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試飲
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ギルのエリクサー精製はプロトタイプが完成した。
ギルとエミーから採取した血液を混合させたミドゥス(蜂蜜酒)に黄金のエリクサーを数的ずつ垂らしてサウナの小屋で培養すること一週間。
血の色が失せて液体は黄金色となっている、これを濾過紙でゆっくりと漉した物がプロトタイプ一号だ。
「どうだ、デルがくれたエリクサーに近い色じゃないか」
「確かに同じ色に見える、薬効は試してみないと分からないな」
ギルとエミーはガラス瓶の中の液体に目を凝らした。
「私が飲んでみよう」エミーは自分の血を混ぜて精製した瓶を手に取った。
「まて、俺の責任で精製したのだ、実験役は俺が最初だ」
「駄目だ、これが失敗作だったとしたら貴方がいなければ再挑戦できなくなる、試す回数は多い方が良い、最初は私からだ」
エミーは譲らない。
「それはそうだが・・・・・・」
「自信はあるのでしょう?」
「もちろんだ、発酵時も精製時も異常は無かった、上手くいったはずだ」
「貴方を信じている」ナイフを出すと腕に薄く当てる、白い肌に赤い線が走った。
「少しずつ様子を見ながら飲んでみてくれ」
「分かった」エミーはショットグラスを満たしたエリクサーを持つとグイッ、一息で飲み干す。
「おっ、おい!様子見ながらっていったじゃないか」
「ふふっ、美味かったよ」
「味じゃなくてだな・・・・・・美味いのか?」
「美味いな、ほんのり甘くて微炭酸、スッキリした甘味、上等なデザートワインのようだ、飲んだことはないけど」
「本物の味に似ているかもしれん、どうだ、なにか変化はあるか?」
二人で腕の赤線を見下ろす、まだ変化はない。
失敗かと案じたがその効果は先に消化器官に現れた、じんわりと胃の周辺が温かくなる、エリクサーが細胞に浸透してミトコンドリアのエネルギー精製の原料となって活性化された細胞が身体の機能を向上させる、修復機能が加速して傷口を塞いでいく。
ミトコンドリアの働きを助け加速させるのが黄金のエリクサーだ、ミトコンドリア事態を入替ようとするダーク・エリクサーとは根本的に違う。
「おお、血が止まっている、膜がはり始めているぞ」
「身体が温かい、いや背中の筋肉は熱いほどだ、力の充実を感じる、不具合は感じないな」
「効果が表れている、間違いない、エリクサーの効果だ」
エミーの身体から湯気のように何かが立ち昇る、少し苦い杉の樹を割った香り、ギョウリュウバイの花の香りだ。
飲用してから十分、吸収されたエリクサーが血流に乗って身体を巡るのを感じる、基本性能が引き上げられたような感覚、筋肉のゴムが強力になったように漲る。
「少し試してみていいか」
「何をだ?」
トーン トーン エミーは軽くステップを踏むと垂直に飛び上がる、助走無しのサージャントジャンプ、バヒュッ 空気を切り裂く音と共にエミーの身体がロケットのごとく打ち上がる。
「うおっ!!」
エミーのつま先がギルの目線と並ぶ、垂直飛びの記録は一般男性なら五十センチ、プロバスケの選手で七十センチ後半だ、助走をつけないジャンプで今エミーが飛び上がったのは優に百五十センチを超える、ネコ科猛獣並みの跳躍力。
「いつもより飛べる!」
指が首に伸びる、三点脈拍、いつもよりも早い、いや強い。
「これは・・・・・・治癒とか修復じゃなくて強化剤なんじゃないか」
エミーが自分の腕を掲げる、ギルの目にはその腕が金属の槍に見えた。
「すっ、凄いな、腕の傷はどうだ?」
膜が厚くなっている、治癒も加速しているようだ。
適性が高い、エミーに対するエリクサーの効果は絶大といえた。
「よし、次は俺で試すぞ」ギルが同じように腕に傷を作ってからショットグラスを飲み干す。
「本当だ、これは美味いな!」目を丸くする。
マッドハニーのプロポリスから作られた蜂蜜種ミドゥスを基底材にした人間用エリクサーは美味だった。
「アルコールを飛ばしちまったのが悔やまれるな、これで酔えたら最高だった」
「酔うというのは気持ちが良いものなのか?」
「はあ!?なんだエミーさんは下戸なのか?」
「逆ね、いくら飲んでも酔えないの、お茶といっしょ」
「なんだよ、酒も強いのか、何か苦手なものはないのかね、この人は!」
「沢山ある、おおよそ普通の人が出来ることが私にはできない」
「なにが出来ないっていうのだ」
「笑う、泣く、怒る、そんな気持ちが私にはない、他人の気持ちは感じるし理解できる、でも自分の中には生まれない、常に平坦なままだ、起伏がない」
「なんだそれは・・・・・・どういう理屈なんだ?」
「さあ?先天的なものだ、病気ではないらしい」
「みんな大変なんだな・・・・・・おっ、なんか腹が暖かくなってきたぞ」
「薬効が効いてきたらしい、俺もエミーさんみたいに高くジャンプできるようになるってか」
期待を持ってその後も様子を見たがギルにはエミーに起こったような身体的な変化は少なかったが白髪の減少、皴の軽減、そして視力の改善が僅かながら起こっていた。
「なんだよ劇的な変化は起きないな、神獣用のエリクサーと大差ないけど・・・・・・少し視界が明るい気がする、いや視力が改善しているのか!?」
ギルの適正は高いとは言えない、細胞のエンジンであるミトコンドリアそのものが弱っていればいくら高効率のエネルギーを注入しても得られる燃焼は少ない、定期的な摂取でまずは細胞そのものを正常化させる事が必要だ。
「この結果の個人差はどこからくるのだろう?やっぱ歳かね」
自嘲ぎみに見比べて笑うギルの冗談は半分以上正解している、老化や疲労の原因は細胞の分裂時に起きるコピーミス、それを引き起こすのがエネルギーを生産するときに発生する活性酸素だ、生物は代謝が早くなればより有害な物質も作られてしまう矛盾を抱えている、エリクサーが神薬である要因、ミトコンドリアのATP精製の材料となると同時に活性酸素を分解除去、細胞内で再利用する。
加齢による細胞の劣化が進んだ身体を最良の状態に戻すためには細胞が入れ替わる時間が必要だ。
人の細胞は皮膚で四週間、最も時間のかかる骨で四か月、身体全体の細胞が全て入れ替わるには四年から七年かかると言われている。
ここで重要なのは分裂する細胞は怪我をした部位の細胞が分裂しているわけではない、全身に分布する分裂組織にストックされた細胞が必要な場所に運ばれていく。
若く正常なエミーの細胞はエリクサーの効果を最大限に享受しギルの細胞は受け取る細胞の修復から始めている、その時間的な差が効果の差になっている。
「体調に不具合はありそうか?」そう聞くギルの顔も肌に張りと艶がある、少し若くなっている気がする。
「なんか痩せてないか?」エミーは自分のウエスト周りをきにしている、女性に見えてしまう原因の一つがウエストの細さにある。
「あれ、ほんとだ、また薄くなった気がするな」
元々ない脂肪がまた削がれている、細胞がエネルギーに変えようと代謝してしまっているせいだ。
脂肪はエネルギーの原料だがATPを精製するためには長く複雑な工程が必要であり、身体の中では多くの化学変化を経てミトコンドリアに届けられている、ストックには便利だが使いづらい原料なのだ、これをエリクサーが短時間で使用できる状態に変化させていた、神獣用やダーク・エリクサーにはない人間用エリクサー特有の機能だった。
「これならカーニャに投与しても問題ないのじゃないか」
「ああ、投与する量と濃度を考慮すればいけそうだな」
「お前のおかげだ、エミー、感謝するよ」
「私は何もしていない、創ったのは貴方だ」
「ミノムシを引き上げてくれなければ俺は来春にはミイラになっていた、エリクサー精製もカーニャを助けることもできなかった、大きな仮ができた」
「それはカーニャが元気を取り戻してから聞くわ、貴方の仕事はまだ終わっていないから」
「もう一つのエリクサーの方はどうなったの?」
「駄目だった、ダーク・エリクサーの方で培養したやつは全部カビちまったよ」
「同じ環境と製法でも駄目なのね」
「原因はこの後調べるがまずはカーニャ用の精製に取り掛かることにするよ」
ギルの感情が伝わってくる、安堵と希望・・・・・・それに懺悔なのか、きっとカーニャに向けられたものだ、少しお調子者の道化を演じる男はその内側に哀しい影があるのをエミーは感じていた。
ギルとエミーから採取した血液を混合させたミドゥス(蜂蜜酒)に黄金のエリクサーを数的ずつ垂らしてサウナの小屋で培養すること一週間。
血の色が失せて液体は黄金色となっている、これを濾過紙でゆっくりと漉した物がプロトタイプ一号だ。
「どうだ、デルがくれたエリクサーに近い色じゃないか」
「確かに同じ色に見える、薬効は試してみないと分からないな」
ギルとエミーはガラス瓶の中の液体に目を凝らした。
「私が飲んでみよう」エミーは自分の血を混ぜて精製した瓶を手に取った。
「まて、俺の責任で精製したのだ、実験役は俺が最初だ」
「駄目だ、これが失敗作だったとしたら貴方がいなければ再挑戦できなくなる、試す回数は多い方が良い、最初は私からだ」
エミーは譲らない。
「それはそうだが・・・・・・」
「自信はあるのでしょう?」
「もちろんだ、発酵時も精製時も異常は無かった、上手くいったはずだ」
「貴方を信じている」ナイフを出すと腕に薄く当てる、白い肌に赤い線が走った。
「少しずつ様子を見ながら飲んでみてくれ」
「分かった」エミーはショットグラスを満たしたエリクサーを持つとグイッ、一息で飲み干す。
「おっ、おい!様子見ながらっていったじゃないか」
「ふふっ、美味かったよ」
「味じゃなくてだな・・・・・・美味いのか?」
「美味いな、ほんのり甘くて微炭酸、スッキリした甘味、上等なデザートワインのようだ、飲んだことはないけど」
「本物の味に似ているかもしれん、どうだ、なにか変化はあるか?」
二人で腕の赤線を見下ろす、まだ変化はない。
失敗かと案じたがその効果は先に消化器官に現れた、じんわりと胃の周辺が温かくなる、エリクサーが細胞に浸透してミトコンドリアのエネルギー精製の原料となって活性化された細胞が身体の機能を向上させる、修復機能が加速して傷口を塞いでいく。
ミトコンドリアの働きを助け加速させるのが黄金のエリクサーだ、ミトコンドリア事態を入替ようとするダーク・エリクサーとは根本的に違う。
「おお、血が止まっている、膜がはり始めているぞ」
「身体が温かい、いや背中の筋肉は熱いほどだ、力の充実を感じる、不具合は感じないな」
「効果が表れている、間違いない、エリクサーの効果だ」
エミーの身体から湯気のように何かが立ち昇る、少し苦い杉の樹を割った香り、ギョウリュウバイの花の香りだ。
飲用してから十分、吸収されたエリクサーが血流に乗って身体を巡るのを感じる、基本性能が引き上げられたような感覚、筋肉のゴムが強力になったように漲る。
「少し試してみていいか」
「何をだ?」
トーン トーン エミーは軽くステップを踏むと垂直に飛び上がる、助走無しのサージャントジャンプ、バヒュッ 空気を切り裂く音と共にエミーの身体がロケットのごとく打ち上がる。
「うおっ!!」
エミーのつま先がギルの目線と並ぶ、垂直飛びの記録は一般男性なら五十センチ、プロバスケの選手で七十センチ後半だ、助走をつけないジャンプで今エミーが飛び上がったのは優に百五十センチを超える、ネコ科猛獣並みの跳躍力。
「いつもより飛べる!」
指が首に伸びる、三点脈拍、いつもよりも早い、いや強い。
「これは・・・・・・治癒とか修復じゃなくて強化剤なんじゃないか」
エミーが自分の腕を掲げる、ギルの目にはその腕が金属の槍に見えた。
「すっ、凄いな、腕の傷はどうだ?」
膜が厚くなっている、治癒も加速しているようだ。
適性が高い、エミーに対するエリクサーの効果は絶大といえた。
「よし、次は俺で試すぞ」ギルが同じように腕に傷を作ってからショットグラスを飲み干す。
「本当だ、これは美味いな!」目を丸くする。
マッドハニーのプロポリスから作られた蜂蜜種ミドゥスを基底材にした人間用エリクサーは美味だった。
「アルコールを飛ばしちまったのが悔やまれるな、これで酔えたら最高だった」
「酔うというのは気持ちが良いものなのか?」
「はあ!?なんだエミーさんは下戸なのか?」
「逆ね、いくら飲んでも酔えないの、お茶といっしょ」
「なんだよ、酒も強いのか、何か苦手なものはないのかね、この人は!」
「沢山ある、おおよそ普通の人が出来ることが私にはできない」
「なにが出来ないっていうのだ」
「笑う、泣く、怒る、そんな気持ちが私にはない、他人の気持ちは感じるし理解できる、でも自分の中には生まれない、常に平坦なままだ、起伏がない」
「なんだそれは・・・・・・どういう理屈なんだ?」
「さあ?先天的なものだ、病気ではないらしい」
「みんな大変なんだな・・・・・・おっ、なんか腹が暖かくなってきたぞ」
「薬効が効いてきたらしい、俺もエミーさんみたいに高くジャンプできるようになるってか」
期待を持ってその後も様子を見たがギルにはエミーに起こったような身体的な変化は少なかったが白髪の減少、皴の軽減、そして視力の改善が僅かながら起こっていた。
「なんだよ劇的な変化は起きないな、神獣用のエリクサーと大差ないけど・・・・・・少し視界が明るい気がする、いや視力が改善しているのか!?」
ギルの適正は高いとは言えない、細胞のエンジンであるミトコンドリアそのものが弱っていればいくら高効率のエネルギーを注入しても得られる燃焼は少ない、定期的な摂取でまずは細胞そのものを正常化させる事が必要だ。
「この結果の個人差はどこからくるのだろう?やっぱ歳かね」
自嘲ぎみに見比べて笑うギルの冗談は半分以上正解している、老化や疲労の原因は細胞の分裂時に起きるコピーミス、それを引き起こすのがエネルギーを生産するときに発生する活性酸素だ、生物は代謝が早くなればより有害な物質も作られてしまう矛盾を抱えている、エリクサーが神薬である要因、ミトコンドリアのATP精製の材料となると同時に活性酸素を分解除去、細胞内で再利用する。
加齢による細胞の劣化が進んだ身体を最良の状態に戻すためには細胞が入れ替わる時間が必要だ。
人の細胞は皮膚で四週間、最も時間のかかる骨で四か月、身体全体の細胞が全て入れ替わるには四年から七年かかると言われている。
ここで重要なのは分裂する細胞は怪我をした部位の細胞が分裂しているわけではない、全身に分布する分裂組織にストックされた細胞が必要な場所に運ばれていく。
若く正常なエミーの細胞はエリクサーの効果を最大限に享受しギルの細胞は受け取る細胞の修復から始めている、その時間的な差が効果の差になっている。
「体調に不具合はありそうか?」そう聞くギルの顔も肌に張りと艶がある、少し若くなっている気がする。
「なんか痩せてないか?」エミーは自分のウエスト周りをきにしている、女性に見えてしまう原因の一つがウエストの細さにある。
「あれ、ほんとだ、また薄くなった気がするな」
元々ない脂肪がまた削がれている、細胞がエネルギーに変えようと代謝してしまっているせいだ。
脂肪はエネルギーの原料だがATPを精製するためには長く複雑な工程が必要であり、身体の中では多くの化学変化を経てミトコンドリアに届けられている、ストックには便利だが使いづらい原料なのだ、これをエリクサーが短時間で使用できる状態に変化させていた、神獣用やダーク・エリクサーにはない人間用エリクサー特有の機能だった。
「これならカーニャに投与しても問題ないのじゃないか」
「ああ、投与する量と濃度を考慮すればいけそうだな」
「お前のおかげだ、エミー、感謝するよ」
「私は何もしていない、創ったのは貴方だ」
「ミノムシを引き上げてくれなければ俺は来春にはミイラになっていた、エリクサー精製もカーニャを助けることもできなかった、大きな仮ができた」
「それはカーニャが元気を取り戻してから聞くわ、貴方の仕事はまだ終わっていないから」
「もう一つのエリクサーの方はどうなったの?」
「駄目だった、ダーク・エリクサーの方で培養したやつは全部カビちまったよ」
「同じ環境と製法でも駄目なのね」
「原因はこの後調べるがまずはカーニャ用の精製に取り掛かることにするよ」
ギルの感情が伝わってくる、安堵と希望・・・・・・それに懺悔なのか、きっとカーニャに向けられたものだ、少しお調子者の道化を演じる男はその内側に哀しい影があるのをエミーは感じていた。
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