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第6章 蒼い疾風
第40話
しおりを挟む「本当にありがとうよ、家の旦那を助けてくれて……。全く何と御礼を言えばいいんだか… 」
気風の良さそうな、如何にも”肝っ玉母ちゃん”といった年配の女性が、俺達に向かって深々と頭を下げる。
ここは「イ・ズモス」、デイジマから普通の馬車で二日程かかる場所にある街だ。
あれから何とかセイリアとラーナちゃんを宥め、ソニアを落ち着かせる事に成功した俺は、まず襲われていたキャラバンの被害状況の確認をした。
【蒼い疾風】の四人が頑張っていてくれたお陰で死者は無し。幸い御者の男性以外に大きな怪我を負った人も無く、人的被害はゼロと言っていいだろう。だが、一台の馬車は倒れ、その拍子に馬車を引いていた馬が死んでしまった。
馬車には予備の車輪が積んであった為、幸い修理すれば何とか走行は可能な状態にはなったのだが、問題はそれを引く”動力”、馬がいない事だった。
当初、ライナかサイノのどちらかに馬車を引かせる案もあったのだが、俺はこの事件の”張本人”達に責任を取らせる事を提案し、見事採用されたのだった。その方法とは…………?
「はぁっ!?俺達が馬車を引けだとぉっ!?ふざけんな!何で俺達がそんな事しなきゃなんねえんだ!! 」
「「「ヒャッハァーーー!!」」」
「いや、お前らが”落し穴”なんざ掘ったから馬がダメになったんだろうが?なら、お前らで責任取りやがれ 」
そう、その方法とは、生き残った約半分の野党連中に、馬の代わりに馬車を引かせる事だった。
しかし、コイツ等は立場が分かっていないのか、当然のように文句タラタラで猛抗議をしてくる。
ーータンッ!タンッ!ーー
「ぎゃあああああっ!!足がっ!?足がっ!! 」
溜め息をついて、一番手前に居たリーダーらしきモヒカンの両膝を《魔弾》で撃ち抜いてやる。そうして徐々に〈威圧〉に込める魔力を高めながら睥睨するように見下ろすと、圧迫感のあまり呼吸すら出来なくなったのか、全員が顔面を汗だらけにしながら青い顔で口をパクパクと鯉のようにして喘ぎ出す。
「なあ、お前等。何か勘違いしてねぇか?最初からお前等には、俺に従うか?死ぬか?の二つしか選択肢はねぇんだよ。……選べ、俺に服従して馬車を引くか?それともコイツみたいに足を撃ち抜かれて動けなくなって、このままここで魔獣共の餌になるか?”引く”なら首を縦に振れ。”死ぬ”なら横だ。さあ、選べ、どっちがいい? 」
汗どころか、涙や鼻水で顔をグチャグチャにしながら壊れたオモチャのように、ガクガクと必死に首を縦に振るモヒカン軍団。〈威圧〉を解いてやると、やっとそこでマトモな呼吸が出来るようになったのか、地面に両手をついてゼエゼエと肩で息をしていた。
そうして悲鳴を上げ、泣き言恨み言を叫ぶモヒカン達の足元に、時折《魔弾》を撃ち込んで黙らせ、扱き使って一昼夜、ようやく俺達は第二の街「イ・ズモス」に到着したのだった。
「「「……(ゼェゼェ)ヒャッ…ヒャッ…(ゼエハア)……ハアァァァァ…………(ゼェゼェ)…… 」」」
到着した時には、モヒカン軍団は精も根も尽き果て、逃げる気力すら失っていた為、イ・ズモスの警備隊には楽に引き渡すことが出来た。
コイツ等はこの後犯罪奴隷として引き取られ、鉱山などでの強制労働に就くんだそうだ。
警備隊から一人頭50ベルク、全部で1200ベルク(金貨十二枚)をモヒカン達の代金として貰い、まずはまだ体力の戻りきっていない御者のおっちゃんを家に送って行ったのが冒頭の状況である。
「いいって事よ!旅は道連れ、世は情け、持ちつ持たれつお互い様ってね!おい、おっちゃん、せっかく拾った命だ、しっかり養生して、酒場で言ってた通りこれからは奥さんを大事にしなよ! 」
「ばっ!バカ野郎!? お、俺ァ別にそんなこと!?…いや、お前さんの言う通りだぁな、危ない仕事はこれで最後だ。これからは女房と二人で、ノンビリ仲良くやるさ。本当にありがとうよ 」
「な!何言ってんのさアンタは!?そんな、恥ずかしいじゃないか!? 」
長年連れ添い、お互いが隣に居て当然、といった感じが微笑ましい。そんな二人の姿に、ウンウンと頷きながらウッガが嬉しそうに笑う。
「いいって、いいって!良かったな、奥さん。頑張れよおっちゃん! 」
「調子がいい奴だなぁ。ヒロト様とレイナルド様が活躍しただけで、お前さんは何もしてないだろうが? 」
ウッガの言葉にすかさずスケールがツッコミを入れる。すると、少しバツが悪そうに、慌ててウッガが言い募る。
「や、やだなぁ、スケールさん!オイラ、あの後ちゃーんとおっちゃんのお世話とかしてたじゃないですか!? 」
「ほ~、お前の”お世話”ってのは、馬車の中で大イビキかいて寝てる事なのか? 」
「ちょっ!? 酷えよ、スケールさん。せっかくオイラがカッコ良くキメてるところだったのに!? 」
ウッガとスケールのやり取りに、その場の一同が笑いの輪に包まれる。
「さあ皆、傷は治っても、まだまだ体調は戻っていないのです。私達が居たら、いつまでたってもゆっくり休めません。そろそろお暇するとしましょう 」
レイナルドさんが、一同を促して退出する旨を告げる。
「そうですね、私達はこれで失礼しましょう。お大事にして下さい、では、お元気で 」
セイリアの言葉に、一同は皆、口々に御者夫婦に労いと激励の声をかけながら、その家を後にする。御者夫婦は、いつまでもいつまでも、深く頭を下げて見送るのだった….。
『て~れれって♪て~れ~れ~れ~、た~らり~ら~り~~♪ ……マスター、”ナレーション”も要ります? 』
ーーアイちゃん!? やーめーてー!!ーー
アイの”危険なネタ”に冷や汗をかきながら、俺達は自分達が今夜宿泊する宿屋へと向うのだった。
このイ・ズモスは、所謂”宿場町”だ。特に名物や産業がある訳ではないので、街の規模はそれほど大きくは無い。だが、このイオニディアは街の外に出れば当たり前のように命の危険がある世界だ。例えベテランの冒険者パーティであろうと、夜、野営を張る時には、見張りを立てなければすぐに魔獣の腹の中、なんて事にもなりかねない。
だからこそ、この街のようにしっかりとした防御壁があり、安心して眠ることが出来る宿場町の存在は非常に重要なのだ。その為か、イ・ズモスの街はこれからデイジマに向かう者、また逆にデイジマ周辺の辺境地帯で採取した貴重な素材の数々を、王都に、また他の衛星都市へと運ぶ人々で、それなりに賑わっていた。
通りには、そんな隊商や冒険者の人々を一人でも多く呼び込もうと、宿屋や酒場の従業員達が張り上げる大きな声が響いていた。
先程、名物や主要な産業が無い、とは言ったが、だからといってイ・ズモスが貧しい街という訳ではない。
辺境と各都市を結ぶ途上にあるこの街には、当然、隊商のキャラバンや冒険者などが持ち込んだ豊富な物資が流通している。その為、こうした宿場町の多くでは、良い食材や品物が比較的安価に、しかも大量に仕入れる事が出来るらしい。
この街の宿屋や酒場はそういった流通の良さを最大限に利用して、一人でも多くの客を獲得し他店との競争に勝利するために、料理の味や部屋の質などのサービスの向上に余念が無いのだ、と、今夜宿泊する事になった宿屋【茜の草原亭】の女将さんが教えてくれた。
おおっ!? これはこの後の”ちょっとした企み”に期待が持てそうだ!
ちなみに、この【茜の草原亭】は、このイ・ズモスにある数ある宿屋の中でも五本の指に入るほど高ランクの宿屋である。当然、他の安宿とは比べ物にならないくらい料金は高いが、その分各部屋などの宿の質や、出される料理等は一流と評判の宿なんだそうだ。
また、元〈ランクC〉だった冒険者を数人警備員に雇うなどしてセキュリティも万全、どこを取っても一流という、かなりの高級宿なのだが、なんと言ってもセイリアは「辺境伯御令嬢」、身分の事もあるし、ヘタな所に宿泊しては他の貴族連中に舐められてしまう。という、体面を気にする貴族らしい面倒くさい理由もあるらしい。
チェックインして割り当てられた部屋に案内され、部屋の中に入ってみて驚いた。さすがに高級宿、光魔晶石の照明に水属性の魔晶石を使用した水洗トイレ( !? )や風呂(湯船に溜めた後に火属性魔晶石で温める)等の見るからに高価な魔道具の数々が部屋に標準装備されていたのだ。しかもレイナルドさんが俺に割り当てたこの部屋、セイリアのスイートに比べてしまえばランクは落ちるだろうが、セイリアの”婚約者”という事で、それなりに高いランクの部屋を用意してくれたようだ。いったい一泊幾らするんだろうか……?
あと、非常に気になるんだが、水洗トイレって、下水とかいったいどうなっているんだろう……?
と、まあ、下らない事とかを考えながら、高級感溢れる部屋でノンビリしていると、ドアがノックされて従業員の男性が食事の準備が整った事を伝えに来た。銀貨を一枚チップとして渡して食堂へと案内してもらう。
セイリア達と食堂で落ち合い、一緒に食事をとる。さすがに一流の宿屋だけあって食事も酒も非常に美味かった。しかし、やはりここは客を選ぶ高級宿な為か、お上品過ぎて落ち着かない。おまけに料理も酒もまだまだ物足りない感じだった。
だが、”ちょっとした企み”の為にはこの方が良かったかもしれない。
食事が終わり、皆が席を立ち始めたところでカークスとスケール、ヤヒッティとウッガにも声をかけると、残念そうな顔で辞退したヤヒッティ以外の三人は、二つ返事でOKだったので”ちょっとした企み”を実行に移す。
俺の”企み”とは、何を隠そう「酒場」に繰り出す事だった。デイジマではホータンさん達が張り切っていた為我慢したのだが、ウッガの『ホロ鳥の焼き串』の話を聞いてから、焼き鳥で一杯やりたくてしょうがなかったのだ。そして同じく酒場の方を見てソワソワしていたカークスとスケール、食べに行きたがっていたウッガ、ついでで悪いがヤヒッティも誘って酒場に繰り出そうというのが俺の魂胆だった。
ヤヒッティは残念ながら不参加となってしまったが、男四人で夜の街へと繰り出した。本当はレイナルドさんも誘いたかったのだが、護衛であるカークスとスケールを誘う為、事前にレイナルドさんに相談したところ、丁重にお断りされてしまったのだ。その代わり護衛二人を連れていく許可をもらい、無事に”ちょっとした企み”を実行する事が出来た訳だ。
ちなみに、当然のようにセイリアも付いて来たがったが、先日の「逆夜這い」の件もあり、お目付役である”爺”の許可は降りなかった。
正攻法に屁理屈、果ては泣き落としまで様々な方法でレイナルドさんに交渉したセイリアだったが全く取り付く島も無く、絶対に許可が降りることはなかった。なので可哀想だがお留守番である。
まあ、これでもセイリアは一応は「辺境伯御令嬢」にして箱入り娘、ガラの悪い奴も居るであろう夜の繁華街を連れ歩くなど以ての外、もともと論外であるのだが……。
それに、身分の事だけでは無い、セイリア自身がその美貌とルックス、加えてダークエルフと言う『歩くフラグメイカー』である。きっと酔っ払いだらけの夜の街なんぞに連れて行ったら連続でフラグが立ちまくって、落ち着いて飲むどころでは無くなるのは目に見えている。
なので、捨てられた仔犬の様な潤んだ瞳に見つめられて非常に罪悪感は感じたものの、敢えて気付かないフリをして置いてきたのだった。
すまん!セイリア。この埋め合わせは絶対するから、今夜は勘弁してくれな!
『マスター!”焼き鳥”と”ビール”、楽しみです!早く行きましょう!! 』
視覚モニターの端でアイがはしゃいでいる。楽しみにしてたもんなあ、アイ。
『落ち着けよ、アイ。焼き鳥は逃げないから 』
な~んて、実は逸る気持ちは俺も一緒だったりする。あ~~、楽しみだなぁ!!
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