〜転移サイボーグの異世界冒険譚〜(旧題 機械仕掛けの異世界漫遊記) VSファンタジー!

五輪茂

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第15章 冒険者な日々 2

第92話

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 陽が山陰に隠れ、辺りが薄暗くなり始めた辺りで、俺達は目的地であるキムチェの故郷、『アソノ村』へと辿り着いた。

 アイのスキャンによる診断で、心配は無いと分かってはいても、グッタリとしたチェヂミを見ていると、どうしても心配になってしまう。俺ですらそうだったのだから、キムチェは心配で堪らなかっただろう。
 出来ればきちんと意識を取り戻すまでは安静にしてやりたかったので、あれから二十分ほど走った辺りで、疎らにだが木の生い茂ったほんの少し丘のようになった場所を見つけ、そこにバイクを停めて、風通しの良い木蔭にチェヂミを寝かせた。

 目を覚ました時に、また見知らぬ男が側にいては怯えるだろう、と直接は見えない場所にまで移動して、アイテムボックスから取り出した淹れたてのカーフを飲みながら暫く待っていると、チェヂミが目を覚ましたようだ。

 そっと様子を伺うと、檻に入れられていたはずなのに、目が覚めたら目の前にはキムチェがいて少し混乱した様だったが、やはり怖かったのだろう、キムチェに抱きつくとわんわんと大泣きを始めてしまった。
 キムチェもまた安心したのだろう、しっかりとチェヂミを抱き返しながら、ポロポロと涙を流していた。

 聴力の感度を上げて二人の会話を聞いていたら、どうやら村の周りに不審な男達が彷徨いていた為、女子供には村の外に出ない様に通達されていたのだが、野苺を採りに行きたかったチェヂミはこっそり村を抜け出したはいいが、森の中であの男達に出会し捕まってしまったらしい。
 その後、二人共大泣きしながらキムチェはチェヂミを叱り、チェヂミはキムチェに抱き付いて、その豊かな胸に顔を埋めたまま「ごめんなさい」を繰り返していた。
 だが、怒っているのは大切に思う気持ちの裏返し。言葉は厳しいキムチェだったが、叱っている間もずっと、チェヂミの頭や背中を優しく撫で続けていたが。

 一頻り泣いて、二人が落ち着いた辺りでキムチェに声をかけてから近付いてみたが、やっぱりチェヂミには怯えられてしまったので、もう暫く休憩を続ける事に。
 しかし、その間に先日のヨウロウ村の子供達を相手にした経験で、前もって用意していた飴玉をチェヂミに食べさせてやると、さっきまでの警戒はどこへやら、たちまち ーー「あま~い!? 野苺より美味しいっ! 」ーー と、飴玉を口の中でコロコロさせながら、すっかりご満悦な様子になり、そればかりか俺のことを「ヒロ兄ちゃん!」とまで呼び出した。
 これにはキムチェも呆れていたが、元々人懐こい性格の元気で明るい少女なのだと言っていた。
 獣人族とは、時に理性よりも本能に忠実な種族とはいえ、狐人族チェヂミ 十一歳、随分な女の子のようである。
 
 その後は、やはりアイテムボックスから取り出したサンドイッチや温かいスープを取り出して三人で食事を取ってから、またアソノ村に向けて再びバイクを発進させた。

 美味しい物を食べさせてあげた事ですっかり懐いてしまったチェヂミは、俺の腹の前、本来なら燃料タンクの後ろの場所を陣取って、「わ~~っ!はや~~いっ!? 」と歓声を上げてまたまたご満悦であった。
 あんな怖い経験をしたすぐ後なのに、いやはや逞しいと感心するが、変なトラウマが出来たりしなくて良かったとしよう。

 
 景色はやがて草原から丘陵地帯へと変わり、疎らだった樹木は林となり、森となり、山の傾斜も段々急になって来た為か、道も山を這う大蛇の様な蛇行する道となる。
 肌に感じる空気も、草原の乾燥したものから緑の匂いの濃い湿ったものへと変わって来た。
 そうして辿り着いた『アソノ村』は、その間隔は広いものの両端を高い山々に囲まれ、川の流れる深い渓谷に沿う様に細長く拓かれた村だった。
 キムチェの話では、あの両端に見える山の斜面で、カーフの実を栽培しているのだという。益々もってコーヒーと同じ様な性質の植物なんだろうと感じさせる。

 両方から山に囲まれている為、バイクの音が高く響く。既に暗くなり始めていた事もあって、村の人達を驚かせない様に、到着まであと三キロほどになった辺りで擬似排気音をカットし、余計なトラブルを避ける為、村の少し手前でバイクからも降りて徒歩で向かう事にした。
 
 すっかり懐いたチェヂミと手を繋ぎ、歩くこと暫し、村の出入り口に着きはしたのだが、何やら村の様子がおかしい。
 どうのかと言えば………、

「キムチェ、この村はのか?オマケに村中で篝火が焚かれているみたいだけど、いつもこんな感じなのか?」

 篝火に赤く照らし出される村の様子は、どこか物々しく不穏な雰囲気で、まるで何処かのテーマパークの様だ。
 つい最近、こんな風景をどこかで見たような………?

「いいえヒロト様、こんな山の中の村です。目を離せば、すぐに魔獣や野盗の浸入を許してしまいます。でも、何でこんな………?   ………あぁっ!? いけません、ヒロト様!きっとチェヂミの事です!チェヂミが行方不明と分かって、それで大騒ぎになっているかと!? 」

 あっ!? そうか、俺達は直接チェヂミを助けて無事な姿を見ているから忘れていたが、キムチェとチェヂミのご両親や村の人達は、まだチェヂミが無事な事を知らない。それでこの大騒ぎか………!

「ヒロト様、チェヂミをお願い出来ますか?たぶん、村の皆んなは集会場になっている中央広場に集まっていると思いますから、私は先に行って説明してきます! 場所はチェヂミが知っていますので、ヒロト様は後からおいで下さい! 」

 そう言い残し、キムチェは俺達をその場に置いて脱兎(脱狐?)の如く駆け出して行った。

 キムチェが走り去り、その後を追いかけようか、と思っていたその時、不意にキュッとチェヂミと繋いだ手を握りしめられる。
 見ると、チェヂミがこちらを見上げて不安気な表情を見せていた。

「どうしたんだ、チェヂミ?」
「……ヒロ兄ちゃん、お父さんとお母さん、怒っとるかなぁ……?」
「そうだなぁ、今は心配してるだけだろうけど、チェヂミがなぜ捕まったかを知ったら怒るかもな 」
「イヤやぁ…、怒られたないぃ…… 」

 叱られることを想像して、もう涙目になっているチェヂミ。でも、こればっかりは仕方がない。皆を心配させたのだから。
 俺は膝を曲げて座り、チェヂミの両手を取って話しかける。

「チェヂミ、少し前にな、国中で悪い奴等がいっぱい捕まったんだ。どんな奴等だと思う?」
「……分からん 」

 フルフルと首を横に振るチェヂミ。

「そいつらはな、ロードベルクの色んな街や村から、沢山の女の子や子供達を攫って、無理矢理奴隷にして外国に売り飛ばしていたんだ。…チェヂミを攫った奴等は、其奴らのまだ捕まっていない連中だったんだろう。……なあチェヂミ、お父さんやお母さん、それからこの村のことは好きか?」
「……? 大好き…やけど、それがどうかしたの?」

「もし、馬車がグラスドッグに襲われずに男達が逃げていたとしたら……、チェヂミは全く知らない外国へと連れ去られて、もう二度と…、二度と大好きなお父さんやお母さんに会うことも、このアソノ村に帰って来る事も出来なくなってしまうかもしれないところだったんだ 」
「……っ!? 嘘っ!」
「嘘じゃない。今まで、もう何人連れ去られたのかも分からないんだ。チェヂミも、もう少しでそうなるかもしれないところだったんだぞ? 今回は本当に運が良かっただけだ。もし馬車が無事なままだったら、俺もキムチェも、チェヂミが攫われたのに気付かないまま、すれ違っていたかもしれない。だからキムチェはあんなに怒ったんだ 」

 自分が連れ去られ、二度とこの村に帰って来る事が出来なかったかもしれない、と聞かされて真っ青になるチェヂミ。急に怖くなったのだろう、繋いだ両手は小刻みに震えている。

「今回、チェヂミは”村の外に出ちゃいけない”と言われた事を破って外に出たところを攫われた。一番悪いのはあの男達だけど、チェヂミが言われた事をきちんと守っていたら、こんな大騒ぎにはならなかった。……分かるな?」
「……うん 」
「チェヂミ、今のこの篝火で真っ赤になっている村の姿をよく覚えておくんだ。これはお父さんやお母さん、そして村の皆んながどれほどチェヂミの事を大好きで、大事に思ってくれているかの証拠だ 」

 俺の手を握りながら、村の方を見たチェヂミの顔が くしゃりと歪み、ポロポロと涙を零し出した。
 怖かっただけじゃない、自分の勝手な行動で、両親や村の人達にどれだけの心配や迷惑をかけたのかという事を、今初めて実感したのだろう。

 繋いだ手を離し、そっと抱きしめると、泣きながらギュッと抱きついて来たチェヂミの背中を優しく撫りながら、言葉を続ける。

「皆んな、チェヂミの事が大好きなんだな、初めて来た俺にもよく分かるよ。こんなに大事にしてくれる皆んなを心配させたんだ、ちょっとくらい怒られたって仕方ないだろ?」
「……うん…、うん…!」
「怒るのは…いや、”叱る”のは大切だという気持ちの裏返しだ。だから、今日は皆んなにしっかりと叱られろ。心の中で『ありがとう』って思いながらな 」
「うん……分かった…… 」
「良い子だ。きちんと皆んなに”ごめんなさい”って言えたら、また何かご褒美やるからな、頑張れ 」
「本当!? ……うん、がんばる!」
「本当だ。よし、じゃあ皆んなが集まってるっていう集会場に案内してくれるか? 」
「うん!ヒロ兄ちゃん、こっちやよ!」

 泣いたカラスがもう笑う。頬にはまだ涙の跡が残るものの、チェヂミは俺の手を引いて村の中へと歩き出すのだった。




 ……… 一方、その頃のキムチェは、村の集会場となっている広場へと辿り着いていた。

「ええか! 森ん中でチェヂミの匂いの消えた場所に、複数のヒト族の男の匂いがあった!時間は午前中、ヒト族は夜は目が見えん、匂いを追いかけながら夜通し追いかければ、朝までには追いつけるはずや、頼むぞ若ぇ衆!! 」
「おおっ!任せとけ!絶対ぇチェヂミは取り返したるわ!」
「見とけや共!ブッ殺したるでなっ!」

 篝火に囲まれた中央広場の中、村人たちの中央で手に手に得物を持った男達が殺気立ち、気勢を上げる。
 チェヂミが見当たらない事に気付き、村を挙げて捜索した結果、森の中でここ最近彷徨いていた不審な男達が、チェヂミを攫ったであろう痕跡を見付けたのだ。

 急遽、村の若い衆が集められ、チェヂミ奪還の為の追撃隊が組まれ、今当に出発する、というところらしい。

「ちょっと!ちょっと通して下さい!」
「あれっ!? キムちゃんやないの!エラい事になってまったんやて!キムちゃんトコのチェヂミちゃんがっ!? 」
「うん!オバちゃん、後で! お父さん!? お父さーーーーんっ!! 」

 集まる村人たちを掻き分けて、前に行こうとするキムチェに気付いた顔見知りのオバちゃんに声をかけられるが、キムチェはそれどころではない。何しろ今にも追撃隊は出発してしまいそうなのだ。

 後で、と素っ気なく返事を返し先を急ぐキムチェの目に、追撃隊の先頭に立つ村長でもある父親の姿を見付け、慌てて大きな声で呼び止める。

「キムチェ!? 何でお前がこんな所におるんや!? まあええわ、この村で一番強かったお前が来たのは丁度ええ。驚かんとよう聞け、チェヂミが攫われた。これから若ぇ衆んた若い衆達と追いかけるでお前も来い!」

 走り寄るキムチェの姿に驚きながらも、簡潔に今の事態を伝え、追撃隊への同道を求める父親。
 自分の娘が攫われたのだ、切羽詰まった様子はどうしようもないが、長年村長として皆を纏めてきた実績は伊達ではない、嘗ては村一番の体術と魔法の使い手であった娘の登場を好手と捉えて指示を出す。

 だが、キムチェから返ってきた返事は、そんな経験豊富な父親からしても全く予想外のものだった。

「いいの!落ち着いてお父さん、チェヂミはもう助けたわ! 無事なの!大丈夫よ!! 」
「な……っ!? どういう事や、キムチェ! 本当にチェヂミは無事なんかっ!? 」
「本当よ、大丈夫。もう直ぐこっちに来るわ!」

 本当は溺愛している末娘が攫われたのだ、取り乱しそうになる心を必死に堪え、村長として立ち振る舞っていたのだが、もう一人の娘であるキムチェからの、思いもしなかった言葉に被っていた”村長”としての仮面は剥がれ、親としての顔が露わになる。
 

「本当なんか?でも、いったいどうして!? 」
よ、其奴らの馬車がグラスドッグに襲われて立往生してて…、本当に運が良かったわ 」
「グラスドッグやとっ!? チ、チェヂミに怪我は…っ!? 」
「それも大丈夫。心配無いわ…、あ、ほら!来たわよ! 」

 キムチェの言葉に、父親だけでなく、追撃に出るはずだった村の若い衆や、心配そうに集まっていた村人たちが、キムチェの指を指した方へと一斉に振り向く。

 視線の先には、篝火で明るく照らされた村の中をこちらに歩いてくるチェヂミ…………と、の姿。

「ね、大丈夫だったでしょ? 」

 チェヂミの方を見る父親は、そんなキムチェの言葉にも反応しない。
 おや? と訝しんだキムチェが父親の顔を覗き込もうとした、その時だった。

「お……! 」
「『お』…?」
「……お前かあぁぁぁぁぁぁっ! 俺の娘を攫ったのはあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!! 」

 怒号を張り上げて、いきなり走り出した父親に、一拍遅れて ハッとした顔でその背後を追いかけていく村の若い衆達。

「「「「「「チェヂミを返さんかいゴラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」」」」」」」


 突然の出来事に、呆気に取られて呆然としてしまうキムチェ。やがて、真っ白になった頭にゆっくりと染み込みように事態が飲み込め始めて、驚きの声をあげた。


「…………え?えぇっ!? ……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!? 」





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