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俺の体が……!?
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~翌日~
ーついに迎えた自販機生活3日目ー
(あー、どーしてこうさー変な人ばっか寄るのかな?俺が変だからか?)
そうだと思う……ごほんっ!そうだと思うと彼の妹は言ってた。
(テメェ!ナレーター!オメーの意見だろーが!妹は学生だから、それも寮生だから!)
ははあ、ばれましたか。
(誤魔化せよおおおぉぉぉ!ストレートに言うな!腹立つ!)
この私、ナレーション的なやつに自販機の怒涛のツッコミ、仕事に追われるとふざけたくもなりますよね。
(フツーに仕事ナレーションしろよおおおぉぉぉっ!)
~とある総合病院~
「ああっ良かった!漸く意識不明から目が覚めたのね!お母さんあんたがずっっっと心配で!ずっとずっっっとここで見てたのよ~~~。」
自販機青年の眼の前では、見知らぬ妖怪風なオバハンがくどくど喋り続ける。
(……起きたら人間になってたんだけどさ………ボク自販機の付(つく)喪(も)神(がみ)なんだけどなぁ……まあいいかぁ……。)
「陽斗ぉ~生きててよかった~早くお母さんから借りてるお金返してね!!」
「ぁ…で、では、私は失礼しますね!」
「あら、看護婦さん行っちゃった。」
「あれ…ここ……。」
青年の姿をした何かは、辺りを見回した、目が覚めたら人間の姿、白い病的な壁、ナース服の女性や医者らしい人物、そして泣き崩れる謎の熟女がそこにはいたのだった。
そんな怪訝そうな青年に謎の熟女が声をかけた。
「あんたね、事故にあったのよ、グス、それで一時的にショックで記憶が飛んでるのよね?お母さんだよ、わかるかい?借金のこと覚えてる?早くラノベ代の5万円返してね、グスン。」
「え…なんのことやら。」
「覚えてるわよね?5万円貸したもんね?」
「(あぁ…そうだ、ボク…あの時……。)
上の空になり窓の外を見つめる青年に謎の熟女…青年の母が再度不安そうに声をかけた。
「大丈夫?5万円。」
「あ、大丈夫です…いや、大丈夫。」
青年の姿…否、青年の中身と不慮の事故で入れ替わったそれの正体は……。
(ボク…自販機なんだけど。)
彼は自販機の付喪神……妖怪に分類される……つまり長い年月を経たものに宿る妖怪、精霊的なヤツの一種だった……。
しかも青年よりまともそうだ、自称青年の母が不安がる事を気にかけて記憶のあるフリをして「ちゃんと返すよ、ごめん。」などと声をかけてた、期待出来そうだ、なんか凄く真面目な好青年って感じがする、秩序になりそうな方である。
(ところでボクの自(か)販機(ら)本体(だ)と、あの時轢かれた男の人は……?)
付喪神はとりあえず口には出さないでおいた、この青年の母に言ったらどうなることか想像が出来たらしい、よかったよかった…………。
~陽斗宅前の自販機にて~
もう4日目、元に戻らない状態が続いてから4日過ぎてしまった、これでは青年も相当落胆してるだろう、そう考えるとこっちまで少し悲しくなる、
(うおおおおおいっ!女子高校が買いに来たーーーっ!胸元がーーーっ!!!かーーーなーーーりーーーガッツリ見えるぜぇぇぇっ!むっはぁああぁぁぁーーー!おじょーちゃん!見えてるって!あー!あと少しあと少し!!!もうちょいなんだよなー!)
…………しかし悪い意味で期待を裏切りやがったよコイツ、こんな感じにハァハァ興奮気味だ、正直な事をストレートに言うと超絶キモい、あの時のエロ本入れ歯ジジイ位、いやそれ以上といっても過言ではないのだろう。
(ナレーションうっさい!おおお!ジュース取り出そうとしゃがんだ!後少しでパンティーがっ!!!見えるのに!!!)
この私、ナレーション的なヤツはもう自宅に帰りたくなった、見ていられない、所(いわ)謂(ゆる)眼を逸らしたい現実だというものであった。
(うおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!!)
はぁ~、これが社会不適合者か、酷ぇザマだなぁ……てっ……ん?
(うおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!!)
おいっ!見ろよ!お前だろ!
(はぁ?何言って……ん?)
ほらな!言ったろ……て、んんっ!ゴホンッ!失敬、ふとナレーション的なヤツに教えられた方を自販機が確認する、すると……事故って目が覚めたら自販機になってた青年の身体がトコトコ歩いて来た、見た所意識はあるのだろう。
(うおおおいっ!何で俺の身体が!?)
「あっ!ボクの自販機本体からだだ!見つけ……せっ……先住民が既に居るだと!?何故だ!!!君は一体何者代!」
(おっ……お前誰だよ!……つっても聞こえねーかー。)
「ええっ!?聞こえるけど!?何これ!?人間で言う幻聴!?」
(きっ……聞こえてた良かったあああぁぁぁっ!おいっ!幻聴じゃねーよ、お前は誰なんだ!何で俺の身体に入ってんだよっ!?応答せよ!!)
「はい!こちら自販機の付喪神、君はあの時事故に遭ってた青年だね!いや、ボクもよく分かんないけど君が轢かれた時、そのままの勢いで自販機ボクにぶつかったんだよ、多分その時中身が入れ替わったんじゃないかなぁ~、なんか面白い事になっちゃったね……あっ!あくまでも予想だよ!」
(……。)
「…………???」
(何じゃそりゃあああぁぁぁっ!!!)
ーついに迎えた自販機生活3日目ー
(あー、どーしてこうさー変な人ばっか寄るのかな?俺が変だからか?)
そうだと思う……ごほんっ!そうだと思うと彼の妹は言ってた。
(テメェ!ナレーター!オメーの意見だろーが!妹は学生だから、それも寮生だから!)
ははあ、ばれましたか。
(誤魔化せよおおおぉぉぉ!ストレートに言うな!腹立つ!)
この私、ナレーション的なやつに自販機の怒涛のツッコミ、仕事に追われるとふざけたくもなりますよね。
(フツーに仕事ナレーションしろよおおおぉぉぉっ!)
~とある総合病院~
「ああっ良かった!漸く意識不明から目が覚めたのね!お母さんあんたがずっっっと心配で!ずっとずっっっとここで見てたのよ~~~。」
自販機青年の眼の前では、見知らぬ妖怪風なオバハンがくどくど喋り続ける。
(……起きたら人間になってたんだけどさ………ボク自販機の付(つく)喪(も)神(がみ)なんだけどなぁ……まあいいかぁ……。)
「陽斗ぉ~生きててよかった~早くお母さんから借りてるお金返してね!!」
「ぁ…で、では、私は失礼しますね!」
「あら、看護婦さん行っちゃった。」
「あれ…ここ……。」
青年の姿をした何かは、辺りを見回した、目が覚めたら人間の姿、白い病的な壁、ナース服の女性や医者らしい人物、そして泣き崩れる謎の熟女がそこにはいたのだった。
そんな怪訝そうな青年に謎の熟女が声をかけた。
「あんたね、事故にあったのよ、グス、それで一時的にショックで記憶が飛んでるのよね?お母さんだよ、わかるかい?借金のこと覚えてる?早くラノベ代の5万円返してね、グスン。」
「え…なんのことやら。」
「覚えてるわよね?5万円貸したもんね?」
「(あぁ…そうだ、ボク…あの時……。)
上の空になり窓の外を見つめる青年に謎の熟女…青年の母が再度不安そうに声をかけた。
「大丈夫?5万円。」
「あ、大丈夫です…いや、大丈夫。」
青年の姿…否、青年の中身と不慮の事故で入れ替わったそれの正体は……。
(ボク…自販機なんだけど。)
彼は自販機の付喪神……妖怪に分類される……つまり長い年月を経たものに宿る妖怪、精霊的なヤツの一種だった……。
しかも青年よりまともそうだ、自称青年の母が不安がる事を気にかけて記憶のあるフリをして「ちゃんと返すよ、ごめん。」などと声をかけてた、期待出来そうだ、なんか凄く真面目な好青年って感じがする、秩序になりそうな方である。
(ところでボクの自(か)販機(ら)本体(だ)と、あの時轢かれた男の人は……?)
付喪神はとりあえず口には出さないでおいた、この青年の母に言ったらどうなることか想像が出来たらしい、よかったよかった…………。
~陽斗宅前の自販機にて~
もう4日目、元に戻らない状態が続いてから4日過ぎてしまった、これでは青年も相当落胆してるだろう、そう考えるとこっちまで少し悲しくなる、
(うおおおおおいっ!女子高校が買いに来たーーーっ!胸元がーーーっ!!!かーーーなーーーりーーーガッツリ見えるぜぇぇぇっ!むっはぁああぁぁぁーーー!おじょーちゃん!見えてるって!あー!あと少しあと少し!!!もうちょいなんだよなー!)
…………しかし悪い意味で期待を裏切りやがったよコイツ、こんな感じにハァハァ興奮気味だ、正直な事をストレートに言うと超絶キモい、あの時のエロ本入れ歯ジジイ位、いやそれ以上といっても過言ではないのだろう。
(ナレーションうっさい!おおお!ジュース取り出そうとしゃがんだ!後少しでパンティーがっ!!!見えるのに!!!)
この私、ナレーション的なヤツはもう自宅に帰りたくなった、見ていられない、所(いわ)謂(ゆる)眼を逸らしたい現実だというものであった。
(うおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!!)
はぁ~、これが社会不適合者か、酷ぇザマだなぁ……てっ……ん?
(うおおおおおぉぉぉぉぉっ!!!!!)
おいっ!見ろよ!お前だろ!
(はぁ?何言って……ん?)
ほらな!言ったろ……て、んんっ!ゴホンッ!失敬、ふとナレーション的なヤツに教えられた方を自販機が確認する、すると……事故って目が覚めたら自販機になってた青年の身体がトコトコ歩いて来た、見た所意識はあるのだろう。
(うおおおいっ!何で俺の身体が!?)
「あっ!ボクの自販機本体からだだ!見つけ……せっ……先住民が既に居るだと!?何故だ!!!君は一体何者代!」
(おっ……お前誰だよ!……つっても聞こえねーかー。)
「ええっ!?聞こえるけど!?何これ!?人間で言う幻聴!?」
(きっ……聞こえてた良かったあああぁぁぁっ!おいっ!幻聴じゃねーよ、お前は誰なんだ!何で俺の身体に入ってんだよっ!?応答せよ!!)
「はい!こちら自販機の付喪神、君はあの時事故に遭ってた青年だね!いや、ボクもよく分かんないけど君が轢かれた時、そのままの勢いで自販機ボクにぶつかったんだよ、多分その時中身が入れ替わったんじゃないかなぁ~、なんか面白い事になっちゃったね……あっ!あくまでも予想だよ!」
(……。)
「…………???」
(何じゃそりゃあああぁぁぁっ!!!)
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