腐女子の妄想小説~R18添え~

鬼灯

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渉くん~痴漢~

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モゾモゾッ


「ん…//」

渉はお尻に這わされる後ろに立つ男の手に困っていた。いやらしく絡みつく手は何度払いのけても諦めはしない。声を出そうとも考えたが、男が痴漢されているなどと恥かしくて言えない。

「ちょっと、止めてください////」

小さな声で相手に言う。しかし、相手は聞き入れるどころか、胸に手を伸ばした。ドア際で逃げ場はない。男は渉の胸を服の上から揉み始めた。夏服で薄い制服のシャツは手の体温を感じさせつつ、服の摩擦で快感を誘ってくる。

「ん…はぁ…あっ…は///」

思わず漏れてしまう声に渉は恥ずかしくなり口を塞いだ。男はシャツのボタンを1つ外すとその間から手を入れて直接触り始めた。

「っ…はぁ…っ…あ…っっ////ふ、ぁ…はぁぁ////もう、やめ、て///」

その願いを聞き入れたのか男の手が止まった。渉はホッと胸をなでおろした。しかし、それもつかの間であった。男の手は渉のペ〇スを服の上から撫でた。

「ひゃッ////」

すでに、少し勃っていた渉は撫でられるだけで感じてしまった。それに気を良くしたのか、男はズボンのチャックを開けると下着の隙間からペ〇スを触り始めた。

「ああ…ん///あっあっ///…っ///んんぅ…はぁ///あぁ///」

もうイッてしまいそうだった。嫌悪感は確かにあるのに快楽には抗えない。しかし、イッてしまう前に手は止められてしまった。寸止めされた渉は疼いて仕方なかった。早くイきたい…。

荒い息を繰り返す渉。男はそんな渉のペ〇スの根本を紐のようなもので縛った。

「い"っ…///」

ギュッと閉められてしまい思わず声が出る。男は再び渉のペ〇スを触り始めた。

「あっ、あっ///これ…はず、して////」


根本を閉められたことでイきそうなのにイけない。恥ずかしさに耐えながら男に頼むが聞き入れてもらえるはずはなく、男の手は止まらない。


「はぁ…んぅ…もう、やだ////」

立っているのも辛いほどの快感が渉を襲う。男はそんな渉の股の間に足を入れる。渉はそれに座ってしまいそうになりながらも、耐えていた。

渉はイけない苦しさでおかしくなりそうだった。

「ンア…はぁ、あっ///ん、ふぁ//」

男は渉のペ〇スを容赦なく扱う。渉は辛うじて声を我慢している状態だった。

「イきたい…?」

男が不意に声をかけてきた。渉は思わずうなづいた。理性はすでに薄れている。

「…変態」

男は渉のベルトを緩めた。

「ちょ/////」

男はズボンと下着の中に手を入れる。すると先走りを掬い後ろの穴に塗っていく。

「ん"…く…ぁふ…//////ひゃああ//////」


男は後ろの穴に指を入れた。声が大きく出てしまった。周りに気付かれたかもしれないと渉は冷や汗をかく。しかし、周りを見ても気づいてないようだった。

「…声、押さえないと危ないよ。変態だってばれちゃうよ」

「そんな、こといったって///」

「ほら、どんどん増やすよ」

「ひゃあ/////ん"…ぐぅ…あぁ////」

男は指の本数を徐々に増やしていく。もう、渉の中には3本も入っていた。

「ん…はぁ////あぁ、あっ////…ふぁ」

男は不意に指を抜いた。抜いた指に渉は物足りなさを感じた。

「はぁ…ん…ふぅ…」

「こっからが本番だぜ」

男は渉のズボンとパンツを少しずらし、自身のペ〇スをあてがった。

「や、や、めて!////ひっ、ああああ//////」


男は渉の中に一気に挿れた。渉は初めて味わう快楽に頭が真っ白になってしまった。目の前がチカチカする。気持ちい…////

「はぁ…んぁ…あああ…ひゃあ/////」

「お、ここがいいのか」

奥を突かれると渉はひときわ大きな声で喘ぎ始めた。渉にとって、周りはもうどうでもよくなっていた。

「ん…はぁ、あああ///んあ…ふぁあ////」

イきたいのにイけない苦しさ。渉は自身のペ〇スに結ばれている紐のようなものを取ろうと手を伸ばした。しかし、その手は男に掴まれて止められてしまった。

「ダメだろ、変態」

「イか、せて////」

「イけばいいだろう」

「はぁ…ああッあん////ヒモ、とって////」

男はさらに激しく動いた。音が響く。

「もう、やらぁ////」

「そんな顔してよく言うぜ。中に出すぜ」

「らめぇえ////あああッはぁああ////」

男が渉の中に出したと同時に渉は空イキしてしまった。

「空イキとかマジで変態だな。初めてじゃないだろ」

「はぁ…はぁ…もう離して…」

「いいぜぇ。お、そうだ。また、明日もよろしくな、渉くん」

「…ッ////」

カシャッ

男は渉を自分を向き合うようにさせると、胸ポケットに入っていた生徒手帳を持ち、それと一緒にスマホで写真を撮った。

「今度はみんなでな」

男はそう言うと、周りの者を見渡す。渉も周りを見る。すると男たちが渉を囲むように立っていた。周りはグルだったようだ。だから、ばれなかったんだろう。

「やだ…ッ」

「じゃあ、これをばら撒いても良いのかな?」

「ダメ!////」

「じゃあ、言う通りにしろよ、渉くん。明日もこの時間のこの車両、この場所に乗れ」


「…はいっ」

男は渉のペ〇スの紐を解いた。

「ひゃあ/////」

「紐解いただけでイったぜ、こいつ」

「なぁ、今度は俺の相手しろよ」

「どうぞ、好きに使ってくれ」

男は渉の生徒手帳を胸ポケットに戻すと、渉のペ〇スを再び結んだ。

「んぐっ!////…はぁ////はな、してくれる、て////」

「俺は離しただろう?お楽しみはこれからだぜ、渉くん」





渉はその言葉に絶望しながらも、与えられる快楽に逆らえず、溺れていった。



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「こんにちは。渉くん」

「今日も挿れて////」



夕方の電車に乗ると、渉くんがヤらせてくれる…。






END
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