62 / 109
リターネス
しおりを挟む
ボオオオオッ 大音量の汽笛と共に大洞窟の山肌から黒い煙が幾筋もあがり始める。
洞窟内でザ・ノアが蒸気機関を動かし始めたのだ、ノアから放出された排気煙が洞窟の隙間から漏れ出ている、その様は不気味に世界を霞ませる。
最終幕、フレディは櫓から飛び降りると舞台にその身を躍らせた。
「トガミさん、時間です、黄金のエリクサーを受け取ってください、その子供に用はありません」
「はっ、フレディ様、その男は捕縛しなくてよろしいのですか」
「仕方ありません、黄金のエリクサーが手に入れば再現することは貴方なら可能ではないですか」
「はいっ!もちろんです」新しい物への興味よりもフレディに信頼と期待を寄せられていることにカレッジ・ハイの脳が歓喜する。
「それではこちらの用事は頼んだよ、僕はサンプルを確保するとしようか、君、その青蛇を捕獲してザ・ノアに戻り給え、大丈夫、今は嚙みつかないよ」
フレディが足で突いても青蛇の蜷局は反応しない、休眠しているかのようだ。
黒服が櫓のレバーを操作して床にあった扉を開く、その地下へと階段が続いていた。
闘技場から地下道は大洞窟まで続いているのだろう、黒服の一人が仲間を吸いつくし蜷局を巻いた青蛇を恐る恐る抱きかかえると地下へと消えていく。
パアッンッ 観客席の戦いに銃声が混じる、増援された部隊にマスケット銃を手にした兵が混じっている、命中率は低いとはいえジュン少尉もモリスも迂闊に姿を晒すことは出来ない。
その銃もエミー達は櫓の死角になり向けることができないでいた、射線を確保しようとすると矢と投げナイフの餌食になる、膠着状態だ。
黒服フレディは緊張した様子もなく余裕の笑みでエミーとエルザ、二人の前に歩を進める、先程の戦いを見たうえでまだ勝算があるのか。
左手には一本鞭を持ち、右手は胸のホルスターへと伸びる、姿を現したのはワルサーP三十八、グリップにエーデルワイス章が刻まれた山岳猟兵モデルだ、この時代の人間は見たことがない、エミーも当然ないがその形状から銃の類であることは想像できる。
フレディの余裕の理由、目の前で発射された初速三百五十キロの弾丸は十メートルをゼロコンマゼロゼロ二秒で到達する、人間の反射速度はゼロコンマ五秒、避けることなど出来ない。
なら音速を超える鞭を事も無げに躱したエミーはどうだ?対処方法はあるのか。
「これは拳銃と言いましてね、彼の地より持ち帰った武器の一つ、マスケット銃を小型高威力化した比類なき武器、これを装備した異界の一部隊に国ひとつが滅ぼされてしまった、我々よりも遥かに大きく強い種族が何も出来ずに根絶やしにされたのです、凄まじい光景でした」
「何の話なのか理解できない、独り言にしては耳障りだわ」
エミーは視線を合わせない。
「私は投降することをお勧めしているのです、いくら貴方といえどこの距離では躱すことは不可能です」
パアッアンッ バシュッ 足元の砂が弾け飛んだ。
「エミー!」 あの武器は不味い、撃った後に丸い何かが飛び出した、あれはカートリッジ、あの銃は連射出来る、弾や火薬を装填する必要がない、デルは駆け寄ろうと叫んだ。
「おっと!貴方にも重要な任務があります、黄金のエリクサーを渡してください、早く交換してしまいましょう、私も乗り遅れたくはない、さあ、早く!」
リードを引いてトガミがティアを引き寄せる。
「痛いよ、おじちゃん」首が引かれて締まる。
「やめろ!乱暴にするな!」
「!」リードを引いたトガミの目がティアの背中に釘付けになる。
「お前!その肌、なぜ竜化しているのだ!?」
トガミはティアの美しい鱗状の痣をこの時になって初めて確認した、紛れもない竜化現象、しかも見たこともない白蝶貝の輝きを放っている。
「この子はいったい!?」
「トガミさん!早く、乗り遅れますよ!!」もたもたしているトガミにフレディの激が飛ぶ。
「はっ、はい、ただいま!!出せ!黄金のエリクサーを」柵の間から手を伸ばす。
「くそっ、渡すからその子を離せ」
ポケットから黄金の小瓶を取り出してトガミの手に乗せる。
「本物か!?」透かした小瓶を太陽に透かせる 「おおっ、なんと美しい!」一瞬の煌めきが巨大な影に覆われる 「あっ?」急に曇ったのかと後ろを振り返ると巨大な掌が迫ってきた ガシッ 「ぐおっ!?」 「自分で試してみてはどうだ」 頭を掴まれた、五本の指が頭蓋を万力の力で締め上げてくる、ミシッミシッと骨が軋んだ。
「あっ、ホランドのおじちゃん」
「おっと姫は見てはいけないよ」バウンドインプがリードを切って目を隠した。
メキメキッ 「あぐああああっ」 藻掻いた足が地を離れて浮遊する。
クジャッ 人間の骨の中で最も固いはずの骨が握力だけで粉砕された、断末魔の痙攣。
「おっと、これじゃ試せんな」 ポイッとゴミを投げるように躯となったトガミを放る。
「武器を取り返すのに手間取った、姫、お許し頂けるかな」 ホランドは片膝をついてティアの手を取る。
ナイトの儀礼。
「ありがと、おじちゃん、助けてくれて」
「さあ、お父さんのところにお帰り」
「君なら抜けられるのだろ」「うんっ」柵の前に促すとユラリと景色が歪み、ティアは柵の向こうへとすり抜けた。
「おとうさん!!」バフンと飛び付くとクルッと肩車に登る、いつもの光景。
「ティアお前・・・・・・今のは?」デルは知らなかった、神獣が育っている、進化が始まっている。
「どなたかは知らないがありがとう、助かった!」
「でっかいのがホランドおじちゃん、ちっちゃいのがインプおじちゃんだよ」
「助けて貰ったのはこちらだ、その姫の活躍が無ければ我々はまだ船倉に繋がれていた、あなたはエミー殿の知り合いか?」
「エミーは義弟だ」
「なんと、運命だな」「いつか奢らしてくれ」ズラリッ ホランドがツーハンドデッドソードを抜いて肩にかける。
「ホランド!インプ!無事かい!」柵の向こうからエルザが声をかけた。
「すまない、足を運ばせてしまったな」
「今、そっちへ行く」
「待って、二人にはデル兄さんと一緒にティア姫の護衛を頼む」エミーの声は静かだが良く通る。
「しかし!」
「ここはいい、私向きの相手だ」
「!」「強がりを、私こそ全員相手でも構わないのですよ、この拳銃の前に剣も鎧も意味がありません」
「本気なの?」
「なに?」
「ふふふっ」この微笑は虚勢なのか。
「行って」「分かった」「死ぬな」
迷っている時ではなかった、ティアの安全を優先しなければならない「くっ」デルは目の端に映ったエミーが薄く笑ったように見えた。
“大丈夫、早く離れて” そう口元が動いた。
バカーンッ ホランドが柵を破壊してデルの前で盾となり二人を挟んで殿をインプが務める、通路で様子を見ていた兵士を蹴散らして出ていく。
観客席から追跡を試みた兵士はジュン少尉の矢とモリスのナイフに倒された。
「この黒服は任せて、後ろの三人頼める?」
「あの拳銃というやつ、対処出来るのかい!?」
「多分ね」「任されたよ」
キンッ エルザとエミーは剣の穂先をキスさせる、合わせた視線が武運を祈った。
短槍リグナムバイタ・ヘキサグラフを持つ手が闘志に燃える、黄金のエリクサーがエルザの能力を引き上げている、視野が広く鮮明だ。
エミーの愛刀ジグロが鈍く光る、フレディを見据える瞳は深い山の新緑を映したように何処までも澄んでいる、一つの揺らぎもなく凪いた水面には緊張も昂りも映らない。
ワルサーP三十八を握ったフレディは違和感を感じていた、的が小さくなっている、先程より距離は詰まったのに的となるエミーが小さく見える。
武の経験を持たないフレディは既に測られている事に気付けないでいた。
洞窟内でザ・ノアが蒸気機関を動かし始めたのだ、ノアから放出された排気煙が洞窟の隙間から漏れ出ている、その様は不気味に世界を霞ませる。
最終幕、フレディは櫓から飛び降りると舞台にその身を躍らせた。
「トガミさん、時間です、黄金のエリクサーを受け取ってください、その子供に用はありません」
「はっ、フレディ様、その男は捕縛しなくてよろしいのですか」
「仕方ありません、黄金のエリクサーが手に入れば再現することは貴方なら可能ではないですか」
「はいっ!もちろんです」新しい物への興味よりもフレディに信頼と期待を寄せられていることにカレッジ・ハイの脳が歓喜する。
「それではこちらの用事は頼んだよ、僕はサンプルを確保するとしようか、君、その青蛇を捕獲してザ・ノアに戻り給え、大丈夫、今は嚙みつかないよ」
フレディが足で突いても青蛇の蜷局は反応しない、休眠しているかのようだ。
黒服が櫓のレバーを操作して床にあった扉を開く、その地下へと階段が続いていた。
闘技場から地下道は大洞窟まで続いているのだろう、黒服の一人が仲間を吸いつくし蜷局を巻いた青蛇を恐る恐る抱きかかえると地下へと消えていく。
パアッンッ 観客席の戦いに銃声が混じる、増援された部隊にマスケット銃を手にした兵が混じっている、命中率は低いとはいえジュン少尉もモリスも迂闊に姿を晒すことは出来ない。
その銃もエミー達は櫓の死角になり向けることができないでいた、射線を確保しようとすると矢と投げナイフの餌食になる、膠着状態だ。
黒服フレディは緊張した様子もなく余裕の笑みでエミーとエルザ、二人の前に歩を進める、先程の戦いを見たうえでまだ勝算があるのか。
左手には一本鞭を持ち、右手は胸のホルスターへと伸びる、姿を現したのはワルサーP三十八、グリップにエーデルワイス章が刻まれた山岳猟兵モデルだ、この時代の人間は見たことがない、エミーも当然ないがその形状から銃の類であることは想像できる。
フレディの余裕の理由、目の前で発射された初速三百五十キロの弾丸は十メートルをゼロコンマゼロゼロ二秒で到達する、人間の反射速度はゼロコンマ五秒、避けることなど出来ない。
なら音速を超える鞭を事も無げに躱したエミーはどうだ?対処方法はあるのか。
「これは拳銃と言いましてね、彼の地より持ち帰った武器の一つ、マスケット銃を小型高威力化した比類なき武器、これを装備した異界の一部隊に国ひとつが滅ぼされてしまった、我々よりも遥かに大きく強い種族が何も出来ずに根絶やしにされたのです、凄まじい光景でした」
「何の話なのか理解できない、独り言にしては耳障りだわ」
エミーは視線を合わせない。
「私は投降することをお勧めしているのです、いくら貴方といえどこの距離では躱すことは不可能です」
パアッアンッ バシュッ 足元の砂が弾け飛んだ。
「エミー!」 あの武器は不味い、撃った後に丸い何かが飛び出した、あれはカートリッジ、あの銃は連射出来る、弾や火薬を装填する必要がない、デルは駆け寄ろうと叫んだ。
「おっと!貴方にも重要な任務があります、黄金のエリクサーを渡してください、早く交換してしまいましょう、私も乗り遅れたくはない、さあ、早く!」
リードを引いてトガミがティアを引き寄せる。
「痛いよ、おじちゃん」首が引かれて締まる。
「やめろ!乱暴にするな!」
「!」リードを引いたトガミの目がティアの背中に釘付けになる。
「お前!その肌、なぜ竜化しているのだ!?」
トガミはティアの美しい鱗状の痣をこの時になって初めて確認した、紛れもない竜化現象、しかも見たこともない白蝶貝の輝きを放っている。
「この子はいったい!?」
「トガミさん!早く、乗り遅れますよ!!」もたもたしているトガミにフレディの激が飛ぶ。
「はっ、はい、ただいま!!出せ!黄金のエリクサーを」柵の間から手を伸ばす。
「くそっ、渡すからその子を離せ」
ポケットから黄金の小瓶を取り出してトガミの手に乗せる。
「本物か!?」透かした小瓶を太陽に透かせる 「おおっ、なんと美しい!」一瞬の煌めきが巨大な影に覆われる 「あっ?」急に曇ったのかと後ろを振り返ると巨大な掌が迫ってきた ガシッ 「ぐおっ!?」 「自分で試してみてはどうだ」 頭を掴まれた、五本の指が頭蓋を万力の力で締め上げてくる、ミシッミシッと骨が軋んだ。
「あっ、ホランドのおじちゃん」
「おっと姫は見てはいけないよ」バウンドインプがリードを切って目を隠した。
メキメキッ 「あぐああああっ」 藻掻いた足が地を離れて浮遊する。
クジャッ 人間の骨の中で最も固いはずの骨が握力だけで粉砕された、断末魔の痙攣。
「おっと、これじゃ試せんな」 ポイッとゴミを投げるように躯となったトガミを放る。
「武器を取り返すのに手間取った、姫、お許し頂けるかな」 ホランドは片膝をついてティアの手を取る。
ナイトの儀礼。
「ありがと、おじちゃん、助けてくれて」
「さあ、お父さんのところにお帰り」
「君なら抜けられるのだろ」「うんっ」柵の前に促すとユラリと景色が歪み、ティアは柵の向こうへとすり抜けた。
「おとうさん!!」バフンと飛び付くとクルッと肩車に登る、いつもの光景。
「ティアお前・・・・・・今のは?」デルは知らなかった、神獣が育っている、進化が始まっている。
「どなたかは知らないがありがとう、助かった!」
「でっかいのがホランドおじちゃん、ちっちゃいのがインプおじちゃんだよ」
「助けて貰ったのはこちらだ、その姫の活躍が無ければ我々はまだ船倉に繋がれていた、あなたはエミー殿の知り合いか?」
「エミーは義弟だ」
「なんと、運命だな」「いつか奢らしてくれ」ズラリッ ホランドがツーハンドデッドソードを抜いて肩にかける。
「ホランド!インプ!無事かい!」柵の向こうからエルザが声をかけた。
「すまない、足を運ばせてしまったな」
「今、そっちへ行く」
「待って、二人にはデル兄さんと一緒にティア姫の護衛を頼む」エミーの声は静かだが良く通る。
「しかし!」
「ここはいい、私向きの相手だ」
「!」「強がりを、私こそ全員相手でも構わないのですよ、この拳銃の前に剣も鎧も意味がありません」
「本気なの?」
「なに?」
「ふふふっ」この微笑は虚勢なのか。
「行って」「分かった」「死ぬな」
迷っている時ではなかった、ティアの安全を優先しなければならない「くっ」デルは目の端に映ったエミーが薄く笑ったように見えた。
“大丈夫、早く離れて” そう口元が動いた。
バカーンッ ホランドが柵を破壊してデルの前で盾となり二人を挟んで殿をインプが務める、通路で様子を見ていた兵士を蹴散らして出ていく。
観客席から追跡を試みた兵士はジュン少尉の矢とモリスのナイフに倒された。
「この黒服は任せて、後ろの三人頼める?」
「あの拳銃というやつ、対処出来るのかい!?」
「多分ね」「任されたよ」
キンッ エルザとエミーは剣の穂先をキスさせる、合わせた視線が武運を祈った。
短槍リグナムバイタ・ヘキサグラフを持つ手が闘志に燃える、黄金のエリクサーがエルザの能力を引き上げている、視野が広く鮮明だ。
エミーの愛刀ジグロが鈍く光る、フレディを見据える瞳は深い山の新緑を映したように何処までも澄んでいる、一つの揺らぎもなく凪いた水面には緊張も昂りも映らない。
ワルサーP三十八を握ったフレディは違和感を感じていた、的が小さくなっている、先程より距離は詰まったのに的となるエミーが小さく見える。
武の経験を持たないフレディは既に測られている事に気付けないでいた。
0
あなたにおすすめの小説
精霊のお仕事
ぼん@ぼおやっじ
ファンタジー
【完結】
オレは前世の記憶を思い出した。
あの世で、ダメじゃん。
でもそこにいたのは地球で慣れ親しんだ神様。神様のおかげで復活がなったが…今世の記憶が飛んでいた。
まあ、オレを拾ってくれたのはいい人達だしオレは彼等と家族になって新しい人生を生きる。
ときどき神様の依頼があったり。
わけのわからん敵が出てきたりする。
たまには人間を蹂躙したりもする。?
まあいいか。
【完結】発明家アレンの異世界工房 ~元・商品開発部員の知識で村おこし始めました~
シマセイ
ファンタジー
過労死した元商品開発部員の田中浩介は、女神の計らいで異世界の少年アレンに転生。
前世の知識と物作りの才能を活かし、村の道具を次々と改良。
その発明は村の生活を豊かにし、アレンは周囲の信頼と期待を集め始める。
「クビにされた俺、幸運スキルでスローライフ満喫中」
チャチャ
ファンタジー
突然、蒼牙の刃から追放された冒険者・ハルト。
だが、彼にはS級スキル【幸運】があった――。
魔物がレアアイテムを落とすのも、偶然宝箱が見つかるのも、すべて彼のスキルのおかげ。
だが、仲間は誰一人そのことに気づかず、無能呼ばわりしていた。
追放されたハルトは、肩の荷が下りたとばかりに、自分のためだけの旅を始める。
訪れる村で出会う人々。偶然拾う伝説級の装備。
そして助けた少女は、実は王国の姫!?
「もう面倒ごとはごめんだ」
そう思っていたハルトだったが、幸運のスキルが運命を引き寄せていく――。
異世界に召喚されたら職業がストレンジャー(異邦”神”)だった件【改訂版】
ぽて
ファンタジー
異世界にクラスごと召喚された龍司だったが、職業はただの『旅人』?
案の定、異世界の王族貴族たちに疎まれて冷遇されていたのだが、本当の職業は神様!? でも一般人より弱いぞ、どゆこと?
そんな折に暗殺されかけた挙句、どさくさに紛れてダンジョンマスターのシータにプロポーズされる。彼女とともに国を出奔した龍司は、元の世界に戻る方法を探すための旅をはじめた。……草刈りに精を出しながら。
「小説家になろう」と「ノベルバ」にも改定前版を掲載中です。
【完結】異世界で魔道具チートでのんびり商売生活
シマセイ
ファンタジー
大学生・誠也は工事現場の穴に落ちて異世界へ。 物体に魔力を付与できるチートスキルを見つけ、 能力を隠しつつ魔道具を作って商業ギルドで商売開始。 のんびりスローライフを目指す毎日が幕を開ける!
【完結】魔術師なのはヒミツで薬師になりました
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
ティモシーは、魔術師の少年だった。人には知られてはいけないヒミツを隠し、薬師(くすし)の国と名高いエクランド国で薬師になる試験を受けるも、それは年に一度の王宮専属薬師になる試験だった。本当は普通の試験でよかったのだが、見事に合格を果たす。見た目が美少女のティモシーは、トラブルに合うもまだ平穏な方だった。魔術師の組織の影がちらつき、彼は次第に大きな運命に飲み込まれていく……。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
はずれスキル念動力(ただしレベルMAX)で無双する~手をかざすだけです。詠唱とか必殺技とかいりません。念じるだけで倒せます~
さとう
ファンタジー
10歳になると、誰もがもらえるスキル。
キネーシス公爵家の長男、エルクがもらったスキルは『念動力』……ちょっとした物を引き寄せるだけの、はずれスキルだった。
弟のロシュオは『剣聖』、妹のサリッサは『魔聖』とレアなスキルをもらい、エルクの居場所は失われてしまう。そんなある日、後継者を決めるため、ロシュオと決闘をすることになったエルク。だが……その決闘は、エルクを除いた公爵家が仕組んだ『処刑』だった。
偶然の『事故』により、エルクは生死の境をさまよう。死にかけたエルクの魂が向かったのは『生と死の狭間』という不思議な空間で、そこにいた『神様』の気まぐれにより、エルクは自分を鍛えなおすことに。
二千年という長い時間、エルクは『念動力』を鍛えまくる。
現世に戻ったエルクは、十六歳になって目を覚ました。
はずれスキル『念動力』……ただしレベルMAXの力で無双する!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる