45 / 58
第45話 寮の4階
しおりを挟む
数日後
寮の夜は、昼間の喧騒が嘘のように静まり返っていた。
順子は初めて足を踏み入れる4階の廊下を、少し緊張した面持ちで歩いていた。
薄い蛍光灯の明かりが壁を淡く照らし、静かな廊下に順子の足音だけが響く。
(麗子さんの部屋、この辺のはずだけど……)
心臓の鼓動が速くなる。
寮の4階は上級生専用の階で、普段2年生の順子が来ることなど滅多にない。
すれ違った4年生が、ちらりと順子を見て小声で囁いた気がした。
「誰、この子……?」
その目線が痛い。
順子は思わずうつむき、早足で歩く。
そのとき、廊下の奥のドアが開く音がした。
目線の先に、長い黒髪を後ろで束ねた麗子が現れた。
普段の大学ではクールで落ち着いた雰囲気の先輩。
だが順子には、夜の“あの人”としか見えなかった。
「アキさん!」
反射的に声が出た。
麗子の肩がビクッと揺れた。
そして、次の瞬間――静かな廊下に「シッ!」という鋭い音が響く。
麗子の目が一瞬、冷たく光った。
「……誰がアキだって?」
低く、抑えた声。
周囲に誰かがいないかを素早く確かめながら、麗子は順子の手首を掴んだ。
「えっ、あ、あの、ごめんなさい――」
言葉を言い終える前に、順子の身体は麗子の部屋の中へ引き込まれていた。
ドアが閉まる。
カチリ、と鍵がかかる音。
狭いワンルームの中は、シャンプーの香りと少し甘い香水の匂いが混じっていた。
麗子は腕を組み、順子をじっと見つめた。
「……寮の中で、その名前を呼ぶのはやめて。いい?」
静かな声。
けれど、その奥に怒りと焦りが滲んでいる。
順子は慌てて頭を下げた。
「ご、ごめんなさい……つい……」
「“つい”じゃ済まないの。ここでは私は“麗子”なの。アキなんて、誰も知らない。」
麗子はため息をついて、髪をかき上げる。
その動作には、夜の“女王”とは違う、学生らしい素顔が垣間見えた。
順子は顔を上げ、小さく頷く。
「……はい。わかりました、麗子さん。」
麗子はしばらく黙って順子を見ていたが、やがて表情を緩めた。
「まったく……あんた、本当に天然ね。」
順子は恥ずかしそうに笑う。
「えへへ……だって、やっぱり“アキさん”って呼んじゃうんです。」
麗子は思わず吹き出した。
「ほんと、油断ならない子ね。」
その笑顔に、順子の緊張もふっと解けた。
麗子は腕を組んだまま、順子をじろりと見た。
「……で? 順子、こんな時間にわざわざ4階まで来て、何か相談でもあるの?」
その言い方は少しぶっきらぼうだけど、声のトーンにはどこか優しさが混じっていた。
順子はドアの近くにちょこんと立ったまま、指先をもじもじといじる。
「ううん、相談っていうか……その……」
「その?」
麗子が首を傾げると、順子は思い切ったように顔を上げた。
「こんな近くにいたのに、もっと普通に麗子さんと話がしたかったんです。だから、来ちゃいました!」
真っ直ぐな目。
悪びれもなく言い切るその様子に、麗子は一瞬ポカンとしたあと――
「……あんた、ほんと面白い子ね!」
とケラケラ笑い出した。
「普通に話したかったって……あんた、もう十分“普通じゃない”話いっぱいしてるでしょ。夜の顔まで知ってるのに。」
「えへへ……たしかに……」
順子は照れ笑いしながら部屋の中を見回した。
壁には本棚、机の上にはノートパソコンと紅茶のカップ。
「麗子さんの部屋、意外と可愛いですね。もっとこう、黒とか赤のインテリアかと思ってました。」
「夜のイメージ持ちすぎ。」
麗子は苦笑して、紅茶のカップを持ち上げる。
「じゃあ、“普通に”話すって、どんな話?」
「えっと……そうだなぁ……」
順子は首をかしげて少し考え、ぱっと顔を上げた。
「麗子さんって、彼氏とかいないんですか?」
「ぷっ!」
麗子は口に含んだ紅茶を吹き出しかけた。
「ちょ、ちょっと!いきなり何聞くのよ!」
「だって気になって……!麗子さんみたいな人、絶対モテそうだし!」
麗子は眉を押さえながら、笑いをこらえた。
「……まぁ、前にはいたわよ。」
「いたんだ!」
順子の目がぱあっと輝く。
「で、今は?今もその人と?」
麗子は少しだけ視線を落として、カップを机に置いた。
「ううん、別れた。」
「えっ……そうなんですか?」
「まあね。夜の仕事に理解ある人って、そう多くないのよ。」
苦笑しながら肩をすくめる。
順子は真剣な表情になって、ぽつりと呟いた。
「……悟は、私がどんな仕事してても受け入れてくれたんです。」
麗子は、ふっと目を細めて微笑んだ。
「そう。それなら、ちゃんと“本物”の男ね。」
その言葉に順子は少し照れくさそうに笑い、でも心のどこかで、その「本物」という言葉が暖かく響いていた。
二人のあいだに、ふと静けさが流れる。
部屋の時計の秒針が、静かに「コチ、コチ」と音を刻む。
順子は、紅茶のカップの縁を指でなぞりながら、そっと口を開いた。
「……そういえば、麗子さん、もうすぐ卒業ですよね?」
麗子は目を丸くして、「あら、ちゃんと知ってたのね」と笑った。
「うん、そう。あと少しで学生生活も終わり。ほんと、あっという間だったわ。」
順子はうなずきながら、興味津々といった様子で尋ねる。
「卒業したら、どうするんですか? 就職とか……もう決まってるんですか?」
麗子は、少し誇らしげに背筋を伸ばした。
「もちろん。看護師になるの。国家試験も終わったし、あとは正式な配属を待つだけ。」
「えぇ~!すごい!かっこいい!」
順子は目を輝かせて拍手する。
「どこで働くんですか?」
「この近くの総合病院。ここからも近いよ。」
「えっ、それって……」
順子はパッと顔を明るくして、身を乗り出した。
「じゃあ、卒業してもまた会えますね!」
麗子はそんな順子を見て、思わず笑みをこぼす。
「ほんと、あんたって人は……」
「えっ、なに?」
「いや、素直で可愛いなって思って。」
麗子は肩をすくめ、わざとらしくため息をついた。
「“また会えますね!”なんて、まるで告白みたいに言うんだもの。」
順子は顔を真っ赤にして、「ち、違います!」と慌てて手を振る。
「そ、そういう意味じゃなくて! だって、私……麗子さんともっとお話したいし!」
その言葉に、麗子は一瞬驚いたように目を見開いたあと、柔らかく微笑んだ。
「……そっか。なら、またお茶でもしようか。看護師になっても、私は“麗子”のままだから。」
順子は嬉しそうに頷く。
麗子はそんな順子の表情を見ながら、心の奥でほんの少しだけ、
“この子には幸せでいてほしい”――そんな思いが静かに灯るのを感じていた。
寮の夜は、昼間の喧騒が嘘のように静まり返っていた。
順子は初めて足を踏み入れる4階の廊下を、少し緊張した面持ちで歩いていた。
薄い蛍光灯の明かりが壁を淡く照らし、静かな廊下に順子の足音だけが響く。
(麗子さんの部屋、この辺のはずだけど……)
心臓の鼓動が速くなる。
寮の4階は上級生専用の階で、普段2年生の順子が来ることなど滅多にない。
すれ違った4年生が、ちらりと順子を見て小声で囁いた気がした。
「誰、この子……?」
その目線が痛い。
順子は思わずうつむき、早足で歩く。
そのとき、廊下の奥のドアが開く音がした。
目線の先に、長い黒髪を後ろで束ねた麗子が現れた。
普段の大学ではクールで落ち着いた雰囲気の先輩。
だが順子には、夜の“あの人”としか見えなかった。
「アキさん!」
反射的に声が出た。
麗子の肩がビクッと揺れた。
そして、次の瞬間――静かな廊下に「シッ!」という鋭い音が響く。
麗子の目が一瞬、冷たく光った。
「……誰がアキだって?」
低く、抑えた声。
周囲に誰かがいないかを素早く確かめながら、麗子は順子の手首を掴んだ。
「えっ、あ、あの、ごめんなさい――」
言葉を言い終える前に、順子の身体は麗子の部屋の中へ引き込まれていた。
ドアが閉まる。
カチリ、と鍵がかかる音。
狭いワンルームの中は、シャンプーの香りと少し甘い香水の匂いが混じっていた。
麗子は腕を組み、順子をじっと見つめた。
「……寮の中で、その名前を呼ぶのはやめて。いい?」
静かな声。
けれど、その奥に怒りと焦りが滲んでいる。
順子は慌てて頭を下げた。
「ご、ごめんなさい……つい……」
「“つい”じゃ済まないの。ここでは私は“麗子”なの。アキなんて、誰も知らない。」
麗子はため息をついて、髪をかき上げる。
その動作には、夜の“女王”とは違う、学生らしい素顔が垣間見えた。
順子は顔を上げ、小さく頷く。
「……はい。わかりました、麗子さん。」
麗子はしばらく黙って順子を見ていたが、やがて表情を緩めた。
「まったく……あんた、本当に天然ね。」
順子は恥ずかしそうに笑う。
「えへへ……だって、やっぱり“アキさん”って呼んじゃうんです。」
麗子は思わず吹き出した。
「ほんと、油断ならない子ね。」
その笑顔に、順子の緊張もふっと解けた。
麗子は腕を組んだまま、順子をじろりと見た。
「……で? 順子、こんな時間にわざわざ4階まで来て、何か相談でもあるの?」
その言い方は少しぶっきらぼうだけど、声のトーンにはどこか優しさが混じっていた。
順子はドアの近くにちょこんと立ったまま、指先をもじもじといじる。
「ううん、相談っていうか……その……」
「その?」
麗子が首を傾げると、順子は思い切ったように顔を上げた。
「こんな近くにいたのに、もっと普通に麗子さんと話がしたかったんです。だから、来ちゃいました!」
真っ直ぐな目。
悪びれもなく言い切るその様子に、麗子は一瞬ポカンとしたあと――
「……あんた、ほんと面白い子ね!」
とケラケラ笑い出した。
「普通に話したかったって……あんた、もう十分“普通じゃない”話いっぱいしてるでしょ。夜の顔まで知ってるのに。」
「えへへ……たしかに……」
順子は照れ笑いしながら部屋の中を見回した。
壁には本棚、机の上にはノートパソコンと紅茶のカップ。
「麗子さんの部屋、意外と可愛いですね。もっとこう、黒とか赤のインテリアかと思ってました。」
「夜のイメージ持ちすぎ。」
麗子は苦笑して、紅茶のカップを持ち上げる。
「じゃあ、“普通に”話すって、どんな話?」
「えっと……そうだなぁ……」
順子は首をかしげて少し考え、ぱっと顔を上げた。
「麗子さんって、彼氏とかいないんですか?」
「ぷっ!」
麗子は口に含んだ紅茶を吹き出しかけた。
「ちょ、ちょっと!いきなり何聞くのよ!」
「だって気になって……!麗子さんみたいな人、絶対モテそうだし!」
麗子は眉を押さえながら、笑いをこらえた。
「……まぁ、前にはいたわよ。」
「いたんだ!」
順子の目がぱあっと輝く。
「で、今は?今もその人と?」
麗子は少しだけ視線を落として、カップを机に置いた。
「ううん、別れた。」
「えっ……そうなんですか?」
「まあね。夜の仕事に理解ある人って、そう多くないのよ。」
苦笑しながら肩をすくめる。
順子は真剣な表情になって、ぽつりと呟いた。
「……悟は、私がどんな仕事してても受け入れてくれたんです。」
麗子は、ふっと目を細めて微笑んだ。
「そう。それなら、ちゃんと“本物”の男ね。」
その言葉に順子は少し照れくさそうに笑い、でも心のどこかで、その「本物」という言葉が暖かく響いていた。
二人のあいだに、ふと静けさが流れる。
部屋の時計の秒針が、静かに「コチ、コチ」と音を刻む。
順子は、紅茶のカップの縁を指でなぞりながら、そっと口を開いた。
「……そういえば、麗子さん、もうすぐ卒業ですよね?」
麗子は目を丸くして、「あら、ちゃんと知ってたのね」と笑った。
「うん、そう。あと少しで学生生活も終わり。ほんと、あっという間だったわ。」
順子はうなずきながら、興味津々といった様子で尋ねる。
「卒業したら、どうするんですか? 就職とか……もう決まってるんですか?」
麗子は、少し誇らしげに背筋を伸ばした。
「もちろん。看護師になるの。国家試験も終わったし、あとは正式な配属を待つだけ。」
「えぇ~!すごい!かっこいい!」
順子は目を輝かせて拍手する。
「どこで働くんですか?」
「この近くの総合病院。ここからも近いよ。」
「えっ、それって……」
順子はパッと顔を明るくして、身を乗り出した。
「じゃあ、卒業してもまた会えますね!」
麗子はそんな順子を見て、思わず笑みをこぼす。
「ほんと、あんたって人は……」
「えっ、なに?」
「いや、素直で可愛いなって思って。」
麗子は肩をすくめ、わざとらしくため息をついた。
「“また会えますね!”なんて、まるで告白みたいに言うんだもの。」
順子は顔を真っ赤にして、「ち、違います!」と慌てて手を振る。
「そ、そういう意味じゃなくて! だって、私……麗子さんともっとお話したいし!」
その言葉に、麗子は一瞬驚いたように目を見開いたあと、柔らかく微笑んだ。
「……そっか。なら、またお茶でもしようか。看護師になっても、私は“麗子”のままだから。」
順子は嬉しそうに頷く。
麗子はそんな順子の表情を見ながら、心の奥でほんの少しだけ、
“この子には幸せでいてほしい”――そんな思いが静かに灯るのを感じていた。
0
あなたにおすすめの小説
継承される情熱 還暦蜜の符合
MisakiNonagase
恋愛
61歳の睦美と、20歳の悠人。ライブ会場で出会った二人の「推し活」は、いつしか世代を超えた秘め事へと変わっていった。合鍵を使い、悠人の部屋で彼を待つ睦美の幸福。
しかし、その幸せの裏側で、娘の愛美もまた、同じ男の体温に触れ始めていた。
母譲りの仕草を見せる娘に、母の面影を重ねる青年。
同じ男を共有しているとは知らぬまま、母娘は「女」としての業(さが)を露呈していく。甘いお土産が繋ぐ、美しくも醜い三角関係の幕が上がる。
17歳男子高生と32歳主婦の境界線
MisakiNonagase
恋愛
32歳の主婦・加恋。冷え切った家庭で孤独に苛まれる彼女を救い出したのは、ネットの向こう側にいた二十歳(はたち)と偽っていた17歳の少年・晴人だった。
「未成年との不倫」という、社会から断罪されるべき背徳。それでも二人は、震える手で未来への約束を交わす。少年が大学生になり、社会人となり、守られる存在から「守る男」へと成長していく中で、加恋は自らの手で「妻」という仮面を脱ぎ捨てていく…
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる

