(R-18)オークに転生した俺は女神の下僕らしい?

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16話

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16話

何分もしない内にユリが息を切らせて現れた。
「お、お待たせしました!」

ユリは辺りをキョロキョロと確認すると
俺の腕を掴み、こっちです!と何処かへ向かう。

ユリは相当急いで来たのか胸元のボタンが空いて
丁度俺のラインからだと身長差も相まって控え目ではあるが、しっかりと存在感がある膨らみが走る度にチラチラ見えてしまっている。

俺の視線に気付いたのかユリは顔を真っ赤にしながら、そこまでボタン止めたら息苦しいんじゃないかってところまでキッチリ止めていた。
わざとらしく咳払いをすると、
「・・・もう少しで到着です」
先程とは打って変わって、恥ずかしそうに囁くように呟いた。

到着したところは、人通りから少し外れた
落ち着いた食堂の様な店だった。
賑やかではあるが、騒がしくはなく
それなりに人も入っている所だった。

俺達は案内された場所に座ると、
「好きなモノを頼んじゃって下さいね!
ここは私の奢りですからね!」
とユリの太っ腹発言が飛び出し、驚きを隠せなかった。
「だって、サラメアさんってこの国に来るの初めてでしょう?」
服装もお金があまりの有りそうに見えなかったし・・・などと正直過ぎる独り言をボソボソ言っているのが聞こえてしまう。
恐らく聴力が以前と比べると劇的に向上しているんだろうな。
心当たりが無い訳じゃないが・・・。

そうこうしているうちに、ユリがガンガンオーダーしていく。
正直どんなメニューなのかサッパリ分からないのでユリに任せる事にした。

「かんぱーい!おつかれさま~♪」
そう言いながら、ユリは美味しそうにエールを飲み干した。
もしかして、酒豪か!?

「まずは、サラメアさん!冒険者になってくれてありがとうございます!何かあったらすぐに私へ相談してくださいね!」
と言いながら、エールをまるで水の様に飲み干していく。
「あ、あぁ・・・よろしく。
所で、あの場所で話せない事って一体何なんだ?」

「そんなの他の受付の人達の事に決まってるじゃないですかー!ユリお姉さんが暴露しちゃいますよ~♪」

「待て待て!お姉さんって一体幾つなんだ!?」
どう見ても20代前半・・・下手すると10代後半にしか見えない。

「レディーに年齢を聞くなんてデリカシーが無いぞっ」
と言いながら、俺の耳元で囁く様に
「201さいだよ~ハーフエルフだからね!秘密だよっ」と恥ずかしそうに教えてくれた。

それから、酒を飲み交わしながら冒険者ギルドのドロドロとした内情を包み隠さず教えて貰った。

冒険者の取り合いが手段を選ばず・・・・・・秘密裏に行われていたりと・・・。
時には自分の実績の為に冒険者を危険な目に合わせたり、死なせてしまったりと、ダークな話がボロボロと出てきた。
「だからどんどん冒険者を志望する人が少なくなっちゃうんですよ!」とお怒りのようだった。
・・・そんな劣悪な環境の中ユリも相当頑張っているようだな・・・。
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