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第五章
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「なんで来たんだよ」
「なんでって? もう二日よ。ずっと携帯がつながらないじゃないの! こんなに連絡がつかないと誘拐でもされたんじゃないかと思うわよ」
「なんともないよ。携帯が河に落ちたけど新しいのを買う金もないから連絡できなかったんだ」
顧海は辛抱強く説明をしたが、金璐璐は訝しげに彼の全身を眺め、青ざめた。顧海は色のヘンテコな長袖Tシャツを着て、足元には三十元の運動靴を履いている。
「お父さんひどすぎない? いくらあんたを追い出したからって、ここまで貧しい暮らしをさせるなんて……ううっ」
金璐璐は顧海に口を塞がれ、静かな場所に連れていかれた。
「大きな声を出すなよ。クラスの奴らに聞かれるだろう」
金璐璐にはわからなかった。顔が顧海でなければ、これが自分の彼氏だと信じることはできなかった。顧海は唯我独尊で、たとえ天帝から道を示されても自分のやり方を変えない人間だ。それなのに、クラスの戸口で話をする勇気さえ失くしてしまったのか?
「あんたのお父さんは一体どんな仕打ちをしたの? こんなふうになっちゃうなんて」
金璐璐は彼を哀れに思う気持ちを隠しきれず、服を引っ張り続ける。どうしてもこのダサい恰好が我慢できなかったのだ。
「やめろよ。そんなに伸ばしたら破れるじゃないか」
金璐璐はさらに強く引っ張り、あえてこのダサいTシャツを引きちぎろうとする。顧海には以前のように流行りのおしゃれをしてほしいのだ。
顧海は金璐璐の手を押さえ、周囲に誰もいないことを確認してから、低い声で告げる。
「おとなしくしろよ。とりあえず学校の周りで時間をつぶしててくれ。午前中の授業が終わったら送って行くから」
「どこにも行かないわよ」
金璐璐はかたくなに言い張った。
「三日間休みを申請してきたから」
顧海はギョッとする。三日だと? どういうつもりだ?
「お前は休みかもしれないが俺は違う。まさかここに居座ってひとりで三日も遊ぶつもりか?」
顧海は冷淡な表情を浮かべる。金璐璐はまるで知らない人間を見ているようだった。
「学校に許可を取るとかあんたが気にする? サボれないの? 前はしょっちゅうサボってたじゃない。どういうこと? 私は一睡もせずにあんたのところに来たっていうのに、そんな私のために一時間もサボれないってこと?」
「黙れよ。俺はいまお前に構ってる暇はないんだ!」
金璐璐は奇妙に冷静な声を出す。
「わかった。ここで女ができたんでしょう」
顧海の表情は瞬時に冷たく変わる。
「それ以上くだらない話をするなら、叩き出すぞ」
金璐璐は何も答えず、鋭い視線を教室の中に向けた。それから黙って顧海を避けて回り込み、次の瞬間、飛ぶような速さでクラスの中に駆け込もうとする。
「追い返される前にはっきりさせるわよ!」
だが顧海はサッと動いて金璐璐の腕を強く掴む。彼女は痛みに顔色を変えながら、気丈にも涙は一滴もこぼさなかった。
「もし俺と別れたくないなら、おとなしく最後まで話を聞け」
金璐璐はついに折れた。恋心という天秤の上では彼女は負け続けているのだ。
「もしお前が俺といる時間が足りないっていうなら、俺はいますぐ三日休みを申請して一緒にいるよ。ただ、ここは俺たちが一緒にいるのにふさわしくない場所だ。俺と一緒に帰るなら、その後好きなだけ俺を困らせればいい。でもここではダメだ」
「どうして?」
金璐璐は顧海をじっと見つめた。
「どんな質問にも絶対答えなきゃならないのか?」
「誠意を見せてよ。私はそんなにあさましい女じゃないわ。もしここで本当に彼女ができたなら、追い出されなくても帰るわよ!」
顧海は言い訳をするのが嫌になった。
「じゃあ帰れよ」
次の一時間、顧海の表情はずっと曇ったままだった。
教室の外は静かで、金璐璐が帰ったかどうかはわからなかった。だが彼女はそんなに簡単に諦めるような玉ではない。これまでも彼らは似たようなケンカを繰り返してきたが、毎回譲るのは金璐璐だった。顧海は彼女の気持ちが離れることを心配する必要はなかったが、どうやってあと二日やり過ごすのか考えねばならなかった。
授業終わりのチャイムが鳴ると、苛立つ顧海の目に単暁璇が尻を振りながらやって来る姿が映った。白洛因は立ち上がって外に向かい、尤其はそれに付いて行く。
「さっきの授業、先生の話ちっともわからなかったわ」
単暁璇は顎に手を置き、目をパチパチさせながら顧海へ秋波を放った。
ひとりだけでも面倒なのにまた別の女が現れ、顧海の我慢も限界だった。
「俺もわからなかった」
単暁璇は顧海の肘を引いて自分の教科書の上に置き、ゆっくり顧海の指を開いた。そして甘ったるい声を出す。
「私、占いができるの。すごく当たるのよ!」
顧海が手を引き抜いたとき、冷たい影が戸口からサッと姿を消した。
顧海がトイレから出てくると、廊下の隅で白洛因が煙草を吸っているのが見えた。尤其がなにを話しているのかはわからないが、二人が目を合わせて笑う様子はとても絵になっていた。
顧海の表情はさらに暗くなる。
尤其は顧海に気づくと、カッコいい仕草で手招きをした。
「さっきの子はお前の弟か?」
「弟だと?」
顧海は顔色を変えた。確かに口喧嘩にはなったが、他人からそんないわれを受ける筋合いはない。尤其は顧海に煙草を一本投げて寄越した。
「あれは誰だ?」
顧海は冷たい語気で答える。
「俺の彼女だ」
白洛因はずっと逸らしていた視線をついに合わせた。
「いやああ!」
鋭い叫び声が静寂を打ち破った。廊下にいた生徒たちは大騒ぎになる。
「誰かがケンカしてるみたいだな」
尤其は首を伸ばして覗き見る。白洛因は淡々と答えた。
「今の声、単暁璇に似てなかったか?」
その言葉にかぶせるように女性の叫び声と泣き声が聞こえてくる。顧海は青ざめ、急いで教室に向かった。だが戸口に着く前に騒ぎが目に入り、足を止めねばらならなかった。
金璐璐は単暁璇の髪を掴んで窓辺に追いつめ、何度も平手打ちを食らわせた。廊下中に単暁璇の泣き声が響き渡る。
金璐璐はそれでも気が収まらず、単暁璇の腹に何発か蹴りを入れた。単暁璇は地面に倒れ、泣きながら腹を抑える。その結果、また金璐璐に蹴られることになった。
「ふざけんな! この泥棒が!」
尤其と白洛因もやってくる。尤其は金璐璐を見て取ると、白洛因を肘で突いた。
「顧海はあの女のどこがよかったんだ?」
白洛因は無表情のまま金璐璐に目をやる。
「俺に聞いてどうするんだ。知るもんか」
「お前、ずっと顧海とくっついてるじゃないか。あいつお前に彼女の話はしなかったのか?」
白洛因は最初の言葉にだけ反応したようだった。
「俺がいつ奴とくっついてた?」
「いつでもくっついてるじゃないか!」
尤其は憤慨し、クールすぎて無表情な顔にようやく幾分かの感情を滲ませる。
「前は犬猿の仲だったくせに、今は毎日くっついてるじゃないか。クラス中がモヤってるよ!」
白洛因は何も答えず、踵を返して教室に入って行った。尤其はぼやく。
「くっついてるのは本当じゃないか。デキてるわけじゃないし、気にすることないだろ?」
「なんでって? もう二日よ。ずっと携帯がつながらないじゃないの! こんなに連絡がつかないと誘拐でもされたんじゃないかと思うわよ」
「なんともないよ。携帯が河に落ちたけど新しいのを買う金もないから連絡できなかったんだ」
顧海は辛抱強く説明をしたが、金璐璐は訝しげに彼の全身を眺め、青ざめた。顧海は色のヘンテコな長袖Tシャツを着て、足元には三十元の運動靴を履いている。
「お父さんひどすぎない? いくらあんたを追い出したからって、ここまで貧しい暮らしをさせるなんて……ううっ」
金璐璐は顧海に口を塞がれ、静かな場所に連れていかれた。
「大きな声を出すなよ。クラスの奴らに聞かれるだろう」
金璐璐にはわからなかった。顔が顧海でなければ、これが自分の彼氏だと信じることはできなかった。顧海は唯我独尊で、たとえ天帝から道を示されても自分のやり方を変えない人間だ。それなのに、クラスの戸口で話をする勇気さえ失くしてしまったのか?
「あんたのお父さんは一体どんな仕打ちをしたの? こんなふうになっちゃうなんて」
金璐璐は彼を哀れに思う気持ちを隠しきれず、服を引っ張り続ける。どうしてもこのダサい恰好が我慢できなかったのだ。
「やめろよ。そんなに伸ばしたら破れるじゃないか」
金璐璐はさらに強く引っ張り、あえてこのダサいTシャツを引きちぎろうとする。顧海には以前のように流行りのおしゃれをしてほしいのだ。
顧海は金璐璐の手を押さえ、周囲に誰もいないことを確認してから、低い声で告げる。
「おとなしくしろよ。とりあえず学校の周りで時間をつぶしててくれ。午前中の授業が終わったら送って行くから」
「どこにも行かないわよ」
金璐璐はかたくなに言い張った。
「三日間休みを申請してきたから」
顧海はギョッとする。三日だと? どういうつもりだ?
「お前は休みかもしれないが俺は違う。まさかここに居座ってひとりで三日も遊ぶつもりか?」
顧海は冷淡な表情を浮かべる。金璐璐はまるで知らない人間を見ているようだった。
「学校に許可を取るとかあんたが気にする? サボれないの? 前はしょっちゅうサボってたじゃない。どういうこと? 私は一睡もせずにあんたのところに来たっていうのに、そんな私のために一時間もサボれないってこと?」
「黙れよ。俺はいまお前に構ってる暇はないんだ!」
金璐璐は奇妙に冷静な声を出す。
「わかった。ここで女ができたんでしょう」
顧海の表情は瞬時に冷たく変わる。
「それ以上くだらない話をするなら、叩き出すぞ」
金璐璐は何も答えず、鋭い視線を教室の中に向けた。それから黙って顧海を避けて回り込み、次の瞬間、飛ぶような速さでクラスの中に駆け込もうとする。
「追い返される前にはっきりさせるわよ!」
だが顧海はサッと動いて金璐璐の腕を強く掴む。彼女は痛みに顔色を変えながら、気丈にも涙は一滴もこぼさなかった。
「もし俺と別れたくないなら、おとなしく最後まで話を聞け」
金璐璐はついに折れた。恋心という天秤の上では彼女は負け続けているのだ。
「もしお前が俺といる時間が足りないっていうなら、俺はいますぐ三日休みを申請して一緒にいるよ。ただ、ここは俺たちが一緒にいるのにふさわしくない場所だ。俺と一緒に帰るなら、その後好きなだけ俺を困らせればいい。でもここではダメだ」
「どうして?」
金璐璐は顧海をじっと見つめた。
「どんな質問にも絶対答えなきゃならないのか?」
「誠意を見せてよ。私はそんなにあさましい女じゃないわ。もしここで本当に彼女ができたなら、追い出されなくても帰るわよ!」
顧海は言い訳をするのが嫌になった。
「じゃあ帰れよ」
次の一時間、顧海の表情はずっと曇ったままだった。
教室の外は静かで、金璐璐が帰ったかどうかはわからなかった。だが彼女はそんなに簡単に諦めるような玉ではない。これまでも彼らは似たようなケンカを繰り返してきたが、毎回譲るのは金璐璐だった。顧海は彼女の気持ちが離れることを心配する必要はなかったが、どうやってあと二日やり過ごすのか考えねばならなかった。
授業終わりのチャイムが鳴ると、苛立つ顧海の目に単暁璇が尻を振りながらやって来る姿が映った。白洛因は立ち上がって外に向かい、尤其はそれに付いて行く。
「さっきの授業、先生の話ちっともわからなかったわ」
単暁璇は顎に手を置き、目をパチパチさせながら顧海へ秋波を放った。
ひとりだけでも面倒なのにまた別の女が現れ、顧海の我慢も限界だった。
「俺もわからなかった」
単暁璇は顧海の肘を引いて自分の教科書の上に置き、ゆっくり顧海の指を開いた。そして甘ったるい声を出す。
「私、占いができるの。すごく当たるのよ!」
顧海が手を引き抜いたとき、冷たい影が戸口からサッと姿を消した。
顧海がトイレから出てくると、廊下の隅で白洛因が煙草を吸っているのが見えた。尤其がなにを話しているのかはわからないが、二人が目を合わせて笑う様子はとても絵になっていた。
顧海の表情はさらに暗くなる。
尤其は顧海に気づくと、カッコいい仕草で手招きをした。
「さっきの子はお前の弟か?」
「弟だと?」
顧海は顔色を変えた。確かに口喧嘩にはなったが、他人からそんないわれを受ける筋合いはない。尤其は顧海に煙草を一本投げて寄越した。
「あれは誰だ?」
顧海は冷たい語気で答える。
「俺の彼女だ」
白洛因はずっと逸らしていた視線をついに合わせた。
「いやああ!」
鋭い叫び声が静寂を打ち破った。廊下にいた生徒たちは大騒ぎになる。
「誰かがケンカしてるみたいだな」
尤其は首を伸ばして覗き見る。白洛因は淡々と答えた。
「今の声、単暁璇に似てなかったか?」
その言葉にかぶせるように女性の叫び声と泣き声が聞こえてくる。顧海は青ざめ、急いで教室に向かった。だが戸口に着く前に騒ぎが目に入り、足を止めねばらならなかった。
金璐璐は単暁璇の髪を掴んで窓辺に追いつめ、何度も平手打ちを食らわせた。廊下中に単暁璇の泣き声が響き渡る。
金璐璐はそれでも気が収まらず、単暁璇の腹に何発か蹴りを入れた。単暁璇は地面に倒れ、泣きながら腹を抑える。その結果、また金璐璐に蹴られることになった。
「ふざけんな! この泥棒が!」
尤其と白洛因もやってくる。尤其は金璐璐を見て取ると、白洛因を肘で突いた。
「顧海はあの女のどこがよかったんだ?」
白洛因は無表情のまま金璐璐に目をやる。
「俺に聞いてどうするんだ。知るもんか」
「お前、ずっと顧海とくっついてるじゃないか。あいつお前に彼女の話はしなかったのか?」
白洛因は最初の言葉にだけ反応したようだった。
「俺がいつ奴とくっついてた?」
「いつでもくっついてるじゃないか!」
尤其は憤慨し、クールすぎて無表情な顔にようやく幾分かの感情を滲ませる。
「前は犬猿の仲だったくせに、今は毎日くっついてるじゃないか。クラス中がモヤってるよ!」
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