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離縁してください
【8】
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「静かにしろ」
「さっさと終わらせよう、とりあえず服脱がせろ」
ーーや、やだ、なに?
騎士達がわたしの服に手を……
気持ち悪い……
怖くて動けない、わたしは床に転がされて口を塞がれた。
「うっ、ううっ………」
わたしの肌に触れる手が気持ち悪い、必死で手足をバタバタ何度も動かして暴れてみた……なのにびくともしない。
「暴れるな!」騎士から怒鳴られた。
誰か……助けて……
嫌だ、気持ち悪い………
騎士の一人の息が顔にかかる。
「へぇ、この子よく見るとすっげぇ、肌綺麗だぜ、顔は地味だけど……」
「いや、こう言うタイプは化粧すると化けるよ、みろ、顔結構整ってるぜ」
「旦那に相手にされない可哀想な夫人で男に飢えてるらしい……」
そう言った騎士がわたしの顔を舐めた。
ーー気持ち悪い……
鳥肌が……
服のボタンが外れていく、嫌だ!やめて!
触らないで……
スカートの中に手が……
「へぇ、細いから触り心地悪いと思ったらなかなかいい太ももしてる」
いやだ、イヤダ、嫌だ。アレック……助けて……
塞がれた口を必死に動かす。
誰か……お願い……アレック……
ガタッ。
倉庫の扉のところで何か音が聞こえた。
「しっ!」
「静かにしろ」
騎士たちが声を潜めた。
「うっ…ううっ………」
「誰かいるのか?シルビア?ここか?お前、倉庫の鍵持って行っただろう?」
ミゼル?
声を出せない。
わたしは足で近くにあったバケツを蹴った。
ガタッ!
「シルビア?」
騎士たちはわたしの口をさらに押さえた。
い、息が……
「シルビア!!お前ら何やってんだ!団長!ここにいました!」
「どこだ?」
団長が倉庫に入ってきた。そしてミゼルと二人で騎士とわたしの姿を見て……
「お前ら何してる?ふざけんなよ!」
「こいつら殺す!」
ミゼルは騎士達を殴りつけた。
「う、ああっ、や、やめ……」
「これは……た、頼まれ…」
三人の騎士は逃げようとしたけど団長の鬼のような顔と殺気で真っ青になり震えて動けないでいた。
ミゼルはそんな三人を殴りつけ蹴り上げた。
「ぐっわっ……」
「い、いってぇ」
「や、やめてくれ」
わたしはなんとか一人で起き上がったけど、放心状態で立てなくて……
体が震えていた。
ミゼルが「大丈夫か?」と声をかけて近づいてきた。
「こ、こない……で……」
仲の良いミゼルも団長も怖い。
壁に後退りガタガタ震えていた。
「待ってろ、ロイナとリゼを呼んでくる」
「あっ………」震えながら頷いた。
騎士達三人は団長が連れて行ってくれた。
ミゼルは先輩たちを呼びに行った。
わたしは………倉庫に一人……
怖い、ここに一人は怖い………だけど……騎士も男の人も怖い……
アレック………アレックに助けを求めた……だけど助けてくれたのは……ミゼルと団長……なのにお礼すら言えない。
わたしは一人残された恐怖でそのまま意識を失った。
目覚めたらメイドのジュリがわたしの顔を覗き込んでいた。
「よかった………やっと目覚めましたね」
涙声でわたしに話しかけてきた。
「ここは……屋敷?」
「はい、お倒れになって職場のライナさんとリゼさん、それから女性騎士さん達がシルビア様を運んできてくれたんです」
「……そう」
ミゼルたちが気を遣ってくれたんだ……
男性を怖がっていたから……
思い出すだけで怖い…気持ち悪い……
「今からお医者様を呼びます」
「大丈夫……だよ」
「ダメです!女医さんを呼ぶようにと団長様から頼まれているんです……心配しないでください」
「……わかった」
大丈夫……何もされていない……そう、何もされてはいないの……ただ、口を押さえつけられたり床に寝転がらされて、強く押さえつけられたから……体が痛い……だけ……
涙が止まらなかった。
わたしが何をしたと言うの?
わたし……なんでこんなことに……
ジュリが部屋を出て行って一人になると涙が溢れて……声を出して泣いた。
もうずっと泣くのを我慢していた……でも泣いても……いいよね?
「さっさと終わらせよう、とりあえず服脱がせろ」
ーーや、やだ、なに?
騎士達がわたしの服に手を……
気持ち悪い……
怖くて動けない、わたしは床に転がされて口を塞がれた。
「うっ、ううっ………」
わたしの肌に触れる手が気持ち悪い、必死で手足をバタバタ何度も動かして暴れてみた……なのにびくともしない。
「暴れるな!」騎士から怒鳴られた。
誰か……助けて……
嫌だ、気持ち悪い………
騎士の一人の息が顔にかかる。
「へぇ、この子よく見るとすっげぇ、肌綺麗だぜ、顔は地味だけど……」
「いや、こう言うタイプは化粧すると化けるよ、みろ、顔結構整ってるぜ」
「旦那に相手にされない可哀想な夫人で男に飢えてるらしい……」
そう言った騎士がわたしの顔を舐めた。
ーー気持ち悪い……
鳥肌が……
服のボタンが外れていく、嫌だ!やめて!
触らないで……
スカートの中に手が……
「へぇ、細いから触り心地悪いと思ったらなかなかいい太ももしてる」
いやだ、イヤダ、嫌だ。アレック……助けて……
塞がれた口を必死に動かす。
誰か……お願い……アレック……
ガタッ。
倉庫の扉のところで何か音が聞こえた。
「しっ!」
「静かにしろ」
騎士たちが声を潜めた。
「うっ…ううっ………」
「誰かいるのか?シルビア?ここか?お前、倉庫の鍵持って行っただろう?」
ミゼル?
声を出せない。
わたしは足で近くにあったバケツを蹴った。
ガタッ!
「シルビア?」
騎士たちはわたしの口をさらに押さえた。
い、息が……
「シルビア!!お前ら何やってんだ!団長!ここにいました!」
「どこだ?」
団長が倉庫に入ってきた。そしてミゼルと二人で騎士とわたしの姿を見て……
「お前ら何してる?ふざけんなよ!」
「こいつら殺す!」
ミゼルは騎士達を殴りつけた。
「う、ああっ、や、やめ……」
「これは……た、頼まれ…」
三人の騎士は逃げようとしたけど団長の鬼のような顔と殺気で真っ青になり震えて動けないでいた。
ミゼルはそんな三人を殴りつけ蹴り上げた。
「ぐっわっ……」
「い、いってぇ」
「や、やめてくれ」
わたしはなんとか一人で起き上がったけど、放心状態で立てなくて……
体が震えていた。
ミゼルが「大丈夫か?」と声をかけて近づいてきた。
「こ、こない……で……」
仲の良いミゼルも団長も怖い。
壁に後退りガタガタ震えていた。
「待ってろ、ロイナとリゼを呼んでくる」
「あっ………」震えながら頷いた。
騎士達三人は団長が連れて行ってくれた。
ミゼルは先輩たちを呼びに行った。
わたしは………倉庫に一人……
怖い、ここに一人は怖い………だけど……騎士も男の人も怖い……
アレック………アレックに助けを求めた……だけど助けてくれたのは……ミゼルと団長……なのにお礼すら言えない。
わたしは一人残された恐怖でそのまま意識を失った。
目覚めたらメイドのジュリがわたしの顔を覗き込んでいた。
「よかった………やっと目覚めましたね」
涙声でわたしに話しかけてきた。
「ここは……屋敷?」
「はい、お倒れになって職場のライナさんとリゼさん、それから女性騎士さん達がシルビア様を運んできてくれたんです」
「……そう」
ミゼルたちが気を遣ってくれたんだ……
男性を怖がっていたから……
思い出すだけで怖い…気持ち悪い……
「今からお医者様を呼びます」
「大丈夫……だよ」
「ダメです!女医さんを呼ぶようにと団長様から頼まれているんです……心配しないでください」
「……わかった」
大丈夫……何もされていない……そう、何もされてはいないの……ただ、口を押さえつけられたり床に寝転がらされて、強く押さえつけられたから……体が痛い……だけ……
涙が止まらなかった。
わたしが何をしたと言うの?
わたし……なんでこんなことに……
ジュリが部屋を出て行って一人になると涙が溢れて……声を出して泣いた。
もうずっと泣くのを我慢していた……でも泣いても……いいよね?
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