腐女子の妄想小説~R18添え~

鬼灯

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純太くん〜幼馴染/微エロ〜

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僕はいつも君を見ていた。
幼馴染って残酷だ。
誰よりも近いから、
君の一番にもうなっているから。
それ以上には到底なれない。

こうやって体を繋げていても。


「あ、んあ、こう、すけ///もっと奥にぃ///」

「うるせえ、余計なこと言わずに喘いでろ」

そう言いながら幸助は腰の動きを早くする。きっとイキそうなんだ。そう思うと愛おしくて俺は思わず力を込める。

「ッ」

「イク///ああああああ」


俺が行くと幸助も一緒に果てる。お互いの荒い息遣いが部屋に残る

「幸助…」

「うるせえ、寝る」

行為が終われば、また幼馴染に戻るだけ。その先はない。幸助から静かな寝息が聞こえてきた。俺は幸助の頭を撫でる。ふと、目頭が熱くなる。

「好きなんだよ…」

その言葉が伝わることはない。俺はついに泣き出してしまった。こんなのみっともない。幸助に嫌われてしまう。

「う…ふぁ…んん」


俺は幸助に背を向ける。幸助は一回寝たらなかなか起きないからきっと大丈夫だろう。

「チィ…なに泣いてやがんだ」

「ッ!」

俺はびっくりして幸助の方を向く。幸助は俺の方をじっと見ていた。俺はすぐさま背を向ける。

「な、なんでもない」

「なんでも無かったら泣いてねぇだろう」

「ほっといて…」

「ああ"?」

幸助は俺に近づくと俺を組む引いた。俺は抵抗するが幸助の力には敵わない。

「離して!」

「うるせえ」

「好きでもないやつのことなんて、ほっといてよ!」

俺は言ってから気づいた。この思いは伝えるつもりなかったのに勢いで伝えてしまった。最悪だ。また涙が出てきた。

「ん///」

幸助はいきなりキスをしてきた。いつものような荒々しいものではなく優しいキスだった。

「俺が好きでもない奴を抱くと思ってんのか?」

「え?」

「お前だから抱いてんだ。分かれよ」

「わ、分かんないよ。言ってくれなきゃぁ。幸助、行為の後はいっつも冷たいし」

「…お前に無理させないように我慢してんだよ。分かれよ」

俺は再び泣き出す。幸助はため息をついて俺を抱きしめた。

「こーすけ、すぅきだから」

「何言ってんのかわかんねぇよ」

きゅんッ

いつもあまり笑わない幸助が笑った。破壊力半端ない。カッコいい。

「お前、なんて顔してんだ」

「へぇ!?」

そんな情けない顔してただろうか。

「さっきヤったばっかりなのに物たりねぇのか?」

「ええ///ちょ、ま…ん///」

今度は深いキスをされる。

「んぅ…ああ…ん…ふぁ///」

「ん…黙って喘いでろ。純太」

きゅんッ

その顔は反則ですよ。幸助さん。
いつかきっと幸助でキュン死にする…

カッコいい…

「ん///」

「今日はもう我慢しねぇ」

「いいよぉ///」

幸助はその夜、宣言通り我慢せず、
俺は次の日腰を痛めた。
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