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ほっと白菜もっとください。
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最近では街の様子もだんだん落ち着いて来て、ケンと町を歩くことにした。
街では通貨が流通し始めて通貨がないと生活できないと気づいた住民達は仕事を探している。
ちゃんと雇用する側とされる側で別れるようになってきた。
狩りは元々やっている人たちの専売特許なので、別の人間が入ってきたら容赦しないんだそう。
主にエルフと獣人族の仕事だ。
あとは、人の手が足りてないのは野菜の売買になるのだがこれは元々村にいたエルフたちの仕事になる。
そのエルフが獣人とドワーフをそれぞれ雇って、屋台のような建物で売っている。
品揃えはじゃがいもと冬瓜はずっと販売されて、ナスとトマトは時々、果物は果物やさんが売っている。
まだ作っては無いのだが、ワイン用のぶどうは販売はされていない。
後でワインの作り方教えて仕事を増やしてあげよう。
と心で誓うがこれ日本でやってたらただの最低な上司じゃん。
「ねぇ、ケン?私みんなからの税金で、すごく潤っているからひとつ会社を作りたいんだけど。仕事溢れちゃってる人がいるんでしょう?」
「会社ってなんだ?食べ物なのか?」
「食べ物ではないかも。」
「とりあえず明日にでも木工が得意な人を紹介して欲しい。」
「わかったよ。で今日は新しい野菜を作るんだろ?」
「そう!よくぞ聞いてくれました!もうそろそろ寒くなるでしょ?寒くなった時の最高のお友達を作ろうと思ってさ。」
「おっ!いいなぁ!」
私は久しぶりに両手を合わせて目を閉じて「種子生成」と唱えると手のひらに小さな種が5粒ほど出た。
耕しておいた畑に畝を作り種を撒いていくと、指を組んで「祝福」をかける。
とりあえず20株くらい出来たらいいかな?
次の日畑の様子を見に行くとケンがすごく驚いた。
「何だこの葉っぱの山は!」
「すごいでしょ。これね外側の葉っぱは捨てて中のまるまった葉っぱを食べるんだ火を通したらトロトロで究極の絶品よ。味見しに行く?」
「いこう!俺ん家で!」
私はうなづいて収穫した白菜を両手に抱えているとエアロが変わりに持ってくれた。
途中で処理したお肉で脂の乗っていそうなイノシシのバラ肉が売っていたので買っていく。
少し大きいのをおまけされちゃったラッキーだね。
「そう言えば俺ん家初めてじゃないか?」
「最近家建てたって噂になってたよね。大人エルフの仲間入りだねすごいすごい。」
私が拍手するととても得意げに鼻を鳴らす。
エルフの住宅は日本のマンションタイプの住居の7畳くらいの大きさの家が多い。
これ以上エルフが増えるようならサルノコシカケを増やそうかなって検討してるんだけどさすがにいっぱいにはならないよね?
私はケンの家に着くと外に置いてある竈で白菜の美味しいやつを作り始めた。
白菜を4分の1に切り、間に薄く切った猪バラ肉を4枚ほど挟んで4cmほどに切って鍋に敷きつめ塩を振り火にかける。
残った猪バラ肉は塩漬けにして樹頭にお持ち帰り樹上ハーブで味をつけてベーコンにでもしよ。
鍋の蓋を開けたら鍋のあの食欲を出させる香りがした。
「おお!これが絶品って言うやつ?」
「白菜の重ね鍋だよ。超絶品だから魂抜けないように注意して。」
ケンが1口頬張ると目を輝かせて直ぐにもう一口頬張る。
エアロにもあげたら匂いを嗅いだら直ぐにかっこんだ。
私が1杯食べ切る間に鍋は空っぽになってしまった。
「美味くて全部食べちゃった…。」
「やっぱりね2人とも好きだと思ったんだよね。超絶品でしょ?」
「これはやばい…肉屋で猪肉が無くなるな。」
「白菜も人気の野菜になりますね。」
寒くなる前に沢山植えないとね。
白菜は保存できるし、調理もとっても簡単だしね!
白菜は蒸すだけでも美味しいし炒めても美味しいし、お母さん達の味方だよね!
「ジュキ作り方教えて」
「え、挟んで、切って、並べて、水入れて、火にかけるだけだよ。」
「挟んで切って、並べて、水入れて、火にかける。………よし覚えた!エアロ!今日の夜一緒に食おう!!!」
「喜んで!!!」
それほど美味しかったのだろう。
今日の夜は冷え込むし、とってもいいと思う。
街では通貨が流通し始めて通貨がないと生活できないと気づいた住民達は仕事を探している。
ちゃんと雇用する側とされる側で別れるようになってきた。
狩りは元々やっている人たちの専売特許なので、別の人間が入ってきたら容赦しないんだそう。
主にエルフと獣人族の仕事だ。
あとは、人の手が足りてないのは野菜の売買になるのだがこれは元々村にいたエルフたちの仕事になる。
そのエルフが獣人とドワーフをそれぞれ雇って、屋台のような建物で売っている。
品揃えはじゃがいもと冬瓜はずっと販売されて、ナスとトマトは時々、果物は果物やさんが売っている。
まだ作っては無いのだが、ワイン用のぶどうは販売はされていない。
後でワインの作り方教えて仕事を増やしてあげよう。
と心で誓うがこれ日本でやってたらただの最低な上司じゃん。
「ねぇ、ケン?私みんなからの税金で、すごく潤っているからひとつ会社を作りたいんだけど。仕事溢れちゃってる人がいるんでしょう?」
「会社ってなんだ?食べ物なのか?」
「食べ物ではないかも。」
「とりあえず明日にでも木工が得意な人を紹介して欲しい。」
「わかったよ。で今日は新しい野菜を作るんだろ?」
「そう!よくぞ聞いてくれました!もうそろそろ寒くなるでしょ?寒くなった時の最高のお友達を作ろうと思ってさ。」
「おっ!いいなぁ!」
私は久しぶりに両手を合わせて目を閉じて「種子生成」と唱えると手のひらに小さな種が5粒ほど出た。
耕しておいた畑に畝を作り種を撒いていくと、指を組んで「祝福」をかける。
とりあえず20株くらい出来たらいいかな?
次の日畑の様子を見に行くとケンがすごく驚いた。
「何だこの葉っぱの山は!」
「すごいでしょ。これね外側の葉っぱは捨てて中のまるまった葉っぱを食べるんだ火を通したらトロトロで究極の絶品よ。味見しに行く?」
「いこう!俺ん家で!」
私はうなづいて収穫した白菜を両手に抱えているとエアロが変わりに持ってくれた。
途中で処理したお肉で脂の乗っていそうなイノシシのバラ肉が売っていたので買っていく。
少し大きいのをおまけされちゃったラッキーだね。
「そう言えば俺ん家初めてじゃないか?」
「最近家建てたって噂になってたよね。大人エルフの仲間入りだねすごいすごい。」
私が拍手するととても得意げに鼻を鳴らす。
エルフの住宅は日本のマンションタイプの住居の7畳くらいの大きさの家が多い。
これ以上エルフが増えるようならサルノコシカケを増やそうかなって検討してるんだけどさすがにいっぱいにはならないよね?
私はケンの家に着くと外に置いてある竈で白菜の美味しいやつを作り始めた。
白菜を4分の1に切り、間に薄く切った猪バラ肉を4枚ほど挟んで4cmほどに切って鍋に敷きつめ塩を振り火にかける。
残った猪バラ肉は塩漬けにして樹頭にお持ち帰り樹上ハーブで味をつけてベーコンにでもしよ。
鍋の蓋を開けたら鍋のあの食欲を出させる香りがした。
「おお!これが絶品って言うやつ?」
「白菜の重ね鍋だよ。超絶品だから魂抜けないように注意して。」
ケンが1口頬張ると目を輝かせて直ぐにもう一口頬張る。
エアロにもあげたら匂いを嗅いだら直ぐにかっこんだ。
私が1杯食べ切る間に鍋は空っぽになってしまった。
「美味くて全部食べちゃった…。」
「やっぱりね2人とも好きだと思ったんだよね。超絶品でしょ?」
「これはやばい…肉屋で猪肉が無くなるな。」
「白菜も人気の野菜になりますね。」
寒くなる前に沢山植えないとね。
白菜は保存できるし、調理もとっても簡単だしね!
白菜は蒸すだけでも美味しいし炒めても美味しいし、お母さん達の味方だよね!
「ジュキ作り方教えて」
「え、挟んで、切って、並べて、水入れて、火にかけるだけだよ。」
「挟んで切って、並べて、水入れて、火にかける。………よし覚えた!エアロ!今日の夜一緒に食おう!!!」
「喜んで!!!」
それほど美味しかったのだろう。
今日の夜は冷え込むし、とってもいいと思う。
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