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■一 篤郎

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 なんでこうなっちまったのかな? とは考えた。何度も考えている。特に三十代中盤を超えたあたりからは頻繁に。今俺は四十二。なので、いつもそんなことを考えて日々を過ごしている。
 その答えを便秘時の脱糞みたいにして、無理矢理ひねり出すことならできる。腰を上げてちょいと便器を覗き込めば多少の達成感を得られるだろう。だけど、エアーズロックみたいに乾いた大自然の脅威を目の当たりにしたところでなにも解決しない。第一、便器の真ん中に鎮座ましますあれを心が安らかになるまで見つめ続けることなんて到底無理だ。我ながら気持ちの悪い物体だからな。流し目を決めて、後は目を逸らすだけだ。偶然答えを閃くまで見つめ続けるよりもずっと心が安定する。それに、そこで閃いた妄想が真実とは限らない。勘違いかもしれないし、早いとこ自らが生み出した汚物から視線を逸らしたくて、適当な答えをこさえてしまう場合もある。苦痛から逃れたくて責め苦を負うなんて馬鹿らしいだろう。しかも、本当なのかも分からないのにだ。だから俺は目を背ける。その結果宙ぶらりんの疑問が、微かに感じる便意の第二波みたいに心を不安定にさせ続けたところで、それは望むところだ。ぎゅっと肛門を締めて、踵を浮かせたちょこちょこ歩きで人生の未舗装路を進む戦士。それが俺ってことだな。
 拝島水道の倉庫はカビ臭かった。元々はそれなりに広い空間を確保しているようだが今は違う。四方の壁のほとんどをウォシュレット便座の在庫がうず高く積まれ、空間を圧迫していた。南と東の壁に面している在庫の隙間を縫うようにして陽の光が差し込んでいることから、その裏側には窓があるのだろう。どんな窓かは分からないけれど。天井は高く、車三台は余裕で駐車できるスペースがあるはずなのに、今じゃうちのアパートと同じくらいの狭さに感じる。六畳だぜ。俺の部屋。
 一体幾つ在庫を抱えているんだろう。水道屋ってこんなものなのか? それとも何かヘマをしてこんな状態になっているのか? 疑問には思うが、ま、他人のしでかしたことだからな。俺には関係ない。自分のことでさえ目を背ける愛の戦士なんだぜ? 他人の懐事情なんて気にするわけがないだろう。
 少し前から拝島水道でバイトを始めた。職種は広報宣伝部のプランナーってとこだろうな。マグネット広告の作成とポスティングが主な仕事なんだから、きっとそんな風に名乗ってもいいはずだ。後はあれだな、社長の指示通りに誰でもできる作業をこなす助手の仕事を任せられることもあるから、秘書とか右腕って名乗っても許されるだろうな。一向に売れやしないウォシュレット便座の営業を頼まれることもあるし。
 同僚には恵まれていない。社長の娘の拝島夏鈴《かりん》と、その友人の成田夢乃《ゆめの》という高校生の二人。夏鈴は馬鹿で元気。夢乃は神経質で辛気臭い。きっとお互いがないものねだりで繋がった関係なんだろう。どこにでもいる若者だ。違う出会い方をしてれば、もしかしたら良い関係になれたかもしれない。無知な若者を導くメンターと、その弟子とか。でもこの状況では違う。なにせ、夏鈴と夢乃は二人共俺のことを嫌っているからな。外見も性格も違う友人同士の数少ない共通点として俺への嫌悪感が利用されてるってきらいもあるけど、やっぱりたまったもんじゃねえぜ。
 この狭い空間で四六時中敵意をむき出しにされるんだ。しかもさ、こいつらみたいな未熟者って、馬鹿だから自分の感情を隠さずに表現することが偉いって思い込んでんだろ? 可愛らしい陰口とかじゃなくて、直接悪態をぶつけてくるわけ。俺はそれに耐えるしかないわけ。言い返したところでよ、夏鈴なんてきっと恥ずかし気もなくパパに言いつけるっていう俺世代なら絶対に使わない卑劣な行為に打って出るだろうからな。分かりきってるんだよ。
 そんな時俺は頭に浮かんだ、なんでこうなっちまったのかっていう泣き言を愛でながら、じっと作業に集中することにしている。なんのことかよく分からないアニメのキャラクターが「水回りのことなら拝島水道」っていう台詞を吹き出しで喋っているシールを裁断し、こっちも自分で切り取ったマグネットに貼り付ける。一丁上がり。心を殺して、自分だけの世界に集中するんだ。でも決して急いではいけない。娘っ子二人に文句を言わせないギリギリのスピードを計算しつつ、最大限のろのろと作業に没頭するんだ。何故か? 俺の仕事がなくなるからだよ。社長がこの効果の期待できないノベルティ制作を何枚やらせるつもりなのかは分からないし、今のところ真っさらなシールとマグネットは豊富にあるけれど、多分全部作っちまって配ったらそれで終了。なにせ俺は主に広報宣伝部のプランナーとして雇われているバイトなわけだからさ。雇用期間の定めありってわけだ。お払い箱になるのを少しでも先延ばしにするのは労働者の真っ当な権利のはずだろ。
「おっさん、ちゃきちゃき働けよ」
 夏鈴は背もたれのない回転椅子に足をぶらぶらとさせながら言った。夢乃は倉庫の隅でスマホを眺めていたが、一瞬こちらを見てため息をつく。
 男性の自尊心と、年長者としての矜持を刺激された。怒りが電気信号でもって顔面の皮膚をぴくぴくと震わせる。このガキゃあ。自分達は職場に仲良くやって来てから一瞬だって仕事らしい仕事をしていないくせによ。やかましくおしゃべりしたり、お菓子を食べたり、スマホ動画を音量最大で見せあったりするのは労働じゃねえんだぞ。お前らの仕事はただ倉庫にやって来て、その場に留まっていることじゃねえんだ。俺と同じように切ったり貼ったりの工作をすることだろうが。まったく人をイライラとさせる奴らだぜ。
「へへへ。勘弁してくれよ」
 俺は自分史上最高の情けない顔を作って答えた。それでも敬語は使わなかった。これは自尊心と矜持のなせる技だわな。
 大体こいつらはなにを勘違いしているのか、自分達を俺の上司だと思い込んでいるんだ。どうしてそんなことになっちまうんだろう。俺を管理監督することこそが仕事で、後はなにをしても構わないって感じだ。社長からそういう指示を受けているのか? 俺を遊ばせておかないように? 冗談だろ? 俺ほど勤勉な四十路はいないぜ。ずっと給料を頂戴できるって保証があるなら。多分そうだな。今一日かけてやっている仕事を三十分くらいで終わらせる自信がある。まあいい。上の思惑なんて分からない。明言されていない以上俺はこの年下の女二人を同僚として扱うぜ。部下としないのは、年上男性の優しさとして思ってくれていい。
 とにかく俺には、この仕事にしがみつく理由があった。二十代の頃はいくらでも仕事がみつかった。あの頃はよかった。自分には無限の可能性があるって信じられた。社会に出るのは遅かった。人間、金を稼いで生きるもんだってのを知ったのは二十代の中盤を過ぎたあたりだったかな。いや、もちろん金の価値は十分に知っていたよ。だけどさ。俺は使うことよりも貯めることが好きなたちで、贅沢な趣味もなかったから。どんなに収入が少なくても、手元に金があれば安心できた。食費なんかを削ってでも、少しずつ貯金をするようなタイプだった。そんなのんびり屋さんだから、人生の方向性を定めるのが人より遅れたんだろうな。
 だけどちょうどその頃気付いた。俺はこのまま一人きりで死んでいくんだろうなって。きっかけならあった。些細なことだ。思い出したくもない。とにかく俺は怖くなった。少しでも金を稼いで老後に備えれなければってな。若い頃は正社員として働いたことだってある。大したもんだろ。でもさ、なにせその頃の俺には無限の可能性があった。そう信じていた。上司に詰められるようなことがあればすぐに辞めた。簡単に次が見つかるからな。朝礼で気持ちの悪い社訓を唱和させられそうになって辞めたこともある。仕事なんて選ばなければいくらでもあるって思ってた。
 事実、拘束時間が長く融通も効かない社員の道は向いていないと気付いてからも、時給のいいアルバイトがたくさんあった。責任もないし最高だった。多分稼ぎは同世代より少なかったんだと思う。でも俺は貯金が趣味みたいなものだったから。少ない中から最低限人間らしい生活を送る額を差し引いて、更に少なくなった金を貯金できればそれで真っ当に生きられてるって感じられた。皆と同じ大通りを歩けてるって安心した。実際には、かなり端っこの方に追いやられてはずだし、あと半歩でもよろければドロップアウトって場所に存在する悲しき生き物だったんだろうけれどさ。それでも俺には十分だった。だって俺には碌な学歴も職歴も、やる気も根性もないわけだから。日々人生の明るい面に目をやって生きていくことがギリギリで出来ていた。確かに落ち込むことや焦ることだってあったけど、それは誰でも同じだろ。
 ところが、三十代も半ばを過ぎるとめっきり仕事がなくなった。人生における可能性の魔法が解けたんだろうな。それか、年齢のせいでバイトの募集要項から外れたか。資本主義の豚どもが。年齢で就職を差別するなんてこの時代に許されていいのか? それまでは嫌なことがあったらすぐ辞めるっていう風来坊の生き方を遵守していたけれど、そうもいかなかくなった。俺が資本主義の犬に成り果てた瞬間だった。直近の仕事はアミューズメントパークのメカニックだった。いや。ボウリング場のレーンにオイルを引く職人だった。いや。汚れたピンやアプローチを磨いたり、社員の小間使いをするただのバイトだった。五年は働いたかな。面倒なことも多かったし、社員登用の道も昇給の門も閉ざされていたけど、しがみつくつもりだった。これを逃せば次はない。皆が持っているだろう、そんな危機感をようやく獲得して俺は踏ん張った。でもよ、呆気ないもんだぜ。近くに大手で本物のアミューズメントパークが出来たことで売上が冷え込み、まずはここからって感じでがん手術の時に切り裂かれる皮膚みたいにして社内改革の犠牲になった。安い給料で働く俺を辞めさせてどうにかなるものかね? スタッフルームでふんぞり返ってるだけで俺の何倍も給料を貰ってる支配人こそが、この場合のがんなんじゃないのかね? 
 それから数ヶ月、仕事が見つからなかった。求人に応募し続けては不採用の連絡を受けた。俺は決めたね。たとえ不採用でも連絡を寄越した会社や店のサービスは今後も利用してやる。だけど沈黙を不採用の返事にしやがった奴らのサービスは今後一切享受することはないってな。だって失礼すぎるだろう。高嶺の花に告白したんじゃないだから。駄目なら駄目で連絡くらい寄越すのが真っ当な人間関係ってもんだ。
 最初は子どもが落書きしたみたいに無軌道な、俺の職歴に問題があるのかなとも思った。でも違うね。右から流れてくる弁当にバランを挟んで左に流す仕事に、職歴なんて関係あるもんかよ。それでこれは年齢で足切りされているんだなって確信した。肝が冷えたぜ。時間は全人類に対して平等に流れる。ゴールドマン・サックスの社員にも、バレンを差し込むバイトに落ちた奴にも平等に。現時点で就職に不利なんだとしたらこの先どうなる? 既につま先を差し込むのに精一杯ってくらいにしか開いていない人生の門の幅が、確実に閉まるまで指くわえて待ってるしかないのか? 指がふやけるまで待っても不利にしかならないのに? 
 そんな時、偶然拝島水道のアルバイトの求人を見かけた。店の前に張り紙がしてあったんだ。白い画用紙にマジックで書いただけみたいな手書きでさ。ネット求人が企業と求職戦士たちの主戦場になっているようなこの時代にだぜ。スターリングラードにパチンコ一つで出征するような行為だった。
 でもチャンスだと思った。だって拝島水道は目につきやすい大通りや商店街じゃなく、住宅街に溶け込むようにひっそりと営業していたから。近所の住民にだって気付かれてないんじゃないかな。俺だって少し自宅から離れて通勤の便が悪いコンビニの面接に行った帰り、面接官の人を見下すような態度から落ちたことを確信したため、燃えるような視線で周囲に仕事の雰囲気を探していなければ確実に見逃したと思う。
 これなら俺の就職を邪魔するライバルも少ないだろう。その足で門を叩いたね。で、採用。多分、面接を担当した社長の奥さんが俺に惚れたんだと思う。だってさ、職歴も年齢も飛び越えられるなにかがあるとしたら、それは愛しかないだろう。付き合ったり結婚したり不倫したりってことには抵抗があるだろうけど、手元には置いておきたいって女性の執着心をひしひしと感じたもんだよ。
 そりゃ俺にだって抵抗はあったさ。中年女性の恋心を利用するなんてよ。でも 背に腹は代えられない。俺には後がないんだ。この仕事を逃せば次は見つからない。
 だから俺は我慢する。娘っ子二人の面倒を見ながら単純作業を続けるっていうひどい環境でも耐えなければならない。こんなだったら、若い頃会社で妙な朝礼を目の当たりにしても我慢すればよかったって後悔することもあるが、結局あの時はクソくだらねえ社訓の唱和には我慢できなかったんだもんな。何度人生を繰り返すことになっても同じ選択をすることになるんだろうよ。
 そして、決して自分の能力をひけらかさない。機転が効き仕事を覚えるのも早い本来の自分は隠すんだ。夏鈴や夢乃から、どんな風に鋭く中年男性の心を傷つけられても、決して急いで仕事をこなしてはならない。なるべく鈍臭く動いて、契約終了を先延ばしにするのが俺の使命と言えるだろう。マグネットとウォシュレットの在庫がある内は簡単に俺を切ることは出来ないだろう。必要だからな。もしも在庫が全てはけてしまうようなことがあったら。その時は悪魔に良心を売る所存だ。社長の拝島新一の妻である実花を寝取り、情に訴えるってわけだ。元々俺に惚れてるんだ。赤子の手をひねるように不倫関係にもつれ込んでやるさ。もしかしたら拝島水道の乗っ取りなんかも考えられるかもしれない。その時は。ふふふ。夢が広がるぜえ。
「おい、じじい。暗くなる前にポスティングに行ってこいよ」
「その量なら一時間で終わるはずです。帰ってきたら時間まで作業場の掃除と整理、お願いします。私達はしばらくしたら帰宅しますので」
「あ、ねえ夢乃。今日はうちでご飯食べていきなよ」
「ごめん、今日はお父さんの帰りが早いから家族で外食する予定なの」
「えええ、そうなのお。残念、じゃあまた今度ね。私、夢乃と一緒にご飯するの好きだから。愛してるから」
「ふふふ。そうね。また今度ね」
 どうもこいつらは同性愛者を気取っている節がある。本物ではないはずだ。そんな年頃なのかね。特に夏鈴。お前は絶対男が好きなはずだ。俺への非難にも、どこかエレクトラ・コンプレックスの匂いを感じる。きっとSNSかなにかで、格好良さ気な同性愛者の画像を見て憧れたんだろう。お前みたいなサブカルを気取った若輩者は男にモテないもんな。それならば、こっちから嫌うことでプライドを保とうってか。十代の浅ましいガキが考えつきそうな演出の仕方だよな。
「なに見てんだよ。とっとと行けよ」
 夏鈴が俺のことを睨みながら顎を振った。顎の先には出入り口がある。
「へへへ。そんじゃ今日も頑張ってこようかな」
 完成したマグネットの束をバッグにしまいながら立ち上がる。こいつらはいつか痛い目に遭うだろう。天罰を下すのは俺じゃない。だって俺は結局のところ社長の娘に頭が上がらない労働者でしかないから。だけど調子に乗ったガキが順風満帆に生きていられるほど甘い世の中じゃないはずだ。少なくとも、世の中さんは俺には甘くなかったよ。だから俺は通り魔みたいな奴に期待する。絶望した馬鹿が、生意気なガキを無差別に傷つけりゃいいんだ。でもよ、決して死なないでくれよ。そこまでは俺も望んでねえからな。
「なんかあいつの立ち方、マジでお爺ちゃんみたいじゃなかった?」
「私も思った」
 外に出て扉を閉めた後、二人の笑い声が聞こえた。やけに悲しい気持ちになった。詳しくは覚えてないけど、小学生の頃こんな経験したっけなって心の内側が悲鳴を上げた。なんか泣きたくなった。なんでこうなっちまったのかな? 俺は今日何度目かの疑問を思い浮かべながら、のろのろと歩き始めた。
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