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キャラダイスの町
冒険者ギルドへ
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・冒険者ギルドへ
白いゴブリンを倒すと名もなき洞窟の出口まではあっけないほどあっという間だった。敵はゴブリンや洞窟狼だけであり、こちらも積極的に倒すメリットがない今、戦闘を避けていたというのも大きな理由だろう。
「おー……タンポポこれは何時ぐらいなんだ」
「だいたい三の鐘か四の鐘ぐらいだと思います。今から急げば冒険者ギルドの営業時間に間に合います」
俺が久々にみた外は明るいが少し太陽が傾き始めた時間だった。三の鐘や四の鐘が何を意味するのかは正確には解らないが、おそらく夕方の三時から四時の間ぐらいなのだろう。早歩きでおそらく街に向かうのであろうタンポポの尻尾を見ながら俺はついていく。すでに生きる物体の魔術は解除しているのでいつもの霊体に戻っっている。剣に入っている間の俺は湾曲した細身の片刃剣になっていたそうだ。さらに言えば、リビングウェポンという魔物に変化していたらしい。
「う、うーん。確実にこれが正解というわけではありませんが……生前、立派な戦士だった霊をその人の剣に宿らせたときは切れ味が元に戻ったという話を聞いたことあります」
「物理的に影響を及ぼすかもしれないってことなのか」
「はい、あの……なんというか湾曲した綺麗な刀身の剣はヤクモさんの故郷のモノなんですよね?」
「……一応ね」
俺は自身がどう変わったか見ていないから確実ではないが……特徴を聞くに日本刀間違いないとは思う。ただ、俺は剣道は学校の授業でやった程度、日本刀は博物館や美術館で見たことがあるだけで振ったことはおろか触ったことすらないのである。思い当たることとしては日本刀が変態的技術の塊でアホみたいに切れるという情報は持っており……個人的に最強の近接武器だとは思っているには思っているぐらいだ。
物思いにふけっていると遠目に獣避けの柵が見えてくる。どうやらあれがタンポポの目指していた町のようである。
「なぁ、タンポポ。俺、このまま入っても大丈夫なのか?」
「はい、大丈夫ですよ。いくらヤクモさんが規格外の霊でも死霊術士や死霊魔法使いにしか見えない基本的なところは変わらないはずです」
少し心配になりながらも町は更に近づいてくる。なる様にしかならないのだがなんだか緊張してしまう。
「■■■!? ■■■■!? ■■■■!?」
「ちゃ、ちゃんと生きて帰還しました」
タンポポが魂の交流の魔術を常に使ってくれているおかげで、タンポポの言っていることはわかる、門番のいかつい兄さんは何と言っているかわからないが状況が完全にわからないというなんてことはないので非常に助かる。もっとも、いかつい門番の顔が青ざめているところを見るにタンポポが死んだと聞いていたのだろうという事がなんとなくうかがえる。タンポポが青ざめている門番にカードを提示する。その間、俺は明らかに門番の視線に何度か入っているはずなのに門番は全く反応を見せない。本当に見えていないらしい。試しに門番とタンポポの間をわざと通過してみる。
「■■■■……ッ■■■……」
「あ、あははは」
門番に俺の身体が軽く触れてしまったらしい。門番の兄さんはぶるっと寒そうに体を震わせた。俺の身体はどうやら軽い悪寒を引き起こす程度の影響力は持っているようだ……悪霊じみている。少しすると作業が終わったのかタンポポが町の中に入っていくのに続いて俺も町の中へと入っていく。
町の中はのどかなファンタジーの村よりも少し発展している場所という印象の場所だった。物珍しさのあまり俺は周りをきょろきょろと見渡してしまう。町の中は人間だけではなく色々な種族を見かけた。犬や猫の獣人や立派な髭を生やした子どもにしか見えない子たちはドワーフなのだろうか? タンポポが大通りを進んでくれているのでたくさんの人とすれ違ったが……ぼろぼろの服を身にまとった『人間』は誰一人としていなかった。人間以外の他種族であればぼろぼろの服を身にまとっている人は頻繁にいる。逆に立派な服を身にまとっている人間以外の種族というのは少ないように見える。大通りでこれなら裏路地はどうなっているのだろう? タンポポとはぐれないように移動していくとひと際大きな建物が眼に入る。屋根には上向きの矢印のようなものが掲げられておりなんとなくここが教会なんだと理解できる。大通りの一番アクセスがいい一等地に教会が建っているのを見ると少なくともここは教会が強い影響力を持っている……ゼンの事を思い出すと多少イラっとして俺は当初の大きな目標である無事に成仏して閻魔にチクるという目的を思い出すことができた。
「ヤクモさん……もうすぐ冒険者ギルドにつきます」
「え、あ、あぁ、うん」
まさか町中で話しかけてもらえるとは思っていなかったので驚いて反応が遅れてしまった。
「また、力を貸してもらえますか……?」
「それはもちろん」
何をするのかはわからないが、タンポポを1人残していくようなやつらだ。報告だって好き勝手やっているはずだ。タンポポにしか見えないし、話せない俺が何の役に立つのかはわからないが……
タンポポの表情が曇っている。また対価と言い出すのだろう。
「……対価は成仏の仕方とか方法とか知ってたら教えてほしい。それでいい」
「えっ……えっ、あ、はい。ボクの知っている範囲で良ければ!」
タンポポがほっと胸をなでおろすのをみると正解を選べたのだと思い俺も少し安心できた。覚悟が決まった様子のタンポポは教会には及ばないが大きな建物の中へと歩を進めていく。俺はその後ろに続くように入っていく。
建物の中はいかつい防具や武器で身を固めた様々な種族の老若男女。ローブのようなものを身に付けているだけの人たちもいるがそれは一握り。だいたいがローブの魔法使いらしき人を中心にグループが出来ているように見える。ゼンが良くも悪くも魔法が中心の文化といっていたがここまで露骨になっているとは思わなかった。もしも、最初の無限の魔力やらのチートを持っていたら俺も中心人物となりちやほやされていたのかもしれない。
タンポポが受付の方へと向かっていくうちに周りがざわめきはじめる。幽霊をみた表情で固まっている者、驚いている者、様々だがその中でひときわ顔色の悪そうな男女がいた。たぶん、あいつらがそうなのだろう。俺のことは見えていないだろうがとりあえずにらんでおく。
「依頼を達成してきました。遺体の場所も確認済みです」
「……●●●●●」
受付の人は最初こそ驚いた表情をしていたが、なんとなく事情を察したのだろう。タンポポが渡した折れた剣を手に取り確認を始める。確認の間、俺はひと際顔色の悪くなった2人の冒険者を見張ることにした。2人でこそこそと内緒話をしている。その声を聞けたところで俺にはその意味がわからないので意味はないが……聞かなくてもろくなことを話していないことは解る。内緒話が終わると2人はゆっくりと出入り口の方へと移動を始める……他の冒険者たちはタンポポに視線が釘付けになっている。逃げようとしているということはここに残ると2人には何かまずいことが待っているということなのだろう。だったらみすみす逃がすわけにはいかない。2人の後ろへ移動して魔法使いのローブをわしづかみにしておく。
がたんっ!
ローブにひっかかり盛大にすっころんでくれた。冒険者たちの視線が2人に一気に注がれる。そのタイミングで受付の奥から熊ぐらいなら素手で仕留められそうな肉体を持つ初老の男性が出て来た。冒険者だけでなくギルドの職員もその人のために2人の冒険者までの道を開けていく。かなり上の立場の人らしい。
空気が張り詰めていくのを感じる。どうやらここからが修羅場のようだ。
白いゴブリンを倒すと名もなき洞窟の出口まではあっけないほどあっという間だった。敵はゴブリンや洞窟狼だけであり、こちらも積極的に倒すメリットがない今、戦闘を避けていたというのも大きな理由だろう。
「おー……タンポポこれは何時ぐらいなんだ」
「だいたい三の鐘か四の鐘ぐらいだと思います。今から急げば冒険者ギルドの営業時間に間に合います」
俺が久々にみた外は明るいが少し太陽が傾き始めた時間だった。三の鐘や四の鐘が何を意味するのかは正確には解らないが、おそらく夕方の三時から四時の間ぐらいなのだろう。早歩きでおそらく街に向かうのであろうタンポポの尻尾を見ながら俺はついていく。すでに生きる物体の魔術は解除しているのでいつもの霊体に戻っっている。剣に入っている間の俺は湾曲した細身の片刃剣になっていたそうだ。さらに言えば、リビングウェポンという魔物に変化していたらしい。
「う、うーん。確実にこれが正解というわけではありませんが……生前、立派な戦士だった霊をその人の剣に宿らせたときは切れ味が元に戻ったという話を聞いたことあります」
「物理的に影響を及ぼすかもしれないってことなのか」
「はい、あの……なんというか湾曲した綺麗な刀身の剣はヤクモさんの故郷のモノなんですよね?」
「……一応ね」
俺は自身がどう変わったか見ていないから確実ではないが……特徴を聞くに日本刀間違いないとは思う。ただ、俺は剣道は学校の授業でやった程度、日本刀は博物館や美術館で見たことがあるだけで振ったことはおろか触ったことすらないのである。思い当たることとしては日本刀が変態的技術の塊でアホみたいに切れるという情報は持っており……個人的に最強の近接武器だとは思っているには思っているぐらいだ。
物思いにふけっていると遠目に獣避けの柵が見えてくる。どうやらあれがタンポポの目指していた町のようである。
「なぁ、タンポポ。俺、このまま入っても大丈夫なのか?」
「はい、大丈夫ですよ。いくらヤクモさんが規格外の霊でも死霊術士や死霊魔法使いにしか見えない基本的なところは変わらないはずです」
少し心配になりながらも町は更に近づいてくる。なる様にしかならないのだがなんだか緊張してしまう。
「■■■!? ■■■■!? ■■■■!?」
「ちゃ、ちゃんと生きて帰還しました」
タンポポが魂の交流の魔術を常に使ってくれているおかげで、タンポポの言っていることはわかる、門番のいかつい兄さんは何と言っているかわからないが状況が完全にわからないというなんてことはないので非常に助かる。もっとも、いかつい門番の顔が青ざめているところを見るにタンポポが死んだと聞いていたのだろうという事がなんとなくうかがえる。タンポポが青ざめている門番にカードを提示する。その間、俺は明らかに門番の視線に何度か入っているはずなのに門番は全く反応を見せない。本当に見えていないらしい。試しに門番とタンポポの間をわざと通過してみる。
「■■■■……ッ■■■……」
「あ、あははは」
門番に俺の身体が軽く触れてしまったらしい。門番の兄さんはぶるっと寒そうに体を震わせた。俺の身体はどうやら軽い悪寒を引き起こす程度の影響力は持っているようだ……悪霊じみている。少しすると作業が終わったのかタンポポが町の中に入っていくのに続いて俺も町の中へと入っていく。
町の中はのどかなファンタジーの村よりも少し発展している場所という印象の場所だった。物珍しさのあまり俺は周りをきょろきょろと見渡してしまう。町の中は人間だけではなく色々な種族を見かけた。犬や猫の獣人や立派な髭を生やした子どもにしか見えない子たちはドワーフなのだろうか? タンポポが大通りを進んでくれているのでたくさんの人とすれ違ったが……ぼろぼろの服を身にまとった『人間』は誰一人としていなかった。人間以外の他種族であればぼろぼろの服を身にまとっている人は頻繁にいる。逆に立派な服を身にまとっている人間以外の種族というのは少ないように見える。大通りでこれなら裏路地はどうなっているのだろう? タンポポとはぐれないように移動していくとひと際大きな建物が眼に入る。屋根には上向きの矢印のようなものが掲げられておりなんとなくここが教会なんだと理解できる。大通りの一番アクセスがいい一等地に教会が建っているのを見ると少なくともここは教会が強い影響力を持っている……ゼンの事を思い出すと多少イラっとして俺は当初の大きな目標である無事に成仏して閻魔にチクるという目的を思い出すことができた。
「ヤクモさん……もうすぐ冒険者ギルドにつきます」
「え、あ、あぁ、うん」
まさか町中で話しかけてもらえるとは思っていなかったので驚いて反応が遅れてしまった。
「また、力を貸してもらえますか……?」
「それはもちろん」
何をするのかはわからないが、タンポポを1人残していくようなやつらだ。報告だって好き勝手やっているはずだ。タンポポにしか見えないし、話せない俺が何の役に立つのかはわからないが……
タンポポの表情が曇っている。また対価と言い出すのだろう。
「……対価は成仏の仕方とか方法とか知ってたら教えてほしい。それでいい」
「えっ……えっ、あ、はい。ボクの知っている範囲で良ければ!」
タンポポがほっと胸をなでおろすのをみると正解を選べたのだと思い俺も少し安心できた。覚悟が決まった様子のタンポポは教会には及ばないが大きな建物の中へと歩を進めていく。俺はその後ろに続くように入っていく。
建物の中はいかつい防具や武器で身を固めた様々な種族の老若男女。ローブのようなものを身に付けているだけの人たちもいるがそれは一握り。だいたいがローブの魔法使いらしき人を中心にグループが出来ているように見える。ゼンが良くも悪くも魔法が中心の文化といっていたがここまで露骨になっているとは思わなかった。もしも、最初の無限の魔力やらのチートを持っていたら俺も中心人物となりちやほやされていたのかもしれない。
タンポポが受付の方へと向かっていくうちに周りがざわめきはじめる。幽霊をみた表情で固まっている者、驚いている者、様々だがその中でひときわ顔色の悪そうな男女がいた。たぶん、あいつらがそうなのだろう。俺のことは見えていないだろうがとりあえずにらんでおく。
「依頼を達成してきました。遺体の場所も確認済みです」
「……●●●●●」
受付の人は最初こそ驚いた表情をしていたが、なんとなく事情を察したのだろう。タンポポが渡した折れた剣を手に取り確認を始める。確認の間、俺はひと際顔色の悪くなった2人の冒険者を見張ることにした。2人でこそこそと内緒話をしている。その声を聞けたところで俺にはその意味がわからないので意味はないが……聞かなくてもろくなことを話していないことは解る。内緒話が終わると2人はゆっくりと出入り口の方へと移動を始める……他の冒険者たちはタンポポに視線が釘付けになっている。逃げようとしているということはここに残ると2人には何かまずいことが待っているということなのだろう。だったらみすみす逃がすわけにはいかない。2人の後ろへ移動して魔法使いのローブをわしづかみにしておく。
がたんっ!
ローブにひっかかり盛大にすっころんでくれた。冒険者たちの視線が2人に一気に注がれる。そのタイミングで受付の奥から熊ぐらいなら素手で仕留められそうな肉体を持つ初老の男性が出て来た。冒険者だけでなくギルドの職員もその人のために2人の冒険者までの道を開けていく。かなり上の立場の人らしい。
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