神様とショタの生活録

甘栗

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最終話 裏切りと信頼と……

さようなら、ショタっ子

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私とショタっ子はなんとかプロメーテウスの家に着いた。




「コンコン」
ドアを二回ノックする。
……反応がない。留守なのだろうか?
「ガチャ」
ドアを開けてみた。
するとそこには……

プロメーテウスの水晶玉が落ちていた。

私は不思議に思い、家の中をくまなく探してみた。
だが、プロメーテウスはいなかった。

「まさか……"消滅"したのか?」
私はふと、自分の考えを呟いた。

ショタっ子は、顔を蒼白にして、今にも倒れそうな顔をしており、今のセリフさえ聞こえていない様子だった。

「おーい、ショタっ子!起きてる?」
少し呼びかけてみる。

「……」
返事がなかった。
ショタっ子を触ってみる。
「熱っ!熱あるんじゃないのか!?
空港からここまで、かなり寒かったから……」
ショタっ子は、コクリと頷いた。
「……とりあえず、今日はここに泊まるぞ」
ショタっ子は、コクリと頷いた。




「うぅ……うぅ……」
苦しい。まるで幽霊に取り憑かれているかのように苦しい。
金縛りにあったかのように体がベッドから動かない。

ただ、ベッドの横には、神様がいる。
今日、色々あったが、あのヘラとかいう女の神様が言っていた、「旧神名
ーーース」ーーーの部分は何か分からないが、とにかく、その名前の時の神様はいわゆる狂戦士的な強さを誇っていたのだろうか?

ならばなぜ、今はあんなに弱そうなのだろうか?




「我、契約シタ汝ヲ召喚ス。
"誘惑ノ妖精 ティターニア"」
青白く光る魔法陣から、ティターニアが現れる。

「……分かっているわ。貴方に貴方の魔力を返すんでしょ?……本当にいいの?返したら貴方はまた……」

「もう、いいんだ……ショタっ子と平和な生活を送るためだったら一時的だけど、魔力を使って、ヘラを倒す。
多分、オリュンポス十二神も敵に回す事になると思うけど、それも仕方ないよ……自分の正義の為なら邪魔な奴は皆排除する」

「……分かったわ……じゃあ、貴方様が帰ってくるまでは、この子に半永久夢幻術と人体不老術をかけておいて、アッチの家で貴方と暮らし始めた頃から、ここに来たところまでをループしておくわ。看病と見張りは任せて!」

「……すまない。じゃあとりあえず魔力返還を」

「うん、分かった。
……\<¥</^;〒~^!」
魔力が戻ってくる。

体が緑色に光る。
「……さ、返したわ!早く処理しにいってらっしゃい!」

「それじゃあ……」
「ああ、そうだ。ショタっ子のこれにちょっとだけ細工を……」
私はポケットの中から、彫刻刀をだし、ペンダントの裏にM.H.と彫った。

「改めて、それじゃあ……」
その日から長い間、ショタっ子に会っていない。



**
朝目が覚めたら、窓から射し込んだ暖かい日差しが僕の冬の夜の寒さで冷えた身体をちょうど良くポカポカと暖めてくれた。

グッと手を組んで伸びをすると、
嫌なことが全部吹き飛ぶような気持ちになった。

僕はベッドの布団からもぞもぞと動きながら出て、散らかった部屋のクローゼットを開けて、中からハンガーから外した黄色いパーカーと黒い長ズボンを出した。

パーカーと長ズボンを床に置き、
上の服を脱いだ。
なかなか脱げなくて時間がかかった。
ズボンを脱いだ。
案外こっちはズルりと簡単に脱げた。

近くにあった縦長い鏡で自分の全身を見ると、まるで青色ストライプ模様が入ったパンツを履いてるだけの露出狂のようだった。



***
朝目が覚めたら、窓から射し込んだ暖かい日差しが僕の冬の夜の寒さで冷えた身体をちょうど良くポカポカと暖めてくれた。

グッと手を組んで伸びをすると、
嫌なことが全部吹き飛ぶような気持ちになった。

僕はベッドの布団からもぞもぞと動きながら出て、散らかった部屋のクローゼットを開けて、中からハンガーから外した黄色いパーカーと黒い長ズボンを出した。

パーカーと長ズボンを床に置き、
上の服を脱いだ。
なかなか脱げなくて時間がかかった。
ズボンを脱いだ。
案外こっちはズルりと簡単に脱げた。

近くにあった縦長い鏡で自分の全身を見ると、まるで青色ストライプ模様が入ったパンツを履いてるだけの露出狂のようだった。



****
朝目が覚めたら、窓から射し込んだ暖かい日差しが僕の冬の夜の寒さで冷えた身体をちょうど良くポカポカと暖めてくれた。

グッと手を組んで伸びをすると、
嫌なことが全部吹き飛ぶような気持ちになった。

僕はベッドの布団からもぞもぞと動きながら出て、散らかった部屋のクローゼットを開けて、中からハンガーから外した黄色いパーカーと黒い長ズボンを出した。

パーカーと長ズボンを床に置き、
上の服を脱いだ。
なかなか脱げなくて時間がかかった。
ズボンを脱いだ。
案外こっちはズルりと簡単に脱げた。

近くにあった縦長い鏡で自分の全身を見ると、まるで青色ストライプ模様が入ったパンツを履いてるだけの露出狂のようだった。
……?
一度、いや何度も体験したような気がする。
首から掛けた、表面にK.T.と刻まれたペンダントをギュッと握った。
何故だろう?涙が出てきた。
握れば握るほど、まるで、家族以外の家族のように大切な人がこれに何かを遺していってくれたような気持ちになった。
ふと、ペンダントが手から滑り落ち、
裏返る。
裏には、M.H.と刻まれている。
「ダメだな……僕……きっと……彼は……神様は……僕のために……」
僕は、きっと今思ったことを覚えておくことは出来ない気がする。
でも、きっと……また、思い出せる。
そんな気がした。
僕は着替えて、部屋のドアを開けた。




「貴方の思いは私が伝える」
ティターニアはショタ神が去ってから、ショタ神が進んでいった方へと
消え去るような声で言った。
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