まず始めに何か勘違いをしているようだが、我が姉であるマリーベルが輿入れしたベルファスト殿は皇太子ではなく"王太子"だ。エイングラウド王国のな 」
「は?王国…?"帝国"じゃなかったのか?」
「帝国」だったよな?それとも軍事国家、侵略国家であったことから、俗称として帝国と呼んでいるのか?
「そこからか……。クーガ殿、「帝国」にはな、三つの王家が存在し、それぞれが王国として帝国領土を分割統治しているのだ 」
「三つ⁉︎ ってことは、帝国は連合国家なのか?」
「いや、もともと大元であるエイングラウド王国が次々と隣国を併呑し、その土地を統治する為にその国の王族と婚姻を結んでいった結果、広大な領土を統治する為にそうした形になって行ったらしい 」
ふぅ~ん?遥か昔のイギリス…、いや、関ヶ原後の徳川御三家みたいなもんか?
「我が姉のマリーベルは、その三王家のひとつ「エイングラウド王国」の王太子であるベルファスト殿に嫁入りをしたという訳だ。そして"皇帝"とは、この「エイングラウド王国」と他の二国、「アイルーグラウド王国」「スコティリアグラウド王国」を統べる者の事だが、この"皇帝"は、三王家の王女達が継承していく決まりなのだ 」
「えっ⁉︎ 男じゃなくてか?」
普通こういった封建社会の場合、トップに座るのは男の長子だ。なぜわざわざ女性である王女達が皇帝…、いや女皇帝になるんだ?
「それでは、そこからは私がご説明致しましょう。なぜ"女皇帝"なのか?ということですが、そう決まったのはいまから六百年前からのことになります。クーガ様、六百年前に何があったのかはご存知でしょうか? 」
エリアスちゃんが、ザインの言葉を継いで説明をしてくれるようだが…。六百年前?六百年前といえば………、あっ‼︎
「〈大戦乱〉か……っ!」
「はい。それまでは三王家の王子の中で、最も長子の者が皇帝位を継承していたようですが、六百年前の〈大戦乱〉の折に帝国はそれが出来ない状況に陥ったのです 」
「もしかして?」
「はい。ご想像通りかと思いますが、〈大戦乱〉の初戦、帝国は連勝に次ぐ連勝。ロードベルク王国王太子殿下を討ち取り、王国領土の半分までも占領下に納めました。次いで自ら出兵なされた国王陛下までも撃破し、勢いに乗った帝国軍内、いえ、各王族には『王都グランベルクを落とした者こそが次期皇帝』という空気になっていったようです。ところが……… 」
「【英雄王】ジークランス王と、【黒き武神】達「救国の英雄」による反撃か…… 」
「そうです。後はご存知の通り、連勝に浮き足立っていた帝国は、思ってもいなかった突然の反撃に敗退に次ぐ敗退。その際、功を急いで前線深くまで出陣していた王族達の殆んどが戦死してしまいました。また、当時既に高齢であった当時の皇帝陛下も、この歴史的な大敗北に大変なショックを受けられたのか、程なくして崩御されてしまいました……… 」
うわあ……。調子に乗って勝ち戦に浮かれていたところで、思いっ切り足を掬われちまったって訳だな。しかも皇帝まで崩御してしまったとは、明日にも帝国領内に攻め込まれるかもしれない状況だってのに、もう統治体制を維持することすら危うい状況だったんじゃないか。よく無事だったな…⁉︎
「残った男の王族は高齢か幼い者しかおらず、あとは女性ばかりでした。そこで、異例ながら帝国政府は苦肉の策を採る事にしたのです 」
「それが女皇帝?」
「はい。それが初代女皇帝「エリザビュート」様。エリザビュート様は女性の身でありながら非常に武に優れ、【紅の姫将軍】とも呼ばれたお方だったそうで、ロードベルクへの侵攻作戦にも参戦なされていました。しかし女性であることを理由に後方支援しか許されなかったようです。ですが、その事が幸いして王族が悉く討ち取られる中難を逃れ、もはや崩壊寸前であった帝国軍をもう一度纏め上げて撤退戦を指揮し、帝国本土に戻られた後は堅固な防御体制を引いて、何人たりとも帝国領内への侵入を許しませんでした。それらの功績が認められ、残った王族、貴族の大多数の支持を受け、帝国史上初の女皇帝の座に就かれたのです 」
「なるほどなぁ…。でも、それは分かったけど、その事がどうしてエリアスちゃんのことに繋がるんだ?」
エリザビュートさんとやらがスゴい人だった、ってのは分かったが、まだ肝心な部分が出て来ていない。そこの部分を聞きたいんだよな~?
「それはですね…、そのエリザビュート様が『これより後は皇帝の座は女が継いで行くべし』とお決めになったからです!」
「は?それだけ⁉︎ それで決まっちゃったのっ⁉︎ 」
「はい。エリザビュート様は、対外的には明らかに悪い状況の渦中でもロードベルク王国を始めとする周辺諸国に対して一歩も引かず、外交戦を繰り広げました。また、国内の政についても、それまでの帝国では利権などの絡みで遅々として実行できなかった事も「戦で邪魔をしていた老害共が減ってくれて丁度良かった 」と、革命的な政策を次々と断行されました。その中のひとつが"女皇帝継承制度"なのです。『男は夢みたいな事ばかり言って、いくつになっても後先も考えずにすぐ戦をしたがる子供ばかりで困る。従って、三王家を束ねる皇帝の座は、常に現実的な目線で物事を見る女が就いて男共の手綱を握るように 』と…… 」
「………ぶふっ!ふっ、あはははははははははははははは………っ‼︎ 」
面白えっ‼︎ まったくその通りだな!ロードベルクのジークランス王もそうだが、ああいう戦乱の時代には、そういった傑物が現れるんだな、とつくづく思うよ。
「カッコいいな、女皇帝様!確かに男なんざいくつになっても子供ばっかりだ。スゲエよエリザビュート様、一度お会いしたかったくらいだ!」
「そ、そうですよね!カッコいいですよねっ‼︎ 私、男の子達みたいにエリザビュート様の武勇伝よりも、そうしたエピソードの方が大好きなんです!」
おぉ⁉︎ 何だかエリアスちゃんがお目々キラキラで食い付いて来たぞ? でも、さっきまでの皇女様然とした訓練された笑顔より、この無邪気にソーセージを渡した時のような年相応にはしゃぐ姿の方が俺はいいな。
「ああ、カッコいいな!他にもそういったエピソードはあるのかい?」
「はい!いっぱいあるんですけど、一番好きなお話しが、ロードベルク王国を筆頭とした各国との和平交渉の席で、ジークランス国王陛下からプロポーズされた時のお話しが大好きなんです‼︎ 」
「そうなんだ、カッケェー!はははは…は?」
おいおい【英雄王】、大事な和平交渉の席で敵国の皇帝に求婚とか、何やってんだよ⁉︎
つくづく破天荒な一族だな、おい………⁉︎
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