23 / 361
月の砂漠のかぐや姫 第22話
しおりを挟む
ゴオオオッ! シゥウウッ!
膝をつかせた二頭の駱駝の間で、少しでも砂と風から輝夜姫を守ろうとして、羽は彼女に覆いかぶさっています。
周囲を窺うために耳を傍立てる羽でしたが、砂嵐が立てる音とは明らかに違う音が近づいてきていることに、気が付きました。
高く鋭い音。そして、猛々しく無慈悲な音。
シュウウウオオオオオオ‥‥‥! ヒュウヒュウッ!!
振り返って確認するまでもなく、羽には判っていました。竜巻です。竜巻が二人に近づいているのです。
自分の身に替えても輝夜姫を守りたい、そう心から望んでいたとしても、羽にできることは限られていました。駱駝と自分の身を盾にして輝夜姫を風と砂から守り、竜巻が逸れてくれることを精霊に祈ること、ただ、それだけでした。
「お願いします。お願いします。どうかどうか、輝夜をお守りください。お願いします‥‥‥」
羽は、自分の非力さを呪いながら、ひたすらにまじない言葉を唱え続けました。
輝夜姫は、どうだったのでしょうか。
もちろん、彼女の耳にも砂嵐が激しく打ち付ける音は聞こえていましたし、それに加えて、竜巻が立てる異音がだんだんと近づいてきていることも感じていました。でも、不思議なことに、彼女の心は次第に落ち着きを取り戻してきていました。相変らず、状況はよく飲み込めていないのですが、おそらく自分が駱駝から落ちて怪我をしたのだろうということは判ってきました、そしてなにより、羽が「自分が守るからここでハブブをやり過ごそう」と言ってくれたこと、自分の身を盾にして砂嵐から自分を守ってくれていること、その羽の真剣な言葉と身体の温かみ、それらが彼女の不安を和らげているのでした。
輝夜姫は、意識が朦朧としている間に、何かの夢を見ていたような気がしていました。それは自分なのか、それとも、自分ではない別の月の巫女の話なのか、定かではありません。ぼんやりとしか思い出せないのですが、自分が月の巫女として何かをしようとしていたような気がします。誰かを守るために、人外の自分の力を発揮しようとしていたような‥‥‥。
もし、自分に、月の巫女として、そのような力があるのであれば。
羽は、自分を犠牲にしても、わたしを助けようとしてくれている。
わたしに、もし、できることがあるのなら。
わたしは。
わたしは、羽を守りたい。
羽の身体に守られながら、いつしか、輝夜姫の想いは、その一点に集約されていくのでした。
ビイビイイイイッッ。
突然、烏達渓谷に鏑矢の音が響き渡りました。
阿部が、渓谷の両側の山頂にあらかじめ潜ませていた男が、鏑矢を放ったのでした。
既に日は高く上がっており、谷底に広がる草原にも直接その力を及ぼしていました。朝方は山から谷を通って草原へ吹き下ろしていた風の向きは、山肌や谷底が日の力で温められることにより、しばらく前から、草原から谷を通って山の方へ吹き上げるように変化していました。
落ち着かない様子で祭壇の周辺をうろうろとしていた大伴は、鏑矢の音にハッと顔を上げました。大伴が祭壇の方に向き直ると、祭壇に腰をかけていた阿部が杖を突いて立ち上がり、祭壇の中央を振り返るのが目に入りました。阿部の表情は、とても重苦しいものでした。
祭壇の周りに立てられた旗竿からは、朝方とは違って、細長い旗が草原側から山の方へと吹き流されていて、まるで、清流の中で白黄色の魚の群れが遊んでいるかのようでした。
祭壇の中央に用意された机の前には、弱竹姫が真剣な表情をして座っています。そして、その傍らには、目深に頭巾をかぶった秋田と呼ばれる男が、手に真っ白な羽衣をもって佇んでいます。弱竹姫は座っていましたので、秋田が頭巾で隠している顔を見ることができました。でも、彼がどのような感情を抱いているのかを、その表情からうかがうことはできませんでした。なぜなら、秋田の顔は、兎の顔を模した面で隠されていたのですから。
渓谷中に響き渡った鏑矢の音は、あらかじめ取り決められた合図だったのでしょう。
秋田は、無言で手にしていた羽衣を弱竹姫に手渡すと、阿部と大伴に祭壇から離れるように手で促し、自らも祭壇を降りてゆっくりと草を踏みしめながら歩き、祭壇から距離を取りました。
祭壇の周囲を警戒していた兵たちも、ある者は興味深そうに祭壇の方を向きながら、また、ある者は不安そうに谷の入口の方を向きながら、祭壇から離れた場所に固まっていました。
もう、祭壇の上には、弱竹姫しか残されていません。
弱竹姫の膝の上には、真っ白の羽衣が載せられています。目の前の机の上には、敷布の上に、五色の光を放つ「竜の玉」が置かれています。
弱竹姫は、膝の上の羽衣に視線を落としていました。彼女にも、この先がどのようになるのかは判っていないのです。ただ、「月の巫女」である自分に、御門が期待している事柄、月の民のために阿部が計画した事柄、そして秋田がそのための祭祀の方法を説明した事柄を引き起こす力があることは、確信していました。それと同時に、秋田が説明しなかったこと、つまり、その代償として自分が大事な何かを失うであろうことも、理由はわかりませんが知っていたのでした。
「来た、御門殿が来たぞおっ!」
谷の入口の方を気にしていた兵が、叫びました。
谷の入口は大きく広がる草原につながっています。その草原の先で、土煙が上がっているのが微かに見えました。大伴や兵たちには、大地が振動していることも感じ取れました。
どうやら、先ほどの鏑矢は、山の上からこの動きを確認したことの合図だったようでした。遠くの方でうっすらと見えているに過ぎなかった土煙は、どんどんと大きくなってきていました。やがて、その土煙を通して、こちらに向って駆けてくるたくさんの人馬の姿が見えてきました。男たちが馬の背で上げる大きな声、馬が大地を蹴る力強い音が、谷へと流れ込んできました。それは、遊牧民の軍勢でした。数多くの遊牧民の軍勢が、この谷の奥へ向けて走りこんできているのでした。
膝をつかせた二頭の駱駝の間で、少しでも砂と風から輝夜姫を守ろうとして、羽は彼女に覆いかぶさっています。
周囲を窺うために耳を傍立てる羽でしたが、砂嵐が立てる音とは明らかに違う音が近づいてきていることに、気が付きました。
高く鋭い音。そして、猛々しく無慈悲な音。
シュウウウオオオオオオ‥‥‥! ヒュウヒュウッ!!
振り返って確認するまでもなく、羽には判っていました。竜巻です。竜巻が二人に近づいているのです。
自分の身に替えても輝夜姫を守りたい、そう心から望んでいたとしても、羽にできることは限られていました。駱駝と自分の身を盾にして輝夜姫を風と砂から守り、竜巻が逸れてくれることを精霊に祈ること、ただ、それだけでした。
「お願いします。お願いします。どうかどうか、輝夜をお守りください。お願いします‥‥‥」
羽は、自分の非力さを呪いながら、ひたすらにまじない言葉を唱え続けました。
輝夜姫は、どうだったのでしょうか。
もちろん、彼女の耳にも砂嵐が激しく打ち付ける音は聞こえていましたし、それに加えて、竜巻が立てる異音がだんだんと近づいてきていることも感じていました。でも、不思議なことに、彼女の心は次第に落ち着きを取り戻してきていました。相変らず、状況はよく飲み込めていないのですが、おそらく自分が駱駝から落ちて怪我をしたのだろうということは判ってきました、そしてなにより、羽が「自分が守るからここでハブブをやり過ごそう」と言ってくれたこと、自分の身を盾にして砂嵐から自分を守ってくれていること、その羽の真剣な言葉と身体の温かみ、それらが彼女の不安を和らげているのでした。
輝夜姫は、意識が朦朧としている間に、何かの夢を見ていたような気がしていました。それは自分なのか、それとも、自分ではない別の月の巫女の話なのか、定かではありません。ぼんやりとしか思い出せないのですが、自分が月の巫女として何かをしようとしていたような気がします。誰かを守るために、人外の自分の力を発揮しようとしていたような‥‥‥。
もし、自分に、月の巫女として、そのような力があるのであれば。
羽は、自分を犠牲にしても、わたしを助けようとしてくれている。
わたしに、もし、できることがあるのなら。
わたしは。
わたしは、羽を守りたい。
羽の身体に守られながら、いつしか、輝夜姫の想いは、その一点に集約されていくのでした。
ビイビイイイイッッ。
突然、烏達渓谷に鏑矢の音が響き渡りました。
阿部が、渓谷の両側の山頂にあらかじめ潜ませていた男が、鏑矢を放ったのでした。
既に日は高く上がっており、谷底に広がる草原にも直接その力を及ぼしていました。朝方は山から谷を通って草原へ吹き下ろしていた風の向きは、山肌や谷底が日の力で温められることにより、しばらく前から、草原から谷を通って山の方へ吹き上げるように変化していました。
落ち着かない様子で祭壇の周辺をうろうろとしていた大伴は、鏑矢の音にハッと顔を上げました。大伴が祭壇の方に向き直ると、祭壇に腰をかけていた阿部が杖を突いて立ち上がり、祭壇の中央を振り返るのが目に入りました。阿部の表情は、とても重苦しいものでした。
祭壇の周りに立てられた旗竿からは、朝方とは違って、細長い旗が草原側から山の方へと吹き流されていて、まるで、清流の中で白黄色の魚の群れが遊んでいるかのようでした。
祭壇の中央に用意された机の前には、弱竹姫が真剣な表情をして座っています。そして、その傍らには、目深に頭巾をかぶった秋田と呼ばれる男が、手に真っ白な羽衣をもって佇んでいます。弱竹姫は座っていましたので、秋田が頭巾で隠している顔を見ることができました。でも、彼がどのような感情を抱いているのかを、その表情からうかがうことはできませんでした。なぜなら、秋田の顔は、兎の顔を模した面で隠されていたのですから。
渓谷中に響き渡った鏑矢の音は、あらかじめ取り決められた合図だったのでしょう。
秋田は、無言で手にしていた羽衣を弱竹姫に手渡すと、阿部と大伴に祭壇から離れるように手で促し、自らも祭壇を降りてゆっくりと草を踏みしめながら歩き、祭壇から距離を取りました。
祭壇の周囲を警戒していた兵たちも、ある者は興味深そうに祭壇の方を向きながら、また、ある者は不安そうに谷の入口の方を向きながら、祭壇から離れた場所に固まっていました。
もう、祭壇の上には、弱竹姫しか残されていません。
弱竹姫の膝の上には、真っ白の羽衣が載せられています。目の前の机の上には、敷布の上に、五色の光を放つ「竜の玉」が置かれています。
弱竹姫は、膝の上の羽衣に視線を落としていました。彼女にも、この先がどのようになるのかは判っていないのです。ただ、「月の巫女」である自分に、御門が期待している事柄、月の民のために阿部が計画した事柄、そして秋田がそのための祭祀の方法を説明した事柄を引き起こす力があることは、確信していました。それと同時に、秋田が説明しなかったこと、つまり、その代償として自分が大事な何かを失うであろうことも、理由はわかりませんが知っていたのでした。
「来た、御門殿が来たぞおっ!」
谷の入口の方を気にしていた兵が、叫びました。
谷の入口は大きく広がる草原につながっています。その草原の先で、土煙が上がっているのが微かに見えました。大伴や兵たちには、大地が振動していることも感じ取れました。
どうやら、先ほどの鏑矢は、山の上からこの動きを確認したことの合図だったようでした。遠くの方でうっすらと見えているに過ぎなかった土煙は、どんどんと大きくなってきていました。やがて、その土煙を通して、こちらに向って駆けてくるたくさんの人馬の姿が見えてきました。男たちが馬の背で上げる大きな声、馬が大地を蹴る力強い音が、谷へと流れ込んできました。それは、遊牧民の軍勢でした。数多くの遊牧民の軍勢が、この谷の奥へ向けて走りこんできているのでした。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
最前線
TF
ファンタジー
人類の存亡を尊厳を守るために、各国から精鋭が集いし
最前線の街で繰り広げられる、ヒューマンドラマ
この街が陥落した時、世界は混沌と混乱の時代に突入するのだが、
それを理解しているのは、現場に居る人達だけである。
使命に燃えた一癖も二癖もある、人物達の人生を描いた物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる