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第10章 英雄王の末裔達
第64話
しおりを挟む「それまで!勝者【蒼い疾風】!! 」
シンッ っと静まりかえった闘技場に、勝敗を告げるレイナルドの声が響く。
まさか此れ程までに一方的な展開になるとは思っていなかったのだろう、勝負らしい勝負にもならないまま決着がついてしまった為、俺やレイナルド以外は騎士団を含め、王子達が負けると分かっていたはずの国王夫妻までが一言も言葉を発せずにいる。
ーー バシャッ!バシャッ!ーー
ダメージが限界を超え、気を失っている王子達に、レイナルドが威力を弱めた《水弾》の魔法魔法をぶつけて目を覚まさせる。
だが、今の敗戦がショックだったのか、王子達二人は目が覚めても立ち上がろうとせず、項垂れてずぶ濡れのまま座り込んだままだった…。
「……まさか、ここまで一方的な戦いになるとはな…… 」
「いや?確かにガキ共の油断が一番の原因だけど、傭兵時代を通してもあれ程見事な連携は見た事が無いよ…… 」
ややあって、国王夫妻が呻くように今の一戦の感想を漏らす。
「……陛下、あの者…いえ、あの方達はいったい?あの様に殿下方を圧倒するとは……!? いずれ名のある冒険者の方々なのでしょうか?」
すぐ側で観戦していた騎士団長が搾り出すような声で国王へと問いかける。
それもそうだろう、実に呆気なく、ある意味勝負にすらならないまま終わってしまった今の一戦だが、本来ならば王子達は決して弱い訳では無い。いや、それどころか、事前に鑑定してみたが、茶髪の王太子の方は〈ランクB〉目前のLv68、金髪の第二王子の方もLv57と、”一流”と呼ばれる域まであと少しで到達出来るレベルだ。
しかもこの二人は幼い頃から秀真のサムライ達と同じように『キサラギ流剣術』の鍛錬を積んでいる。
本来の彼等の実力は同レベルの冒険者の遥か上、レベルにすれば+Lv5~10の冒険者にも匹敵するはずだ。
レベルアップで加算されていくものは単純に〈腕力(攻撃力)〉〈防御力〉〈速度〉のみ。しかし、前にも言ったかもしれないが、これ等には努力の積み重ねや経験の差といった、所謂”熟練度”的なものは反映されていない。
以前、セイリアを襲った頬傷の男にセイリアの抵抗が敵わなかったのは、このレベルの差によるものが大きい。と、言うか、それしか無い。
この世界はレベルやステータスの概念など、非常にゲーム的な要素が強い。まだまだ未成熟な世界の為、維持管理、運営を容易にする為らしいが、やはりそれで発生する問題点の長短は否めない。
以前、俺がプテラゴンを倒した後で、電脳世界で初めて”駄女神”に会った時に、アフィーから言われた言葉を憶えているだろうか?
ーー『今のヒロト君の防御力なら、Lv10以下のゴブリンが切り掛かって来ても、切り傷ひとつ付かないわ!』ーー
そう、この世界には〈防御力〉というものが存在し、それを上回らなければダメージを与える事が出来ないのだ。どんな感じかというと、例えばこんな感じである。
〈攻撃力・100〉ー〈防御力・80〉= ダメージ量・20
一般的によく見るゲームと全く同じだな。逆にこれが上回れなかった場合にはこうなる。
〈攻撃力・100〉ー〈防御力・120〉=ダメージ量・ー20
ダメージ量マイナスならば防御成功となって攻撃が通らない事になる。ただし、マイナス方向側なら、即ダメージは無効なのか?と言えばそうでも無い。
ここで表面には現れない熟練度等の各種ステータスさんの補正がかかり、本来なら±0でダメージ無効だったところに±αの補正が入るのだ。
〈攻撃力+(スキルや武器・攻撃の熟練度及び魔道具や魔法によるプラス補正)〉ー〈防御力+(スキルや防具及び魔道具や魔法によるプラス補正)〉=ダメージ量
といった細かい補正が入る訳だな。これ等を加味した上で、実際のダメージでも 無傷~致命傷までの効果が現れてくる訳だ。だから、場合によっては「素肌でも赤くなるだけ」とか、「プレートメイルだったのに真っ二つ」なんて結果になったりする。
面白いのは、やっぱりゲームと同じで計算式の通り、同じ性能の装備でもレベルによって結果は違ってくるし、同じレベルであっても”熟練度”で更に結果が変わってくる事だろう。
後はここに〈回避〉なんかも加算されてくるんだろうが、話がややこしくなるだけなのでやめておく。これはここまでの経験を基に俺が推測してみただけだが、大凡間違ってはいないだろう。
”ゲームのシステムによく似た世界”であっても、現実には違いない。ステータス画面やダメージ表記、HP・MPのバーが見える訳でも無いから、やっぱり推測には過ぎないけれども。
つまり、あの時セイリアが手も足も出なかったのは、プラス補正以上にレベル差があったからに他ならない。もう少しレベル差が無ければ、ずっと剣の修行をして来たセイリアならば、あんなレベルアップによる力のみで強くなった気になっていた男など、敵ではなかっただろう。
そういう意味で言えば、本来であれば、王子達は〈防御力〉はともかく、〈攻撃力〉などについてはソニア達四人を圧倒するだけの力はあったはずなのだ。では何故負けたのか?レイラ王妃が言っていた通り、ソニア達の事を”侮り、油断”していたからだ。まあ、それだけじゃないけどな?理由はもうひとつ……。
「そう思うか?だが、彼等は〈ランクC〉の冒険者だそうだ。しかも昨日昇格したばかりらしいぞ? 」
「な…っ!? まさか、その様な事が!? お戯れでございましょうや?恥ずかしながら我が近衛騎士団でもあれ程の連携を行える者は居りません!」
おお!? 騎士団長さんが吃驚してる。そう、もうひとつの理由とはソニア達の連携力の高さだ。鍛えた俺が言うのも何だが、満点とは言わないまでも、確かに騎士団長を驚かせる程の美事な連携だった。
出鼻を挫き、全ての攻撃の起点を潰したアーニャ。
一切の気配も感じさせず、しかも高速で忍び寄り、死角から一気に致命傷を与えたマーニャ。
隙を逃さず攻撃を叩き込んでひとりを仕留め、それでも最後まで油断する事無く残心を残し備えていたソニア。
アーニャの後衛を背に、攻撃役かと思いきや「盾」と「囮」の役目を果たし切ったゴウナム。
更に言うなら、ゴウナムという盾を抜かれ、自分に目標を変えて迫って来た王太子に、焦る事無く合気術による投げをやってのけたアーニャには俺も驚かされた。しかも、魔法を使うと見せかけたブラフまで使っていたしな。間髪入れずにトドメを刺したゴウナムの動きも良かった。
おそらく、最初の作戦では、布陣から頭に血が上り、飛び出して来ると予想した第二王子をアーニャの矢による奇襲で怯ませて、ソニア、マーニャで撃破。同じくレベルで優る王太子をアーニャの矢で牽制しつつゴウナムが足留めして、その後にソニア、マーニャも駆け付けて一斉攻撃して撃破する予定だったのではないかと思う。
しかし、敵が予想通りに動いてくれないなどよくある事、その時に如何に”臨機応変”に対応出来るかが重要なのだ。その意味では、あの土壇場でよくアーニャは難しい合気術を使った物だと思う。王都に到着する前から接近戦の決め手に欠くアーニャの護身用に教えてはいたが、ここで使ってくるとは思わなかった。
作戦の組み立てといい、訓練通りに最も効果的な位置へと射座を変えるように移動する事といい、【蒼い疾風】の四人の中ではアーニャが一番成長しているんじゃないだろうか?
「いいえ、実際に彼女達に会ったのは二週間程前です。その時はまだ〈ランクE〉で、私達が駆け付けた時には、いかに数は多かったとはいえ、たかがLv20~30の野盗の一団に護衛していた隊商ごと危うく全滅寸前でしたね 」
騎士団長の疑問に対して、横で聞いていたレイナルドが国王に代わり答える。
「バカな!? それでは彼等はたった二週間で〈ランクC〉に昇格したというのですか!? しかも、あれ程までに腕前を上げて?ありえない!? 」
「そうですね?そうでしょうとも、普通はね?ですが、彼女等を助けた中に、居たのですよ。彼女等のレベルを上げ、鍛え、指導した最高の師がね?」
「ああっ!? レイナルド様が彼等を指導されたのですか! それならばあの実力も納得できます! 」
騎士団長が感嘆の声をあげ、改めて尊敬の目でレイナルドを見る。しかし、当のレイナルドはニンマリと笑みを深くして片目を瞑り、俺の方へと視線を向けた。
うわぁ……、また何かイヤな予感がするぞ……!?
「いいえ、私ではありませんよ?それを成されたのは、そこに居られるヒロト様です 」
『『『『………っ!?!?!?』』』』
しれっ…とした顔で答えたレイナルドの言葉で、その場に居た全員の驚愕の視線が一斉に俺へと集中する。
「ほお…? レイの叔父貴、そいつぁマジの話なのか? 」
「ええ、真でございます。その美事なまでの魔法と連携指導で彼女達に〈ランクB〉上位の【熊狼王】を含む七十三匹の【熊狼】を仕留めさせて、レベルアップと共に連携攻撃の何たるかを教え、今日に至るまで朝に夕なに厳しく訓練して来た結果がアレにございます 」
『『『『…っっ!?!?!?!?!? 』』』』
サラッと何でもない事のようにレイナルドが言った言葉に、全員があんぐりと口を開けて絶句している。
………いや、何か約一名ニヤーっと笑みを浮かべている人がいる…。
「ククク…! なるほど、ヒロトは随分と教導訓練の教官が上手いようだな?近衛騎士団の連中が驚く程の連携を、たった二週間で仕込んじまうとはな? どうだ? お前、ウチの【宮殿近衛騎士団】の教導教官やってみねぇか? 」
ほら~~~~~~っ!? やっぱり何だか厄介な事言い出したよ!?
「いえ、陛下、確かに少々指導じみた事はしましたが、【蒼い疾風】は全員が”蒼豹族”。レベルこそ低くありましたが、元から高い身体能力を有しておりました。加えて彼女達四人はもともとが幼馴染。幼い頃から四人共に兄妹姉妹のように育ち、お互いの気心が知れている仲だったのです。ですから私の指導など、何も知らなかった彼女等にほんの僅かコツの様な物を教えたに過ぎません。それに、そちらに居られる騎士団の方々は皆、家柄、実力共に選り優られた正に精鋭の方ばかり。私の様な取るに足らない平民の男が教導するなど、おこがましいにも程が有りましょう 」
などと、尤もらしい事を言ってみる。だってさー、せっかく宮仕えじゃなくなって自由を満喫できる冒険者になったのに、今さら近衛騎士団の指導とか、メンドくさ過ぎる。
ただでさえキサラギ家の関係者って事で貴族社会に足を突っ込まなきゃならなくなりそうなのにさー。
「謙遜するな、いくら元の身体能力が高かろうと、二週間という短期間にランクを二つも上げれる程レベルを上げ、尚且つあれ程までの連携を仕込むには、よほど優秀な教官で無ければ教える事は出来ねぇぜ? それとも何か? ウチのガキ共や騎士団は、そんな簡単に勝てる程”弱い”って事か?」
「いいえ!そんな事は!? 」
ニヤリ、とした顔でそんな事を言ってくるジオン国王。当然慌てて否定するが、それがマズかった。「我が意を得たり」とばかりに、更にニンマリと笑みを深くした国王が口を開く。
「だろ?ウチのガキ共は馬鹿だが弱い訳じゃねぇ。いくら油断があったとはいえ、そのガキ共をほぼ一方的に蹂躙したんだ、そんな奴等を指導した男が取るに足らない訳がないだろう?それにな、この国は良い意味での”実力主義”だ。実力有る奴に対してガタガタ吐かす様な器の小せえ奴ァ、俺の近衛にはいないぜ? なあ?」
国王の言葉に、騎士団長を始めとした騎士団全員がウンウンと頷いている。
「その通りです。今の彼等の戦い、真に感服致しました。我々は少しでも強くあらねばなりません。是非、御教授願いたい!何卒よろしくお願い致します! 」
「我々からもお願いします!」
「素晴らしい連携でした!」
「是非御教授下さい!」
「あいつ等に負けてられないんです!! 」
あー、う~~、ほらやっぱりメンドくさい事になったよ………。しかし、何なん、何なん?この騎士団の腰の低さは!? 普通、近衛騎士団って言ったらエリート集団だよね? だったらこう言う場合は、
『なぜ選ばれし我々が冒険者如きに教えを請わねばならないのだ!』
とか何とか言って、ゴネまくるもんじゃないの!? そんなキラッキラッした目で見ないで!?
「…………はぁ、分かりました。ただ、私も王都に着いたばかりで、色々とやりたい事や、やらなければならない事がありますし、何よりまだ【蒼い疾風】を鍛えている最中です。それからでも構いませんか?」
「おおっ!? 引き受けてくれるか!」
「はい……、ただし、本当に教えるなら、手加減はしませんよ?全て自己流になりますし、相当厳しくすると思いますが、いいんですか? 」
「構わん、構わん! むしろ望むところだ!好きにやってくれていいぞ!ガッツリ鍛えてやってくれ!」
豪快に笑うジオン国王。周りの騎士団も怯むどころか、やる気満々の表情だ。
あ、これは 逃げられんわ……。何だかさっき、騎士団の誰かが『あいつ等には負けてられない』とか言ってたし、それも関係してるんだろうな?
はあ、仕方ない、覚悟を決めるかぁ………。
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