〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第9章 王立高等魔術学院

第57話

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 その日、「王立高等魔術学院」校門前には、すでに【セイリア親衛騎士団】()を筆頭に、大勢の【セイリア様ファンクラブ】()の生徒達が集まり、今日から復学するセイリアの登校を、今か今かと待ち受けていた。

 今日から復学する事は、王都屋敷執事コイルマイルを通じて学院長には連絡をしてあったとはいえ、それは昨日の事だ。それなのに、いったい何処からどうやって情報を知ったのかは分からないが、校門前から校舎の出入り口に至るまで、集まった生徒の数は驚くなかれおよそ二百人!!

 『王立高等魔術学院』は五年制で一学年が約二百人、学校全体では千人をやや超える生徒達が在籍しているのだが、そのおよそ二割の生徒達が集まっている事になる。
 これだけでもラーナの言ったセイリアの人気の凄まじさが伺えるというものだが、すごいのは、これだけの生徒達が集まっているにも関わらず混乱が起こっていない事だろう。

 これには前述の【セイリア親衛騎士団】をする生徒達の力が大きい。
 
 【セイリア親衛騎士団】その設立は今から三年前、セイリアの「魔術学院」への入学に遡る。当初この美しいダークエルフの少女の入学は、学院に大混乱を巻き起こした。
 連日の交際申し込みや求婚者などが引きも切らず、本人の意思不在のまま彼女を巡っての決闘騒ぎまで起こる始末だった。特に貴族階級上位にある者や学院序列上位にある者達は彼女にしつこく付きまとうなど、学業に差し障りが出てくるようになってきていたのだが、ある日を境にそれらの騒動は急速に鎮火していく。

 【セイリア親衛騎士団】と呼ばれる学院内組織が秘密裏に組織されたのだ。創立者は当時の”統制会会長”と言われているが定かではない。だが、この組織が陰に日向に自主的にセイリアの身辺を警護した事で、所謂的な者達は近寄る事が出来なくなった。
 また【セイリア親衛騎士団】には学院序列上位の貴族階級の者達が数多く在籍し、言い寄ろうとした者達を排除した事も大きいだろう。
 やがて、セイリアに対しては暗黙のルールが出来上がっていく。

◯抜け駆け禁止
◯セイリアへの迷惑行為禁止
◯セイリアに関することは【セイリア親衛騎士団】が取り仕切る

 これらのルールが生徒間へと浸透し、やっと「魔術学院」は平穏を取り戻したのだった……。

 この学院は、身分の如何に問わずロードベルク王国の明日を担うに足る優秀な人材の育成の為に国王自らが主導して創立された学校である。他の国であれば貴族を始めとする一部富裕層や商人のみにが受ける「教育」を、他の一般層にまで広げている。これは普通であれば見逃してしまうであろう地に埋もれた優秀な人材を、発掘、育成し、国家の発展の為にそれらの人材を有効に活用する事を目的としたものだ。
 事実、この学院は毎年優秀な人材を何人も輩出しており、王国政府の方針により、能力があれば例え平民…いや、出身であろうと重用される。実際にこの学院出身者の多くは政府機関や役所の仕事に就いており、過去にはスラム出身の者が国家運営にすら関わった前例もあるのだ。
 それまで常識であった”人の運命などそのですでに決まっている”という他国などでの当たり前は、この国では通じない。

 嘗て六百年前の『大戦乱』の後、この国の陥った問題のひとつに”人材不足”というものがあった。次々と王位継承者達が戦死してしまった為に繰り上げで王となった「ジークランス・リグロス・ロードベルク」はこの問題に頭を抱えた。
 当時の政府役職といえば、ほぼ貴族達が就ていたのだが、先の戦においてその多くが戦死してしまい、空席が出来てしまっていたのだ。だが、その跡継ぎ達といえばまだ幼い者ばかりで、とてもではないが国家運営の要職を任せることなど出来る筈もない。

 しかし、ここで継承権が低く、野に下り冒険者をしていた経験が活きる事になる。 「じゃあ、民間から奴呼んでこればいいんじゃね?」 冒険者として一般層と多く接していた彼は、庶民の中にも非常に優秀な人材が多くいるという事を経験から知っていたのだ。
 そう考えに到れば彼の行動は速かった。【黒き武神】ジェイーネ・ラル・キサラギを始めとする戦功者達への新たな叙爵を皮切りに、民間から親交のあった冒険者や商人など、身分の如何に関わらず、どんどん登用したのだ。
 当然、既存の貴族達はこれに大反対したのだが、民衆の支持と「大戦乱」を終結させた英雄達をバックに着け、更には自身もその英雄の一人であるジーク王の前にはその口を閉じて不満を呑み込むしかなかった。
 だがジーク王は既存の貴族達の事をただ冷遇した訳では無い。当然その地位は保証したし、その上で能力があったり勤勉であれば更に上の地位にも就けた。ただし、反面逆にその地位に胡座をかいて怠慢であったりした者は容赦なく降格させたりもしたのだが…。

ーー「能力さえあれば未来は開ける」ーー 

 このは、「大戦乱」で疲弊した民衆に、大きな衝撃と希望を与えた。
 更には国王の「国家の発展の為には国民一人一人の生活水準を上げる必要がある」との指針により、国庫を開いて公共事業を増やし、戦後処理や戦で被害を受けた街や村の復興事業を冒険者ギルドなどに依頼し雇用を創出した。またその事業の一環として疫病を未然に防ぐ為の衛生環境の向上の為、上下水道の整備や年一回の医術師による定期検診、医療費の補助など他の国では考えられないほど福祉環境を整えていった。
 雇用が増えた事で人々は生活に余裕が出来、まず食生活等が改善された。また衛生環境が向上する事で病気や怪我が減って働ける者が増え、何より違ったのは子供達の死亡率が劇的に下がった事だった。

 健康で充分な食事があれば元気が出る。元気な者が増えれば生産性は上がる。そうすれば養える者が更に増え、やがてその者達も生産に加わり、結果として国庫から出した以上の資金が税収として返ってきた。
 
 これ等は全て民間から登用した者達の意見から採用した政策案であり、当初は「国庫を減らすなど何たる愚策、今上陛下は戦しか出来ぬ暗愚」などと貴族達からは陰で揶揄されたりもしたのだが、結果は明確であった。
 遠回りであったように見えた政策であったが、国家とは「王や貴族などの支配階級有りき」では無く、「それを支える」との”英断”を下したジーク王の勝利である。
 これ等の成果から、更にジーク王は民衆目線の政策を推し進め、更なる”人材確保”の為に今度は「教育」に力を入れる事になる。
 冒険者時代、依頼書の字が読めない所為で騙されたり、損をする者をよく見かけたからだ。「教育」とは時間のかかる事業ではあるが、この時決めた「幼年期義務教育制度」のおかげで王都グランベルクを始めとした各地方都市や町や村にまで「学校」が設立され、六歳~十歳までの子供達は皆、読み書きや算術、一般常識や道徳を学ぶ事が義務付けられた。
 その為、六百年経過した今では生粋のロードベルク国民の識字率はほぼ100%、他国から初めてこの国を訪れた商人達は、まずその事に非常に驚くそうである。

 さて、話を戻そう。今までの話の流れでは貴族達が割りを食っただけに聞こえるかもしれないが、ジーク王の政策に異を唱えていた既存貴族達にも充分な見返りがあったのだ。

 それは何かといえば、「税収」と「人材」だ。貴族達は、その多くが王国各地に自領を持つ領主達である。ジーク王の政策によって自領から献上される「税収」が上がり、自分達の懐までが潤ったのだ。
 また、「一般層に教育など…!?」と鼻で笑っていたものの、各地に出来た学校で幼い頃から道徳や集団生活を学ぶことで犯罪発生率が下がり、治安が向上した。更には優秀であっても地元に残る者達もいた為、そうした人材をジーク王のマネをして登用してみたところ、どんどんと領地経営が上向いていったのだ。

 利益に聡い貴族達は、この流れに乗った。地位に胡座をかいて怠慢だった者達がどんどんと降格させられるのを見せつけられたのもあるが、自らも変わらなければ、学ばなければこの新しい国王陛下の元では栄華は望めないと気付いたのだ。

 貴族達は自分達の子弟の教育に力を入れ、怠慢な者達はどんどん淘汰されていった。
 要するに、民衆はただ”生まれや身分”だけで人生を諦めたり腐る事なく、こうした善政を行なってくれる王家を讃え、その恩義に報いる為に勤勉で働き者、という国民性が徐々出来上がっていった反面、貴族達にとっては”生まれや身分”だけでは落ちぶれるだけ、人を率い、領地を更に発展させる能力を王国政府に証明する為に、民衆以上に努力しなければならなくなってしまったのだが、そういった領主自らが努力する姿は逆に人々の信頼を得るきっかけとなり、旧来の貴族達も渋々ではあるが従うしかなかった。

 以来この六百年の間、ロードベルク王家は【中興の祖】であるジーク王の「民衆こそが国の礎、人材は宝」との教えを守り、その教えを堅実に守る歴代の王達を民衆は愛した。民衆からの高い支持を得てどんどん国は豊かになっていき、現在ではロードベルク王国は大陸随一の国力と豊かさを持った国家へと成長したのである。
 
 そうした背景からロードベルクでは各地の「幼年期義務教育」期間中に高い能力を示した者や、自ら向上心を持った志願者を「中等教育機関」へと進ませ、今度はそこで更に選抜した者達を王都に設立した「高等教育機関」へと招集し、未来の王国運営を担う人材を育成しているのだが、ここ「王立高等魔術学院」も、そうした「高等教育機関」のひとつであり、特に魔術方面に特化した人材を育成している学校なのである。

 まだまだ身分差の意識はあるものの、こうした『学びの舎』では人材の育成の邪魔にしかならない為、身分の高低、貧富の差別化は公けでは禁止事項となっている。
 逆に貴族階級にある者は、例え子供であろうと能力の有る者を尊重し、かつまた民衆に規範を示すべく努力をしなければならない。

 話しが長くなったが、要するに【セイリア親衛騎士団】とは貴族子弟のメンバーで、【セイリア様ファンクラブ】は一般生徒だと考えてもらって差し支え無い。彼等はそういった理由もあって自ら場の整理や警護に当たり、普通に登校してきた生徒と、セイリアの出迎えをしようとその場に集まる者を分け、ともすれば大混乱に陥りそうな校門付近を粛々と整えていたのだった。

 だが、彼等は知らない。彼等のそうした献身的な努力を、たった一人の男が水泡に帰してしまう事を……。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「(もう直ぐですわ!もう直ぐセイリアお姉様が帰って来られるのですわ!!) 」

 美しいが、いかにも気の強そうな眼差しの少女が、夢見るようなウットリとした瞳で、校門前に集まる生徒達の最前列に立ち、まだ早朝の通りの先を見やる。

 彼女の脳内では、校門前で待つ数多の生徒達の中から逸早く自分の姿を見つけた待ち人であるセイリアが、馬車から降りるやいなや感激の面持ちで自分を抱きしめている所までストーリーが進んでいた。
 
 だが、よく見ればそうした表情を浮かべているのはこの少女だけでは無い。何人もの生徒がよく似た表情で頬を緩めたりニヤケたりしているのが分かる。

 実際には今まで”高嶺の花”であるセイリアが生徒達の中の誰かと恋愛関係になった事など無いのだが、そこはそれ、アイドルとの恋愛を夢想するのと同じ事だろう。いくら【セイリア親衛騎士団】といえども個人の妄想にまでは口を出したりはしない。

 やがて軽やかな馬蹄の音と共に、一台の馬車が校門前へと到着する。馬車の横に描かれいるのは、ここにいる者達全てが待ち焦がれた美しい女生徒の家の紋章。
 御者台にいた従者がそのドアを開けて、恭しく一礼する。
 まず現れたのはセイリアの専属メイドである美しい銀髪の少女。次にいつも笑顔を湛えている彼女の専属執事。
 その二人も馬車の脇へと控え、未だ馬車の中に居る美しい主人へと従者と同じように一礼する。

 さあ、いよいよだ、いよいよ我等のが帰ってくる! 場の緊張感は一気に高まり、全ての視線が馬車のドアへと集中する。


 しかし、中から出て来たのは凡庸な風体の冒険者らしき男だった。その場に居た全員の頭の上に「?」が浮かぶ中、男が取った次の行動が、最前列の金髪の少女を始めとしたその場に居た者達すべてを混乱の極致へと叩き込んだ。

 馬車の方へと振り向き、手を伸ばす男。すると、その伸ばした手へとスッと重ねられた褐色の手。

 馬車の中から現れたセイリアは、常日頃の”凜とした”表情では無く、これまで誰も見た事が無いほど笑顔で男の手を取り笑いかけたのだ。

 その笑顔こそは、たった今自分達が夢想していた表情で……、つまりは『恋する乙女』の顔そのものであった。


「いったい、どういう事ですのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」


 女神の帰還を讃える筈の集会は、一転して泣き叫び、悲鳴と怒号飛び交う阿鼻叫喚の地獄絵図という混沌とした雰囲気へとその姿を変えるのであった……!?




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