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隼人くん~マッハさんリクエスト/中学の同級生~
しおりを挟む三浦隼人は走っていた。というのも、単純に寝坊したからなんだが、遅刻というわけではない。隼人には目的があった。隼人にとって毎朝の楽しみである目的が。
「一馬、おはよう!!」
「おはよう。相変わらず、隼人は元気だね」
「もちろん!」
お前に会えるんだから。そう。隼人の目的とは、同じクラスの佐藤一馬と共に登校することであった。
佐藤一馬とは中学校で出会った。入学式の日に見かけて、隼人は運命だと思った。一目惚れだ。それから、やっと親友と呼べるまでなった。
しかし、佐藤はモテる上にノンケで、恋人になれる気などしていなかった。だから、今のままで満足しようと言い聞かせているのだが…
「隼人をいると俺も元気になるよ」
ドキッ
「だったら、嬉しいよ//」
もう好きって気持ちが溢れ出しそうなくらいには、隼人は一馬に溺れていた。
「でも、隼人は意外に遅刻しないよね。毎日走ってるけど」
「俺は、起きてすぐ動けるからな!ロスタイムがないんだ」
すぐ動けるのは、本当だ。しかし、隼人は朝が弱かった。ただ、一馬と一緒に行きたいから頑張って起きているのだ。
「良いなぁ。俺は朝が苦手だから、いつも布団の中で渋っちゃうんだ」
「(か、可愛い!)へぇ、意外だな」
「よく言われる。朝はどうも苦手で」
「なんなら俺が起こしに行ってやろうか?」
是非、そうさせて下さい。と頼み込みたい気持ちを抑えて、隼人は冗談交じりに言った。
「いや、それは悪いよ。モーニングコールくらいでお願い」
「…!おう」
恋人っぽい!と嬉しさに頬が緩んでしまう隼人。朝は苦手だが、一馬のためなら、今より30分早く起きるくらいできる。隼人にとっていつになく上機嫌な登校になった。
------------------
「はぁ…苦しい」
「なんだよ。朝はモーニングコールするんだぁ!ってウザいテンションだった癖に」
掃除時間。階段の掃除を川上士郎と隼人は行っていた。ちなみに、一馬は教室の掃除だ。
そんな掃除に最中、小学校からの馴染みである士郎に隼人は愚痴っていた。士郎は隼人が一馬に惚れていることを知っている唯一の人物だ。なぜ、知っているかというと、士郎自体、男と付き合っているからだ。
そのことを隼人が知ったのは小学校の卒業式。突然、そのことを告白された。士郎曰く、隼人からは自分と同じゲイの匂いがしたそうだ。今では、士郎は隼人の良き理解者だ。
「なんかさぁ、モーニングコールしても、親友は親友で、恋人にはなれないんだと思うと…」
「なにがあった?」
「…女子がさ、一馬のこと話してたんだよ。恋人になれるかもって。それ聞いてさ。ああ、女子は恋人になれるけど、俺は普通、なれねぇんだよなって」
「お前がなれねぇなんて決まったわけじゃないだろ?」
「そうなんだけどさ。俺には告白すら失うものが大きすぎて到底出来そうもないし。なれる可能性って0に近すぎ」
「…あんまり深く考えず、玉砕するまで頑張ってみれば。告白できなくても相手からさせるって手もあるし」
「それはハイレベルだ。一馬はノンケだし」
「俺の恋人もノンケだったけど、向こうから告白してきたぞ」
「マジ!?」
「マジ」
ノンケと付き合っているゲイがいる。こんなに心強いものはなかった。
「なんか、少し希望が持てた」
「何よりだ。絶望捨てたついでにこのゴミも捨てに行って」
「うまくねぇよ。まぁ、良いや。行ってくる」
隼人はゴミをひっつかんで、ゴミステーションに向かった。
「ん?」
ゴミステーションからの帰り、人気のない階段に一馬がいた。どうしてこんなところにいるのかと思ったが、隼人は一馬の姿を見ると、嬉しくなった。
「かず…」
「佐藤くん!!」
隼人が一馬に声をかけようとした瞬間、その声を遮って女の声が響いた。隼人はとっさに隠れた。
「ごめんね。呼び出しちゃって」
「大丈夫だよ?用事って何かな?」
隼人はバレないように女の顔を覗き見る。恋人になれるかもっと言っていた女子だった。長い黒髪の美人。一馬と並べば、美男美女でお似合いだった。多分、こんなところに呼び出した理由は一つしかない。隼人は大きく深呼吸をした。酷く、息がしずらかったのだ。
「あのね…私ずっと前から佐藤くんのこと好きだったの///付き合ってください///」
「…」
隼人の予想通りだった。女は顔を真っ赤にして恥じらうように愛を伝えた。
「…ごめん。俺、実は気になってる人がいるんだ。君の想いに俺は答えることができないよ」
「…!?」
隼人は思わず、その場から逃げてしまった。どこでも良い。とりあえず、階段を登っていく。なるべく、一馬から離れ、遠くまで行ってしまいたかった。
「そっか。ごめんね」
「隼人…?」
「佐藤くん?」
「え?あぁ、こちらこそ、ごめん。それじゃあ」
隼人が走って逃げる際、一馬はかすかに隼人の姿を捉えていた。一馬は隼人の後を追いかけた。
------------------
バンッ
「はぁ…はぁ…はぁ」
隼人は無我夢中で走って屋上まで来ていた。屋上の風は火照った隼人の体にちょうどよく、気持ち良い。隼人は屋上に入り、フェンスに背中を預けて座った。
「うッ…く…グスッ」
涙が溢れてきた。一馬には好きな人がいた。最初から、隼人の恋は叶うわけなかったのだ。隼人は分かっていたはずなのに、苦しくて、悲しくてどうしたら良いか分からなかった。
「く…う…ヒック…俺だって、俺だって好きなのに…!」
「知ってる」
「っ!」
隼人が疼くまって泣いていると、屋上から一馬が入ってきた。隼人はびっくりして勢いよく顔を上げる。
「今なんて…」
「…知ってたんだ。隼人の気持ち。川上くんと話してるのたまたま聞いちゃって」
隼人はとっさに逃げなきゃと思い、立ち上がる。怖い。この場から一刻も早く立ち去りたかったのだ。
ガシャンッ
「逃げないで」
「っ!」
一馬は隼人の顔の横のフェンスを手で掴み、隼人を自身の腕の中に閉じ込めて、壁ドンをし、隼人が逃げられないようにした。観念した隼人は吐き捨てるように口を開いた。
「…き、気持ち悪いだろ。幼稚園からそうなんだ。男しか好きになれない。入学式の時にお前見てからずっと、好きで…。嫌ってくれて良いから、」
隼人は俯く。目には再び涙が滲んできた。
「…勝手に決めないでよ」
「え…?」
隼人はその言葉に顔を上げた。初めて一馬と目があった。力強く隼人を見つめている一馬。隼人は胸の高まりを感じた。
「俺、隼人のこと好きかもしれない」
「…え?/////」
隼人は自分の耳を疑った。そんなはずあるわけない。都合が良いように聞き間違えただけだと。けれど、一馬の目で期待してしまう。聞き間違えじゃないんじゃないかって。そんな隼人の心境を知ってか知らずか、一馬は言葉を重ねていく。
「隼人が俺のこと好きって知ってからずっと考えてたんだ。俺はどうなのかなって…。そしたらさ、隼人が俺を好きだってことが嬉しくてさ。俺も好きなんじゃないかなって…。俺、男と付き合った事とかないからさ、よく分かんないんだけど、考えてるうちに、隼人は抱きたい思った//」
「だっ/////」
隼人の目元に滲んでいた涙が溢れた。それをキッカケにどんどん溢れて来る。嬉しい。その想いが、胸に広がっていく。
「うぐっ、ヒック…くっ」
「ちょ、どうしたの!?」
「嬉しくっ…て、ヒック、だって無理だって、思ってたから…」
隼人の目からどんどん溢れてくる涙に一馬はオロオロする。なんとかして止めなければと一馬は思考を巡らす。
「もう…!」
ちゅ…。
「か、ずま…」
一馬は隼人にキスをした。一馬の思わく通り隼人の涙は止まったが、今度は、顔を真っ赤にして口をパクパクさせ始めた。
「涙…止まったね。んぅ」
「ん…はぁ…んぁ…ふっ/////」
一馬は深いキスを隼人にした。初めてのキスに戸惑う隼人をよそに一馬は口内を犯していく。隼人の顔はトロンっと堕ちていく。
「クスッ、隼人、可愛いね」
「なんか、余裕ぽくってムカつく…///////」
「余裕なんてないよ。俺だって初めてなんだから。ねぇ、もっと初めてなことしても良い?」
コクンッとうなづく隼人に一馬は満足そうに微笑むとゆっくりと制服のネクタイを外し、シャツのボタンを外していく。その手つきの初々しさも、隼人の恥じらいの顔も2人には快感だった。
「隼人、触るよ?」
「おう///ひゃッ」
一馬は隼人の鎖骨に触れた。その冷たさに隼人の体ははねる。焦らすように鎖骨を触る一馬にゾクゾクする隼人。
「ん…はぁ…///」
「触るよ」
「んんッ!/////はぁ…んあ…/////」
一馬は隼人の乳首に触れる。初めて触られる乳首はもどかしいだけなのに、だんだんと気持ちよくなっていった。
「どう?隼人。俺、初めてだから、教えてくれないと分かんないよ?」
「っ/////あ、なんか、変な感じ/////ゾワゾワする/////」
「それ、気持ち良いんだよ」
ちゅー…。
「ふぁ/////」
一馬は隼人の乳首を吸う。そして、舐め初めた。隼人の乳首はそそり立つ。
「ん…はぁ/////あぁ、はぁ、あ/////」
一馬は乳首を口で責めながら、隼人の体をしっかり確かめるように端から端まで弄る。そして、その手は、下に降りてきた。
「かずまぁ/////」
「大丈夫」
ちゅ。
一馬は隼人の額にキスを落とすと、隼人のズボンを脱がせ、パンツをずらした。
「勃ってるね」
「うるさい/////いうな/////」
「ふふっ、可愛いよ隼人。触るね」
一馬はゆっくりと隼人のペ〇スに触れた。初めて触る他人のペ〇スは新鮮で、少しぎこちなく手を動かす。自分がどうしたら気持ち良いのかを考えながら、ゆっくり、丁寧に触っていく。
「うっひゃ/////あ、はぁ、あぁ/////」
「隼人、先走りがいっぱい出てる」
「だってぇ/////」
隼人のペ〇スからは先走りが溢れ、一馬の手を濡らしていた。
「もう、イきそう/////」
「マジ?まだ、ダメだよ。一緒にイこう」
一馬は隼人のペ〇スから先走りをたっぷりとすくう。
「知ってると思うけど、男同士のS〇Xってア〇ル使うんだ//」
「なんで、一馬が知ってんの?//ノンケなのに//」
「調べたんだよ。言わせないでくれ//入れるよ」
「ん/////」
一馬は隼人の穴に先走りをたっぷりと塗り、ゆっくりと穴に指を挿れていく。
グチュ…。
「ん/////はぁ…」
「痛い?」
「痛くはないっ、変な感じ/////」
「じゃあ、指増やすね」
「ん/////せまっ/////」
二本の指はギチギチに隼人の穴に納まっている。
「大丈夫、動くよ」
「ん、はぁ/////」
ゆっくりと動いていくと、少しずつだが、解れてきた。一馬は必死にネットで調べた前立線を探すが見つからない。そこで、一馬は指を一つ増やしてみた。
「んん/////」
「苦しい?」
「ん、大丈夫/////」
一馬は焦る気持ちを抑えつつ、ゆっくり前立線を探していく。
「あぁ!/////ちょ、そこダメ/////かずまぁ/////」
「あった。ここが隼人の前立線みたい」
「あ、はぁ、ん、あん/////」
一馬は見つけた前立線を責める。すると、隼人は気持ち良さそうに善がり、嬌声を上げた。
「そろそろ、良い?」
「う、ん/////」
一馬は指を抜くと、自分のペ〇スを取り出し、あてがう。
「おっきい/////」
「クスッ、ありがとう」
ゆっくりと挿入していく。穴が切れないようにゆっくりと。
「…ッいたっ/////」
「大丈夫?抜こうか?」
「大丈夫、んあ…構わず挿れて/////」
痛みに耐えながら、挿れてと頼む隼人がエロすぎて、一馬は思わず、唾を飲み込む。去年まで小学生だったなんて思えない。エロくて可愛い。
一馬はゆっくりと隼人の穴にペ〇ス挿れていき、やっとペニスが全部入った。お互い息を荒げている。一馬はまず、ペ〇スの大きさに慣れさせようと、挿れたまま、隼人にキスをした。
「ん、はぁ/////んぅ、ふぁ/////」
「ん…分かる?隼人の中に俺のが全部入ってるんだよ?」
「うん/////嬉しい…夢みたいだ/////」
「夢じゃないよ。好きだよ、隼人」
「俺も好き、一馬」
ちゅ。
軽いキスをして、2人は愛おしそうに目を合わせる。
「動くよ」
「うん」
一馬はゆっくりと動き始める。
「あぁ、ふぁ、ん、あ/////」
「隼人、力抜いて」
グチュ、クチャ、グチュ、クチャ。
その場に響く音に耳まで犯されていく。一馬はなるべく隼人の前立線を狙って腰を動かす。
「ん、ひゃッ、あぁ/////」
「可愛い、隼人。でも、ここ屋上だから先走りをもう少し声、抑えられるかな?」
「ん!//はぁんぅ/////うぐっ/////はぁ/////」
隼人は自身の口を手で塞ぐ。けれど、すぐに外れてしまう。
「隼人、キスしよう」
「ん、はぁ…/////あ、あぁ/////」
「ん…ふぁ//」
クチュクチャペロッ。
一馬の腰は少しずつ早くなっていく。夢中だった。
「んはぁ////あ、あぁ、か、ずまぁ、イきたい/////」
「うん、俺もイきそう。一緒にイこうね」
「う、ん/////あ、はぁ/////」
一馬は隼人のペ〇スも触り始める。前も後ろも責められている隼人は頭が真っ白になり、快楽に溺れる。
「あぁ/////もうダメ/////イっちゃう/////あああぁぁぁぁ/////」
「んっ…」
隼人がイった瞬間に、穴を閉められ一馬もイってしまった。
「ごめ、中出し!」
「良いよ。嬉しい。一馬のが中に入ってる/////」
ムラッ
「!///ねぇ、もう一回良い?」
「え?////」
「良いよね。煽ったの隼人だもん」
結局その日は、最終下校時間が来るまで、2人で繋がりあったー…。
------------------
「じゃあ、明日ね」
「うん」
あれから2人は近くのコインシャワーで体を流して、帰路に着いた。2人の分かれ道。いつもより、別れが惜しい。
「隼人のモーニングコール楽しみなんだ。負担をかけちゃうけどお願いね」
「…!もちろん!一馬のために毎日頑張る!」
隼人は両手を胸の前に掲げて、嬉しそうに笑う。
ちゅ。
「毎日、好きな人の声で起きれるなんて幸せだね」
「/////。一馬ってけっこうキザ/////」
「隼人にだけだよ」
2人は再びキスをした。
END
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