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第6章 蒼い疾風
第39話
しおりを挟む「ヒャッハァーーーッ!! 」
「女は殺すなよ!楽しみが減っちまうぞっ!子供は攫え!男は皆殺しだぁ!殺せ殺せぇっ!! 」
「「「ヒャッハァーーーッ!!」」」
《気配察知》で俺達より先に出発したらしい一団が、野盗の類いに襲われているのを感知して慌てて飛んではきたものの……、正直、俺は”絶句”していた。
確かに護衛の冒険者らしき四人は、野盗共の数の多さに押され苦戦している。”護衛”という任務は、実は結構に大変だ。それは、こちらには必ず守る対象となる者(物)があり、先ずはその対象を絶対に守り切る事が第一条件になるからだ。しかし、場合によってはその上で襲撃してきた者を迎撃しなければならず、任務達成の難易度は急激に跳ね上がる。
だが、見たところ護衛四人に対して野盗共の数はほぼ四倍。それなのに、これだけの数を例え現在まででもたった四人で守り切れているのには訳がある。
護衛の冒険者達が相当の手練れなのか?…違う。冒険者達の平均レベルは約Lv30、冒険者ランクは〈E〉。これは、やっと冒険者として「一人前」だとようやく認められるようになったあたり。それほど強い訳でも無い。
なら、どうして四十人もいる野盗を食い止めている事が出来ているのか?
…………弱いのだ、こいつら。ものすっっごく……!?
ゴツい体格に厳つい顔、ゴテゴテとしたトゲ付きのプロテクター。赤や緑や黄色をした色とりどりのカラフルなモヒカン……。
お前ら、どこの【世紀末覇王】の手下だよっ!?と、ツッコミを入れたくなる出で立ちなのだが……、弱い。弱いったら弱い。
鑑定してみると、平均レベルでもLv20以下。もし冒険者ギルドのロビーにでも行けば「どきな、ヒヨッコ! 」とか言われてしまうレベルである。
「殺せ殺せぇっ!!」とか言ってる事は物騒だが、もう、周りは田んぼばっかりなのに、「全国制覇してやンぜ!」とか言っちゃってるケンカ自慢の田舎のヤンキー兄ちゃん程度の強さしかない。
「何だっ!?新手か?……おいっ!アレ見ろよ、ダークエルフの良いオンナが居るぜ!? 」
「何だと!?俺が一番だぁ!」「ふざけんな!俺が見つけたんだ、俺が最初だぁっ! 」
「「「ヒャッハァーーーーッ!!」」」
俺達の姿を…いや、セイリアの姿を見つけた野盗の一部がこちらに向かって来る。デカくてゴツい連中が、集団で走って来る姿は確かに迫力はあるのだが……?
『アイ、モード変更。モード〈ハンドガン〉から〈アサルト〉へ。弾種も9ミリから、”非殺傷系”のスタン弾へ 』
『イエス、マイマスター 』
「何だ?このガキ、丸腰だぜ? 」「俺達が恐くて動けねぇんじゃねぇか?」「ギャハハハッ!構わねえ、殺せ殺せぇっ!!」
「「「ヒャッハァーーーーッ!!」」」
どうやら俺が呆れて動きを止めてしまったのを、”自分達が恐くて足が竦んで動けない”、と勘違いしているらしい。あ~~めんど臭い……。
あとお前ら!「ヒャッハァーッ!」の使い所、絶対間違ってるからな!?
「セイリア…、余りに雑魚過ぎて時間の無駄だから、俺が一気に終わらせていいか? 」
「あ、はい。何と言うか…、訓練にすらなりませんね。お願いします 」
セイリア、カークスにスケールもすっかり呆れ顔だ。こうなってみると、連中の物々しいトゲトゲの格好も、カラフルで奇抜なモヒカンも唯の虚仮威しにしか見えない。
そんな迫り来る”やられ役のモブ”君達に向け、俺は愛用の大型拳銃を抜いて、碌な狙いも点けずにトリガーを絞る。
ーータタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタッ!!ーー
「ヒ!?」「ヤッ!?」「「「ハァーーーーッ!?」」」
非殺傷系弾の一斉掃射を受けて、悲鳴を上げながらバタバタと倒れていくモヒカン軍団。だから、お前ら”使い方”間違ってるって…………。
倒した連中を、一応用心の為に《土魔法》で作り出した手枷や足枷で拘束し、一纏めにしてからレイナルドさん達の方に向かうと、やはりアッサリと片付けたようだ。ただし、こちらは全員”始末”してしまったようだが。
見れば、疲れと極度の緊張感から開放された為か、四人の護衛の冒険者達は皆、地面にへたり込んで座っていた。
俺とセイリア達が近づくと、レイナルドさんが胸に手を当てて優雅に礼の姿勢を取る。
「お帰りなさいませ、ヒロト様、セイリア様。お疲れ様でございました 」
「いえ、こちらも全く問題無かったようですね 」
レイナルドさんに片手を上げて軽く挨拶だけ交わすと、四人の冒険者達の方へと向かう。
「災難だったな、大丈夫か? 」
そう声をかけると、やっと息が整ったのか、四人は地面から立ち上がる。
「ありがとう、本当に助かった。一人ずつはそんなに強くは無かったんだが、さすがに数が多くて…、危ないところだった。助太刀感謝するよ 」
「いいさ、雑魚ばっかりでも、あの人数差じゃ大変だったろ。怪我は無いか?」
「問題無い、擦り傷さ。オレ達は【蒼い疾風】〈ランクE〉のパーティだ。一応、オレがリーダーのソニアってんだ、ヨロシクな。アンタ等は?あれだけの野盗共を一瞬で片付けちまったんだ、相当ランクの高いパーティなんだろ? 」
【蒼い疾風】のソニアと名乗ったこの冒険者、「オレ」と言っているが女性である。蒼髪の豹の獣人族のようだ。背は俺より少し高くて182センチくらいだろうか?筋肉質だが引き締まった肢体。然し、ごつごつした印象はなく猫族系特有のしなやかで女性的なプロポーションをしている。
だが、特筆すべきはその”胸部戦略兵器”だろう。【蒼い疾風】の名に合わせたのか、パーティ全員が青く染め抜いた革鎧などの装備を着けているのだが、その胸当ての部分を窮屈そうに盛り上げ、今にもはち切れんばかりの恐るべき戦闘力だ!?
『……マスター? 』
いかん!?視覚モニターの端でアイがジト目になっている!?
「ん、コホン!い、いや、俺達は冒険者パーティって訳じゃないんだ。王都に向かう途中でね、アンタ等の馬車が襲われてるのが見えたんで、慌てて助けに入った、ってトコだ 」
「そうなのか!?それにしちゃあの執事の人とか、アンタの魔法?とか、めちゃくちゃスゴかったじゃないか! 」
「姉貴、…見ろ、あの人達はダークエルフだ。それにあの武器、剣じゃない「刀」だ 」
ソニアの背後から同じく蒼髪の男性が声をかけて来た。姉貴?姉弟だろうか?
「あっ!?それでデイジマ村の方から来たという事は!そうか、「秀真のサムライ」かぁ…。そりゃ強い筈だよなぁ 」
「そういう事だ。助かった、お陰で命拾いしたよ、礼を言う。俺はゴウナム、このパーティの攻撃拳盾役だ。あっちは支援と補助役で弓使いのアーニャ、こっちはサブ攻撃担当で短剣使いのマーニャだ 」
「本当に助かりました。ありがとうございました 」
「いや~、ホントホント。あんな連中に捕まったらもう、『らめぇぇぇっ!?』とか言って壊されちゃうトコだったよ、あンがとね、お兄さん!」
深々と頭を下げて丁寧に礼を言ってきたのがアーニャ、にゃはは~、と笑いながら、やたら調子の良さそうな態度の方がマーニャ。二人は双子らしく良く似ているが、性格は正反対みたいだな。
「俺はヒロトだ。実は山から降りてきたばっかりで、冒険者としては駆け出しだよ。今はこのセイリアを王都の【魔術学院】に送っている途中だ 」
「セイリアと言う、大事が無くて何よりだ 」
ーー「ヒロトの旦那、大変でさぁ!?急いで来て下せぇ!!」ーー
俺の横へとやって来たセイリアと共に自己紹介をする。もう少し色々と話をしたかったのだが、口を開きかけたところで突然ウッガの大声で俺を呼ぶ声に遮られてしまった。
何かあったらしく、酷く声が焦っている。急いで声のした方に向かうと、しゃがみ込んだウッガの前に、一人の初老の男性が頭から血を流して倒れていた。
「どうしたんだ、ウッガ。この人は? 」
「へい、駅馬車の御者をやってるおっちゃんでさぁ。どうも倒された馬車の方の御者だったみたいで、倒れた拍子に怪我をしちまったみたいなんでさ。姫様が戻って来る前に一度酒場で隣同士になって知り合ったんですが、一杯奢ってくれたり気の良いおっちゃんなんですよ。おい、おっちゃん!しっかりしなよ、奥さんが待ってんだろ!死ぬんじゃねぇよ!?…旦那ぁ、お願いだ、助けてやって下さいよ! 」
「分かった。助けられるかは分からないが、ちょっと診てみるから、少し離れてろ 」
ウッガと場所を代わり、胸の辺りに手をかざす。
『アイ、サーチしてみてくれ 』
『イエス、マイマスター。……サーチ完了しました。あまり良くはありません、頭骨陥没骨折に肋骨も何本か折れています。頸椎にも損傷が見られます。このままでは非常に危険な状態です 』
普通であればまず間違いなく命は助からない状態だ。だが、この世界では充ち溢れる魔素の為、常人であっても僅かながら無意識に《身体強化》をしている場合があり、この御者の男性はその状態のようだ。なら、まだまだ回復魔法で間に合う筈だ。
『アイ、レイナルドさんの時と同じ全力《治癒》を頼む 』
『イエス、マイマスター』
実際にはこれ程の重傷には高位の回復魔法が必要なんだろうが、この世界の魔法の法則には、「魔力を注ぎ込むだけ威力が上がる」という裏ワザがある。
「『いと優しき慈愛に満ちた光の女神、その温情を以って彼の者の傷を癒さん《治癒》!!』」
アイの、俺の音声サンプリングをコピーした偽音声による詠唱と共に、掌から眩く白い光が放たれる。一応、再度サーチによる診断をしてみたが、身体の何処にも損傷は見られない。上手くいったようだ。
一旦流れてしまった血はどうしようもないが、後は安静にさえしていれば問題無いだろう。
「もう大丈…夫……っ!? 」
ふうっ、っと一息ついて振り返ると、その場に集まって居た全員が言葉を失くし、唖然としてこちらを見ていた。
特に【蒼い疾風】の四人はその蒼髪を逆立てて吃驚していて、表情までが強張っていた。
「お、お兄さん…、今のって、呪文を聞いてたけど、本当に《治癒》なの!? 」
マーニャが恐る恐る、といった感じで聞いてきた。あちゃ、相当魔力を注ぎ込んだからなぁ…、〈威圧〉じゃなくても魔力放射に当てられてしまったらしい。変に取り繕うと逆効果だな、ここは開き直ってしまおう。
「ああ、《治癒》で間違いないよ。ただ、俺はちょっとばかり特異体質でな、普通よりかなり多くの魔素を取り込む事が出来るらしいんだ 」
と、そういう事にしておこう。別に嘘じゃないし。すると、さっきまでとは打って変わった様子で、直ぐ鼻先までソニアが詰め寄ってきた。
「スゲエッ!? 凄えよ兄貴!?こんな強烈な魔力波動は、今まで一度も感じたことねえよ!……決めた!兄貴、頼む!オレ…いや、アタイを兄貴の番にしてくれ!! 」
………は?何、番?……”つがい”って何だっけ?
『マスター、「番」というのは、野生動物などが繁殖の際に交尾の為に雄と雌がペアと成る事です。つまり、彼女はマスターに求婚しているんですよ? 』
…………………………え?
「なっ!何を言っているのだ貴様っ!?ヒ、ヒ、ヒロト様は私の番…いや、許嫁だ!! 」
「何っ!?……そうか~、でもまぁ、兄貴みたいな強い”雄”なら仕方ないかぁ……。でも、いいや!だったら二番目でも三番目でも!! ね~ン…、いいだろぉ、兄貴ぃん?」
俺の右腕を取り、先程の胸部戦略兵器をスリスリと擦り付けながら、正しく猫撫で声で懇願してくるソニア。
「ちょっ、ちょっと待てソニア!挟まってる挟まってる!? 」
「挟んでるんだも~ん♪」
…なっ!”挟んでる”……だと!?
何という破壊力!?おかげでつい、うっかりソニアの”おねだり”に頷きそうになるが……!?
「ヒ、ヒロト様!?ま、まだ、私には手も出して下さらないのに!? 胸ですか?胸ですか!胸なんですか!? 」
「そうです!姫様だけならまだしも…、な、なら私だって!! 」
『マスター、もう四人目は、流石に早過ぎると思います… 』
涙目になったセイリアと、なぜかラーナちゃんまでが取り縋ってくる。ん?”四人目”?アイ、なんかおかしくない?
さっきまでの人の生死がかかった緊迫した雰囲気から一転、ギャいギャいと騒がしくなってしまった……!?
う~~ん、収拾がつかないな、コレは……?どうしよう……。
助けを求めて辺りに視線を巡らせてみるが…、皆んなが視線を合わせてくれないっ!?
……まさかレイナルドさんにまで視線を避けられるなんて……。こんなところでテイルちゃんと同じ気分を味わうとは思わなかったよ……!?
とうとう俺を挟んで睨み合いを始めてしまった三人を交互に見て、一人途方に暮れる俺なのだった…………。
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【作者より、感謝を込めて】
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
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