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気が付くとどこかの森にいた。
今までどこで何をしていたのか全く記憶にない。
なんなら自分の名前さえも覚えていない。
とりあえず判明している事と言えば、
ここが深い森の中で夜って事位だ。
・・・困ったな。
そうは思ったが、不思議と命の危機を感じる事は無かった。
何故だか夜の闇が支配しているのに視界はハッキリとしていた。
それに鬱蒼と茂る森の中に気配を感じる事も出来た。
だが不思議とその数多の気配を驚異に感じる事は無かった。
それどころかあらゆるモノから警戒され、意図的に距離をとられている様な気さえする。
・・・俺は一体何者なんだろうか?
そんな事をぼんやり考えていたら捉えている気配のうち複数の塊がジリジリと近づいてくるのが分かった。
少し気になって暫く様子を伺っていたが、
別に俺の存在を認識している訳ではなさそうだ。
少し興味を持った俺はこの複数の気配に近づいて見ることにした。
かなり近づいているが一向に気づかれる様子が無い。
もっとも意図的に気配を消して行動しているのもあるかもしれないが。
茂みから複数の気配を目視で確認するとニンゲンが3人いるようだった。
・・・あれ?そう言えば俺はニンゲンなのか?
二足歩行で歩いてはいたが・・・。
焚き火の光を頼りに自分の手を確認してみた。
「うわ!?」
その手は鱗に覆われ、少なくともニンゲンの手では無かった。
「・・・□□□!!!」
驚いた拍子に相手方にバレた様だ。
素早い動きで陣形を組むとこちらに何か話しかけてきているようだ。
「□□!!□□□□□□□□!!」
厄介な事になったな、と感じた。
目の前にいる連中に対しては全く脅威では無いんだが・・・。
恐らくここでこの連中を皆殺しにしたとしても、
次々と強い連中が殺到するだろう。
いくら偵察だとしても弱すぎる様な気がした。
どうやら俺自身ニンゲンという種族に対する潜在的脅威は認識している様だ。
ここで取れる最善の方法は逃走がベターだが、
あえて投降してみることにした。
「敵意はないから投降する」
と伝わるか分からないが喋りながら茂みをかき分けてでていった。
するとそこにはまだ若い雌が3人パーティーを組んでいる様だった。
無駄だと思いながらゆっくりともう一度話しかけた。
「敵意はないから投降する」
すると、何かを感じとったのか帽子を目深にかぶった女の子が前衛の子へ何か耳打ちした。
「□□!?・・・□□□□□□?」
「□□・・・□□□□□□・・・」
なにやら何かやり取りがあったようだが目深に帽子をかぶった子が怯えながら俺の前まで来た。
「□□□□□□?」
よくわからないが何かを確認している様な気がするが、警戒が先程より明らかに弱まっているのでとりあえず同意しておいた。
するとその子は魔法陣を展開し、俺に魔法を飛ばしてきた。
簡単にレジスト出来そうな未熟な構成の魔法だったが、敵意や害意は無かったので無抵抗に受けてみた。
何かがまとわりついてくる少し不快な感触と魔法を放った女の子の思念と不思議な概念が俺を支配した。
「・・・!?本当にテイム出来たの!?」
「・・・うん。そうみたい・・・?」
「・・・!」
いきなり言葉の意味が理解出来るようになった様だ。
「・・・あの?あなたのお名前は?」
帽子を目深に被った俺を「テイム」したであろう女の子が尋ねてきた。
「特に無い、みたいだ」
「そうですか・・・それじゃあドラゴニュート族みたいなので、ニュート・・・さんでどうでしょうか?」
「分かった」
「すご!!本当にテイム出来てるじゃん!」
「・・・良かった」
こうして俺はニンゲンのパーティーにテイムされてみた。
だが先程の魔法がテイム?なのか・・・?
いつでもこのユルユルな拘束は振り切れそうだ。
しかし振り切ると同時にニンゲンとの意思疎通も出来なくなる予感がしたので、とりあず振り切るのはやめることにしておいた。
テイム?魔法にしては術者の代償がエゲツナイ感じがしたがこの世界ではコレが一般的なんだろうか?
・・・まあ、いまはそんな事よりも、
俺が何故ここにいて、ドラゴニュートとやらがどういうものである事も分からない状況だ。
ここは少しでも情報が欲しいのでおとなしくしておこう。
おとなしくしておくと決めたが・・・
寝る時に抱きつくのは辞めて欲しい。
帽子を目深に被っていた子・・・ルピスは完全に警戒心ゼロ、かつ薄着で抱き着いてくるから女の子の柔らかい所がダイレクトに伝わる。
あと、妙に優しい香りが俺に心地よい安らぎを与えてくれた。
確かに警戒心ゼロのルピナの首を強めにしめようとしたりすると、拘束が若干強くなるような感じがする。
そのくせ、ルピナの豊かな胸を揉んでも全く拘束が強くなる様子は無い。
「・・・っん♡はぁ・・・♡」
触り心地が良く少し弄り過ぎてしまった様だ。
ムクリと起き上がったルピスは上気した表情で
「めっ・・・だよ?」と俺に注意していたが、
その様子が可愛くて思わず抱きしめキスをしてしまった。
意外な事に特に拒否されなかった。
そこで初めて俺にも性欲がある事が確認できた。
ルピナの口内を貪るように犯し、俺の唾液を存分に飲ませた。
すると強張っていたルピナが俺にしがみつくいてビクビクッと痙攣すると一気に弛緩した。
ルピナは俺にしがみついたまま、とてもいい笑顔で眠ってしまったので俺も一緒に寝ることにした。
気が付くとどこかの森にいた。
今までどこで何をしていたのか全く記憶にない。
なんなら自分の名前さえも覚えていない。
とりあえず判明している事と言えば、
ここが深い森の中で夜って事位だ。
・・・困ったな。
そうは思ったが、不思議と命の危機を感じる事は無かった。
何故だか夜の闇が支配しているのに視界はハッキリとしていた。
それに鬱蒼と茂る森の中に気配を感じる事も出来た。
だが不思議とその数多の気配を驚異に感じる事は無かった。
それどころかあらゆるモノから警戒され、意図的に距離をとられている様な気さえする。
・・・俺は一体何者なんだろうか?
そんな事をぼんやり考えていたら捉えている気配のうち複数の塊がジリジリと近づいてくるのが分かった。
少し気になって暫く様子を伺っていたが、
別に俺の存在を認識している訳ではなさそうだ。
少し興味を持った俺はこの複数の気配に近づいて見ることにした。
かなり近づいているが一向に気づかれる様子が無い。
もっとも意図的に気配を消して行動しているのもあるかもしれないが。
茂みから複数の気配を目視で確認するとニンゲンが3人いるようだった。
・・・あれ?そう言えば俺はニンゲンなのか?
二足歩行で歩いてはいたが・・・。
焚き火の光を頼りに自分の手を確認してみた。
「うわ!?」
その手は鱗に覆われ、少なくともニンゲンの手では無かった。
「・・・□□□!!!」
驚いた拍子に相手方にバレた様だ。
素早い動きで陣形を組むとこちらに何か話しかけてきているようだ。
「□□!!□□□□□□□□!!」
厄介な事になったな、と感じた。
目の前にいる連中に対しては全く脅威では無いんだが・・・。
恐らくここでこの連中を皆殺しにしたとしても、
次々と強い連中が殺到するだろう。
いくら偵察だとしても弱すぎる様な気がした。
どうやら俺自身ニンゲンという種族に対する潜在的脅威は認識している様だ。
ここで取れる最善の方法は逃走がベターだが、
あえて投降してみることにした。
「敵意はないから投降する」
と伝わるか分からないが喋りながら茂みをかき分けてでていった。
するとそこにはまだ若い雌が3人パーティーを組んでいる様だった。
無駄だと思いながらゆっくりともう一度話しかけた。
「敵意はないから投降する」
すると、何かを感じとったのか帽子を目深にかぶった女の子が前衛の子へ何か耳打ちした。
「□□!?・・・□□□□□□?」
「□□・・・□□□□□□・・・」
なにやら何かやり取りがあったようだが目深に帽子をかぶった子が怯えながら俺の前まで来た。
「□□□□□□?」
よくわからないが何かを確認している様な気がするが、警戒が先程より明らかに弱まっているのでとりあえず同意しておいた。
するとその子は魔法陣を展開し、俺に魔法を飛ばしてきた。
簡単にレジスト出来そうな未熟な構成の魔法だったが、敵意や害意は無かったので無抵抗に受けてみた。
何かがまとわりついてくる少し不快な感触と魔法を放った女の子の思念と不思議な概念が俺を支配した。
「・・・!?本当にテイム出来たの!?」
「・・・うん。そうみたい・・・?」
「・・・!」
いきなり言葉の意味が理解出来るようになった様だ。
「・・・あの?あなたのお名前は?」
帽子を目深に被った俺を「テイム」したであろう女の子が尋ねてきた。
「特に無い、みたいだ」
「そうですか・・・それじゃあドラゴニュート族みたいなので、ニュート・・・さんでどうでしょうか?」
「分かった」
「すご!!本当にテイム出来てるじゃん!」
「・・・良かった」
こうして俺はニンゲンのパーティーにテイムされてみた。
だが先程の魔法がテイム?なのか・・・?
いつでもこのユルユルな拘束は振り切れそうだ。
しかし振り切ると同時にニンゲンとの意思疎通も出来なくなる予感がしたので、とりあず振り切るのはやめることにしておいた。
テイム?魔法にしては術者の代償がエゲツナイ感じがしたがこの世界ではコレが一般的なんだろうか?
・・・まあ、いまはそんな事よりも、
俺が何故ここにいて、ドラゴニュートとやらがどういうものである事も分からない状況だ。
ここは少しでも情報が欲しいのでおとなしくしておこう。
おとなしくしておくと決めたが・・・
寝る時に抱きつくのは辞めて欲しい。
帽子を目深に被っていた子・・・ルピスは完全に警戒心ゼロ、かつ薄着で抱き着いてくるから女の子の柔らかい所がダイレクトに伝わる。
あと、妙に優しい香りが俺に心地よい安らぎを与えてくれた。
確かに警戒心ゼロのルピナの首を強めにしめようとしたりすると、拘束が若干強くなるような感じがする。
そのくせ、ルピナの豊かな胸を揉んでも全く拘束が強くなる様子は無い。
「・・・っん♡はぁ・・・♡」
触り心地が良く少し弄り過ぎてしまった様だ。
ムクリと起き上がったルピスは上気した表情で
「めっ・・・だよ?」と俺に注意していたが、
その様子が可愛くて思わず抱きしめキスをしてしまった。
意外な事に特に拒否されなかった。
そこで初めて俺にも性欲がある事が確認できた。
ルピナの口内を貪るように犯し、俺の唾液を存分に飲ませた。
すると強張っていたルピナが俺にしがみつくいてビクビクッと痙攣すると一気に弛緩した。
ルピナは俺にしがみついたまま、とてもいい笑顔で眠ってしまったので俺も一緒に寝ることにした。
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