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第四話 川崎団十郎中佐
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「このソファにでも座ってくれ」
艦長室に着くと未琴は中佐をソファに座ってもらう。
「はっ、失礼します」
座ったのを確認して未琴は沸かしてあったお湯で珈琲を入れ、中佐の前に置き、自分もソファに座った。
「あ、ありがとうございます」
それから未琴は壁にかけられた曾祖父の写真が目に入った。
…ん?この中佐、ひいじいさんに似てる…
「中佐、貴官の名前を聞いていませんでしたね」
気になった未琴は中佐の名前を聞いた。
「私ですか?本官は駆逐艦吹雪艦長の川崎団十郎中佐であります」
…やっぱりかーこの人ひいじいさんじゃん!
「…私はゆきなみ型護衛艦艦長、川崎未琴だよ。ひいじいさん」
「た、大佐。私はまだ35なのですが」
「なら…実家の客間の屋根裏」
「グッ…」
「書斎の本棚の上から二段目、左から二つ目の本の中にはへそ「だぁぁあ!!わかった、わかったから!」」
さて、何を言ってるか分からないだろうから説明しよう。客間の屋根裏と書斎の本棚にはひいじいさんのへそくりが隠してあったとじいさんから聞いている!
「はぁ…で、だ。気になることは?ひいじいちゃん」
未琴は慌てる理由を知ってるため呆れつつ気になった事は無いかを聞いた。
「あ、ああ。なら未琴、お前が曾孫なら何で今いるんだ?」
「あー、怪奇現象を見に南シナ海に行ったら急な霧が出てきて晴れたらあそこだった」
「ほぉーなら何でこの艦にお前だけなんだ?海賊云々嘘なんだろ?」
団十郎はそう聞いてきた。
「いや、まぁそうなんだけど元々俺だけだよ?戦闘なんてはなからしないし」
「そ、そうなのか?というか巡洋艦クラスを一人でって…ヤバすぎるだろ。我が曾孫」
団十郎はそう言って珈琲をすする。
「で、他は?」
「ならこの艦は何なんだ?」
「ん?この艦?こいつは元護衛艦。いっちゃあ元自衛隊所属の”駆逐艦“だよ」
軽く説明する。
「こ、このデカさで駆逐艦なのかよ。だが、何で単装砲一門しか無いんだ?」
来るよね、やっぱり
「こいつは主砲が一門しか無いってのは主砲を必要最低限に留めて接近前に撃破するってのが設計理念のイージス艦だからね」
「必要最低限?他に武装があるのか?」
「あるよ。ミサイルってのがね。ようは噴進弾だね。これを使う。こいつは放つと敵を追尾して必ず当たるんだよ」
「で、これを使うのがイージスシステム。まぁ、本家じゃないけど。沢山の目標を同時に認識、攻撃できる。あとは航空機…」
「ちょ、ちょっとまて!航空機を積めるのか!?」
団十郎は航空機の所に引っ掛かったらしい。…絶対他にあったろ。
「うん。海鳥ってあだ名の双発でその場で上昇、発艦できる」
「未来の技術は凄いな。なら魚雷はどうなんだ?後、接近されたりしたら?」
「もし接近されたら、CIWSっていうガトリング砲で蜂の巣にするよ。後魚雷は最大雷速70キロ出て酸素じゃなくて水素、水を出すから見つかりにくい」
そう言ってから未琴は思い出した事を団十郎に頼む。
「あ、そうだ。ひいじいちゃんって山本少将と同期でしょ?」
「ん?山本少将とは同期だが…」
「ちょっと会えるように出来る?」
そう、山本少将と同期の団十郎に仲介を頼んだのだ。
「あー、だが山本は少将だしな~」
「─へそくり」
「り、了解しました!よろこんで!!」
未琴は団十郎の痛いところを突き、約束させた。…へそくりがって
艦長室に着くと未琴は中佐をソファに座ってもらう。
「はっ、失礼します」
座ったのを確認して未琴は沸かしてあったお湯で珈琲を入れ、中佐の前に置き、自分もソファに座った。
「あ、ありがとうございます」
それから未琴は壁にかけられた曾祖父の写真が目に入った。
…ん?この中佐、ひいじいさんに似てる…
「中佐、貴官の名前を聞いていませんでしたね」
気になった未琴は中佐の名前を聞いた。
「私ですか?本官は駆逐艦吹雪艦長の川崎団十郎中佐であります」
…やっぱりかーこの人ひいじいさんじゃん!
「…私はゆきなみ型護衛艦艦長、川崎未琴だよ。ひいじいさん」
「た、大佐。私はまだ35なのですが」
「なら…実家の客間の屋根裏」
「グッ…」
「書斎の本棚の上から二段目、左から二つ目の本の中にはへそ「だぁぁあ!!わかった、わかったから!」」
さて、何を言ってるか分からないだろうから説明しよう。客間の屋根裏と書斎の本棚にはひいじいさんのへそくりが隠してあったとじいさんから聞いている!
「はぁ…で、だ。気になることは?ひいじいちゃん」
未琴は慌てる理由を知ってるため呆れつつ気になった事は無いかを聞いた。
「あ、ああ。なら未琴、お前が曾孫なら何で今いるんだ?」
「あー、怪奇現象を見に南シナ海に行ったら急な霧が出てきて晴れたらあそこだった」
「ほぉーなら何でこの艦にお前だけなんだ?海賊云々嘘なんだろ?」
団十郎はそう聞いてきた。
「いや、まぁそうなんだけど元々俺だけだよ?戦闘なんてはなからしないし」
「そ、そうなのか?というか巡洋艦クラスを一人でって…ヤバすぎるだろ。我が曾孫」
団十郎はそう言って珈琲をすする。
「で、他は?」
「ならこの艦は何なんだ?」
「ん?この艦?こいつは元護衛艦。いっちゃあ元自衛隊所属の”駆逐艦“だよ」
軽く説明する。
「こ、このデカさで駆逐艦なのかよ。だが、何で単装砲一門しか無いんだ?」
来るよね、やっぱり
「こいつは主砲が一門しか無いってのは主砲を必要最低限に留めて接近前に撃破するってのが設計理念のイージス艦だからね」
「必要最低限?他に武装があるのか?」
「あるよ。ミサイルってのがね。ようは噴進弾だね。これを使う。こいつは放つと敵を追尾して必ず当たるんだよ」
「で、これを使うのがイージスシステム。まぁ、本家じゃないけど。沢山の目標を同時に認識、攻撃できる。あとは航空機…」
「ちょ、ちょっとまて!航空機を積めるのか!?」
団十郎は航空機の所に引っ掛かったらしい。…絶対他にあったろ。
「うん。海鳥ってあだ名の双発でその場で上昇、発艦できる」
「未来の技術は凄いな。なら魚雷はどうなんだ?後、接近されたりしたら?」
「もし接近されたら、CIWSっていうガトリング砲で蜂の巣にするよ。後魚雷は最大雷速70キロ出て酸素じゃなくて水素、水を出すから見つかりにくい」
そう言ってから未琴は思い出した事を団十郎に頼む。
「あ、そうだ。ひいじいちゃんって山本少将と同期でしょ?」
「ん?山本少将とは同期だが…」
「ちょっと会えるように出来る?」
そう、山本少将と同期の団十郎に仲介を頼んだのだ。
「あー、だが山本は少将だしな~」
「─へそくり」
「り、了解しました!よろこんで!!」
未琴は団十郎の痛いところを突き、約束させた。…へそくりがって
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