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ルイスの嗅覚
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デルが最初に疑ったのはホウ酸だ、殺虫剤などに使用される自然界に存在する非情に弱い毒性の物質、野菜の肥料などにも使用される。
慢性的に摂取を続ければ下痢や嘔吐から始まり腎臓や神経障害を起こすことがある、しかし一時的な致死量は王妃の場合でコップ一杯は必要になる、バレずに口に入れることは不可能だ、また食事に混入するにしても看護チーム全員を被疑者としなければ難しいだろう、目に見える形の毒では王宮の厳重な警備をすり抜けることは出来なかったはずだ。
「エミーならどう考えるかな・・・・・・」
首筋に指を当てて目を細める姿が浮かんだ、王妃ラテラは用意した黄金のエリクサー入りの紅茶を嫌がらず飲んでくれた、拒絶反応はないが効果は薄い、飲んだ直後は回復を見せるが翌朝には元に戻ってしまっていた。
日に三度、エリクサー入りの紅茶を王妃のベッドに運ぶのはティアの仕事だ、髪を結い小さなメイド服を着て廊下を行くと小さなレディース・コンパニオン(話し相手のためのメイド、王族なら公爵や子爵令嬢が修行も兼ねて務める)かと間違われるほどだった、澄ました顔をしていれば・・・・・・の話だが。
この日も王妃のテーブルに盆を置くなりベッドの上に飛び乗って王妃ラテラとお喋りを始める、動きの速いティアお嬢様が王妃に怪我をさせたりしないかとハラハラして視ることになるが屈託のない神獣に王妃も満更ではないようだ。
「ああ、やっぱり嫡男だけではなく女の子も欲しかったわ」ベッドの上でティアの髪を結い直しながらラテラは目を細める。
「あらっ!?」ラテラが気付いたのはティアの背中の模様、痣というには美しい。
うなじを上げると白蝶貝のようなすべらかな肌が背中に続いている。
「綺麗な肌、まるで人魚のようだわ」
「そうかな、お母さんとそっくりだって、お父さんが言ってた!」
クルンと首を回すとニカッと笑う。
「そう、お母さんはどこにいるの?」
「海!どこかの海にいるの、だからお船がいるんだって、会いに行くから」
「海?海の向こうの国のことかしら」
「違うよ、海の上を泳いでいる島なんだって、じっとしてないの」
「そこにティアちゃんのお母さんはいるのね」
「そうなの、ずっと一人で待っているんだって、きっと寂しいから早く行ってあげたいんだ」
「そう、きっと喜ぶわ、そうだ、私からもお土産をあげようかな、何がいいと思う」
「ええっ、ホントに、何がいいのかなー、会った事ないからわかんないや」
「じゃあ、次までに考えておいてね」
「うん、わかった!」
ピョンとベッドから降りるとルイスの元に走って戻りシュルンと肩まで上って肩車に収まった。
「こら、お行儀悪いぞ、ティア」ルイスがたしなめるがどこ吹く風だ。
「いいのよ、ティアちゃんを見ているとこっちも元気になるわ」
ラテラも笑って手を振る。
ティアが肩車のままルイスの耳に何かを囁いた、ハッとルイスが鼻を鳴らす、ルイスの嗅覚は金属臭さえ嗅ぎ分ける。
ハーディ医師とギルが付き添いラテラのティーカップを運ぶ、投与されている神獣エリクサーにより過激な反応が起きないように数滴ずつ、毎日僅かずつ量を増やしている、王妃に適正が無くても一定の効果は間違いなくある、それが一晩で振出しに戻る、何かがおかしかった。
「ご体調が優れぬ中引っ越しなどさせてしまって申し訳ありません王妃様」
デルが頭を下げた。
「いいえ、景色が変わると気分転換にもなります、たまには良いものです」
「警備部の連中には大層嫌みを言われましたがの、フォッフォッ」
環境的な原因も考慮してデルは王妃の部屋を移動していた、食事も見直したが医師でもなく東郷塾で学んだ漢方医学はハーディ医師たちの域には達していない。
引っ越しの効果は感じられない。
エリクサー投薬後の病状は悪化していない、一進一退だった。
「デル、この部屋も匂う」ルイスが小声でデルに囁く。
「なに?昨日は匂わないと言っていなかったか」
「そうなんだ、昨日までは感じなかったけれど、今日は匂う、金属を舐めた時に感じる匂いだ」
人狼ルイス・イカールの鼻が異変を嗅ぎ取っている、王宮と王妃を蝕もうとする悪意が確かにある。
「どこだ、発生源は部屋の中にあるのか」
「間違いないけれど・・・・・・部屋中なんだ、壁や床からも匂いがする」
「ティアも感じるの、変な匂い、好きじゃない」
「どんな金属か分かるか」
「そこまでは判別できないよ、だいたい金属かどうかも分からないし、ただの金属なら毒にはならないでしょ」
「元いた部屋をもう一度調べよう、同じ匂いなのか判別してくれ」
「分かった、やってみるよ」
ルイスはティアを置いて以前の部屋の匂いを調べた、壁、床、ベッド、ソファ、家具、はては天井まで鼻を擦りつけて匂いを嗅ぐ、様々な臭気が入り乱れる中に共通して金属を舐めた匂い、それは今の部屋で嗅いだ匂いと同じだった。
「いったい何の匂いなんだ、ティアを連れてこなくて正解だ、これが毒だったら・・・・・・」
ティアの身を危険に晒すわけにはいかない。
床の絨毯にそこだけ染みがあった、何かを零した跡、床に手をついて鼻を擦る。
「!!ギャワンッ」電撃が鼻腔を貫いた、これだ!見つけたと思った瞬間、ルイスの意識は雷雲を突き抜けるように消えた。
ルイ・・・・・・ルイス・・・・・・誰かが呼んでいる、痛い、鼻が痛い、火箸を鼻の穴に突っ込まれたようだ、穴が焼けただれて息が出来ない。
くっ、苦しいっ 「がっ!!」無呼吸症候群から目が覚めた。
見開いた目に最初に映ったのは心配そうなデルとティアの顔「い、生きている!」一番に顔と鼻を確かめた、変身していたらヤバイと弄ったが人のままだ、でも鼻は腫れて塞がっている、苦しいはずだ。
「気が付いたか、何があった?」「ルイお父さん大丈夫!?」
「ああ?僕はいったい!?」
「覚えてないのか?王妃様の部屋を調べに行ったきり帰ってこないから見に来たら倒れていたんだ、誰かに襲われたのか、その鼻はどうしたんだ?」
「鼻?・・・・・・ああっ、そうだ、床だ、床の染み!!」
「床の染み!?」
夕食の時間が終わり王妃の部屋でも就寝の準備が進められている。
王宮の廊下にはアルコールランプが灯されていて蝋燭の明かりとは段違いに明るい。
二人のハウスメイドがアルコール燃料のコンロとお湯を張った金の鍋を乗せたワゴンを王妃の部屋へと押してくる。
二人は昨年から王宮に雇われた廃貴族の令嬢姉妹、ロージーとルーシーだ、カーニャと同じ境遇といえるが領民に拉致監禁されていたカーニャに比べれば王家の温情で王宮のメイド職を与えられたのは幸運だ。
二人もそのことは理解していた、両親は反逆罪で捕らわれている、もう会うことは出来ないだろう、寒空の下、姉妹二人放り出されれば待つのは奴隷、良くて娼婦、今の境遇は最良といえた。
最初は最下級のランドリー・メイドから始まり仕事内容が認められて王妃付のハウス・メイドにまで成り上がっていた。
王宮に住みこみで、個人の部屋も与えられている、このまま王宮で過ごしていればいつか嫡男とはいかなくても次男や三男の貴族の目に留まることがあるかもしれない、二人ともビジュアルには恵まれていた、実際王宮のメイドは入れ替わりが早かった。
「この間の子爵様、絶対ロージーに気があったよ」
「嘘よ、それに爵位持ちはもうウンザリよ、どうせなら地方の豪商の若旦那の方が理想的だわ」
「それもそうね、戦争なんてもうまっぴら!」
「血なまぐさい所からは離れて暮らしたいよね、安寧が一番、野心なんて持つとろくなことがない」
「あはは、お姉さまがそんなこと言うなんて!将来は皇太子妃狙いだったのにね、人って変わるものね」
「私にはバロネス・フローラ様のように自分の命を懸けてまでの度量はないわ、銃で撃たれたうえに魔獣退治とか考えられない」
「そうよね、根性あるわフローラ様、ちょっと憧れる」
「よく言う、田舎娘って馬鹿にしてたくせに」
「私はまだ上昇志向を捨てた訳じゃないの!」
廃藩の憂き目にあっても二人に悲壮感はなかった、よい意味で貴族の責任なんて考えたことはない、王側が敵だったという現実感が薄い。
二人は王妃の寝室の前まで来るとお喋りを止めて真剣な表情を作る、若いだけに順応が早い。
コンコンッ ノックの音に部屋の中から直ぐに反応が返る。
「どうぞ、お入りください」
知らない男の声だ、おかしいなと思いながらも扉を押して寝室にワゴンを押し入れた。
慢性的に摂取を続ければ下痢や嘔吐から始まり腎臓や神経障害を起こすことがある、しかし一時的な致死量は王妃の場合でコップ一杯は必要になる、バレずに口に入れることは不可能だ、また食事に混入するにしても看護チーム全員を被疑者としなければ難しいだろう、目に見える形の毒では王宮の厳重な警備をすり抜けることは出来なかったはずだ。
「エミーならどう考えるかな・・・・・・」
首筋に指を当てて目を細める姿が浮かんだ、王妃ラテラは用意した黄金のエリクサー入りの紅茶を嫌がらず飲んでくれた、拒絶反応はないが効果は薄い、飲んだ直後は回復を見せるが翌朝には元に戻ってしまっていた。
日に三度、エリクサー入りの紅茶を王妃のベッドに運ぶのはティアの仕事だ、髪を結い小さなメイド服を着て廊下を行くと小さなレディース・コンパニオン(話し相手のためのメイド、王族なら公爵や子爵令嬢が修行も兼ねて務める)かと間違われるほどだった、澄ました顔をしていれば・・・・・・の話だが。
この日も王妃のテーブルに盆を置くなりベッドの上に飛び乗って王妃ラテラとお喋りを始める、動きの速いティアお嬢様が王妃に怪我をさせたりしないかとハラハラして視ることになるが屈託のない神獣に王妃も満更ではないようだ。
「ああ、やっぱり嫡男だけではなく女の子も欲しかったわ」ベッドの上でティアの髪を結い直しながらラテラは目を細める。
「あらっ!?」ラテラが気付いたのはティアの背中の模様、痣というには美しい。
うなじを上げると白蝶貝のようなすべらかな肌が背中に続いている。
「綺麗な肌、まるで人魚のようだわ」
「そうかな、お母さんとそっくりだって、お父さんが言ってた!」
クルンと首を回すとニカッと笑う。
「そう、お母さんはどこにいるの?」
「海!どこかの海にいるの、だからお船がいるんだって、会いに行くから」
「海?海の向こうの国のことかしら」
「違うよ、海の上を泳いでいる島なんだって、じっとしてないの」
「そこにティアちゃんのお母さんはいるのね」
「そうなの、ずっと一人で待っているんだって、きっと寂しいから早く行ってあげたいんだ」
「そう、きっと喜ぶわ、そうだ、私からもお土産をあげようかな、何がいいと思う」
「ええっ、ホントに、何がいいのかなー、会った事ないからわかんないや」
「じゃあ、次までに考えておいてね」
「うん、わかった!」
ピョンとベッドから降りるとルイスの元に走って戻りシュルンと肩まで上って肩車に収まった。
「こら、お行儀悪いぞ、ティア」ルイスがたしなめるがどこ吹く風だ。
「いいのよ、ティアちゃんを見ているとこっちも元気になるわ」
ラテラも笑って手を振る。
ティアが肩車のままルイスの耳に何かを囁いた、ハッとルイスが鼻を鳴らす、ルイスの嗅覚は金属臭さえ嗅ぎ分ける。
ハーディ医師とギルが付き添いラテラのティーカップを運ぶ、投与されている神獣エリクサーにより過激な反応が起きないように数滴ずつ、毎日僅かずつ量を増やしている、王妃に適正が無くても一定の効果は間違いなくある、それが一晩で振出しに戻る、何かがおかしかった。
「ご体調が優れぬ中引っ越しなどさせてしまって申し訳ありません王妃様」
デルが頭を下げた。
「いいえ、景色が変わると気分転換にもなります、たまには良いものです」
「警備部の連中には大層嫌みを言われましたがの、フォッフォッ」
環境的な原因も考慮してデルは王妃の部屋を移動していた、食事も見直したが医師でもなく東郷塾で学んだ漢方医学はハーディ医師たちの域には達していない。
引っ越しの効果は感じられない。
エリクサー投薬後の病状は悪化していない、一進一退だった。
「デル、この部屋も匂う」ルイスが小声でデルに囁く。
「なに?昨日は匂わないと言っていなかったか」
「そうなんだ、昨日までは感じなかったけれど、今日は匂う、金属を舐めた時に感じる匂いだ」
人狼ルイス・イカールの鼻が異変を嗅ぎ取っている、王宮と王妃を蝕もうとする悪意が確かにある。
「どこだ、発生源は部屋の中にあるのか」
「間違いないけれど・・・・・・部屋中なんだ、壁や床からも匂いがする」
「ティアも感じるの、変な匂い、好きじゃない」
「どんな金属か分かるか」
「そこまでは判別できないよ、だいたい金属かどうかも分からないし、ただの金属なら毒にはならないでしょ」
「元いた部屋をもう一度調べよう、同じ匂いなのか判別してくれ」
「分かった、やってみるよ」
ルイスはティアを置いて以前の部屋の匂いを調べた、壁、床、ベッド、ソファ、家具、はては天井まで鼻を擦りつけて匂いを嗅ぐ、様々な臭気が入り乱れる中に共通して金属を舐めた匂い、それは今の部屋で嗅いだ匂いと同じだった。
「いったい何の匂いなんだ、ティアを連れてこなくて正解だ、これが毒だったら・・・・・・」
ティアの身を危険に晒すわけにはいかない。
床の絨毯にそこだけ染みがあった、何かを零した跡、床に手をついて鼻を擦る。
「!!ギャワンッ」電撃が鼻腔を貫いた、これだ!見つけたと思った瞬間、ルイスの意識は雷雲を突き抜けるように消えた。
ルイ・・・・・・ルイス・・・・・・誰かが呼んでいる、痛い、鼻が痛い、火箸を鼻の穴に突っ込まれたようだ、穴が焼けただれて息が出来ない。
くっ、苦しいっ 「がっ!!」無呼吸症候群から目が覚めた。
見開いた目に最初に映ったのは心配そうなデルとティアの顔「い、生きている!」一番に顔と鼻を確かめた、変身していたらヤバイと弄ったが人のままだ、でも鼻は腫れて塞がっている、苦しいはずだ。
「気が付いたか、何があった?」「ルイお父さん大丈夫!?」
「ああ?僕はいったい!?」
「覚えてないのか?王妃様の部屋を調べに行ったきり帰ってこないから見に来たら倒れていたんだ、誰かに襲われたのか、その鼻はどうしたんだ?」
「鼻?・・・・・・ああっ、そうだ、床だ、床の染み!!」
「床の染み!?」
夕食の時間が終わり王妃の部屋でも就寝の準備が進められている。
王宮の廊下にはアルコールランプが灯されていて蝋燭の明かりとは段違いに明るい。
二人のハウスメイドがアルコール燃料のコンロとお湯を張った金の鍋を乗せたワゴンを王妃の部屋へと押してくる。
二人は昨年から王宮に雇われた廃貴族の令嬢姉妹、ロージーとルーシーだ、カーニャと同じ境遇といえるが領民に拉致監禁されていたカーニャに比べれば王家の温情で王宮のメイド職を与えられたのは幸運だ。
二人もそのことは理解していた、両親は反逆罪で捕らわれている、もう会うことは出来ないだろう、寒空の下、姉妹二人放り出されれば待つのは奴隷、良くて娼婦、今の境遇は最良といえた。
最初は最下級のランドリー・メイドから始まり仕事内容が認められて王妃付のハウス・メイドにまで成り上がっていた。
王宮に住みこみで、個人の部屋も与えられている、このまま王宮で過ごしていればいつか嫡男とはいかなくても次男や三男の貴族の目に留まることがあるかもしれない、二人ともビジュアルには恵まれていた、実際王宮のメイドは入れ替わりが早かった。
「この間の子爵様、絶対ロージーに気があったよ」
「嘘よ、それに爵位持ちはもうウンザリよ、どうせなら地方の豪商の若旦那の方が理想的だわ」
「それもそうね、戦争なんてもうまっぴら!」
「血なまぐさい所からは離れて暮らしたいよね、安寧が一番、野心なんて持つとろくなことがない」
「あはは、お姉さまがそんなこと言うなんて!将来は皇太子妃狙いだったのにね、人って変わるものね」
「私にはバロネス・フローラ様のように自分の命を懸けてまでの度量はないわ、銃で撃たれたうえに魔獣退治とか考えられない」
「そうよね、根性あるわフローラ様、ちょっと憧れる」
「よく言う、田舎娘って馬鹿にしてたくせに」
「私はまだ上昇志向を捨てた訳じゃないの!」
廃藩の憂き目にあっても二人に悲壮感はなかった、よい意味で貴族の責任なんて考えたことはない、王側が敵だったという現実感が薄い。
二人は王妃の寝室の前まで来るとお喋りを止めて真剣な表情を作る、若いだけに順応が早い。
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