-にゃんでどうしてこうなった世界-

もちもちもふぃ

文字の大きさ
36 / 80
3.囚われの華

三つ巴

しおりを挟む
――はあっ、はあっ―――

パシンッ!!
最後に思いっきり強くムチをしならせて、身体に当てられた。

「くぁっ……、じゅうっ……」

やっと、10回目……

打たれるたびに身体は反射的に仰け反り、
繋がれた鎖がゆらゆらと揺れる。

俺の身体には、赤く擦れたような痕が複数残っている。
幸いにも、まだ血が滲み出るようなことにはなっていない。
しかし、俺の身体は熱を持ち、ヒリヒリと傷が痛みをもたらす。
なんで、俺ばっかり、こんな目に……。

いや、確かに、非日常の世界に憧れてはいたけれど、
こんなことになるなんて聞いていない。
大人の階段を滝登りするぐらい上りすぎていると思う。

はああ……俺の身体、どうなっちゃうんだ――

「奈緒ちゃーん、しっかりして。
焦点あってないよ――。
ははは、涎も垂らしちゃってる。」

ミツヒコは俺をムチで甚振るのを中断して、
俺の様子を窺う。

俺を痛めつけて、どこが楽しんだろうか。
ミナトと兄弟だからか、口調やしぐさがたまに似てるけど、ミナトはこんなに俺を痛めつけるような事はしなかった。

ミツヒコは、俺の涙や涎で汚れた顔を手で拭いて
俺の顔を上げさせる。

「はあ……、やめ……
もう、ゆるしてくだしゃい」

クロヒョウのナディムと、ミツヒコの両方から責められ、もう息も絶え絶えである。
舌も上手く回らなくて、変な話し方をしてしまう。
なんとか意識を保ってはいるが、頭の中はぐちゃぐちゃで正常とは程遠い。

「あは―――。
可愛い。いいよ、その表情。

よく頑張ったねー。えらい、えらい。
少し休憩させてあげたいけど、
最後に一緒に達しようか。」

「ひゃ――」

ミツヒコはナディムに代わり、俺の前の方へとやって来る。

そして、ナディムの刺激で大きく張りつめてしまったそこを、
ミツヒコは手で包み込むと今度は上下に擦った。
さっきまでとは違った刺激に身体がビクンと震える。

「っああ」

幾度か擦られる度に達してしまうそうになる。

ミツヒコは一旦、その手を止めると、
大きく立ち上がった自身のそれをズボンから取り出し、俺のそれに這わせる。

アツくそそり立ったものを俺のにぴったりと合わせられ、
今度は二人分のものを手で包み上下に擦られる。

手と肉棒という両方から責められ思わず腰が揺れてしまう。
どちらのものかは分からない透明な液はその滑りを加速させ、より快感を与える。

「はぁっ、はぁっ
イイね、これ。

奈緒ちゃんも腰が揺れてる。
気持ち、いいね――。」

「ふぅんっ、ぅん――、
ひゃあ、あああ」

自分では制御をすることができない快感は、
俺の頭の中を真っ白にする。

「っはぁ、ねぇ――

ぬるぬるしてるよ。
やらしいね。」

「やあっ、言わ、ない、でぇっ」

「ふふふ、そろそろかな?
あんまり我慢させても可哀想だもんね。

背中もお尻も真っ赤にしちゃって、
私の付けた痕がくっきりだ。」

ミツヒコは濡れた手で背中をツツーとなぞる。

「いやあああ、」

「痛い?染みるのかな?

でも、ここは全然収まってないよ。
まだまだ元気に欲しがってるね。
痛いのも感じるようになっちゃったのかな?」

「っくぅ……、ああん」

「まあ、それは私にとっては喜ばしい事だよ。
順調に君の開発が進んでいるという事だしね。

今日はナディムがとても喜んでいるみたいだよ。
君の自然エネルギーの力で少し酔ってるみたい。」

そういえば、ミツヒコに前を弄られている間、
クロヒョウのナディムの姿が見えなかった。

ミツヒコに顔をその方向へと向けられ目をやると、
興奮状態のナディムが床でグリングリンと転がっている。

「ふふっ、君の力は末恐ろしいね。
さあ、私たちも最後を楽しもうか――。」





―――無意識の華に酔いしれる―――
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ヤンデレBL作品集

みるきぃ
BL
主にヤンデレ攻めを中心としたBL作品集となっています。

鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる

結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。 冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。 憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。 誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。 鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。

敗戦国の王子を犯して拐う

月歌(ツキウタ)
BL
祖国の王に家族を殺された男は一人隣国に逃れた。時が満ち、男は隣国の兵となり祖国に攻め込む。そして男は陥落した城に辿り着く。

【完結】国に売られた僕は変態皇帝に育てられ寵妃になった

cyan
BL
陛下が町娘に手を出して生まれたのが僕。後宮で虐げられて生活していた僕は、とうとう他国に売られることになった。 一途なシオンと、皇帝のお話。 ※どんどん変態度が増すので苦手な方はお気を付けください。

囚われた元王は逃げ出せない

スノウ
BL
異世界からひょっこり召喚されてまさか国王!?でも人柄が良く周りに助けられながら10年もの間、国王に準じていた そうあの日までは 忠誠を誓ったはずの仲間に王位を剥奪され次々と手篭めに なんで俺にこんな事を 「国王でないならもう俺のものだ」 「僕をあなたの側にずっといさせて」 「君のいない人生は生きられない」 「私の国の王妃にならないか」 いやいや、みんな何いってんの?

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

仕方なく配信してただけなのに恋人にお仕置される話

カイン
BL
ドSなお仕置をされる配信者のお話

処理中です...