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第18章 白亜の姫と錬金術科の落ちこぼれ
第147話
しおりを挟む「俺が作りたい【新型ゴーレム】とは……、"完全魔道具化"された機械化ゴーレムだ!! 」
「「「「 !!!!!? 」」」」
俺の【新型ゴーレム】の構想宣言に、イラヤ学院長以外の全員が驚きに目を見開いて、今日何度目かの絶句をする。
……って言うか………、
「イラヤ学院長は驚かないんだな?」
「いえいえ、これでも相当吃驚していますのよ? 魔法という分野はかなり洗練された技術でしてね、私の生きてきた数百年の間もそれはそれは優秀な魔法使い達が何人も何人も研究を重ねて来ましたが、小さな変化や進歩はありましたが、もうそれほど大きな成果は無かったんですのよ?」
カフェオレのカップを手に、ニコニコとした表情のままでそう話すイラヤ学院長。その様子からは、とても言葉通り"吃驚"しているようには見えない。本当マイペースだよな、この人…。
「そうなんですか?クローレシアもそうみたいですが、魔法使いってとにかく研究に没頭してるイメージなんですが…?」
「ええ、魔法というもの自体がほぼ成熟の域に達しているのでしょうね、「ちょっとだけ威力が上がった」「魔力消費率が数パーセント向上した」というだけでも凄いことなの。《土属性》魔法、とりわけゴーレム術の分野でも、レイシャちゃんの"ルクスヴィータ"が発表された時には大陸中の魔法使いが大騒ぎになったくらいなのよ。可笑しいでしょう?」
そう言いながら、コロコロと笑うイラヤ学院長。"成熟"と言えば聞こえはいいが、裏を返せばそれは停滞しているという事でもある。
イラヤ学院長の"大騒ぎして可笑しい"との言葉は、そんな魔法に関しての現状を暗に揶揄したものでもあるのだろう。
「ま、『魔法』じゃないゴーレム術……?」
「ゴーレムを、ま、"魔道具化"する…っ!? 」
「あわわわわわわ…っ!? 」
イラヤ学院長とそんな会話をしている間も、セイリア達はまだ理解が追いついていないのか、呆然としてブツブツと呟いている。そんな中、プルプルと震えていたゼルドが突然大きな声を上げた。
「無理!無理無理無理無理無理無理無理っ!? いくら教官でも無理だ~~~~~~~~っ!! 」
一気に捲し立てたゼルドが、ゼエハアと肩で息をしていた。が、今の言葉はいただけないな?
「なんだ?随分な言い草じゃないかゼルド。試してもいないうちから、どうしてそんなにハッキリと断言できるんだ?」
「教官、アンタが突拍子も無えのはいつものコトだが、さすがにそりゃあ無理だ!『騎士団が使えるゴーレム』だと!? そんなモン作れるわけねぇじゃねーかっ!!」
「言ってくれるじゃないかゼルド。だが、俺はそうは思わないんだがな?」
「教官こそなんでそんな自信タップリなんだよ!? いったいどこから来るんだよその自信はよ!」
「さぁな?でもまぁ、もう既にいくつか実験の成果が出てるってのはあるかな?」
「実験~~?」
俺の言葉に、怪訝な顔をするゼルド。いったいいつの間に?とか考えているんだろうな。
「おう、「実験」だ。【魔の森】でお前にも手伝ってもらっただろ?報酬も渡したはずだがな?」
「【魔の森】って……?あっ!あの"巨腕"の時に実験って!あれがそうなのかっ!? 」
その通り!ちゃーんとあの時言ったろ?"実験"ってな。
確実性を上げる為に、一応《土属性》適正を持ち、低出力ながら《土人形創造》も使えることで"自分の身体以外を動かす感覚"を有するゼルドで実験をしてみたのだが、結果はまずまず。ただし、今後ゼルドが〈魔力操作〉で【巨碗】の技術を磨いていくことで、どんどんは成果は向上していくことだろう。
「まさかあの【巨碗】に、そんな意図があったなんて……!でも教官、さっきの話じゃねえが、中身はどうするんだよ?カラッポのままじゃ〈魔力操作〉で動かせても力が出ねえぜ?」
「うん?誰がカラッポのまま使うって言った?」
「いや、だって、【巨碗】て外側だけで中身無ぇじゃん…… 」
まあ、ゼルドの疑問はもっともだ。だがアレは実験、《土人形創造》を使用しなくても意のままに動かせるのかどうかを見たかっただけだ。
「だから心配すんなって。そこも実験の内なんだよ。実際にはキチンと中身も入るんだよ、"鋼の骨格と筋肉"があの中にな 」
「「「「鋼の骨格と筋肉!? 」」」
「………ダメだ、突拍子も無さ過ぎて、俺の頭じゃ理解できねぇ……っ!? 」
「うぐぐ…!? い、いずれ、つ、妻の身となる私としてはヒロト様のお考えを理解したいのに!ヒロト様の発想はあまりにも広大無辺にして深湛無量…!? まだまだ未熟な私では……っ!」
「鋼の骨格……、筋肉……!? 」
あらら、何だかみんな疲れた顔になってるな?考えが及ばな過ぎてオーバーフローしてしまったみたいだ。
「ヒロト、もっと詳しく教えて欲しい。"鋼の骨格"はまだ解らないでもない。でも"筋肉"って?そんな物どうやって?」
「分からないか?さっきその基となる物を見せたじゃないか?」
「まさかっ!それがあの短剣!? 」
「ご明察だクローレシア。そうだ、あの短剣、"魔力を流す事で変形する効果"を持つ魔道具、それを筋肉に当たる部品として使う。まだまだそのままじゃ使えないがな 」
そう、メイガネーノの魔道具の短剣から俺が着想したモノとは、『人工筋肉』だ。まあ、実は本当の事をバラしてしまえば俺ひとりで思い付いた訳じゃない。短剣を拾った後、どんな効果か試した時に、アイが『雷属性に反応して曲がるなんて、まるで人工筋肉ですね』なんて言ったから"そうか!?"と思っただけだったりする。
勿論そのままサイズだけを大きくして使う、という訳じゃない。もっと研究を進めて、俺の身体、つまり"義体"に使われている人工筋肉の素材【高分子ナノファイバー】と似たような物を作れないか?と思ったのだ。
大昔の映画で、未来の地球で殺人ロボット軍団を支配する狂ったマザーコンピューターが、抵抗する人類側の指導者を抹殺する為に過去の世界へ一体の殺人ロボットを送り込み、指導者が産まれる前に母親となる女性を殺そうとする、というストーリーの、後に州知事にもなった某筋肉アクションスターの出世作があったが、その映画に出て来た殺人ロボット達は、その多くはメタリックに輝く金属フレームの骸骨を模したモノだった。その駆動方式はモーターとおそらくは油圧シリンダー。"リアル感"を出したかったのだろうが、油圧式は出力には優れるものの素早い動きには対応し辛いという欠点がある。では"空気圧式"はどうか?といえば、それだと今度はパワーが足りなくなってくる。
しかし当時の技術力ではそうするしかなかったようで、割と近年に至るまでこの方式が採用されていた。
だが、義体の開発者達は何とか高出力でありながら瞬発性に優れた素材を求めて研究を重ねた。その中で辿り着いた答えが【高分子ナノファイバー】だった。
生身の脳からの信号は電脳で制御され、義体の各部へと微弱な電流として伝達されていく。そんな流れる微量の電気信号を感知し、その形状を変える新素材。実際の人間の身体の筋肉も、神経から発せられる電気信号によって収縮、または弛緩を繰り返している。
そうした信号情報は神経系を通して無理なく生身の時とほぼ変わる事なくスムーズに高分子ナノファイバーへと伝わっていく。
研究者達が目を付けたのは"蜘蛛の糸"。ご存知だろうか?蜘蛛の糸は同じ太さで作った"鉄の糸"と比べた場合、実に数十倍の強度を誇る。ということを。
この蜘蛛の糸の分子構造を模して再現された新素材こそが【高分子ナノファイバー】であり、しなやかでありながら鋼鉄よりも遥かに強靭なその繊維を縒り合わせ、ワイヤー状にしたものを更に実際の筋肉繊維の如く束ね、編み合わせたモノこそが【電気反応式人工筋肉】である。その性能は開発者達の予想を大きく超え、握力ひとつとっても通常出力で最高約300kg、リミッターを外して自壊を恐れないならば500kg前後のパワーを有していた。
元々が軍事用の戦闘サイボーグの開発であったから、「油圧式に比べ出力が低い」との意見もあったが、そもそも義体とは義肢の延長上にあるもの、日常生活の中で1tを超す出力など必要が無い。それに、戦闘に必要なのはパワーよりもどんな状況でも即応出来る俊敏さである。最高出力まで時間がかかる油圧式よりも瞬発力に優れた電気反応式の方が、汎用性が高い事は明白だった。
事実、この【電気反応式人工筋肉】を搭載した試作実験部隊と、既に実戦配備されていた機械化兵の部隊で模擬戦を行ったところ、軽量化され瞬発力の増した実験部隊のスピードに付いて行けず、実戦部隊の方が大敗を喫した。との記録が残っている。
モーターやアクチュエータ、油圧式シリンダーを使用した従来のサイボーグ技術とは異なる、全く別方向からの義体へのアプローチ。
これらの新技術を搭載した義体はそれまでの物と区別され、"第四世代型"、または"新世代型"と呼ばれるようになる。
その後更に義体の技術は発展し、義体を覆う人工皮膚や消化器系、また生殖器官などに生体素材を多く使用した俺達の世代の型は"第五世代型"と呼称され、当然スペックの差はあれど現代において【義体】とはこの"第五世代型"を指す、と言われるほど全世界で普及している。
ここまで来ると、【人間】という種そのものが、その身体を構成しているものが人工か生身か、ただそれだけの違いでしかなくなり、数世紀という時を経て、やっと過去の先人達が夢見た"人間の人工的進化"『トランスヒューマニクス』は完成の域に達したと言えるんじゃないだろうか?
ーーー 話しが逸れたな。
まあ、つまり簡単に言ってしまえば、先に言った【電気反応式人工筋肉】によく似た性質を持った魔道具があったから、土の代わりにゴーレムの筋肉に当たる部品にしてしまおうじゃないかって話だ。
本当ならまだまだその電気信号を伝達する神経系はどうするのか?とか、地面に対して垂直に姿勢を保つ姿勢制御の為のジャイロシステムはどうなんだ、なんて諸々の問題が山積みな訳だが、ここは異世界イオニディア、万能で素敵な魔法パゥワで何とでもなるだろう。
実際問題、地球でだったらただ歩かせるだけでも相当な演算が必要になるはずなんだが、ゴーレムの場合はその辺りはどうなってるんだろうな?俺がそれと認識出来ていないだけで、やっぱり擬似的な生命モドキになってたりするんだろうか?
まあ、今はその辺のことも魔法パゥワで済ませておこう。
「俺が考えているのは、既存のゴーレム術を基礎にしたゴーレムの制御に加え、遠隔操作ではなく直接ゴーレムに乗り込み一体となる事で〈魔力操作〉によって人と変わらぬ動き…より複雑な連携や高速戦闘、それこそ習い覚えた"技"すらも再現出来るようなそんなゴーレムだ。しかも、全身を"土"ではなく錬金術によって作成した魔道具に置き換える事で《土属性》の適正の無い者だって訓練次第で自在に操ることが出来るだろう。上手く行けば、クローレシアも自分のルクスヴィータと一体化だって出来るかもしれないぜ?……どうだ、ワクワクしてこないかクローレシア?」
ニヤリと笑いながらクローレシアの目を覗き込むと、クローレシアはまるでクリスマスに貰えるプレゼントの話しをされた子供のように、喜色満面の表情でブンブンと顔を縦に振る。
「する!ワクワク……するっ!ルクスと一体化!? やってみたい!早く!ヒロト早く!! 」
「ああ、待て待てクローレシア、気が早えぇよ! まだ始めたばっかりだろ?これからだよ、こーれーかーら!」
「むぅ………っ!? 」
早く早くとクローレシアがせがんで来るが、まだこの計画は始まったばかり。人工筋肉に当たる物の目処は付いたが、まだまだ【強化外殻】として成立させるには足らない物が多過ぎる。
「そんな顔するなよ、前途は多難だが、楽しんで行こうぜ? ……とはいえ、魔晶石は沢山あるんだけど、もっと出力を上げる為に出来ればジェネレーターやエンジンに当たる物は欲しいんだよなぁ……? なあ、メイガネーノ、魔素を集める魔道具なんて……、無えよなあ、そんな都合の良い魔道具なんて……… 」
「あわわわ…って、ほぇ? "魔素を集める魔道具"ですか?持ってますよ?」
「 ーーマジか…っ!!!? 」
話しの広がりに着いてこれず、ひとりだけあわあわ言っていたメイガネーノに、無茶振りと思いつつ話しを振ってみると、返って来たのは予想外の返事だった。
「あ、は、はい!」
「ど、どんな魔道具なんだ?それ!」
「え、え~とですね、ただ回るだけのものです……… 」
「………は?意味が分からないんだが…?」
「うう…っ、先生やみんなにも笑われました……、そんな"ただ回るだけ"の物が何の役に立つのか?って 」
俯き、だんだんと小さな声になっていくメイガネーノ。どんな魔道具なのか見当もつかないが、魔素を集めることは出来るようだ。
「メイガネーノ、いったいどんな仕組みで回るんだ?」
「えっと、その、回る部分が風車みたいになっててですね、〈回転〉の〈魔術回路〉が組んであるんです。それでその部分で空気を魔道具の中に吸い込んむんですけど、もうひとつ〈吸収〉の〈魔術回路〉が組んであるんです。ですから、最初にその風車さえ回せば、後は吸い込んだ空気から魔晶石がどんどん魔素を〈吸収〉して、また風車を〈回転〉させる魔力に変換するので、ワザと止めるまでず~~っと回り続けます…… って、それだけなんですけどね…… ハハハ………はぁ…、何であんなの作っちゃったんだろ、私… 」
クラスメイト達に笑われた時のことを思い出したのか、またズドォ~ンと落ち込み始めるメイガネーノ。
だが、"それだけですけど"なんて自分を卑下して言っているメイガネーノだが、実際には"それだけ"だなんて言葉で済ませられるようなシロモノじゃない。彼女は知らないのだ、自分がいかにとんでもないモノを発明してしまったのかを……!?
メイガネーノの作った"ただ回るだけの魔道具"…いや、〈回り続ける魔道具〉、それってつまり永久機関じゃねぇかっ!!!?
クラスの連中はともかく、教師達までバカばっかりか!?
「イラヤ学院長、魔術学院の教師は能無しばっかりなのか?」
今までニコニコとカフェオレを飲んでいたイラヤ学院長だったが、今の話を聞いて初めてその上品な顔をしかめて、頭痛を堪えるような表情になっていた。
「………お恥ずかしい限りです…。メイガネーノさんの発明の可能性に気付きもしないとは………!? 」
さすがは魔術学院の学院長、今の話だけでメイガネーノの発明した魔道具の凄さや、その有用性に気付いたようだ。
「この分だと、メイガネーノの発明品の中には、まだまだとんでもない物がありそうだなぁ……。一度全部しっかりと見てみたいんだがなぁ………?」
メイガネーノの発明品は、今ある魔道具の常識からすれば、一見しただけではまるで役立たずのガラクタに見えるかもしれない。だが、俺のような"この世界の常識とは別の価値観"を持った人間からすれば、それひとつが可能性に溢れ、時代を変えるほどの宝の山だ。
メイガネーノの発明した魔道具を、ひとつひとつジックリと見てみたい……。しかし、メイガネーノの工房は学院内にあるらしいし、王国の未来を担う人材の育成機関である魔術学院は、基本的に"部外者立ち入り禁止"だ。う~~ん?
「メイガネーノさんの工房が見たいんですか、ヒロトさん?」
「あ、ああ。出来ればそうしたいんだが、イラヤ学院長、許可してもらえないか?」
「あら!あらあらあら、まあまあまあ!? でしたら丁度いい方法がありますよ?」
「"丁度いい方法"?何なんです、それは…?」
頭を悩ませていると、イラヤ学院長が俺の肩をポンポンと叩いてくる。うん? 何の用かと話しを聞けば、今度はイラヤ学院長が俺にとんでもない提案をして来たのだった。
ーーーー「うふふ、ヒロトさん、魔術学院の教師になってみませんか ?」ーーーー
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【作者より、感謝を込めて】
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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