18 / 34
18話 対等
しおりを挟む
──翌日。
私はギルドにて、Aランク以上の依頼をできる限り完了させていた。ゼーファ殿下に仕えるにあたり、少しでも高位ランクの依頼を減らしておくためだ。
「頼まれていたAランクの依頼、最後の一つも終わらせて来たわよ。」
「助かった。今このギルドにはAランク以上の冒険者が居ないからな。」
「ギルマスが居るじゃない。」
「俺はギルドの仕事で忙しい。それに『元』Aランク冒険者だからな。今の実力はAランク以下だろうさ。」
「そうかしら……、まぁいいわ。とりあえずSランク相当の依頼は無いのよね?」
「ああ。そもそもSランク相当の依頼をされても困るけどな。」
「……それもそうね。」
明日からは、王城にてゼーファ殿下の傍で護衛だ。建前上は、私はゼーファ殿下のただの護衛となっている。しかし殿下の書類仕事や視察にも同行し、補佐を行う。
さらに深夜の暗殺者対策も任されていた。そちらはヴィーレが行ってくれるそうなので、私の負担は少し軽くなるだろう。
そうして翌日──
(まさか、仕事のために王城に戻ってくるなんてね…。)
もう関わりを持たないと思っていたが、こうして帰ってきてしまった。何の因果が巡っているのやら…。
「今日からよろしく頼むぞ。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
私は『冒険者リエラ』としての格好で、ゼーファ殿下の傍に仕えることとなった。Sランク冒険者が誰かに仕えるとなると、否が応でも噂が立つ。故に変装をするべきだと思ったのだが、あえてこのままで居て欲しいそうだ。『Sランク冒険者がゼーファ殿下に付いた』、その事実を広め、武力行使は意味を成さないとジルファーやその他貴族に理解させることこそが狙いであり、私を引き入れた理由なのだった。
これには私も納得し、噂を武器に使うためにも、私はリエラの格好でゼーファ殿下と共に城内を歩く。すると周囲の使用人や貴族の話し声が聞こえてきた。
「「ねぇ知ってる?Sランク冒険者、『闇黒麗裂』リエラが、ゼーファ殿下に付いたって話!」」
「「「えぇ、噂が流れているわね。」」」
「「圧倒的な力を持つSランク冒険者が、まさかゼーファ殿下に付くなんてねぇ。そもそも本当なのかしら?」」
「「「殿下と一緒にここを歩いているということは、本当なんじゃない?」」」
「「お茶会をするために、ただ案内されているだけかもしれないわよ?」」
「「「その可能性もあるわね…。」」」
リエラとして王城で働き始めてまだ初日だが、既に噂が広がっている様子。おそらくゼーファ殿下が広めたのだろう。
貴族社会において、情報は何よりも重要な武器だ。嘘の噂を流し、相手を混乱させることもあるほどに…。
今回はジルファーに向けた、ある種のメッセージでもある。簡単に言えば、『手を出すな、仮に出したとしても無意味に終わる』という意図が込められているのだ。
「噂は順調に広まっておるな。」
「そのようね。王城の者は皆、本当に噂話が好きよね。」
「些細な話でも耳に入れておけと、家の者から言われておると聞くぞ。この様子では、地方貴族や民達にこの噂が広まるのも、時間の問題であろうな。」
現在、私はゼーファ殿下に敬語を使っていない。今日王城に着いた時、殿下から『対等でいたい』と言われたからだ。
『お主は今、地位的に見れば妾よりも高い。妾に仕えていると言えど、態度が対等であっても不思議ではあるまい?妾も対等にものが言える相手が欲しかったのじゃ。丁度良かろう。』
──と。
勿論、初めは断った。私は殿下を本当の姉のように慕っていたのだ。故に対等に接することなど無理だと。だが最終的に押し切られてしまった。名前は『ゼーファ様』呼びで譲らなかったが、敬語を使えば話を聞いてもらえない。
暫く城内を歩き、ゼーファ様の部屋へと戻ってきた。
室内ではゼーファ様の侍女であり側近のリリアナが、茶菓子を用意して待っていた。侍女は身支度などの身の回りの世話をするだけだが、リリアナはゼーファ様の仕事を手伝うことがある。故に『侍女兼側近』という役職になっていた。
「お帰りなさいませ、ゼーファ様。リエラ様もご苦労様です。」
「リリアナさん、私に畏まる必要は無いわ。今は同僚として、対等に接して欲しいわね。」
「そうはいきません。リエラ様は現役Sランク冒険者です。さらにはゼーファ様と対等に接しておられます。侍女である私ごときが、貴方様と同格という訳にはまいりませんので。『さん』付けも不要にございます。」
「そ、そう……。」
王子や王女に『殿下』と敬称を付けるのは当然だが、それが『様』に変わる時がある。それは、その王子或いは王女《個人》に仕えた時だ。ただの使用人として仕えるのではなく、心からその方のみに仕える時、敬称は『様』に変えるのだ。『貴方様に仕えています』と、主に伝える意味合いもある。
そしてこれは王子や王女に限った話ではなく、この世界の一種のルールとも言えるのだ。己が主と認めた者に対し、役職ではなく『様』付けで呼ぶ。それを見た周囲の者にも、この方に仕えているのだと示すことができる。
リリアナも、ゼーファ様だけに仕えている様子。
「リリアナよ、お主は堅過ぎるのじゃ。リエラが困っているではないか。」
「お言葉ですが、ゼーファ様が楽観的過ぎるだけかと。」
リリアナが即答しているあたり、おそらく何度かこのような会話があったのだろう。しかし私から見れば、ゼーファ様は本気でリリアナと対等に過ごしたいのだと分かる。幼い頃からずっと侍女をしていると聞いているが、それだけゼーファ様のリリアナに対する信頼は厚いものなのだろう。そしてリリアナの忠誠もかなりのものだ。
「本日は城下より取り寄せた、レモンケーキをご用意しました。」
「美味しそうじゃ。これはもしや、今話題のあの店か?」
「はい。ゼーファ様が『食べてみたい』と仰っていましたので。」
ゼーファ様がフォークを手にし、ケーキを口に運ぼうとした時、私の影からかなり慌てた様子のヴィーレが出てきた。
「待って!!」
私はギルドにて、Aランク以上の依頼をできる限り完了させていた。ゼーファ殿下に仕えるにあたり、少しでも高位ランクの依頼を減らしておくためだ。
「頼まれていたAランクの依頼、最後の一つも終わらせて来たわよ。」
「助かった。今このギルドにはAランク以上の冒険者が居ないからな。」
「ギルマスが居るじゃない。」
「俺はギルドの仕事で忙しい。それに『元』Aランク冒険者だからな。今の実力はAランク以下だろうさ。」
「そうかしら……、まぁいいわ。とりあえずSランク相当の依頼は無いのよね?」
「ああ。そもそもSランク相当の依頼をされても困るけどな。」
「……それもそうね。」
明日からは、王城にてゼーファ殿下の傍で護衛だ。建前上は、私はゼーファ殿下のただの護衛となっている。しかし殿下の書類仕事や視察にも同行し、補佐を行う。
さらに深夜の暗殺者対策も任されていた。そちらはヴィーレが行ってくれるそうなので、私の負担は少し軽くなるだろう。
そうして翌日──
(まさか、仕事のために王城に戻ってくるなんてね…。)
もう関わりを持たないと思っていたが、こうして帰ってきてしまった。何の因果が巡っているのやら…。
「今日からよろしく頼むぞ。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」
私は『冒険者リエラ』としての格好で、ゼーファ殿下の傍に仕えることとなった。Sランク冒険者が誰かに仕えるとなると、否が応でも噂が立つ。故に変装をするべきだと思ったのだが、あえてこのままで居て欲しいそうだ。『Sランク冒険者がゼーファ殿下に付いた』、その事実を広め、武力行使は意味を成さないとジルファーやその他貴族に理解させることこそが狙いであり、私を引き入れた理由なのだった。
これには私も納得し、噂を武器に使うためにも、私はリエラの格好でゼーファ殿下と共に城内を歩く。すると周囲の使用人や貴族の話し声が聞こえてきた。
「「ねぇ知ってる?Sランク冒険者、『闇黒麗裂』リエラが、ゼーファ殿下に付いたって話!」」
「「「えぇ、噂が流れているわね。」」」
「「圧倒的な力を持つSランク冒険者が、まさかゼーファ殿下に付くなんてねぇ。そもそも本当なのかしら?」」
「「「殿下と一緒にここを歩いているということは、本当なんじゃない?」」」
「「お茶会をするために、ただ案内されているだけかもしれないわよ?」」
「「「その可能性もあるわね…。」」」
リエラとして王城で働き始めてまだ初日だが、既に噂が広がっている様子。おそらくゼーファ殿下が広めたのだろう。
貴族社会において、情報は何よりも重要な武器だ。嘘の噂を流し、相手を混乱させることもあるほどに…。
今回はジルファーに向けた、ある種のメッセージでもある。簡単に言えば、『手を出すな、仮に出したとしても無意味に終わる』という意図が込められているのだ。
「噂は順調に広まっておるな。」
「そのようね。王城の者は皆、本当に噂話が好きよね。」
「些細な話でも耳に入れておけと、家の者から言われておると聞くぞ。この様子では、地方貴族や民達にこの噂が広まるのも、時間の問題であろうな。」
現在、私はゼーファ殿下に敬語を使っていない。今日王城に着いた時、殿下から『対等でいたい』と言われたからだ。
『お主は今、地位的に見れば妾よりも高い。妾に仕えていると言えど、態度が対等であっても不思議ではあるまい?妾も対等にものが言える相手が欲しかったのじゃ。丁度良かろう。』
──と。
勿論、初めは断った。私は殿下を本当の姉のように慕っていたのだ。故に対等に接することなど無理だと。だが最終的に押し切られてしまった。名前は『ゼーファ様』呼びで譲らなかったが、敬語を使えば話を聞いてもらえない。
暫く城内を歩き、ゼーファ様の部屋へと戻ってきた。
室内ではゼーファ様の侍女であり側近のリリアナが、茶菓子を用意して待っていた。侍女は身支度などの身の回りの世話をするだけだが、リリアナはゼーファ様の仕事を手伝うことがある。故に『侍女兼側近』という役職になっていた。
「お帰りなさいませ、ゼーファ様。リエラ様もご苦労様です。」
「リリアナさん、私に畏まる必要は無いわ。今は同僚として、対等に接して欲しいわね。」
「そうはいきません。リエラ様は現役Sランク冒険者です。さらにはゼーファ様と対等に接しておられます。侍女である私ごときが、貴方様と同格という訳にはまいりませんので。『さん』付けも不要にございます。」
「そ、そう……。」
王子や王女に『殿下』と敬称を付けるのは当然だが、それが『様』に変わる時がある。それは、その王子或いは王女《個人》に仕えた時だ。ただの使用人として仕えるのではなく、心からその方のみに仕える時、敬称は『様』に変えるのだ。『貴方様に仕えています』と、主に伝える意味合いもある。
そしてこれは王子や王女に限った話ではなく、この世界の一種のルールとも言えるのだ。己が主と認めた者に対し、役職ではなく『様』付けで呼ぶ。それを見た周囲の者にも、この方に仕えているのだと示すことができる。
リリアナも、ゼーファ様だけに仕えている様子。
「リリアナよ、お主は堅過ぎるのじゃ。リエラが困っているではないか。」
「お言葉ですが、ゼーファ様が楽観的過ぎるだけかと。」
リリアナが即答しているあたり、おそらく何度かこのような会話があったのだろう。しかし私から見れば、ゼーファ様は本気でリリアナと対等に過ごしたいのだと分かる。幼い頃からずっと侍女をしていると聞いているが、それだけゼーファ様のリリアナに対する信頼は厚いものなのだろう。そしてリリアナの忠誠もかなりのものだ。
「本日は城下より取り寄せた、レモンケーキをご用意しました。」
「美味しそうじゃ。これはもしや、今話題のあの店か?」
「はい。ゼーファ様が『食べてみたい』と仰っていましたので。」
ゼーファ様がフォークを手にし、ケーキを口に運ぼうとした時、私の影からかなり慌てた様子のヴィーレが出てきた。
「待って!!」
93
あなたにおすすめの小説
永遠の誓いをあなたに ~何でも欲しがる妹がすべてを失ってからわたしが溺愛されるまで~
畔本グラヤノン
恋愛
両親に愛される妹エイミィと愛されない姉ジェシカ。ジェシカはひょんなことで公爵令息のオーウェンと知り合い、周囲から婚約を噂されるようになる。ある日ジェシカはオーウェンに王族の出席する式典に招待されるが、ジェシカの代わりに式典に出ることを目論んだエイミィは邪魔なジェシカを消そうと考えるのだった。
婚約破棄されたので、もう誰の役にも立たないことにしました 〜静かな公爵家で、何もしない私の本当の人生が始まります〜
ふわふわ
恋愛
王太子の婚約者として、
完璧であることを求められ続けてきた令嬢エリシア。
だがある日、彼女は一方的に婚約を破棄される。
理由は簡単だった。
「君は役に立ちすぎた」から。
すべてを失ったはずの彼女が身を寄せたのは、
“静かな公爵”と呼ばれるアルトゥール・クロイツの屋敷。
そこで待っていたのは――
期待も、役割も、努力の強要もない日々だった。
前に出なくていい。
誰かのために壊れなくていい。
何もしなくても、ここにいていい。
「第二の人生……いえ、これからが本当の人生です」
婚約破棄ざまぁのその先で描かれる、
何者にもならなくていいヒロインの再生と、
放っておく優しさに満ちた静かな溺愛。
これは、
“役に立たなくなった”令嬢が、
ようやく自分として生き始める物語。
乙女ゲームの悪役令嬢の兄の婚約者に転生しましたが傷物になったので退場を希望します!
ユウ
恋愛
平凡な伯爵令嬢のリネットは優しい婚約者と妹と穏やかで幸福な日々を送っていた。
相手は公爵家の嫡男であり第一王子殿下の側近で覚えもめでたく社交界の憧れの漆黒の騎士と呼ばれる貴族令息だった。
結婚式前夜、婚約者の妹に会いに学園に向かったが、そこで事件が起きる。
現在学園で騒動を起こしている第二王子とその友人達に勘違いから暴行を受け階段から落ちてしまう…
その時に前世の記憶を取り戻すのだった…
「悪役令嬢の兄の婚約者って…」
なんとも微妙なポジション。
しかも結婚前夜で傷物になる失態を犯してしまったリネットは婚約解消を望むのだが、悪役令嬢の義妹が王子に婚約破棄を突きつける事件に発展してしまう。
【完結】私を捨てて駆け落ちしたあなたには、こちらからさようならを言いましょう。
やまぐちこはる
恋愛
パルティア・エンダライン侯爵令嬢はある日珍しく婿入り予定の婚約者から届いた手紙を読んで、彼が駆け落ちしたことを知った。相手は同じく侯爵令嬢で、そちらにも王家の血筋の婿入りする婚約者がいたが、貴族派閥を保つ政略結婚だったためにどうやっても婚約を解消できず、愛の逃避行と洒落こんだらしい。
落ち込むパルティアは、しばらく社交から離れたい療養地としても有名な別荘地へ避暑に向かう。静かな湖畔で傷を癒やしたいと、高級ホテルでひっそり寛いでいると同じ頃から同じように、人目を避けてぼんやり湖を眺める美しい青年に気がついた。
毎日涼しい湖畔で本を読みながら、チラリチラリと彼を盗み見ることが日課となったパルティアだが。
様子がおかしい青年に気づく。
ふらりと湖に近づくと、ポチャっと小さな水音を立てて入水し始めたのだ。
ドレスの裾をたくしあげ、パルティアも湖に駆け込んで彼を引き留めた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
最終話まで予約投稿済です。
次はどんな話を書こうかなと思ったとき、駆け落ちした知人を思い出し、そんな話を書くことに致しました。
ある日突然、紙1枚で消えるのは本当にびっくりするのでやめてくださいという思いを込めて。
楽しんで頂けましたら、きっと彼らも喜ぶことと思います。
最愛の人に裏切られ死んだ私ですが、人生をやり直します〜今度は【真実の愛】を探し、元婚約者の後悔を笑って見届ける〜
腐ったバナナ
恋愛
愛する婚約者アラン王子に裏切られ、非業の死を遂げた公爵令嬢エステル。
「二度と誰も愛さない」と誓った瞬間、【死に戻り】を果たし、愛の感情を失った冷徹な復讐者として覚醒する。
エステルの標的は、自分を裏切った元婚約者と仲間たち。彼女は未来の知識を武器に、王国の影の支配者ノア宰相と接触。「私の知性を利用し、絶対的な庇護を」と、大胆な契約結婚を持ちかける。
婚約破棄されました。
まるねこ
恋愛
私、ルナ・ブラウン。歳は本日14歳となったところですわ。家族は父ラスク・ブラウン公爵と母オリヴィエ、そして3つ上の兄、アーロの4人家族。
本日、私の14歳の誕生日のお祝いと、婚約者のお披露目会を兼ねたパーティーの場でそれは起こりました。
ド定番的な婚約破棄からの恋愛物です。
習作なので短めの話となります。
恋愛大賞に応募してみました。内容は変わっていませんが、少し文を整えています。
ふんわり設定で気軽に読んでいただければ幸いです。
Copyright©︎2020-まるねこ
【完結】義家族に婚約者も、家も奪われたけれど幸せになります〜義妹達は華麗に笑う
鏑木 うりこ
恋愛
お姉様、お姉様の婚約者、私にくださらない?地味なお姉様より私の方がお似合いですもの!
お姉様、お姉様のお家。私にくださらない?お姉様に伯爵家の当主なんて務まらないわ
お母様が亡くなって喪も明けないうちにやってきた新しいお義母様には私より一つしか違わない双子の姉妹を連れて来られました。
とても美しい姉妹ですが、私はお義母様と義妹達に辛く当たられてしまうのです。
この話は特殊な形で進んで行きます。表(ベアトリス視点が多い)と裏(義母・義妹視点が多い)が入り乱れますので、混乱したら申し訳ないですが、書いていてとても楽しかったです。
従姉妹に婚約者を奪われました。どうやら玉の輿婚がゆるせないようです
hikari
恋愛
公爵ご令息アルフレッドに婚約破棄を言い渡された男爵令嬢カトリーヌ。なんと、アルフレッドは従姉のルイーズと婚約していたのだ。
ルイーズは伯爵家。
「お前に侯爵夫人なんて分不相応だわ。お前なんか平民と結婚すればいいんだ!」
と言われてしまう。
その出来事に学園時代の同級生でラーマ王国の第五王子オスカルが心を痛める。
そしてオスカルはカトリーヌに惚れていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる