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第19章 ヒロト先生の新型ゴーレム開発日誌 1
第151話
しおりを挟むおぉっ!? やるじゃないかゼルド!
ちょっぴり面倒臭くなってゼルドに説明を丸投げして、強制的に立ち去ったはいいものの、いったいゼルドがどう説明するのかが気になって〈気配察知〉やらなんやらで意識をそちらに向けながら廊下を歩く。
そんな他ごとを考えながらで大丈夫かって?
心配ご無用、百年以上前は"歩きスマホ"とやらで結構な社会問題だったらしいが、人工知能による自動化や安全機能の進歩、更には電脳化が進んで、携帯型端末など殆んど無くなった今ではそういった部類の事故などまず起こらなくなった。…ま、例外はあるがね?
俺の場合、電脳化、義体化の際に多数の制御が出来るように脳の増量手術を受けている為、〈多重思考〉と同じようなことが出来る上、何より補助AIであるアイがいる。
そのおかげで意識を多方向に振り分けながら歩こうと何の問題も無い。その気になれば【夢遊病】モードでアイに身体制御を任せて眠ったまま移動することだって出来るのだ!
まあ、そんなコトはともかく……。俺はゼルドの取った行動に、ほんの少し驚いていた。
【巨腕】を取り出すところまでは予想していたんだが、俺はゼルドが【巨腕】だけじゃなく「超大太刀」まで取り出して、派手に振り回してデモンストレーションのようなことをするんだろうな、と思っていたんだが……?
予想通り、ゼルドは取り出した【巨腕】を振り回しはしたものの、それはあくまでも釣り、本命は生徒達に気付かれること無く地面へと流した《土属性》の魔力波動によって行なった地形操作で足元を陥没させ、【巨腕】の迫力に後退った生徒達を転ばせることにあった。
以前のゼルドならば、先に言った通りとにかく力任せ、派手で分かりやすいやり方を選んだだろう。
だが、ゼルドはそんな容易い方法は採らず、静かで精密な〈魔力操作〉によって生徒達全員を見事に欺いて見せたのだ。
あの!ヤンキーで脳筋なゼルドが!だ。
その成長具合に、ちょとばかり俺が感動してしまってもおかしくはないだろう。
「こりゃ後でちょっとくらいは褒めてやらないとな?」
そんなコトを独り言ちながら、今はまだ授業中の為、無人の廊下を進んでいく。
しばらくして辿り着いたのは重厚な扉のついた部屋。ノックをしようと手を上げたところで先に中から声がかかる。
「どうぞヒロト先生、お入り下さいな 」
「……失礼します 」
ガチャリと扉を開けて部屋の中に入れば、そこにはこの部屋の主人である御婦人が、柔らかい笑みを浮かべて造りの良い執務机に座っている。
「ごめんなさいねヒロトさん、ウチの子達ったら失礼なことばかりを……!? 」
まあいちいち説明しなくても、もうお分りだろう。ここはこの【王立高等魔術学院】の学院長室。当然、部屋の主人とはイラヤ学院長だ。
そのイラヤ学院長が、形の良い眉をひそめて申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にした。
「構いませんよ、どうせ半分くらいはこうなるだろうな、と予想してましたから。それよりも…、今のノックをする前に返事があった事といい、どこかからご覧になってたんですか?」
「いいえ?私は"精霊魔術"を使う魔法使いですからね、私自身はここに居ても、精霊達の目や耳を通してある程度は見聞き出来るのですよ。まあ、と言っても範囲としてはこの学院の広さが限界なのですけどね?うふふ、さあ、今お茶を淹れますから、そちらにお掛け下さいな 」
今、何気にサラッと"恐ろしいこと"を言ったな?
イラヤ学院長に勧められて、応接用のソファーへと腰掛ける。一目で高級品と分かる造りの良いソファーだが、派手さは無く、シックな色合いが返って上品な感じを引き立てている。
ただ値段が高ければ良い物とは限らない。こういう部分がセンスというものなんだろうな。
「お茶を淹れるのが得意な子達がいるんですのよ?」
お茶を淹れる ーー とは言っていたが、イラヤ学院長が用意するのではなく、どうやら精霊!? が淹れてくれるようだ。
見ると、赤や青、緑の髪をした二十センチほどの大きさで、精霊と言うよりは"妖精"と表現した方がいいような虫っぽい羽を生やした小さな女の子達が、ポットやカップを魔法で浮かべてダンスを踊りながらお茶の支度をしてくれていた。
をおっ!? これぞファンタジー!これだよ、これ!うんうん、異世界っぽい!
この世界って、悪いとは言わないが、ダークエルフが"お侍さん"だったり、王様がヤンキーだったりと、いまいち残念感があったんだが、ここに来てやっと正統派のファンタジーらしい光景を見た気がするよ……。
そんな小さな女の子達が、きゃいきゃいとはしゃいで飛び跳ねながら、お茶を淹れてくれている姿をホッコリとした気分で眺めながら、さっきイラヤ学院長の言っていた事を改めて考えてみる。
イラヤ学院長は精霊達を通して様々な場所を見ることが出来る。だが、その範囲は学院の広さが限界…と。
しかし、学院の広さが限界、と言うことは、逆に言えば学院内ならばここに座したまま何処でも見通せる、ということだ。
それは、"生体?ドローン"とでも呼ぶべき精霊を自在に操れるイラヤ学院長には、この学院内では一切隠し事など出来ないということに他ならない。
この恐ろしい事実を、生徒や他の職員達は………?
「ああ、そうそう! このことは他の職員や生徒達は知りませんので、お願いしますね?」
「……!? ………学院長、もしかして"読心術"のスキルとかも持ってたりします?」
「いいえ?そんな便利なモノは持っておりませんよ?」
ニッコリと微笑むイラヤ学院長だが…、何故か背筋が寒い。笑みの種類があの試食会の時と同じ笑みに感じられて仕方ない…!?
ノアの話によれば、基本的には精霊の身体は高密度の魔力の塊であって、実体では無いらしい。その為、結界的なモノが張られている場所以外なら壁があろうと出入り自由なんだそうな。
そんな"どこでも監視カメラ"を持っている上司……。
……うん、絶対に部下にはなりたくないな!
もし公安特殊部隊【零】の時の副隊長、『アイスマン』の異名を持つアラン大尉なんぞがそんな技能を持っていたら……!? 考えるだけでゾッとする…!
『あれ?ご存知ありませんでしたか?マスターを含む部隊の構成隊員の皆さん全員、電脳を通じて常にアラン大尉にモニターされていましたよ?』
『は?マジでかっ!? 』
『ハイ。皆さんの義体は本来、大和政府の備品扱いですし…、任務の関係上、義体だけを奪われて敵対勢力がなりすましを行えないように、危機管理の一環としてその動向は常にマークされていました 』
『どうりで、やたらとこちらの事情に詳しかったはずだよ……! プライベートないじゃん!? アイ、何で教えてくれなかったんだよ!? 』
『「機密の守秘義務」がありましたし、プログラムに第一級プロテクトがかかっていましたから、たとえマスターでも情報開示することが出来ませんでした。ごめんなさい… 』
『ああ、いやいや!政府直轄の組織としてはある意味当たり前のことだから、アイの所為じゃないよ。俺の方こそごめんな 」
ショックな話には違いないが、その事でしゅん…としているアイを責めるのはお門違いだ。なんといってもあっちに居る内は、アイはただの"補助AI" 、与えられた命令を実行するだけのプログラムにしか過ぎなかったのだから仕方ない。
しかし…、アイの話が本当なら…、いや、本当なんだろうけども、当時の俺を含めた他の隊員達全員、大輔なんかも趣味や嗜好に交友関係、挙げ句の果てには性癖なんかに至るまで、全部把握されていたことになる。
納得は出来ないが理解は出来る。そう理解は。だが、納得できるかあぁぁぁぁぁぁっ!
考えてみてくれよ?アラン大尉が知ってたってことは、人様にはお見せできない内緒のアレやコレとか、果ては当時の彼女とのXXXとか、全部親父にも覗かれてたってコトになるんだぜっ!?
い、嫌すぎるうぅぅぅぅぅぅ!!…あぅあぅあぅ……。
既に過去のこととはいえ、判明してしまったとんでもない事実を前に、内心で恥辱に悶えていると、俺が不信を持ったと思ったのか、イラヤ学院長がテーブルにお茶の入ったカップを置きながら話しかけてきた。
「あっ!当然プライバシーは尊重していますよ?観ていたのは私が危険だと判断した場所しか見ていませんから 」
「……あの、本当に心を読んでません…?」
考えている内容に対して、返しが的確過ぎるっ!?
正直な話、魔術学院の最高責任者まで務めているイラヤさんなら、そういったスキルを持っていたとしても不思議じゃないんだよなぁ……。
しかし、イラヤ学院長の旦那さんは普通のヒト族で既に他界しているそうだが、こんな"千里眼"の奥さんではプライベートなどほぼゼロに等しい。さぞかし夫婦生活は大変だったんじゃないだろうか?
「ちなみに、夫と私は固ぁ~い絆と信頼関係で結ばれた、円満な夫婦関係でしたわよ?」
「アンタ絶対なんかスキル持ってるだろっ!? 」
「うふふ、いやですねぇヒロトさんったら。そんなスキルなんか持っていませんよ。強いて言うなら"女の勘"というヤツかしら?」
「"女の勘"~~~~?」
イラヤ学院長のその答えに、思いっ切り訝しげな視線を送るが、イラヤ学院長は可笑しそうにコロコロと笑うだけでビクともしない。
「ええ、もともと殿方よりも、女の方がずっと勘は鋭いのよ?しかも私はハーフエルフですもの、その"女"を七百年もやっていれば、大抵の人の心の機微くらいなら察しがつきましてよ?うふふふふ 」
ーーー いやいやいや!それにしたって的確過ぎるでしょっ!? ーーー
しかし、それが本当だとすれば、女性達は皆、とんでもない能力を持っていることになる。そりゃ男が敵わない訳だよ……!
まあ、女性の勘の鋭さって、いつ捕食者に狙われるか分からない中、野生の中で子供を守り育てて暮らしていた頃からの本能に根差している部分だしなぁ……。
でも、何年かしたらセイリアやソニアとかもこうなるのか?うう…、お、恐ろしいっ!?
直接の武力なら婆さんだが、本当に怖いのは実はこういうタイプの人なんだよな……。取り敢えず、この人は出来る限り敵に回さないように気をつけよう!
「さて、この話はこれぐらいにして…、ヒロトさん、如何でしたか、ウチの子達は?」
内心でそんな決意を固めていたところで、イラヤ学院長の方から話題を変えて話しかけられた。
「あ、ああ、まあエリートだな、良くも悪くも 」
「"エリート"……ですか?」
「そうですね。流石に国中から選り優られた子達だけはあって、皆筋は良い。だが、知識もあるし頭は良いんだろうが、まだまだ狭い世界しか知らない所為で視野が狭い。良い意味でも悪い意味でも教わった通りにしか出来ないのさ。だがまあ、ゼルドの奴が思った以上に上手くやってくれたみたいですし、知らない事は、これから学べばいい。まだまだこれからでしょう 」
「そうですか…。いえ、そうですね、ヒロト先生、生徒達を宜しくお願いします 」
ほんの一瞬だけ、残念そうな顔をしたものの、これまでの態度とはまったく違う、真摯な表情で俺に頭を下げるイラヤ学院長。
ほら、な?
王立の施設の責任者という立場や身分を嵩に着る訳でもなく。
『救国の英雄』という過去に成した偉大な功績に奢り高ぶることすらなく。
自分からすれば、まだ十分の一の年齢にすら達してもいない若僧の俺に、苦も無く頭を下げることが出来る人。
こういう人は本当に怖いんだ。何しろ傲慢さから来る軽視も、油断や思い込みによる隙とかとも無縁だから。
こういう人に頼まれたことを引き受けてしまった以上、手を抜いちゃいけない。こちらも真摯に取り組まなくちゃあな。
「分かりました。どれだけ出来るかは分かりませんが、俺で良ければ尽力させて頂きますよ 」
「ありがとう、宜しくお願いしますね 」
再びフワリとした、柔らかい笑顔を浮かべるイラヤ学院長。
その笑顔に満足しながら、俺はカップに残った精霊達が淹れてくれたお茶の残りを飲み干したのだった。
さて、もうそろそろ今日の授業が終わる時間かな?
この後はセイリアやゼルド達を待って、いよいよお待ちかねのメイガネーノの工房を見に行こう!
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