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番外編2~ 作者コメント
しおりを挟む「アルプスの小鳥」を読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。
処女作よりも早く完結してしまいました。このコメントを書いている現在、もう1作品書いています。処女作と新しい作品の応援も是非お願いします。
ここでは今から、登場人物の再紹介、実はこんな裏話があった、又はこんなシーンを書きたかったなどを挙げていきたいと思います。
アレックス
私の中の設定では、若き頃のレオナルド・ディカプリオ並みのイケメンです。 笑
スマートでお金持ちで仕事が出来る紳士。でも、ロージーの事になると必死になるという可愛い一面を持ったキャラクターです。
この話が始めて浮かんできたのは私が中二位の時なのですが、相当妄想に浸ってた時期ですね。こんな王子様みたいな人が現れるのを期待してましたっけ。
本作には書けませんでしたが、ロージーを探し回ってニューヨークの街を駆け抜けるシーンを作りたかったです。
ロージー
彼女は、私の理想の女性像を基にしています。
優しくて、人思いだけど、ちゃんと自分自身を持っているという強い一面がある女の子。純粋にアレックスを思い続け、迷いつつも自分の気持ちに正直な人です。番外編1でも書いたように彼女は後に歌手になる夢を叶えます。
シャルロット
彼女は、両親とグルでアレックスとロージーを悩ませます。でも、それは2人を想っての事。
実は、彼女はロージー並みに繊細だったりするのです。彼女は最初はアレックスの事が好きだったのは確かですが、好きな人の好きな人は自分の妹。報われないことを悟ったのでしょうか。彼女は彼をキッパリ諦め、両親に頼まれて、10年間以上も演技をするのです。
なのでもう少し彼女を柔らかく書いてもよかったかなっと今は思います。
エーデルワイス夫妻
以外と腹黒い? そうではありません。娘と息子同然のアレックスを想っての事です。
設定では、2人はいくつになっても仲の良い円満カップルで、マーティンは知っての通り、若い時から財閥と会社の権力者、ナタリーヌは美人姉妹の母親だけにかなりの美女です。
夫妻のコントシーンなんかを入れて仲の良さを表現する事をイメージしていましたが、すっかり忘れていました。笑
エドワード・ウィルスミス
ちゃっかりシャルロットと結婚してますね、この人。あまり絡まなかったので、恋愛小説としては生ぬるかったかもしれません。
ハリス・ナイトレイ
1回名前が出てきただけの彼ですが、実は裏話があったのです。彼は、アレックスの優秀な部下であり、親友。唯一アレックスが悩みを打ち明けた相手でもあります。親戚だけ呼ばれたチャペルの結婚式に彼だけは、参加しています。(もちろん、アフターパーティーには沢山の人が来ましたが)
いかがでしたか?そうだったんだ~と思ってもらえる物があったら良かったです。実はスイスではありませんが、一時期ヨーロッパに住んでいたことがありました。その所もこの物語を書く上で役に立ったのかもしれません。
では最後にもう一度、「アルプスの小鳥」を最後まで頂き誠にありがとうございました。では、いずれ他の物語で再会しましょう。
作者~ 美月 ゆあ
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