最強ご主人様はスローライフを送りたい

卯月しろ

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最終章

騎士団長の正体は

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「うおおおおお!!」

『ギャルルルッ!!』



オルメスト王国の王都を囲うように迫る魔物の大軍と騎士団が衝突。
数では圧倒的に劣るものの、魔法師団からの援護もあって優勢とは言えないが僅かなリードを勝ち取っていた。

かつて王都を襲ったスタンピードに比べて、今回押し寄せる魔物は規模も個々の強さも段違いだ。
東西南北全ての門に騎士団、魔法師団の第三席以上が派遣され現場の指揮を取っているが、やはりどこも犠牲者を出さないなんて言う綺麗事はすぐさま打ち砕かれた。
血で血を洗う無慈悲な戦争が、かれこれ何時間も続いている。

そんな中で、一際強い魔力反応が現れたのが北門と南門の付近。
伝令を受け騎士団団長であるカルマが向かったのは、その片方である南門だった。
現場に到着し、真っ先に敵の司令塔と思われる人物と相対したカルマは何とも言えない絶妙な表情を浮かべることになる。


「ふむ。君が私の相手かな?」
「ええと、まぁそうなりますね………」


心做しかカルマの顔が引き攣っている気がする。
思わず出た敬語も、きっと目の前の存在がちょっと理解しかねるものだったからだろう。
何せ、だ。


「筋肉の主張が激しい………」
「それは私にとって褒め言葉だ!はははっ!」


口元だけニッ!と曲げて豪快な笑い声を上げるのは、古代ローマ風の衣装に身を包んだ二メートル台の大男。
頭にはオリーブの冠のようなものを付けていて、妙にピチピチした白いその衣服からは分厚い筋肉がこれでもかと露出している。
腕とか太すぎやしないだろうか。
男性にしては細身なカルマの胴体と同じくらいある。
また顔は表情筋が死んでるのではないかと疑うほど表情に変化が無く、その代わりに彫りがあまりにも深い。
深すぎて目元が暗い。
あと暑苦しい&筋肉の圧が凄い。
見せつけるように胸筋をピクピクさせるな。


「…………む?」


ボディビルダーのごとし爽やかなポージングで謎のキラキラを発していた大男が、ピクリと何かに反応して東の空を見上げる。


「ほう、何者かが私の同胞を倒したようだ。君達の陣営にも中々の筋肉の持ち主が居るようだな!」
「別に筋肉で倒したとは限らないでしょうに………」


ちなみに彼が察知したのはイウクスの敗北なので、本当に筋肉は全くと言って良いほど関係ない。
もはや呆れ疲れたカルマは腰の片手剣を引き抜く。
こんな奴にいつまでも構っている暇は無いのだ。


「そう急くな少年。まずは自己紹介からじゃないのかい?」
「…………オルメスト王国騎士団団長、カルマ」
「Good、次は私の番だね!私はマーベラル、"真実"のマーベラル・ヴィルクリッヒだ!」


ムキッと無駄に美しいサイドチェストを披露するマーベラルを無視して斬撃を放つ。
しかし、走った剣閃はいとも簡単に彼の胸筋によって弾かれてしまった。
当たったはずの場所には軽い痕しか付いていない。

ならばと実は斬撃の後を追って接近していたカルマは上段から渾身の一撃を振り下ろすが、今まで味わったことの無い何とも言えない感触が返ってくるばかり。
落下に逆らいくるりと体を回転させて、強烈な回し蹴りを彫りの深い顔面に叩き込んだ。


「アウチッ!?…………まったく、足癖が悪いぞ~!!」


微動だにしない。
それどころかむしろ蹴ったカルマ側の脚がビキビキと痛むほど、首すらも鉄壁の筋肉で覆われていた。
よく見たら人の何倍にも発達した筋肉のせいでかなり首が太い。

己の首に触れたまま進めなくなったカルマの足首を掴み、マーベラルは容赦なく彼方へと投げ飛ばす。
一度地面に接するまで相当の距離を飛ばされたと思う。
"思う"と言うのは、あまりにも投球速度が速すぎて目で追えなかったからだ。

一流の野球選手のようなピッチングフォームで残心を取っていたマーベラルの姿が、浮かんだ視界の向こうで消えた。
カルマが辛うじでバウンドしつつ体勢を立て直した瞬間、ジャンプひとっ飛びで追いついたマーベラルが空から降ってきて、そのままの勢いで着地と同時に地を砕く。
何とか避けた。
地面を転がりながら剣を構え、スキルを発動。


「〈オクタグラム〉!」


鋭い斬撃が高速でマーベラルの肉体に刻まれる。
ガードのために掲げた左腕から淡く出血。
八芒星を描く連撃は見事にマーベラルにダメージを与えたのだ。
…………そうは言っても傷自体は浅すぎる。


「はっははは!無駄無駄ぁ!私の筋肉を痛めつけるにはソフトタッチ過ぎるぜboy!!」


力を込めただけで盛り上がった筋肉が勝手に止血、傷なんて最初から無かったとでも言いたげな凄まじい威力の拳がカルマの華奢な体を打つ。
咄嗟に剣でガードしたものの、そのガードすら全く意に返さず貫通した衝撃によってカルマは殴り飛ばされた。


(たった一撃が死ぬほど重いッ………!)


どうやらあの筋肉は見掛け倒しでは無いらしい。
防御力も攻撃力も半端じゃなく、ガードした際に拳に切り込みを入れた剣を危うくそのまま持っていかれるところだった。
しかもだ。


(重いだけじゃなくて…………速い!)


「Heyリトルボーイ、歯を食いしばりな!!」


いつの間にかカルマの背後に超速で移動していたマーベラル。
転移にも見えるほど一瞬のそれは、マーベラルが鍛えたえげつない脚の筋肉があってこそ実現する力技である。
もはや反射が間に合うか間に合わないかの瀬戸際で繰り出された拳が、ゴウッ………!と風を切りカルマの頬にめり込む。
もはやめり込むと言うか、あまりの体格差に顔面ごとではあるのだが………。
横から訪れた凄まじい衝撃にカルマの首がギシギシと軋み悲鳴を上げる。


「………おっと、やるじゃないか!」


マーベラルは自身の右腕に刻まれた深い傷を見て、ニヤリと口角だけ上げる。
拳が当たる寸前に剣で僅かに軌道を逸らし、何とか直撃は避けたのだ。
おかげでぶっ飛ばされる様なことはなく、その場でテニスボールのようにバウンドして跳ね上がるだけで済んだ。
ダメージも肋骨にヒビが入り左腕が上手く動かなくなっただけ。

しかしその代償は大きい。
剣が半ばから折れてしまったのだ。
一国の騎士団長が持つからにはと、国王が手配してくれた大切な相棒だった。
特別な素材を使っており、あの一振りを完全に再現することは技術的にも不可能に等しい。


「安心したまえ!私は普通に女も殴る男女平等主義者だ!」
「そりゃどうも!」


カルマは吐血しながら長年苦楽を共にした相棒に心で感謝を述べつつ、辛うじで宙返りを成功させ着地。
バックステップで距離を取ろうと重心を後ろに傾けるが、その前に振り上げられた拳が激しく地面を打つ。
カッ────!と閃光が走った途端、拳が命中した場所を中心にとてつもない亀裂が四方に広がり、足元が不安定になったかと思えば瓦礫と共にカルマの体が浮かび上がった。
なんて馬鹿力だ。
地面に手をついて、ブレイクダンスのような動きで瓦礫を蹴り、さらに魔法で生成した炎の礫も織り交ぜて放つ。


「どうした!?随分攻撃が衰えてきたじゃないか!!」


パンッ!と突き出した拳が一つの瓦礫を粉砕。
それを高速で繰り返すという圧倒的脳筋で飛んできた全ての瓦礫や炎の礫を砕いたマーベラルは、そうして巻き起こった土煙を切り裂いてカルマに迫る。
回避を試みるも、先程やられた肋骨がビキッ!と痛みその機会を逃してしまった。
猛進するダンプカーも真っ青な肉ダルマに跳ね飛ばされて、カルマは近くの岩壁に叩き付けられた。


「んんッ、これぞ我が筋肉の力」


冗談とかではなくマジで筋肉が化け物過ぎる。
一体どんな鍛え方をしたらここまでの局地にたどり着けるのだろう。
自身の上に降り積った瓦礫をガラガラと退かしながらカルマは立ち上がる。
血をかなり流してしまったせいか足元がおぼつかず、僅かに視界が霞む時もあった。
しかし。


「………ふむ。魔力が上昇しているね…………一体どんな原理なんだい?」
「…………自分の胸に聞いてみたらどうかな………?」


答える気はさらさらないらしいカルマの返答にマーベラルはやれやれと肩をすくませる。
きっと初めから何か聞けるとは思っていなかったのだろう。
その表情に落胆のようなものは見えない。


「君の本領発揮という訳か……………ならばッ!!」


カッ!と目を見開いたマーベラルがキレのある動きで行ったのは、"アブドミナルアンドサイ"と呼ばれるれっきとしたボディビルのポージング。
腹筋と脚を強調するこのポーズで輝くのは彼の筋肉だけではない。


「〈戒放ディエス☆イレ〉」


何故か差した神々しい後光が眩くマーベラルの姿を隠し、その身に更なる恩恵を授ける。


「──────むんッ!見よこの美しい肉体!!我こそパーフェクト☆マーベラルなり!!」


光の中から現れた新生マーベラルは、その名とはかけ離れた何かもう非常に形容し難い生命体だった。
衣服は破け褌一丁。
さらに凄まじくなった筋肉をこれでもかと露出し、虹色の羽衣と後輪を携えたマーベラルは躍動感のある決めポーズを微動だにせず維持している。
全体的に線が太くなり、顔の彫りもさらに深くなった気がするのは気のせいだろうか………。


「…………お前、昔は国に仕えてたんだな」
「む?」


ポージングの最中、ふとカルマからかけられた言葉に違和感を覚え眉を顰める。
確かにそうであるが、マーベラルはその事を彼にわざわざ話していない。
もちろん初対面であるはずのカルマが事前に知る由もない。
不自然な物言いだ。


「何人殺した?」
「なに?」
「…………お前は、のために、無関係な人を何人殺した?」


何が言いたいかイマイチ理解していないものの、その言い方に不満を感じたのかマーベラルは馬鹿にするように頭を左右に振る。


「正義のために決まっているだろう。正しき道を進むには常に犠牲が付き物さ」
「そんなのは正しい道じゃない」


マーベラルの妄言を一刀両断したカルマから、今までにない巨大な魔力が膨れ上がる。
確かにどうしようもない犠牲が必要とされる時はある。
それ自体が悪だとか、間違っているとか。
そういう訳じゃない。
でも、断じてマーベラルが言っている"犠牲"は違う。

マーベラルはかつて、国に仕え裁判官のような立場の役職に就いていた。
真実に目を向け権力に媚びず、公正な判決を下す。
まさに罪を判断する立場にとって理想の存在である。
しかしある事件がきっかけでマーベラルの裏の顔が判明した。

彼は殺していたのだ。
自らが一方的に悪だと断じた相手を。
相手が死刑囚でも、刑期中の罪人であっても、既に更生して信頼を取り戻す日々を必死に送っている人も、無罪と断定された者も。
"正義執行"の名のもとに大勢を粛清した。
そして、ついには無関係な人をも巻き込んで沢山殺した。

それは、もはや"正しきを見抜く立場"の者としては失格。
それどころか"悪"そのものだ。


「では君の言う正しき道とは?平気で他人に嘘をつき続ける日常を送ることが正しい道なのかい?」
「ッ」


マーベラルの能力は"真実"。
既にカルマの隠している秘密も暴いたのだろう。
暴いてしまったのだろう。
痛みや焦燥とは別に、カルマの体が数秒間自由を奪われた。
しかし身動きが取れない間も着々と魔力は膨れ上がる。


「嘘をついたね。君も、こんな人生が正しいとは思っていないんだろう?」
「…………正しいかなんて、その道を生きてみないと分からないだろ。少なくとも俺は今の人生に満足して──────」


続きを喋ろうとして違和感に気がついた。
声が出ないのだ。
そのものが失われたかのように、喉が震えるだけで音となって発することが全く出来ない。


「二度目の嘘だ。忠告するよ、もう嘘はつかない方が良い………」


マーベラルの前で嘘をついた者は一度目で体の自由を奪われ、二度目で声を失い、三度目で五感の全てと力を失う。
親切にも己の能力を明かし忠告するマーベラル。

しかしカルマにとっては、どうしても守り抜かなければならない"嘘"だった。
今の自分を形取る嘘と言ってもいい。
だから決して誰かに知られてはならないのだ。
特に、カルマの師匠である"彼"には──────。


「何を隠すことがある。自分の気持ちに素直になりたまえよ」
「──────」


黙れと言ったつもりでも、言葉が出ず数秒の間、空白の時間が続く。
剣の柄を握る手に力が篭もる。
言うなと睨む眼力で訴えかけるが、マーベラルはその性分からしてここで大人しく引き下がるような男じゃない。
それは分かりきっていた。


「恋情を抱くことは罪では無い。むしろ君は驚くほどに潔白だ………常に嘘をついている事を除けばね」


"真実"の能力を持ってすれば、相手が嘘をついているか見分けられるだけではなく、その内容まで明確に見極めることが出来る。
そうして得ていた情報を、マーベラルは何の戸惑いもなく口にした。
それはカルマにとって最大の秘密で、絶対に口外してはならないもの。


「隠す必要なんてないんだよ。君、少年じゃな──────」


言葉が切れ、マーベラルの視界がぐるりと反転した。自分の意思とは全く関係なく視界が見事な腹筋、そして脚筋と巡るに連れて、マーベラルは唐突に理解した。
首を切り落とされたのだと。
ゴトンッ………!と音を立てて地面を転がった頭部の近くで、胴体が血を吹き出しながら倒れて土煙を巻き上げる。
普段は向かない方に目をやったマーベラルが捉えたのは、先程まで自身が背中を向けていた方向で静かに着地したカルマの姿。
今まさに鞘に収められようとしている剣の半ばから先は光によって形成されていた。


──────〈因果応報カルマ〉。


それが彼の能力である。
相手の犯した(これから犯す)罪や悪行の度合いに比例してカルマのスペックが上昇するという特性を持ち、さらに相手の悪行が度を超えるとその詳細や能力が明らかになり、対応策とも言える能力が一時的にカルマに発現する。

あれだけ一方的に押され、大したダメージすら与えられなかったカルマが一撃で首を切り落としたのだ。
おそらくマーベラルが犯した罪とやらは相当に大きかったらしい。








──────────────────────






"王国騎士団団長"カルマ
年齢不詳の華奢な少年(?)。度々女の子に間違われるほど華奢な体つきと見た目をしているが、パワーはゴリマッチョにも引けを取らない。握力が化け物で、これまで何度も練習用の木剣を握り潰してきた実績を持つ。これをするとだいたい部下は黙る。ケルンとは幼なじみだが、実はカルマの方が年上。出身は一般家庭だが、なぜ一般家庭から出てきたか分からないほど才能お化け。
そのステータスもさることながら、剣術においては現代トップレベル。素で使徒レベルと張り合う強さを誇る。また能力は「因果応報」で、相手が過去、現在、未来に働く(働いた)悪事によって相対的に全ステータスが上昇する。つまり相手が悪者であればあるほどカルマも強くなる。また悪事の度合いや数が限度を超えると、ステータス上昇だけでなく相手の能力も徐々に明らかになり、その対応策とも言える能力が一時的にカルマに発現する。その力は能力を解除or相手が気絶や死亡した場合に失われる。つまり理論上、相手が悪人であればだいたい勝てる。



・"真実"のマーベラル・ヴィルクリッヒ
古代ローマに居そうなゴリマッチョのおっさん。筋肉が凄い。「真実の口」がモチーフなため表情筋が死んでる。この人に関しては心に闇とかない。能力は「真実」で、相手の嘘を見破ることが出来る。また嘘をつくと段階的に罰せられ、一度の嘘で数秒体が動かなくなり、二度の嘘で声を失い、三度の嘘で五感と力を失う。
魔法の適性は無いが全てをパワーで解☆決。使徒になる前はとある王国に仕えていて、裁判官のような立場だった。しかし死刑になった者を刑期を待たずに殺害したり、それがエスカレートして無罪となった者(嘘をついて罪を逃れた者を含む)を夜な夜な殺害するという行為に至ったため国を追放された。それだけならまだ良いが、「正義執行」の名のもとに無関係な人まで巻き込んでいたので、これを「悪行」と見なされカルマの能力対象に。
武器は己の肉体ただ1つ。〈戒放ディエス・イレ〉すると「真実」とは全く関係なく虹色の羽衣と後輪を得る。ちなみに意味は無い。あと彫りが深くなる。



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