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3.囚われの華
痛感
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ーチャリン、チャリン――
どれだけ動いても、その鎖は外れない。
俺を戒めるその鎖は、黒光りして、長年の衰えをみせていない。
「くぅっ、はあっ、はあっ――」
「どう?気持ちいい?」
「はあっ、もうさわるなあっ」
どれだけの時間、弄られているのだろうか。
軽く数十分は経っているような気がする。
奈緒の両胸には赤くぷっくりと色づいた乳首がその存在を主張している。
つまんだり、おされたり、ひっかかれたり……
あらゆる手段で、弄られてしまったそこはツンッと尖っている。
「ふふふ、おいしそうだね」
「ひゃあっ、やめっ」
ぺろっ
ミツヒコはその赤い舌で、奈緒の尖ったそこを下から舐めあがる。
唾液でひんやりと濡れた感触と、舌のざらりとしたものを
その身で直に感じてしまう。
固くなってしまったそこは、少しの刺激だけでも、
奈緒をぐちゃぐちゃにしてしまう。
「やあっん、はぁっ、」
くちゅ、ぴちゃ、ちゅう
「んんんっつーーー」
ミツヒコが奈緒の乳首をその口に含み始める。
舌は熱をもって濡れて、腫れあがった乳首はそのゆるやか動きで新たな刺激を与えている。
そして、舌が離れたかと思えば、その暖かなふっくらとした唇で吸われてしまう。
いやらしい水音と揺れる鎖の音がこだまする。
「もうっ、お願いっ、はあっ――」
奈緒は呼吸も激しく、赤くなったその顔は涙で濡れている。
下半身の中央では、ずっと放置されている自分のそそりたった半身が雫を零しながら、解放される時を待っている。
ミツヒコは、そこに一切触れるつもりはないようで、
奈緒は我慢できずに腰を自分からねだるように動かしてしまう。
「ふぅん、はあっ、ひゃあん」
そして、今度はさっきとは違う方の胸の先端を吸われてしまう。
膝にぎゅうっと力が入り、その快感に首を上向けて、耐え忍ぶ。
どれほど弄られても、射精にまでは至らない。
もどかしい快感が身体の中をグルグルとまわっている。
「うんっ、はあっ」
「ねえ、奈緒ちゃん。
私ね、いいこと思いついたんだけど、
協力してくれるかなー。」
「やぁっ、」
「そう言わずにー。
奈緒ちゃんの胸のここ、もっと大きくなるとこみたいんだよね。
そのためには、少し痛いかもしれないけれど、
いつでも感じるようにしてあげたくてー。
ほらっ、今、丁度精神体だし、痕も残らないからさっ」
「なっ、ひゃあうっ、
痛いのっ、やだあっ」
「大丈夫、大丈夫」
ミツヒコはどこからか、小さな針のついた長方形の器具を取り出して、奈緒の大きく腫れた乳首へとあてがう。
「なにっ、ひゃっ」
何が起こるか分からない奈緒は不安げな顔で、ミツヒコの顔を濡れた瞳で見つめる。
「一瞬だけ、我慢してね。」
ミツヒコは優しげに頭を撫でてから、
その器具へと容赦なく、力を入れた。
―――ガシャンっ
―――感覚なんてない方がよかった―――
どれだけ動いても、その鎖は外れない。
俺を戒めるその鎖は、黒光りして、長年の衰えをみせていない。
「くぅっ、はあっ、はあっ――」
「どう?気持ちいい?」
「はあっ、もうさわるなあっ」
どれだけの時間、弄られているのだろうか。
軽く数十分は経っているような気がする。
奈緒の両胸には赤くぷっくりと色づいた乳首がその存在を主張している。
つまんだり、おされたり、ひっかかれたり……
あらゆる手段で、弄られてしまったそこはツンッと尖っている。
「ふふふ、おいしそうだね」
「ひゃあっ、やめっ」
ぺろっ
ミツヒコはその赤い舌で、奈緒の尖ったそこを下から舐めあがる。
唾液でひんやりと濡れた感触と、舌のざらりとしたものを
その身で直に感じてしまう。
固くなってしまったそこは、少しの刺激だけでも、
奈緒をぐちゃぐちゃにしてしまう。
「やあっん、はぁっ、」
くちゅ、ぴちゃ、ちゅう
「んんんっつーーー」
ミツヒコが奈緒の乳首をその口に含み始める。
舌は熱をもって濡れて、腫れあがった乳首はそのゆるやか動きで新たな刺激を与えている。
そして、舌が離れたかと思えば、その暖かなふっくらとした唇で吸われてしまう。
いやらしい水音と揺れる鎖の音がこだまする。
「もうっ、お願いっ、はあっ――」
奈緒は呼吸も激しく、赤くなったその顔は涙で濡れている。
下半身の中央では、ずっと放置されている自分のそそりたった半身が雫を零しながら、解放される時を待っている。
ミツヒコは、そこに一切触れるつもりはないようで、
奈緒は我慢できずに腰を自分からねだるように動かしてしまう。
「ふぅん、はあっ、ひゃあん」
そして、今度はさっきとは違う方の胸の先端を吸われてしまう。
膝にぎゅうっと力が入り、その快感に首を上向けて、耐え忍ぶ。
どれほど弄られても、射精にまでは至らない。
もどかしい快感が身体の中をグルグルとまわっている。
「うんっ、はあっ」
「ねえ、奈緒ちゃん。
私ね、いいこと思いついたんだけど、
協力してくれるかなー。」
「やぁっ、」
「そう言わずにー。
奈緒ちゃんの胸のここ、もっと大きくなるとこみたいんだよね。
そのためには、少し痛いかもしれないけれど、
いつでも感じるようにしてあげたくてー。
ほらっ、今、丁度精神体だし、痕も残らないからさっ」
「なっ、ひゃあうっ、
痛いのっ、やだあっ」
「大丈夫、大丈夫」
ミツヒコはどこからか、小さな針のついた長方形の器具を取り出して、奈緒の大きく腫れた乳首へとあてがう。
「なにっ、ひゃっ」
何が起こるか分からない奈緒は不安げな顔で、ミツヒコの顔を濡れた瞳で見つめる。
「一瞬だけ、我慢してね。」
ミツヒコは優しげに頭を撫でてから、
その器具へと容赦なく、力を入れた。
―――ガシャンっ
―――感覚なんてない方がよかった―――
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