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第18章 白亜の姫と錬金術科の落ちこぼれ
第146話
しおりを挟む「えぇえ………っ!私には使えないのぉぉ………っ!? 」
試す気満々だったのか、今にも泣き出しそうなクローレシアの嘆きの声が響いた。
「そうだな、そのままじゃ使えないだろうな 」
「そんなぁ………!? …ん?そのまま……?」
肯定する俺の返事に、がっくりと肩を落としかけた王女だったが、続けて言った言葉に気が付いて顔を上げた。
「ああ、"そのまま"なら、だ。だが、改良していけば使える可能性はある。だいぶん形を変えることになるとは思うがな。で、その為の一手として考えているのがメイガネーノの魔道具であり、俺がイラヤ学院長に相談したいことでもある。まあ…、そう考えると、この場にロードベルクで一番のゴーレム操者であり研究者でもあるクローレシアが居る、というのは実は偶然じゃないのかもな?」
「それって…っ!? 」
「出来ればクローレシアに、俺の構想する【新型ゴーレム】の開発を手伝ってもらいたい。一応使えはするが、俺のゴーレム術は所詮我流なんでな。色々と教えてもらえるとありがたい 」
「本当!? 是非、是非手伝わせて欲しい! ふふ…っ!【新型ゴーレム】なんて良い響き……!」
無表情系に見えて、実は感情豊かな子だったらしい。さっきまでの落胆ぶりは何処へやら、今は頬を紅潮させてウットリとした笑みを浮かべているクローレシア。
「しかし教官、教官が【新型ゴーレム】を開発したいのは分かった。その件でウチの馬鹿妹と、イラ叔母さんの知識と力を借りたい…ってのも分かった。けど、そこにドージッコ二回生が作った短剣の魔道具の、何がどう繋がるのか、俺にはさっぱりわからねぇんだが?」
横で話を聞いていたゼルドが、腕を組んで首をひねりながら質問をしてくる。見れば、しきりにコクコクと頷きながらメイガネーノもこちらを見ていた。
「さっきも言ったが、そのままズバリ"短剣"として考えたらそうだろうな。だが、ゴーレムを形造る部品の一部として考えたらどうだ?」
「部品?……ゴーレムの?」
「分からねぇ…、何でゴーレムに部品が要るんだ?」
俺はそう答えてやるが、その言葉はゼルドとメイガネーノを益々混乱させてしまったようだ。
「部品…?部品ねえ……?……あっ!もしかして教官、"デカい鎧"をゴーレムに"着せる"とか考えてるか?」
「うん?……まあそんな感じっちゃあそんな感じか…な?」
「あっちゃあ~~っ!……すまねぇ教官、それ無理だわ 」
ゼルドの問いに対してそんな感じだと答えてやる。"デカい鎧"つまりは外殻装甲だから…、表現的には間違ってないよな?
だが、その答えを聞いたゼルドは、自分の額を手の平で ペチンッ!と叩き、「やっちまったよ!?」的な困った表情を見せた。
「どうしたんだゼルド?いったい何が無理なんだ?」
「ん~~っ!何て説明すりゃいいんだろうなぁ…?そうだっ!おいクローレシア、こういうことはお前の方が専門だろ、お前が教官に説明しろよ!」
「……分かった… 」
説明に困ったゼルドの無茶振りを受けたクローレシアが、改めて俺に向き直るが?その顔はさっきまでの嬉々としたものと違い、どこかガッカリしたような、少し落胆した表情に戻ってしまっていた。
「ヒロト、ヒロトは実際の《土人形創造》は見たことはある?」
「ああ、「秀真の國」で〈大襲来〉の時、巨獣を足止めするのに【秀真武士団】が使ってるのを見た。ってか、それを見たから《【魔導強化外殻】》を思い付いたんだし 」
何か、話しが振り出しに戻ってしまったような?クローレシアはいったい何を言いたいんだろう?
「そう、それなら話しは早い。その時に何か気付いた事はなかった?」
「気付いた事?そうだなぁ…、個々の大きさや出来の良し悪し?あとは…、ああ、みんな鎧武者の姿だったな 」
「ゴーレムの大きさや出来は、術者の魔力の出力や術を行使する練度の違い。鎧武者姿だったのは、術者の趣味や思い入れの違い。王都なら…… 」
「騎士の姿とかになるのか?」
異世界ながら、和風の文化である「秀真の國」で鎧武者の姿だったなら、中世ヨーロッパ風である王都ならばやはり騎士だろう、との言葉だったが、クローレシアはふるふると首を左右に振って眉根を寄せて不機嫌に言い放つ。
「《土属性》の魔法使い達は、自分達こそが国を守ってやっている選ばれし最も優良な者として、同じく国を守る立場であるにもかかわらず騎士団を下に見ている。情けない…!だから、王都に居る多くのゴーレム術者達は、神殿にある戦の神々の姿を真似てゴーレムを形造る。いくら姿だけを真似ても品性が下劣ならまったく意味は無いのに。…じゃなくて、そんな事はいいの!材質とか、そういうモノに気付いた点はない?」
「材質?そりゃあ〈土人形〉ってくらいだから、当然土だったよ 」
「そう、全て"土"。それが重要。でも、ヒロトは疑問に思わなかった?なぜ土なんかじゃなくって、もっと強固な"岩"や、それこそ"鉄"でゴーレムを作らないのか?って 」
「そう言やそうだな…?」
クローレシアの言葉で思い返してみれば、出来不出来はともかく、ゴーレム表面は《強化》によって硬化してあったものの、全てのゴーレムが土で構成されていた。
俺の場合、アイの魔法による《圧縮》《強化》のお陰で、材質が土とはいえ表面装甲は鋼鉄以上の強度を持っていた。おまけに俺自身の【玖珂流魔闘術】〈伍乃牙 鎧 〉もあったせいで、強度的にはまったく問題なかったんだよな。
だが、同じことを普通の魔法使いがすれば、一般人よりは魔力量が多いとはいってもすぐに魔力枯渇に陥ってしまうだろう。
「確かにそうだ。わざわざそう言ったってことは、何か理由があるんだよな?」
「その通り。《土人形創造》は、土でなければいけない理由がある 」
コクリと肯定の頷きを返したクローレシアは、ゴーレムの素材がなぜ"土"でなければいけないのかを話し始めた。
「ゴーレムは、術者が魔晶石に溜めた魔力、術者自身の魔力、あと僅かではあるけれど、空気中の魔素を魔晶石が吸収、魔力へと変換してその動力源としている。そして、その魔力によって土を変化、変形、流動させることにより人と同じように歩いたり、戦ったりすることができる 」
「ふんふん 」
「この時問題となるのがそのゴーレム自身の大きさと重量。大きな物、重い物を持ち上げるのにたくさんの力が要るのは当然のこと。だから、より出力が高い者、魔力量が多い者の方がより大きく、強いゴーレムを創造し、使役することができる 」
ま、当然だな。最も確実にして威力を示す力、それは"質量"だ。大きければ大きいほど強くなるのは道理だ。
「土とは塊に見えてもその実は"小さな粒"。術による力場で囲い魔力を通す事で、それらを自在に動かすことが出来る。でも、岩や鉄はそれがひと塊り。これを変化や変形させるにはかなりの魔力量が必要。少し違うけれど、粘土で作った人形と鉄で作った人形の腕を曲げようとした時では必要な力が段違いなのと一緒。だから〈鉄人形〉はいない 」
ふむ。細かい事を言えば、全ては分子であるため"細かい粒"には違いないんだが、魔法の所為か、簡単な物理学すら進んでおらず、もちろん顕微鏡など無い世界、そんなことは分からないか………?
「じゃあ、鉄を細かい粒、"砂鉄"として扱ってはダメなのか?」
「千年程前の《土属性》魔法使いの先人が既に試している。動かすことは出来るけれど、やはり重量が問題。鉄は土よりも遙かに重い。同じ比重でゴーレムを生成した場合、半分ほどの大きさのものしか創造出来ない。巨獣対策として運用する場合、いくら強固で力があってもサイズが小さくては話にならない。意味が無い 」
「なるほど……、重量か…。じゃあ、さっきゼルドが言っていた〈大きな鎧〉をゴーレムに着せるのが無理な理由は?」
全て鉄で形造るのが無理なら、ゴーレムの装甲としてのみもっと強度の高い材質を使用する。理には叶っているとは思うが、なぜ無理なんだろう?
「ゴーレムの核にしている制御用の〈魔術回路〉が誤作動を起こすの。ゴーレムの素体にしている土だけじゃなく、鉄の鎧にまで制御をかけてしまうから、結局魔力消費量が増大してしまって使い物にならない。何よりゴーレムはもともと土の塊、生身ではないのだから鎧を着せる意味が無い 」
「そりゃそうだな!ダメージを受けても痛みがある訳じゃないし、術者本人でもない。魔力を無駄遣いするだけでそりゃ意味が無いわ 」
なるほどな、ただ"ゴーレム術"と言っても、過去から現在に至るまでただ漫然と受け継がれてきた訳じゃなく、それなりに研究され、試行錯誤されてきた訳だ。
「過去の偉大なる先人達も、より強力な、またより効率の良いゴーレムを目指して様々な方法を試して来た。結果として今の私達の使用するゴーレム術は非常に洗練された魔法になっている。もしヒロトの言う【新型ゴーレム】の構想が今言った物に当てはまっているのなら…、残念だけどそれは成功足り得ない……。残念だけど…… 」
しょぼ~~んとするクローレシア。よっぽど楽しみだったんだろうな、「残念だけど」二回も言ってたし!
「ん?でも、そういえばクローレシアが連れていたルクスヴィータはどうなんだ?アレは見た感じ金属製だったみたいだけど?」
金属製…というか、本当はその素材がミスリルだという事も分かっているのだが、〈鑑定〉の事がバレないようにスッとボケて聞いてみる。
「あの子は特別。核になっている魔晶石が国宝級の〈上位竜〉のモノを使用しているし、鉄ではなく希少魔法金属のミスリルで出来ている。ミスリルは魔力伝導率が高いから、金属であっても土と同じように動かすことが出来る。でも、ミスリル自体が本当に希少である事と、やっぱり重量の関係であの大きさが限界 」
「ほう……? そうか、『完全自立型』である事といい、やっぱり特別製だったか。…ところで今の話し、ゴーレムの核にする魔晶石は、やっぱり高ランク魔獣から取れた物が良いのか?」
「当然。ランクが高くて強力な魔獣から取れた魔晶石ほど純度が高くて、魔力の変換効率も良いから魔力のロスが少ない。また、より高度な〈魔術回路〉を組み込むことが出来る 」
それはいいことを聞いた。実は〈大襲来〉の時に倒した高ランク魔獣から採取した魔晶石が、アイテムボックスの中でまだかなりの量がダブついてるんだよね、売るにしてもあんまり一気に出し過ぎると価値が下落してしまうし、どうしようかと思っていたところだったのだ。
それなら【新型ゴーレム】の中枢部品に上手く使えそうだな。
「ところでクローレシア、何をガッカリしてるんだ?」
見るからに意気消沈して、さっきまでは元気良く口いっぱいに頬張って美味しそうに食べていたスイーツも、今はモソモソと味気なさそうに食べている。
「だってヒロト、【新型ゴーレム】が……… 」
「なんだ、そんなことか。何勝手にしょぼくれてるんだ?確かに俺の構想では"デカい鎧"みたいな物をゴーレムの外装、外殻装甲にするつもりだが、今クローレシアが説明してくれた現行の方法は応用程度にしか使わないぞ?」
「えっ!? ち、違うの…っ?」
「ああ、全然違うな。第一、前提がまったく違うだろうが。俺の目指すのは"乗って動かす"ゴーレムだぞ?それも、《土属性》の適正の無い、それこそ騎士団が乗って動かせるゴーレムだ 」
「「「「は………………?はぁっ
っ!!!!!? 」」」」
俺の「騎士団が使えるゴーレム」発言に、セイリアやゼルド達は一瞬固まり、次の瞬間全員が驚愕の声を上げた。
「そうだ、俺の作りたいゴーレムとは、現行の魔法でいう"ゴーレム術"とはまったく別物だ。確かにゴーレム術の魔法技術は応用するし、制御の為に魔晶石を使って〈魔術回路〉だって組み込むが、魔法としてのゴーレム術じゃないんだ。俺が作りたい【新型ゴーレム】とは……、"完全魔道具化"された機械化ゴーレムだ!! 」
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