親衛隊総隊長殿は今日も大忙しっ!

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──で?その祠って何か祀ってたりするの?

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「は!?ちょ、えっ!?マジで!??式神って、あの…!?」


「ちょっとパシリ!目の前にいるんだからいちいち大きな声を出さないでよ!僕の耳の鼓膜は繊細なんだから!!」

キッと睨みつける。こんな近くにいるんだからいちいち騒がないでほしいんだけど。

「悪かったよ!つか、またパシリに戻っ…『で!アンタの言う ” あの ” か、どうかは分からないけど、式神は式神だよ』


「マジか…。」

人成らざる者がウヨウヨしてるこの学園にいるパシリが何をそんなに驚くのかと正直、不思議なんだけど…。面倒くさいからそのあたりはスルーすることにした。

「───で?その祠って何か祀ってたりするの?」

中庭に向かいながら脱線した話を戻すと、すかさずパシリが首を横に振った。

「じゃあ、神か何か?だとしたら、住処となる祠を壊されて怒ったっていう線か…。そう考えるとお神酒と供物がいるんだけど」

首を横に振ったきり、なかなか続きを答えようとしない楓に千春は焦れたように胸ぐらを掴んだ。

「ねぇってば!!?ちょっと聞いてんの!パシリ!?」


僕、時間を無駄にするのが一番イライラするんだけどっと詰め寄ると、少し言い淀んでそれから渋々口を開いた。

「あれはそういうものじゃねーよ…。お前なら行けばわかると思うけど、アレは… 何か悪いモノを封印してあったものだと思う」

正直、俺もあんま近づきたねぇ… と青ざめた顔でそう告げるパシリに微かに眉を寄せた。
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